デザイナーマンガの感想・レビュー22件努力・運命・偶然のバランスが良いランウェイで笑って 猪ノ谷言葉starstarstarstarstar_borderこめつぶどんな業界でも夢を追ったことのある人や、小さな事でも挫折した経験のある人なら、共感するシーンや心動かされるセリフがあると思います。キャラ達の心の変化や環境、なにかに必死になり成し遂げる素晴らしさと涙に、とても惹き込まれる作品です。身長に恵まれないモデルと一緒にパリコレに出るという夢を背負ったデザイナーが、様々な出会いや経験の中で次第に「ショーの在り方を変えれば良い」ことに気づきます。性の在り方・人種・身長・体型など、多様性が認められつつある今の時代をとらえているなと感じました。デザイナーとモデルの影響のし合いランウェイで笑って 猪ノ谷言葉はな※ネタバレを含むクチコミです。知識なくても楽しめるランウェイで笑って 猪ノ谷言葉starstarstarstarstar_bordermotomiプロのファッションモデルを目指す千雪と、プロのデザイナーを目指す育人のお話です。 モデルには身長が必要。でも、千雪は背が低い。それでも熱意を持ってチャレンジしていく姿に勇気をもらいます。 育人は貧乏で自信もないけど、アマチュアとは思えない感性を持ってて。厳しいデザイナー柳田のもとで、どう成長していくのか気になる展開になっていました。 服飾、ファッション、モデル、何が難しくて登場人物が悩んでいるのかを説明してくれるので、知識が無くても楽めました。夢を諦めない姿、勇気をもらえます!ランウェイで笑って 猪ノ谷言葉starstarstarstarstar_borderこめつぶジャンルは違いますが、私はバスケをしていて身長が小さくて、小さいからこそ出来る強みもあったけど全然頑張れなくて、、、みないな部活経験がありました。 この本を読んで身長なんて関係ないって改めて思って、あの時に読んでいたらなぁなんて勝手に悔しくなりました笑 夢があれば何でも越えられる、人に魅せることが出来ると勇気をくれるお話。 絵のタッチが綺麗でランウェイやモデルのお話ですが男性にもオススメ!発行元はマガジンです! なれたらすごいランウェイで笑って 猪ノ谷言葉名無しすごく身長が低いのにトップモデルを目指すなんて迷惑な主人公だなと思った。パリコレは世界からたくさの世界基準のモデルが競争して空いた少ない椅子を取るところなのでもう体型が向いてないなら現実的に無理があると思った。主人公が頑張って挑んでいく所は好感が持てたけど小さい人ばっかりのモデルが流行ってもそれはそれで嫌だと思った。パリコレを目指すモデルを描く少年漫画、マガジン新連載ランウェイで笑って 猪ノ谷言葉名無し※ネタバレを含むクチコミです。地球のいきものってすげー!天地創造デザイン部 蛇蔵 たら子 鈴木ツタたか昔読んだときはなんか合わなくて読むのやめちゃったんだけど、アニメ観たらドハマリしてしまいました。動物図鑑を読み込むタイプの子供じゃなかったから、今更大人になって動物の魅力に夢中になっています。 動物がその姿や生態である理由、形態に込められた工夫や意味なんて考えたこともなかったなー。 馬と牛の生態の違いとか、体の縮尺を単純にでかくすると体の熱で熱中症になってしまうとかすごく勉強になる。 デザイン部のみんなが生き物をデザインしてる途中(基本的にかなりエゲツない生態をしてる)で「あっ、これ〇〇作ってるな」って気づけたときちょっとテンション上がる。 老けない(死なない)生き物、子供の餌に自分の子供を使う生き物、オスがメスの体に取り込まれる生き物、親が子供にウンコ食わせる生き物、子供の布団係として生きる生き物…。 毎日毎日、SNSでニンゲンのクソつまらない生態なんか見るより地球の珍しい動物見るほうがよっぽど楽しいなと気づいてしまった。 世界は広い。 劇薬なので感化されやすい人は注意左ききのエレン かっぴー nifunimampuku「命を燃やすような熱血マンガ」といえばスポーツものを思い浮かべがちですが、仕事マンガでしかもクリエイティブ系ともなると珍しいんじゃないでしょうか。 私自身、在宅でフリーランスとはいえ、クリエイティブ系の仕事をしているのでそういう意味でも興味深く面白かったです。 