片付け・清掃マンガの感想・レビュー18件人生ってのは本当に。ホテルはメイドでできている 野崎ふみこstarstarstarstarstar_borderPom ほとんど知らない、きっと知ることのないであろうホテルの清掃業の仕事。 多恵さんも、ホテルで働く仲間も皆が皆色んなことを抱えて生きていて働いている。 歯を食いしばって、踏ん張って頑張ってるんだな。って、多恵さんもものすごい苦しい思いをしたのに、しているのに前に進もうとしている、進んでいる。 多恵さん、出世もしたし本当にすごい。 自然と励まされ、よし自分も頑張ろうって気持ちになった。素晴らしい作品だと思いました。この仕事は凄い!!不浄を拭うひと 沖田×華starstarstarstarstar_bordermotomi内容はかなり衝撃的です。 自分は何故生まれてきたのか、どのように生きてどのように死にたいのか、人と人との繋がりとは・・・だからこそ様々な事柄を考えさせられる漫画です。 全く知らない職業なのでとても勉強になります。 人が嫌がる仕事と言うのはその分稼げるのだとは思いますが、誰かがやらなきゃいけない事を出来るのは凄いなと改めて関心しました。特殊清掃員ってすごい。不浄を拭うひと 沖田×華名無し気持ちが落ち込むけどだれだって同じになるので読みたいと読みたくないが入り混じる感じ。 明らかにしんどい仕事だけどすごい仕事、尊敬します。 漫画にしてくれてありがとうと思ってしまいます。年末が近づいてきたので「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら 二度と散らからない部屋になりました なぎまゆ名無し読みました。 片付けの原則は ・要るものと要らないものを分ける ・要らないものを捨てて、要るものをどこに置くか(住所)を決める ・ものが増えてもその状態を維持する ということを徹底してやる…という話。 「そんなことはわかっている…!けど出来ないんだよ〜〜!!」というあなたにも読んでほしい理由が、本書では実践的なノウハウが実例とともに紹介されているという点。本書は作者のなぎまゆさんが友人の2名のおうちを実際に片付けた記録を描いていて、その経験を元に気付いたことがまとまっているドキュメンタリーでもあるのです。 なので、片付けをしていて何が大変か、どこでくじけそうになったか、それでも頑張ってよかった…という片付けの成功体験が疑似体験できるようになっているのがいいなと思いました。 自分も腹をくくってまずは要らないものを全部引っ張り出してきます、年末までに…! 悪党(ゴミ)収集員が街の悪しき汚れを消し去る!悪党収集員-西園寺の流儀- 佐藤啓名無しこれ最高に面白いんで連載しないと駄目なやつ! 絵もめちゃくちゃうまいし何者なんだと思ったら最近モーニングで読み切り描いてた人かー!!!! 生活ゴミのゴミ汁(ゴミ汁って何だ?)がかかってもニッコリなのに悪党のゴミ汁がかかるとブチ切れるのがいい。悪党収集員-西園寺の流儀-の感想 #推しを3行で推す悪党収集員-西園寺の流儀- 佐藤啓マンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと 連載中も楽しみに読んでいたが単行本で読んだら最高だった ・特に好きなところは? 最初の数ページのネタを絡ませつつ見開きでキレながら悪党に対して容赦ない暴力を振るうところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! すごい売れまくって続編をやってほしい。またはこの作者の違うバイオレンスものが読みたい ゴミ清掃員から見た地域への視点が興味深いゴミ清掃員の日常【電子版限定特典ゴミ清掃員のつぶやき170P超収録】 マシンガンズ滝沢秀一 滝沢友紀マンガトリツカレ男発売当時気になっていましたが読む機会がなかったが今回読んだ。お笑い芸人のマシンガンズ滝沢が「ゴミ清掃員」を仕事としてやっていった時の出来事を奥様がマンガ化した作品で印象に残っているのは「ゴミ清掃員」から見た場合の地域の問題点やゴミの捨て方の人の生活の予想などが面白かった。朝出勤途中にゴミ清掃車を見かけるが車に乗らず走っている人が気になっていて何となく洋装していた通りの内容だったがこのマンガを読むことにより完全に解決した 汚部屋だっていいじゃない!