遺伝子マンガの感想・レビュー17件読み終わってイハーブの生活 小路啓之名無し3年に1度読みたくなる漫画です。遺伝子とAIに支配された世界iメンター すべては遺伝子に支配された 小出もと貴六文銭自分の遺伝子に応じて、適職や配偶者までも 「iメンター」 と呼ばれるAIツールのようなものが判断してくれる世界。 しかも精度が高いからほぼ合っているという感じで、人類は無駄な努力というものがなく(例えば、野球選手になれる特性がなければ野球をしないとか)、効率的に人生を送れるというもの。 近未来では、わりとこうなりそうな感じで読んでてワクワクした。 しかも、1話完結のオムニバス形式ですが、徐々につながっていく感じはゾクゾクしました。 余談ですが、昔何かの本で、 パンドラの箱の中身にあった、すべての災いの正体は「自分の未来」 という解釈をした本があって、それを思い出しました。 つまり、将来自分がどうなって、いつ何で死ぬかを知ること以上の絶望はないという解釈だったのですが、確かに、どうなるかわからないから可能性にかけて頑張れるというのありますよね。 だから本作のように、生まれながらにして将来が決まってしまう世界は、絶望しないのかな?とか考えてしまった。 登場人物、意外と穏便に過ごしているので。 いずれにせよ、SFジャンルとして考えさせられる作品で、3巻完結なのも読みやすくて良い作品でした。アフタヌーンから同人へ螺旋じかけの海 永田礼路starstarstarstarstar_borderさいろくアフタヌーンでの契約解除がもう5年も前…当時このnoteを見ていたのを思い出した。 https://note.com/nagatarj/n/n443fb1ae8dd3 気づけば同人版をナンバーナインで電子出版し、各電子書店で買えるようになっている。読者としては投げ出さずに続きを描いてくれる以上に素晴らしいことなどないので先生に投げ銭(スパチャ)したいぐらいである。 研究者のおじさんオトと、その助手のような存在のハル。 この2人の掛け合いが良い、となるのは読み続けたらそうなってくんだけど、まずは短編的にこの2人が各地で出会って手助けしていく謎のキメラ病(というと安っぽいけど表現が難しい)と、それに悩まされる世界が面白い。 不思議な世界観の中で描かれる人情溢れる物語、だいぶ前に2巻まで読んだだけだったので3巻以降これから読む。テンポ良い近未来SFオムニバスiメンター すべては遺伝子に支配された 小出もと貴starstarstarstarstar_borderカイAIが情報分析して確率を計算、良い方向に行動(未来)を管理される物語 アイリウムと同じくシリアスなストーリー展開 これも勢いよくサクッと読めて良い漫画 恐るべしAIiメンター すべては遺伝子に支配された 小出もと貴starstarstarstar_borderstar_bordermotomi※ネタバレを含むクチコミです。iメンター すべては遺伝子に支配されたの感想 #推しを3行で推すiメンター すべては遺伝子に支配された 小出もと貴starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 面白かった。俺の好きな一話一話の話がしっかりしていて徐々に話がつながっていくタイプのマンガだった。あと内容は違うけど映画の「ガタカ」を思い出した https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%BF%E3%82%AB ・特に好きなところは? 橋の下のマークの回。あのあたりから一気に面白くなった。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 最近読んだ全3巻のSFのおすすめなに?と聞かれたら「iメンター すべては遺伝子に支配された」と答えるね。 設定が小難しいけどおもしろい螺旋じかけの海 永田礼路starstarstarstarstarゆゆゆ食費をうっかりお酒代にかえては、一緒に暮らすハルに叱られる生態操作師のおじさん・オト。 料理はすごく不味いらしい、射撃の腕はピカイチな若者・ハル。 人以外の遺伝子をもつ異形成キャリアと呼ばれる人たちがいる世界。 水没した街には何故か特に多く住んでいる。 この世界の法律では人以外の組織の割合が一定を超えた異形成キャリアは基準外キャリアと呼ばれ、人とはみなされない。 とはいえ、見捨てられた水没した街の人々は、他の生き物のパーツが体に発現するまで、自分が異形成キャリアであることすらわからない。 街に近い洋上で暮らすオトとハルは、国の定めた基準を超えてしまった異形成キャリアの人たちを、生体操作をして助けていく。 人以外の組織が1%でも超えたら人ではなくなるのは、おかしくないか。 服などで見えない部分が超えていたらわからないのに、人ではなくなるのか。 