21世紀、個人主義の時代になって「自分の時間」「ライフワークバランス」みたいな考えが浸透してきた昨今、そんな個人主義の時代だからこそ「自己実現のために」ぶっ倒れるまで努力することを選んだ人々が描かれています。 こういうマッチョ思考の意識高い漫画は定期的に読み返したくなります。私は影響されやすいのでこれを読むだけで「おっしゃ~~仕事やるぞ~~~断らないから全部もってこいや!!」って気持ちになることができます。広告デザインの現場戦うグラフィック。 西野杏hysyskかつて広告制作会社で働いていたこともあり、何となく雰囲気はわかる。オーソドックスなA案、少し変えたB案、大胆に変えたC案を出すのもよくやった。 短期間のプレゼンでクライアントの想定を超える物量のデザイン案を作ったりする、「一流の人はここまでやるんだ!」っていう部分がリアリティを持って描かれてるし、デザインは自己表現じゃない、という話も(割と今は認識されてる気もするけど)通俗的なイメージを更新するものだと思う。 自分が業界を離れたからか、最近はこんな感じの「強いアートディレクター」を見ない気がする。激務が当たり前の業界で、描きにくい部分もあると思うけど、ぜひとも切り込んで欲しい。今まで読んだデザイン漫画でベストデザインノイロハ 藤原嗚呼子hysyskデザイナーが主役となるとどうしても仕事とか業界が話の中心になるし、それでいいんだけど、この作品はちょっと違う。踏み込み方がデザイナーの生き方そのもので、具体的に今まで出会ったデザイナーの顔が思い浮かぶようなリアリティがある。いやあびっくりしました。アフォーダンスとかランドスケープデザインみたいな大きなデザインの話をしているのも良い。 全人類に読んで欲しい点として、デザイナーは1話に出てくるようにクライアントからパクリみたいなことをお願いされたりするんで、作った人だけを責めないでそれを指示した人、決定した人の存在や業界の構造にも目を向けてね、というのがあります。 ゆるく見えて本格的仕事マンガまんがの装丁屋さん 小石川ふにhysysk4コマだからほっこりドタバタしたやつかと思ったら、かなり細かくデザイン業の現場を描いてるものだった。しかも専門用語やマニアックなこだわりを笑いにする方向じゃなくて、装丁に関わる色んな人、漫画家がいて出版社があって編集者がいてその上司がいて…それぞれの仕事の仕方が複雑に絡み合う中で起こるトラブルや嬉しい出来事を丁寧に拾い上げている。 デザイナーが良いと思うものとクライアントが求めるもの、世間が評価するものはどうしてもズレる。そういう中で試行錯誤して合意形成していくところにデザイナーの腕の見せ所があるな、と身を引き締めました。 ちなみに書籍の装丁は数々の名作を手掛けているBALCOLONY.で、巻末に取材もあります。これから夢を追いかける若者に読んでほしい左ききのエレン かっぴー nifuni名無しこの漫画を読んだときわたしは就職後これからこのままこの会社で働き続けていることに疑問を持ち始めている時でした。アートの世界に生きる主人公の才能とそれをとりまく人間模様、才能がないながらにも足掻く若者などいろいろと刺激になる部分がありました。これから人生の岐路に立つ若者に是非読んでほしい漫画です。ランウェイで笑ってランウェイで笑って 猪ノ谷言葉名無し可愛らしい絵柄で、華やかなファッション業界を描いていますが、内容は熱い!!! なぜ週刊少年マガジンにファッション漫画が連載されているのか? 読めば分かります。少年マンガの醍醐味である、主人公たちの熱い生き様と成長をきっと感じるはずです。 クリエイティブな世界はとても熱い!左ききのエレン かっぴー nifuniPom 12巻、じっくり読んだ。とても面白かったし、勉強になる。 凡人から這い上がっていく人と、持って生まれた才能を持つ天才。 光一とエレン、二人の生き方は対照的で、これは読まないと言葉で伝えるのはとても難しい。。だけど、ゾワゾワと鳥肌が立つ。 どちらも、一人では上に上がっていけなくて、左手と右手、合わさってこそステージを上げていける。 私個人的には、エレン×さゆりが好き。 さゆりが、エレンとの出会いで変わっていく様子が、さゆりに感情移入してたのか泣けた。 そして、クリエイティブな世界を知っていける気がして楽しく読んでます!