お部屋は見ての汚楽しみ 束ユムコ名無しこれは「汚部屋マンガ」であって「汚部屋片付けマンガ」ではないことを最初に言っておきたい。「汚部屋=悪」という固定概念を覆してくれます。まさか汚部屋が肯定される日がくるとはね…。新しい価値観に気付ける素晴らしい漫画です。 なんか私の散らかった部屋も、自分が毎日生きてきた結果であり、生活しやすいかたちとしてこうなったと考えればいい部屋に見えてくる。片付けて、整理整頓して、ものがない部屋だけが正義じゃないんだ。生と死はひと続きの日常不浄を拭うひと 沖田×華野愛孤独死したひとの部屋を片付ける特殊清掃業をテーマにしたお話。 重たいテーマなおかつグロテスクな描写もあるけれど、ちょっとコミカルに淡々と描かれています。 淡々と描かれているからこそ、生と死はひと続きなんだなあと気づかされます。 今日生きてるけど明日死ぬかもしれない、そんなことを常日頃から考えているひとなんて滅多にいないのではないでしょうか。 この漫画に描かれているひと達もきっと同じだったんだろうなあ、孤独も事故も病気も死も非日常じゃないんだなあと感じました。死を身近に考える不浄を拭うひと 沖田×華hysysk特殊清掃という仕事は、当然存在して然るべき仕事なのだけど、これまた当然のように隠されている仕事でもある。実写だと生々し過ぎるし、文字だと想像がつかないので、漫画は最適な形式かも知れない。 自分がどのように死ぬのかは分からないが、死に様にその人の人生が垣間見えることは確かなようだ。コミカルな筆致が人間って所詮こんなもの、という悲哀と不思議なポジティブさを与えてくれる。 知られざる特殊清掃の世界不浄を拭うひと 沖田×華nyae広告でよく目にしていたときから単行本化を待っていました。 他の作品同様、比較的冷静な主人公の目線で生々しい現実を淡々と描いてます。決してグロテスクで直接的な描写はないですが、人によってはキツイ部分もあるかも。 10件依頼があったら10通りのケースがあり、それぞれに臨機応変に対応しなければならないその名の通り特殊で、いわゆる3K(きつい・汚い・危険)仕事ですね。 あまり亡くなった人に思い入れすると駄目みたいです。とくに主人公は霊感体質なので、自宅に霊を持って帰ってしまうことも。 現場の近隣住人、ときには依頼人本人から心無い言葉をかけられることもあるようですが、やっぱりやった人にしかわからない真実や得られるものがあると思うので、そういう面でこういった仕事には覗いてみたくなる不思議な魅力を感じます(体験したいとは思わない)。 主人公がなぜ脱サラしてまでこの仕事を始めることにしたかは1巻には描かれてません。気になる…現代社会で目標を見失っている方にお勧めゴミ清掃員の日常【電子版限定特典ゴミ清掃員のつぶやき170P超収録】 マシンガンズ滝沢秀一 滝沢友紀名無し普段の生活の中で、私自身も何気なくゴミ出しをしていますが、この作品を読むことで、考え方が変わりました。毎日毎日ゴミの処理に携わるゴミ清掃員の方の凄さがわかります。モノに溢れている現代社会において、やる気を見出だせない人が読むにはピッタリの作品だと思います。必死に目の前の事象に取り組むことの意味を端的に訴えているのが、ゴミ清掃員さんのお仕事であるような気がします。どんなに深刻な不況に見舞われても、ゴミ出しの仕事がなくなることはありません。作品を読んで身が引き締まる思いです。※グロ注意でお願いします。デス・スウィーパー きたがわ翔マウナケアタイトルから推測できるように、これはデス(死体)・スウィーパー(清掃人)のお話。人が死んだ現場に行き後始末をする、ということで、凄惨なシーンやイメージがポンポンでてきます。風呂場で煮込まれた肉片、腐敗した液体がしみ込んだソファ。その綿密な描写は目をそむけたくなるほどです。とはいえこの作品はそんな描写を追求するのではなくて、人が死ぬこととはどういうことかを突きつめていく、それがメインのテーマ。主人公・裕行は兄の自殺死体を発見し、自分の生き方について思い悩む。そこに「死体と向き合うことが正常じゃないなら俺は異常で構わない」というスウィーパー・玲児が登場し、裕行は何かをつかんでいく。この二人を対比させながら、深遠なテーマを掘り下げていくパンチの利いた意欲作。