人間らしい思考を持っているのに? じゃあ、人間らしい思考を持っていたら、あきらかに別の生物でも人なのか? 「人間と他の生物を分かつものは何か」 あらすじにあるこの問いを、「螺旋じかけの海」は様々な物語から問うている。 そして、めずらしい(より人のかたちに近い)異種形成キャリアは高値で取引されることが、問題を複雑にする。 作者の本職は医者とのこと。 色々悩みながら描かれているのかもしれない。 小難しい漫画に思えるが、食えない性格のオトとおだやかそうなハルの掛け合いがおもしろいので、さくさくと読める。 続刊があるのかないのかわからないけど、続くなら読みたいなと思う。 追記 11話の5巻でいったん終わりだと、単話11話前編として公開された電子書籍内に書かれていました。 https://twitter.com/nagatarj/status/1642143272561954818 追記の追記 5巻が発売されました SF漫画の中でも逸品COPPELION 井上智徳starstarstarstarstar宮っしぃ原発ができメルトダウンした事により死の灰を被った東京の街に、放射線耐性の遺伝子を埋め込まれた少年少女達が生存者を救っていく物語 死の街となった東京で生まれた意味や、今を生きる人達を救っていく中での葛藤が描かれており、重めのストーリーでも感動が得られる 人形(コッペリオン)と称される少女達が創り出された命の葛藤の中、荒野と化した東京で新たに産まれる命を取り上げたシーンは冗談抜きで涙しそうになった... 当時タイムリー過ぎてアニメ化延期になったが、色々と考えさせられる物語でもあり、人間の業と欲が絶妙に描かれている良作だと思う遺伝子操作によって生まれた者たちと医師の物語螺旋じかけの海 永田礼路starstarstarstarstarひさぴよ絶版となった「螺旋じかけの海」私家版。3巻以降が本編の続刊になります。単行本未収録の「魔女の語る森」と、描き下ろしの「烏を屠る旅」が収録されています。 「鳥を屠る旅」は1話としてはかなり長い91ページの長編でかなり読み応えがあり、2巻で止まってる人には特に読んでほしいです。個人的にはワニの回以上の感動がありました。 人間とは何か、命とは何かを問いかけられる重いテーマの作品ですが、何度も読み返したくなる名作です。ドラマ化するので読んでみた。らせんの迷宮ー遺伝子捜査ー 夏緑 菊田洋之名無し遺伝子は指紋を超える究極の個人情報と作中で言われるように、血液や体のどこでも一部残っていれば個人を特定することができる。 「遺伝子は嘘をつかない」をキーワードに、感情豊かなおじさん刑事・安堂と、医科大学で准教授を務めるDNAの専門家・神保のコンビによって過去の未解決事件の真実を次々に明らかにしていく。 1話完結でドラマ向けなストーリーと思う。遺伝子を増殖させるPCR法という非常にタイムリーな用語も出てくる。 個人的な好みで言わせてもらうと、神保准教授のキャラクターは一応「天才だけど変人」という設定でしたが読んだ印象としてはわりと普通の人です。 もっとアクの強い、こんな奴いねーよ!くらいのが欲しかった。 それは支配か幸福か、近未来SF『iメンター』iメンター すべては遺伝子に支配された 小出もと貴名無し※ネタバレを含むクチコミです。ディザインズ好きな人話そうディザインズ 五十嵐大介名無しとにかく絵がかっこいいからいつまでも眺めてられる。話も説明的じゃないのがいい。僕は影響されてボールペンで絵を描き始めました。バイオの風に吹かれたい #完結応援未来歳時記 バイオの黙示録 諸星大二郎たか※ネタバレを含むクチコミです。 遺伝子操作が一般的になったディストピアで働く生体操作師の物語螺旋じかけの海 永田礼路xiaome構成としてはブラックジャック的なオムニバスといったところかな。ヒト以外の異種遺伝子が何割かまじると人権を失う世界でなかなかのディストピアっぷり。 まだ一巻しか読んでないけどけっこう面白い。 「楽園追放」みたいな感じでアニメーション映画になって欲しいボーダーワールド-碧落のTAO- 木村聡mampuku※ネタバレを含むクチコミです。メルトダウンが起きた日本を描いたIFの物語COPPELION 井上智徳名無し※ネタバレを含むクチコミです。 犬に角、犬から触手犬神 外薗昌也やむちゃ動物が戦うというテーマに対し、いろんな見方があると思う。ジャンルとしてはホラーとSF?で、かなり絵が生々しいのと相まって始めの数ページで閉じてしまう人もいるかもしれない。私はそんなことよりもかっこいい犬と少年が仲良くしている場面見たさに読んでいた。 話の大筋は寄生獣とやや似た印象だけれど、私は単に動物好きなので犬神を推したい。犬と喋りたい。 全14巻でほどよく長編なのになぜかあまり知られていないので残念。
3年に1度読みたくなる漫画です。