戦後マンガの感想・レビュー31件<<12>>小山ゆう先生の傑作雄飛 小山ゆうしんワクワク、ドキドキ。「この世界の片隅に」を読んだらこれも。夕凪の街 桜の国 こうの史代名無し「この世界の片隅に」を読んだらこれも。 たんたんと原爆投下後の広島が描かれていて、差別だったり環境の変化だったり、色んな思いが錯綜してたんだろうな、ということを思い起こさせてくれる。掲載誌終了で続きが読めないのが残念殺手 木村直巳マンガトリツカレ男昭和初期の満州国で年少の頃から「殺手」としての教育を受けた男の話。 物語は現代で、「殺手」と物書きがスナックで出会うところから始まる。 年少の頃の日常生活が「殺手」としてのトレーニングになってたや、両親との満州からの逃避行、戦後直後の生活が詳細に書かれていて面白い 単行本に収録されている部分でも面白いが、これからもっと物語が面白くなりそうなところで、掲載誌終了に伴い終わっている。 同じ掲載誌のビッグコミック1で連載されていた一ノ関圭の「鼻紙写楽」の新シリーズが開始しているなら、「殺手」も新シリーズを始めて欲しいぜ。上村一夫の自伝的戦後史関東平野 上村一夫名無し上村一夫の半生がモデルになっている自伝的な戦後史。艶やかなタッチや仄暗い鬱屈さというのは健在だが、同時に激動の時代にまだ姿のはっきりしない希望を追いかけたパワーのようなものも感じるので、読後感は悪くない。 物語は小学生から、青年期までが描かれている。 幼少期は、戦後半ば狂った大人たちに、純粋な子供(金太と銀子)の夢が儚く裏切られてしまう様子が情緒的に描かれている。金太が母の影を求めて、蛇女のところへいく話はやるせない悲しみのようなものを感じた。夕日に照らされているところは特に印象的。 戦後は金太が何者かになろうともがく姿が色々な人たちを通して描かれる。これは現代にも通じるテーマであると思うが、銀子との対比でそれがより鮮明に描かれていると思う。育ての親でもあり師匠的な存在でもある柳川大雲が終盤になるにつれて老成した魅力を持ってきて、この漫画を好きになった大きな要因でもある。 とても面白いので読んでほしい漫画PR厳選!読んでほしいこのマンガヤニねこ著者:にゃんにゃんファクトリー4巻まで刊行作品情報はこちら!!上村一夫の半生がモデルになっているらしいが関東平野 上村一夫地獄の田中すごい面白かった。あれよ星屑のインタビューあれよ星屑 山田参助kawada山田さんのルーツや作品に影響を与えた文化などについて。面白かった。http://konomanga.jp/interview/36350-2安藤昇の一代記餓狼一代 中城健 安藤昇マンガトリツカレ男>ヤクザから俳優に転身し、作家、プロデューサーとしても活動した安藤昇さんが16日午後6時50分、肺炎のため都内の病院で亡くなった。89歳だった。1週間ほど前に体調を崩して入院。家族にみとられて亡くなった。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151218-00000037-nksports-ent 久しぶりに読もうかな<<12>>