グロに慣れたら先が気になること間違いなしなのですが、最後は突然のカタストロフィ。まあこれは連載誌が「コミック・チャージ」でしたからね。生物の死と同じく、漫画雑誌だって死んだらボロボロになっちゃうんだよなあ…。 66歳のおじさんが面接に行ったらピンサロ店で即採用だったはたらくすすむ 安堂ミキオstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)コミティア行ったとき新刊が出ていたら買っていた漫画がいつのまにか商業誌で連載していたので購入。 これはよかった! 定年後、妻を亡くし四十九日後も悲嘆に暮れる進さん(66歳)は、新しくスタートを切ろうと清掃の仕事を見つけるが、行ってみたらそこはピンサロのお店だった。 風俗には行ったこともなかったが、覚悟を決めそこで働くことにした進さんは、若い嬢たちとの交流の中で風俗というフィルターを通して今までサラリーマン一筋40年では得られなかった学びを日々獲得していく。 たまに生々しい描写もあるが基本的には楽しくポップな描き方で話は進んでいく。 彼女たちはたくましく仕事をして生きているのだ、と仕事に携わる人間として向き合って描いている。 この漫画で、すすむさんのスタンスが妙に面白いなと思うのは、愛した妻を亡くしたから悲しんでいるのではなく、妻を愛していたが冷めてしまい幸せにしてあげられなかった自分への不甲斐なさで泣いている点だ。 そこに自覚がない。 自分に足りなかったものはなんなのか、とあくまで自分に理由を求めている。 実はこの考え方って独りよがりでそこに相手がいない。 これが問題だ。 ここで効いてくるのが第一話の妻のセリフ「私をただのマネキンだと思ってるのよね」。 すすむさんは自分にしか興味が無いのか、偏見に捕らわれてしまっているだけなのか。 この意味をすすむさんが本当の意味で分かるのはおそらくまだ先だろうが、この言葉をきっかけに知ろうと前へ進み始める。 妻しか女を知らなかった真面目な男が、66歳にして開放的なピンサロ嬢たちと触れ合い、ガチガチに決めた自分ルールを自覚しぶっ壊した先にこそ、妻を亡くした本当の悲しみがあるのかもしれない。 早く続きを読みたい。66歳の悲喜交々の新生活はたらくすすむ 安堂ミキオ兎来栄寿最近の仕事マンガでも特に面白かったのがこの作品です。 妻に先立たれ悲嘆に暮れ、一緒に暮らす娘にも疎まれ家を出ていかれそうになった66歳の主人公がひょんなこたからピンサロで働き始めることになる物語。 キャバクラやソープ、あるいはデリヘルを描いたマンガは多くあれど、ピンサロというのは意外と珍しいです。ピンサロならではのエピソードが序盤から出てきて興味深く読めます。 客のどんな言動を快く思うのか、逆に不快に思うのか、どういう心情やテンションで労働しているのかといった描写は何もピンサロに限ったことではなく普遍的なもので女心の理解にも役立ちそうです。主人公が女の子たちに人気な理由は解る気がします。 余談ですが、店で飼っているハリネズミに密かに私も癒されています。老若男女必読! いま最も応援したいおじさんはたらくすすむ 安堂ミキオたか※ネタバレを含むクチコミです。 作者の姉フェチ×掃除汚物は消毒です 田口ケンジ名無し作者の姉へのこだわりを感じる作品。掃除の技術をわかりやすく説明すると同時に魅力的な姉も描いているのがすごいダメを直すより認めてしまうという新手法ダメな自分を認めたら 部屋がキレイになりました わたなべぽんふとやまでぶごろう片付けの魔法とかそもそも10着しか持たないとか、なんとかしてオシャレな生活をしようとする本が多い中、「なぜ自分は片付けができないのか…?」という自問自答を繰り返し続ける姿が泥臭くて良かった。絵は可愛いけれど「自分の欠点を忘れるために物を買ってるみたい…」などわりとディープなところまで踏み込んでいて共感してしまう…。
ほとんど知らない、きっと知ることのないであろうホテルの清掃業の仕事。 多恵さんも、ホテルで働く仲間も皆が皆色んなことを抱えて生きていて働いている。 歯を食いしばって、踏ん張って頑張ってるんだな。って、多恵さんもものすごい苦しい思いをしたのに、しているのに前に進もうとしている、進んでいる。 多恵さん、出世もしたし本当にすごい。 自然と励まされ、よし自分も頑張ろうって気持ちになった。素晴らしい作品だと思いました。