武芸マンガの感想・レビュー19件心という器は…シグルイ 南條範夫 山口貴由starstarstarstarstar瀧超絶大傑作、涙が止まらない 傀儡にならざるを得なかった藤木とそれを理解した三重の絶望 闇の土鬼の感想 #推しを3行で推す闇の土鬼 横山光輝starstarstarstarstarマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ いつ読んでも無茶苦茶面白いな。マジでこれしか言えないくらい全てがいい ・特に好きなところは? 全てが良いが戦いだけでいう特に好きなのは四天王編。四天王よりもただ強いのではなく状況をうまく使って勝ちやすい状況を作るところと最後。終わり方はあらゆる漫画の中で屈指の好きな終わり方だ。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 以下の記事を読めば闇の土鬼の良さはわかりますが記事を読むだけではなく是非読んでほしい。そして輪の左兵衛のかっこよさを味わってほしい https://manba.co.jp/manba_magazines/14475 柳生連也武芸帖の感想 #推しを3行で推す柳生連也武芸帖 とみ新蔵starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事! 何回読んでも良いな。まあ人が斬り殺し殺されまくるな。あと人の道と剣の道のバランスがいい気がする ・特に好きなところは? 箱根の山もいいが砂浜での坊主の集団との対決だな ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! とみ新蔵の剣術漫画だとこれが一番読みやすい気もするが柳生兵庫助を読んでいないと分かりにくそうな面もあるな 血湧き肉躍るタイマンバトルテンカイチ 日本最強武芸者決定戦 中丸洋介 あずま京太郎starstarstarstarstar宮っしぃ終末のワルキューレの日本版 日本の正史とは外れた世界で、歴代の侍、武士や達人が集いタイマンバトルを繰り広げ、勝者が天下を取るという内容 登場キャラは様々で、宮本武蔵、風魔小太郎、上泉伊勢守なとなど、時代の剣豪や達人のオンパレード 漢と漢のバトルは高画力で迫力もあり、終末のワルキューレ好きは確実にハマる パクリといえばそれまでだが、楽しければそれで良いじゃない!と思える熱いマンガの1つ ワルキューレ好きならこれは読んでおくべき 「闇の土鬼」読んでみた闇の土鬼 横山光輝かしこ赤ん坊の時から口減らしの為に土に埋められても生き返る強靭な生命力を持った主人公。その才能を見込んだ元暗殺者が技を仕込み育ての父となるが、組織の裏切り者として暗殺集団から殺されてしまい、土鬼と名付けられた主人公が仇を打とうとする話なんだけど…中盤で「父から教わったこの技を極めたい!」と土鬼が言い始めたところから様子が変わる。序盤はあんまり面白さが分からなかったけど中盤からは面白くてあっという間だった。結末が少年漫画とは思えないくらい渋いのもよかった。風魔小太郎姐さんの人気。テンカイチ 日本最強武芸者決定戦 中丸洋介 あずま京太郎名無し※ネタバレを含むクチコミです。「シグルイ」読んでみたシグルイ 南條範夫 山口貴由starstarstarstarstarかしこ面白いから一気に読めちゃうんだけど一瞬一瞬の絵から伝わってくる気迫が尋常じゃなくて一気に読むのが勿体無いと思いながらじっくり読みました。全15巻なのに一話目のあのシーンはいつになったら始まるのか後半からはドキドキしてましたが、そんな心配が吹っ飛ぶようなクライマックスでしたね…!痺れるようないい終わり方だったと思います。藤木はこれからどうなるのか気になるから続編があったらそれは嬉しいけど…。誰もが知っている名作ですし私ごときに語れるものは何もないです(マンバにも熱いクチコミが他にたくさんあるのでそちらをぜひ読んで下さい)…!! 前半と後半のテイストが違うのが気になってる血笑鴉 横山光輝starstarstarstarstarマンガトリツカレ男横山光輝のマンガの中でも特に好きな「血笑鴉」を久しぶりに読んでみた。「霞の小太刀」の使い手カラスが仕事の依頼を受け誰かしらを殺すのが繰り返されるが毎回一味違った話で進むのでどの話も面白い。前半はハードな展開が続くが後半一回引退したあたりの描写は随分穏やかな感じがした。このマンガのいいところはカラスが自分の能力を過信せずに周りの状況などを使い依頼の遂行や勝つためには手段を選ばないところだねこれを読んで「物語」とは何かを知る忍者武芸帳(影丸伝) 白土三平名無し【ネタバレ】 戦国。忍者。剣豪。 この心躍る3つのワードが筆致優れたる作家によって描かれるのだから面白くない筈がない。 勧善懲悪だけが少年漫画なわけではない。 ハッピーエンドだけが少年漫画なわけではない。 ウルトラマンや仮面ライダー、戦隊モノを観てワクワクしていた無垢な少年は、これを読んで決して世の中は思い描いた通りにはいかないことを知るのである。 なのに、面白いのである。 目をみはる剣術、恐るべき忍術、渦巻く陰謀、心揺さぶる恋模様。 多彩なキャラクターたちが物語を豊かにしている。そして、彼らを描ききった白土三平の才能たるや。 全国の小中学校に教育漫画として置いてほしい。これを読んで精神を鍛えるシグルイ 南條範夫 山口貴由名無しシグルイ読んだことはなかった 一話くらいしか? 絵がすごいのは知っていたんですがまあなんにせよかなりのエグい描写だったのでなかなか読む気になれず。 でも一巻試しに読んでみたらすごいですね。 絵のもつ力はすごい! 