子宮恋愛
苫田まき31歳、既婚子ナシ。結婚して7年になる夫・恭一にすらなかなか本心をいえない性格……。同僚の結婚式に出席すれば「子供はまだ?」と問われ、愛想笑いしかできない。同僚の山手旭が助け舟を出してくれたはいいが、「イヤならイヤっていえば? 見ていてイライラする」といわれてしまう。「セックスレスなんだから、子供ができるはずない」とまきは誰にもいえないでいて……!?「毎月血を流しながら、人生は予定どおりにはいかないことを思い知る」ホルモンバランスも理想の夫婦像も崩れた女の婚外恋愛――。
「私のお腹の中の子、旦那さんの子供なんです」。妊娠5カ月、愛する夫を交通事故で突然亡くした歩実。悲しみに暮れる葬儀の中、歩実の前に現れそう告げたのは、同じ妊娠5カ月で友人の芹奈だった。そしてその日から歩実の周りで起こる嫌がらせの数々と、浮かび上がった夫の事故死の謎…。心身ともに疲れ、住む家もお金もない歩実に手を差し伸べたのは夫の愛人の芹奈だった。ひとりの男を愛するふたりの女たちの愛憎劇!! 妻と愛人、ふたりの妊婦の奇妙な同居が始まるが――!?
パラサイト男の特徴とは、(1)定職につかない。(2)最初のうちは超マメ。(3)不幸な生い立ちで同情を誘う。(4)お金の話を嫌う。――旅行会社で働く華帆・32歳は7歳年下でイケメン、家事万能の桃介と電撃結婚したばかり。親に捨てられた過去を持つ桃介は、他人の気持ちに寄り添える優しくて自慢の夫だが、唯一、定職についてくれないのが悩みの種で、陰では『パラサイト男』といわれている。華帆は否定しつつも変わろうとしない桃介と大ゲンカに。しかしそんなパラサイト男の特徴を全て満たしている夫、桃介が見つけた天職とは!?
フランス王太子妃として、シェーンブルンをあとにするマリー・アントワネット。彼女に付き従う美しき侍女…しかしその正体は、小柄・女顔・柳腰の少年、カスパル改め、影武者「X(イクス)マリー」だった! 女装して王宮に盗みに入り、捕まったのが運の尽き。あわや処刑かと思いきや、開き直った態度が気に入られ影武者に抜擢! 卑屈で人見知りのアントワネットを守るため、陰謀渦巻くベルサイユに潜入するXマリーの運命は!? もしもマリー・アントワネットに男の影武者がいたら? 歴史のifを描く、愛と官能の宮廷サスペンス! ※この作品は『ダークネスな女たち Vol.14』に収録されています。重複購入にご注意ください。
虐待され親に捨てられたところを大金持ちの令嬢・麗子に拾われ「しず」と名付けられ、犬のように飼われている少女。ある日、服を交換してお互い成り代わっていると、麗子の父親に恨みを持った強盗が侵入する。しずを令嬢、麗子をメイドと勘違いした強盗に侵されるしず。強盗に気づかれぬまま、しずは麗子を逃がせるか――!? 実際にあった事件を大胆アレンジした実録事件簿!! ※この作品は『ダークネスな女たち Vol.8』に収録されています。重複購入にご注意ください。
戦国時代。南蛮の奴隷市で落札され、日の本の国に売られてきた女奴隷、ツェツィーリエは、天下取りに一番近いとされている鷹堂武盛に献上される。目の前で忠告をした部下を殴り、使いの者の首を迷いもなく斬首する鷹堂に恐れを感じるが、苛烈な中に知性と優しを見たツェツィーリエは鷹堂に惹かれていく――。国と身分を越えた異国の女奴隷と武将の戦国ロマン開幕! ※この作品は『ダークネスな女たち Vol.6』に収録されています。重複購入にご注意ください。
