完結したマンガの感想・レビュー16039件<<547548549550551>>結構ちゃんとした物語構成をとっているDRAGON BALL外伝 転生したらヤムチャだった件 鳥山明 ドラゴン画廊・リーニワカジャンプ+掲載。ドラゴンボールの世界でファンがヤムチャとして転生をし、大活躍する話。意外と良作。テンプレはしっかりと抑えて、そこそこ綺麗にまとめている。一見の価値あり https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049550354すごい面白くなりそうなところで終わった...ギィルティ 狩撫麻礼 中村真理子starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男10年間無人島にこもって映画のシナリオを書いた男が都会に戻ってきたところから物語は始まる。物語の最初の方の技術に進歩/昔の友人の心の変化/無人島にこもる前の作成した映画がどれだけ周りに影響与えたかのエピソードがすごい良い。けど途中から話が壮大になりあれっと言う感じで終わってしまった。続きが読めるものなら読みたい。 ワルキューレといい「狩撫麻礼」の映画を題材にした漫画はすげー良いところで終わってしまうぜ... 耽美でハチャメチャ!学園虫コメディ!!蟲籠奇譚 西塚emstarstarstarstarstarたか 表紙がよすぎる(語彙力) コミックDAYSで読後に表示される作品一覧にこのサムネを見つけ1巻を購入したところ、めちゃめちゃ面白くてすぐ2巻も買いました。 標本だらけの生物室 楽園のような温室 美しい模様とフォルムの虫たち 仲睦まじい少女たち エモい…!!エモすぎる!!! 何だこれは。天才か?? 表紙から「サブカルでしっとりしてお上品な趣深い作品」を想像する人もいるかもしれないが、基本的には「ハチャメチャ学園虫コメディ」。 その割合としては、「虫解説:4 コメディ:4 百合:1 お耽美:1」といった感じ。コメディがお耽美を、お耽美がコメディを引き立たせ、「早くお耽美シーンよ来い!!」と思わず待ち望んでしまう素晴らしいバランス。 この作品は、「3人集めないと背部の生物部に主人公が強引に勧誘される」という王道展開から始まる。 しかし、圧倒的に耽美な絵での百合、主人公のギャグっぽいリアクション、部長たちの倒錯的な生物愛・植物愛、これらがうまく噛み合って「耽美コメディ」になっているところに、他とは違う面白さがある。 主人公のリアクションの良さ、敵対する部にいる仲良しの幼馴染との百合も堪らない…! 間違いない面白さなので、気になっている人は惜しみなく財布の紐をゆるめてください。 ※画像はネタバレ(1巻19ページ) こんな感じの作品。ねねちゃんのクソでかリアクション好き爬虫類愛に溢れた、尖ったキャラ達のマンガ秘密のレプタイルズ 鯨川リョウニワカマンガワンで連載中。癖のある店員さんが可愛い爬虫類漫画。ラブコメ色もあるが、爬虫類の解説にこだわりを感じる。表情豊か、ギャグやノリもキレッキレで読んでいて、楽しい。 紹介用に裏サンのリンクをぺたり http://urasunday.com/reptiles/ 微妙に噛み合ってないところが可愛くて、好きうたかたダイアログ 稲井カオルニワカ花とゆめCOMICS。ドラッグストアで働く二人の中毒性抜群の青春ラブコメ。微妙に噛み合わない二人が凄い可愛い。それ町の歩鳥と真田の関係好きな人には刺さると思う。読んでてすごい癒やされる。ドリンクバーの下り、好きだなぁ……面白い!もういっぽん! 村岡ユウタカツキ小学生2年生の娘が、いるのですが、娘も柔道してまして、中学生になったら違う事しようかなと言ってます これ読んで、中学生以降も柔道続けてくれたら嬉しいな ちなみに、女子柔道部物語も読んでます 料理とともに「言葉では説明できない関係性」を描く物語甘々と稲妻 雨隠ギドsogor252013年に連載開始した本作、初登場時は5歳だったつむぎ、高校1年生だった小鳥が連載6年を掛けて少しずつ成長していき、つむぎが幼稚園を卒業した段階でもう感無量だったのに、最終巻で小鳥の卒業→つむぎが中学生まで一気に成長し、番外編に至るとつむぎが大学生に。長く追いかけてきた作品だけに、時間の流れを感じて感慨深くなってしまいます。 一般的にはグルメマンガに分類される作品だと思うのだけど、私は登場人物の「関係性」を描き続けた作品だと思っています。例えば11巻のホワイトデーのお話。(作中でもちよが言うように)犬塚先生に対する小鳥の感情は恋愛感情と呼ぶことができるかもしれない、でも小鳥はそれを恋愛ではなく、かといって父性とも少し違う、『もっと複雑な』感情として捉えています。男女間にある好意なのだから恋愛感情に近似してしまうと、いうのは簡単ですが、あえてこの「一言では説明できない感情」を言葉では言い表さずににマンガという表現の中でで描いている、そこに私は一番の魅力を感じていました。 