格闘技マンガは数あれど、どんなものから読んだものか…。
というわけでここでは「拳法」に絞って、自分が好きな拳法のマンガを4つ紹介したいと思います。
気になったものがあればぜひ読んでみてほしいです。
 

『拳児』 藤原芳秀/松田隆智

【あらすじ】
「みんなと仲良くするため、強くなりたい」風変わりな祖父・侠太郎の薫陶をうけ、元気いっぱいの“やんちゃ”に育った少年・剛拳児。持ち前の正義感と祖父直伝の『頂肘』がうなる時、さわやかな風が舞う。拳児、強し!!

主人公拳児がおじいちゃんから八極拳を教わり、ライバルとともに拳を交えながら成長していくという王道の物語。
リアルでスピード感のある格闘描写もさることながら、中国拳法の底に流れる精神性などが紹介されるほか実在の武術家の名前も数多く登場するなど「実際の拳法」を描くことに重きをおいています。
それもそのはず、原作者の松田隆智先生は実際に台湾、中国に渡られ、拳法を学ばれているのです(詳しくはWikipedia等を…)
武術の専門誌「秘伝」でも何度も取り上げられるなどそのリアリティと面白さはプロからもお墨付き。

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今や、視聴時間においてテレビに匹敵するほどの一大メディアとなったYouTube。そこでは、数多の武術・武道に関する動画も公開されている。本特集では、「武術と動画メディア」の関わりの変遷を紐解くとともに、YouTubeで自身の技や身体操法の極意を発信している武術家に 登場いただき、そこに込められ...

そして成長した拳児の姿を描く続編『拳児2』もあります!


 

「掌の歌」『藤田和日郎短編集 夜の歌』収録 / 藤田和日郎

【あらすじ】※『夜の歌』の紹介です。
新人コミック大賞入賞のデビュー作「連絡船奇譚」、美しき姫と若き忍者の大活劇「からくりの君」、探偵・削夜秋平が登場する怪奇ロマン「夜に散歩しないかね」など全5編。藤田和日郎が贈る初の短編集。

中国拳法のひとつ「形意拳」の達人とされる実在の人物、郭雲深(かくうんしん)がモデルになった短編作品です(作中では峪生(よくせい)と呼ばれています)。
ひとつの技を愚直に三年磨いたり、牢獄に囚われながらも修練を積み新たな技を生み出すなど、拳に生きた愚直な男の姿が描かれています。

形意拳は藤田和日郎先生の代表作のひとつ『からくりサーカス』でも加藤鳴海が使う拳法として有名です。
『からサー』ファンの人にもぜひ読んでほしいです。
 

史上最強の弟子ケンイチ松江名俊

【あらすじ】
中学時代いじめられっ子だった白浜兼一は、「強くなりたい!」と高校入学と同時に空手部に入った。だが、元々ひ弱なもやしっ子の兼一は、他の部員たちから邪魔者扱いされ、サンドバック代わりにメチャクチャ殴られ、雑用にこき使われる毎日。そんな兼一に、転校してきた美少女・風林寺美羽が近づいてきた。彼女は容姿端麗、頭脳明晰、さらには新体操の名選手で、武術の達人でもあるというスーパーガールで…!?

本作の特徴はさまざまな種類の武術の達人が主人公の師匠になるところ。
師匠の一人、馬 剣星(ば けんせい)が女好きなところが玉に瑕の中国拳法の達人。ちなみに中華料理や漢方方面にも強いです。
ひょうひょうとしていますがあらゆる拳法を使いこなし、元は中国の武術団体のトップを務めていた実力者。
彼以外にも多くの拳法使いが登場するほか、ケンイチが「最強コンボ(1号)」として他の格闘技の技に組み込んだ「烏牛擺頭」をはじめ、バリエーションに富んだ技が見られるのが面白いです。
 

喧嘩稼業木多康昭

【あらすじ】
「最強の格闘技は何か!?」誰もが知りたかったこの命題に、今、答えが示される―――!!”我こそが最強”と名乗りを上げた16人の格闘家によるビッグイベント……その名は”陰陽トーナメント”!!……そこに出たくて出たくて仕方ない日本一かわいくて強い高校生・佐藤十兵衛が、トーナメント出場権、強奪させていただきます♪

前作『喧嘩商売』から引き続き、最強の格闘技を決める異種格闘技トーナメント「陰陽(インヤン)トーナメント」の展開が本格化します。毎回各キャラクターの紹介もされるので今作から読んでも大丈夫(でもやっぱり『喧嘩商売』も読んだほうが面白い)。

本作で拳法といえば日本拳法の使い手である佐川睦夫/徳夫兄弟や、召琳寺拳法の(少林拳がモデル)三代川祐介などが筆頭ですが、もうひとり忘れてはならないのが「玉拳」の里見賢治です。

新道塾を捨て、中国で意拳を学び、空手と合わせることで独自の拳法に昇華させてトーナメントに参戦した里見。
格闘の腕前はもちろんのこと、作中では十兵衛と渡り合えるほどの知略を巡らせる様子もあり、作中オリジナルの武術である玉拳と合わせてまだまだ底が知れません。
唯一この作品についてネックになっているのは連載再開がいつになるかわからないこと…。はやく玉拳の真の実力を見せてくれ里見…と木多先生…。

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