魂がこもっていると言う例え、よくありますがこれは確実に魂こもってる! 背中の筋肉もすごいしはらわたを出して見せてみる描写のその腸もすごい。 殺気だった鋭い眼光はもっとすごい…。 これを読んでたらなんか強くなれそう 主役交代!?“伊織伝”我間乱-修羅- 中丸洋介名無し週刊少年マガジンで4年続いた「我間乱」の続編。 それなりに人気のあった作品ながらも終盤の黒鉄陣介率いる無宝流との戦いはかなり駆け足で消化不良だっただけに我間乱が好きだった方には待望の続編と言っていいだろう。 今回の主人公は陣介の愛弟子で我間の兄弟子でもある“伊織”。前作の主人公の我間は遅れて3巻からの登場になる。 前述した通り前作は打ちきりに近く駆け足で終盤消化回収できなかった伏線や謎を回収しているのには好感がもてる。 前作のもう1人の兄弟子であり実力者“真ノ丞”が大会には参加しないが、伏線を持ったまま活躍しなかったキャラクターの再登場や新キャラクターの登場もあるのはファンには嬉しいところ。 我間がラスボスになるか、新キャラがラスボスになるかはまだ現段階では予測できない展開のため、今後の展開を予想しながら読むのがオススメといえる。いつもに比べ「心」の要素が多めな気がする卜伝と義輝~剣術抄~ とみ新蔵starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男とみ新蔵の「剣術抄」シリーズは毎回楽しみに読んでいるが今回のはいつもの剣術の説明に比べて心の描写した部分は多い気がする。 2巻を読んだばかりだから特にそう思うのかな武士の厳しさシグルイ 南條範夫 山口貴由名無し武士の時代の厳しさを想像させるマンガ。全てに息を飲む。 武士道は死に狂いなりシグルイ 南條範夫 山口貴由名無し「武士道は死に狂いなり」は“武士道”の代名詞ともいえる「葉隠」に書かれた言葉です。『シグルイ』という作品のタイトルは、もちろん、ここからとられたものです。ストーリーは御前試合で盲目の剣士・伊良子清玄と隻腕の剣士・藤木源之助が対峙するところから始まり、そこから彼らの因縁に遡っていきます。もともろ『シグルイ』は、直木賞作家・南條範夫の『駿河城御前試合』という連作短編集の一編「無明逆流れ」をコミカライズした作品。残酷もののブームを作ったといわれる南條範夫の原作も凄惨ですが『シグルイ』も相当に凄惨です。そこら中で内臓の花が咲きます。「封建社会の完成形は 少数のサディストと多数のマゾヒストによって構成されるのだ」このセリフに表されている通り、登場人物達の多くは、自分の能力の如何に関わらず身分という枠の中でしか動くことができません。枠の中でしか動けない人々は、自身の行動を合理化していく過程でマゾヒストになっていくのです。その結果、主君の常軌を逸した命令でさえ、家臣は顔色一つ変えず、平静な心のままに実行していくのです。主人公の一人・藤木源之助もそのタイプで、自分の範疇から一歩もでることなく、許された唯一つの事――剣術を鬼気迫る勢いで極めていきます。逆に伊良子清玄は、類まれな才能を使って、どこまでも上に向かおうという野心がある、封建社会のはぐれ者です。この二人は互いに互いを殺そうと思っています。ただその殺意がどのようなものであるのか、言葉で言い表すことのできない複雑な感情を『シグルイ』では15巻にわたって描かれていきます。 『覚悟のススメ』や『悟空道』など、山口貴由さんのそれまでの作品はド迫力の絵とその上に大きな文字がバンバンと置かれるという描写が多かったと思います。『シグルイ』でも、初めはそのような目立たせる演出が多いのですが、段々とそのような描写はなくなり、セリフ自体も減っていきます。その結果、より研ぎ澄まされた言葉と静謐な描写は、人々の内面にこもった狂気をこれでもかと醸し出し、作品全体に不穏な空気を漂わせていきます。私が特に好きなシーンは、3巻の終わり「この日 生まれ出でた 怪物は二匹」「いや 三……」というところ。文字だけでみればなんてことはないセリフですが、ここにいたる構成が素晴らしすぎるのです。研ぎ澄まされたこの2つのセリフが、この後どのような意味を持つのか…。続きは是非よんでみてください。死狂いシグルイ 南條範夫 山口貴由ちーず※ネタバレを含むクチコミです。『駿河城御前試合』藤木源之助・伊良子清玄の因縁を描くシグルイ 南條範夫 山口貴由小松菜290円山口貴由といえば、型破りなオリジナリティが持ち味かなと思います。『覚悟のススメ』や『衛府の七人』は特にそれが顕著で、台詞回しに展開、キャラクターどれを取っても類を見ない。 しかし、山口貴由の代表作の一つであるこの『シグルイ』は南條範夫の『駿河城御前試合』を原作にしているということもあり、きっちりとした型にハマった印象を受けました。そのため山口貴由のオリジナリティがズシンと響く重たさを持っています。まるで空手の形を見ているような美しさです。藤木源之助・伊良子清玄の因縁、剣に生きる人々の生き様、重厚なストーリーには何度読んでもため息が溢れます。 それにしても、山口貴由の描く狂気はなぜあんなに絶望的なんでしょうね。岩本虎眼がいたから、三重は美しくとも夜這いをかけられなかったと説明が入るところでは、思わずそりゃそうだと吹き出しました。 牛股権左衛門について語ろうシグルイ 南條範夫 山口貴由マンガトリツカレ男このシーン最高に好き。少年漫画の原点みたいな面白さ闇の土鬼 横山光輝名無し三国志も面白いけど、闇の土鬼も面白いよね。 月鬼が好きだったまこと広うなり申したシグルイ 南條範夫 山口貴由卒業の季節会社で人が辞める度に言ってた
超絶大傑作、涙が止まらない 傀儡にならざるを得なかった藤木とそれを理解した三重の絶望