女の幸せの舞台裏は、おぞましき嫉妬・欲望・敵意の泥沼ラビリンス――。そんな苛烈な境遇で虐げられながらも、強く逞しく生き抜く女たちをフィーチャーしたヒューマンドラマコミック誌『ダークネスな女たち』第1弾。Vol.1の特集は「悲惨な生い立ち」。毒親に貧乏、そして身分差…生まれ堕ちた地獄で残酷な仕打ちに翻弄される女たちの、哀しき心の叫びが響き渡ります。巻頭作品は「美醜島~ブス姉の逆襲~」(まんが/月森雅子)。富豪一家と使用人らが乗る船が難破! たどり着いた島で令嬢を待ち受ける運命とは……!? このほか「監獄のユンナ~絶望女子刑務所~」(まんが/花牟礼サキ)、「赤線乙女~入れポン出しポン、ゼニをくれ!~」(まんが/汐見朝子)など特集テーマを描いた作品が目白押し! 人気作品満載の『ダークネスな女たち』をお見逃しなく。 ※本コンテンツは雑誌形式で、掲載作品が連載形式になります。読み切り形式の作品集ではありませんのでご注意ください。
「どうして私なの――!?」誘拐結婚や処女信仰の風習が根強く残る地域で、厳格かつ保守的な両親、美貌の姉と共に生活を営むアセリ。結婚するまでは純潔を守るように両親からいいつけられているため、恋人のサマットともキス以上はしていなかった。しかしある日、姉と買い物をしていると複数の男に連れ去られてしまい…。主犯の男の目的は、アセリの処女を奪い誘拐結婚をすることのようで…。アセリは地獄の結婚生活を抜け出せるのか!?※この作品は『ダークネスな女たち Vol.83』に収録されています。重複購入にご注意ください。
「あの女が入社してから、私の日常は壊れてしまった」27歳の多田野朝日(ただのあさひ)は、憧れの会社で仕事もプライベートもすべてが順調な日々を過ごしていた。しかしある日、驚くほど自分と同じ顔をした女・新谷真夜(しんたにまや)が職場に入社してから事態は一変!顔にスタイル、そして仕事の能力も自分より少しだけ優れている真夜はまるで自分の「上位互換」。気づかぬうちに仕事のポジションも婚約者も奪われそうになっていて――。同じ顔をした真夜の恐ろしき秘密、そして狂気とは?おぞましき復讐の連鎖が今始まる――!
結婚2年目で専業主婦の千歳(ちとせ)は、1年以上も夫・裕貴(ひろき)とレスであることに悩んでいた。勇気を出して裕貴を誘うも最後までできず、ついには寝室を別にすることを提案される。思い当たる原因はないし、子供も望んでいたはずなのに……。そんなある日の夜、誰かの名前を呼びながら自慰をする裕貴の姿を目撃してしまう。3度目の結婚記念日、意を決して理由を問う千歳に、裕貴から告げられたのは衝撃の事実で――?※この作品は『ダークネスな女たち』Vol.71~76に収録されています。重複購入にご注意ください。
「子どもは無理、私は“母親”になりたくないから…」金沢アサ、哲也夫婦は【DINKs】。共働きで子どもを意識的に作らない、持たない夫婦。結婚して3年たつが、その考えは変わらなかった。ある日、アサは高校の同窓会に参加する。子持ちの同級生らの会話についていけず、その上子無しのアサへの陰口も聞いてしまい、居心地の悪い思いをした。帰宅後、気落ちしたアサは哲也の「子どもはいなくていい」という言葉に慰められる。けれどその言葉と裏腹に、哲也には秘めたる思いがあったがアサはそれを知る由もなかった……!!※この作品は『ダークネスな女たち』Vol.63~68に収録されています。重複購入にご注意ください。
堀 綺代(29歳)は会社の先輩で既婚者の観月 靖孝への大失恋後、吉田 光博と交際4カ月でスピード結婚をする。光博はバツイチ。離婚原因は前妻・怜奈側の不貞。離れて暮らす3歳の子どもへの養育費を、毎月欠かさず支払っている光博との結婚…。ただその結婚生活は想像より悪くなかった。光博の熱い求婚にほだされ結婚したが、光博との暮らしは居心地がよく、体の相性も抜群。ただ、子どもをダシにした怜奈からの頻繁な干渉さえなければ……!!今日もまた、甘ったるい声で私の夫の名を気安く呼ぶ元嫁の電話がくる……!!