天才とは何かを考えさせられる左ききのエレン かっぴー nifuni名無しどんなに努力をしても超えられない壁、生まれつき天才の人にはどう頑張っても追いつけないという現実や絶望感。 また天才が故の孤独や苦悩など、凡人側と天才側のリアルさがとても上手く描かれています。 私自身も天才になれなかった側で、光一くんの姿を見ていると、若い頃の自分にリンクしていて、気が付けば作品にのめり込んでいました。 また過酷な環境に負けずに耐え抜いていく光一くんの姿に私自身も勇気を貰える部分があり、読んでいてここまで共感できる作品は初めてだと感じています。デザイナーは必見の読むと胃が痛くなるマンガ印刷ボーイズ 奈良裕己hysysk私は主にWebのデザインをしているので、紙に印刷するようなデザインの経験は数えるほどしかないのですが、まさにそんな自分みたいな人間がやらかすミスが出てきたりして、冷や汗が出ます。 DTPが普及して、誰でも簡単にデザイン的なことはできるようになりました。デザイナーがコントロールできる範囲も広がりました。けれども本当に質の高いものを作るには、やはりこういった細部にまで気を配らないといけないし、任せるところは任せるべき。そんな想いが強まります。 これを一通り読めば印刷業務の流れは把握できると思うので、楽しみながら仕事に役立ってしまいます。 無名デザイナーとして背筋が伸びるデザイナー渋井直人の休日 渋谷直角hysysk著者は自分より少し上の世代で、いつも自分が踏み抜きそうな(踏み抜いてるものもある)地雷を漫画にしてくれてるので助かってます。助かってるのかな?超熱い少年漫画だから読んでくれ漫画ランウェイで笑って 猪ノ谷言葉風呂漫普通に読みながら泣いてた ①激ヤバファッションマンガこっとん鉄丸 あおきてつおhysyskド名作『緋が走る』に通じる、ものづくりの薀蓄ありバトルあり人間模様ありの最高エンタメ作品。「絶対に真似したくない」とか「鉄丸のアドバイスが微妙」という意見もあるけど、ぼく脳さんとか「途中でやめる」の山下さんとか見てると、ここに出てくるものでも格好良くなりそうな気がする(作者の意図とは違うだろうが)。照明で透ける服とかANREALAGEみたいだし。 マンガでも何でも天才を描くのは難しいが、ここまで勢いで押し切られれば黙るしかない。1987年の連載で「ランDMCの"ウォーク・ディス・ウェイ"いくぜー!!」というセリフには痺れた。 小規模デザイン会社のリアル鴨の水かき 空木哲生hysysk「山を渡る」が面白かったので読んでみたら、大好物のデザイン業界の話だった。デザインの大変さと難しさ、でもそこが楽しい!という部分がすごく活き活きと描かれてる。この作者は好きなことに打ち込む人の話がめちゃくちゃ上手いと思う。 正解があるようでない感じ、癖のあるクライアント、クライアントの会社の人間関係や政治、気合いの入ったプレゼン、自分が作ったものを思いがけず目にするなど、あの苦労と快感を味わった人なら確実に「これ、あるわ〜」となるはず。 でかい会社じゃなくて、個人が立ち上げた小規模なデザイン事務所が舞台なとこも良くて、近所づきあいとか、ランチの様子とか、普通の生活にデザインが入ってくるところが好き。リアルな部分とマンガ的な演出が絶妙で、もっと続いて欲しかった。ワクワクしますランウェイで笑って 猪ノ谷言葉む面白い!こんなコンプレックス持ってる業界人いるんだろうなぁって想起させるしどの登場人物も一生懸命で挫折、努力を繰り返す… やっぱり少年漫画好きだなぁ!見事に少年漫画ランウェイで笑って 猪ノ谷言葉ちゆうファッションをテーマに…となると、なかなか少年漫画とならないところをしっかりと少年漫画にしている。マガジンっぽい熱量をちゃんと持ちながら、かつ、ファッション漫画を描く…実に面白い一作。
どんな業界でも夢を追ったことのある人や、小さな事でも挫折した経験のある人なら、共感するシーンや心動かされるセリフがあると思います。キャラ達の心の変化や環境、なにかに必死になり成し遂げる素晴らしさと涙に、とても惹き込まれる作品です。身長に恵まれないモデルと一緒にパリコレに出るという夢を背負ったデザイナーが、様々な出会いや経験の中で次第に「ショーの在り方を変えれば良い」ことに気づきます。性の在り方・人種・身長・体型など、多様性が認められつつある今の時代をとらえているなと感じました。