「子どもは無理、私は“母親”になりたくないから…」金沢アサ、哲也夫婦は【DINKs】。共働きで子どもを意識的に作らない、持たない夫婦。結婚して3年たつが、その考えは変わらなかった。ある日、アサは高校の同窓会に参加する。子持ちの同級生らの会話についていけず、その上子無しのアサへの陰口も聞いてしまい、居心地の悪い思いをした。帰宅後、気落ちしたアサは哲也の「子どもはいなくていい」という言葉に慰められる。けれどその言葉と裏腹に、哲也には秘めたる思いがあったがアサはそれを知る由もなかった……!!※この作品は『ダークネスな女たち』Vol.63~68に収録されています。重複購入にご注意ください。
「あなたの秘密を知っているのは私だけであってほしい」【人狼の里】と呼ばれる町の小学校で教師をしている、花田ヒバリは恋わずらい。片思いのお相手は、黒谷校長。ある日偶然ふたりきりとなり、ヒバリは口から零れ落ちるように「好きです」とフライング告白してしまう。年の差や肩書きを理由にあっけなくフラれるが、黒谷校長の正体が人狼という秘密を握ったヒバリは、酔った勢いで1年間の契約交際を迫り…!?