これ以外にも、小鳥としのぶやちよ、しのぶと八木ちゃん、犬塚先生と兄、つむぎと祖母等々、思い返せばキリがありませんが、この様々な「言葉では説明できない感関係性」を表現してきた作品がこの『甘々と稲妻』という作品だと思うのです。 2016年にはアニメ化もされた人気作ではありますが、完結を機にもっと多くの方々に読んでもらいたいと思う、私にとってとても大切な作品となりました。 全12巻読了。 好きってすごいGREEN 二ノ宮知子名無し単純にそれまでのワコの周りに等身大の「自分」を見せてくれる人がいなくて、初めて自然体で接してくれたのが誠さんだったから好きになっただけな気はする。けど、そこからの情熱が凄まじい。ここまで好きな相手に一直線にアプローチできるのは何よりの才能。だんだん農業の方もきちんと好きになっていくのも好感度が高い。株とかハッキングとか目がいきがちだけど天才ファミリー・カンパニー 二ノ宮知子名無し※ネタバレを含むクチコミです。「坊ちゃん」の漫画版かと思ったら違った坊っちゃんの時代 谷口ジロー 関川夏央名無し恥ずかしながら、初見は「坊ちゃん」の漫画版かなと思ってしまった。全五巻で、漱石とか、鴎外とか啄木みたいな教科書でしか知らない人のことがわかる。けど、それなら伝記を読めばいいわけであえてこれを読む理由は「明治」という時代がわかることだと思う。外国人が増えて世相が変わっていく中でどうやって生きたのか、何を考えていたのか。西洋に必死で追いつけ、追い越せ、とあくせくしていた日本の活気とそれをすごく先の視点から批評していった文化人達という構図がよかった。 映画を読むような新体験CONFUSED! 福富優樹 サヌキナオヤ名無し「楽観的な切実さを抱える人たちの群像劇」らしい。 第一話は、近所に住む自分と同じジャッキーという名前のおばあさんのポストから荷物を盗んでは、配達員が間違えたと言って届けに行く「小さないたずら」を繰り返している青年のお話。毎日届くおばあさんの荷物のひとつを開けてみると、それはラジオでよく聞くCMの安っぽいネックレスだった。 盗んだものを善人のように持ち主に返してうさ晴らしする青年の鬱々とした気持ち分かるな。こういう形では発散しないけど…。 これからどういう人物と物語に繋がって行くのか楽しみ。第二話のタイトルが「ラジオ」だから、今回の青年の話との関わりもあるのかな?黒船襲来!BL界に本格ヤンキー漫画が殴り込み!同棲ヤンキー赤松セブン 奥嶋ひろまさ SHOOWAたか 電車の中で漫画を読んでいる人がいる。漫画好きなら(おっ、この人何読んでんのかな〜)と、チラリと目をやるだけで、紙面の雰囲気から「何漫画」なのかすぐわかると思う。そしてこの漫画はどう見ても週チャン、ヤンマガあたりに載ってる「ヤンキー漫画」にしか見えない。 でもちゃんとBがLしてるのすごくない…!?!!!すごいぞ!!! 萌えについてはちるちるの素晴らしいレビューの数々に譲るとして、1巻で一番良かったのは、「赤松が1人暮らしをしている理由」が明かされるところ。驚くと同時に、読んでいてそれまで納得いかなかった点が見事に腑に落ちた。 この主人公の過去をドラマチックに見せる技法は、まるで西洋骨董洋菓子店の2巻のよう…好きです(すきあらば告白) 先日の1巻発売記念のサイン会で、SHOOWA先生のネームと奥嶋先生のペン入れ原稿が並べてあった。そこで気がついたのが「BL部分はSHOOWA先生のネームそのままで、ヤンキー部分は奥嶋ひろまさ先生が最適化している」ということ。喧嘩のシーンでのパンチを出す角度や体の向きなどが、奥嶋先生の手でより『本物の動き』に近づけられていた。絵の説得力がめちゃくちゃ高い。 BLのLの部分だけが重視され、ヤンキー部分は記号的に扱われがちなヤンキーBL界隈において、これだけ「本物らしいヤンキー描写」はまさに黒船襲来。 作画はヤンキー漫画に定評のある奥嶋先生。原作はBL漫画家のSHOOWA先生という、公式が最強の最大手状態。「こんな奇跡あっていいのか…?」と、未だに信じがたい。 ジャンルの垣根を越え、夢のコラボならぬ「夢のカップリング」で生まれたこの作品。まだ1巻だけど、とにかく赤松とセブンには幸せになってほしい…!世界を滅ぼす力を持った、弱い子供たちの物語ib -インスタントバレット- 赤坂アカニワカかぐや様は告らせたいの作者、赤坂アカの処女作。世界を滅ぼす力を持つ、弱い子供たちの物語。独特の高二病感がたまらない。登場人物の抱える欠落や孤独、虚無感が深くフォーカスされている稀有な能力漫画。ストーリーもしっかり面白い。 物語の壮大な広がりに飲み込まれていくランド 山下和美ニワカしきたりが支配する不思議な山村で、好奇心から禁忌に触れた少女の物語。特異なアニミズム的宗教世界を丁寧に描いた作品。これだけでも面白いが、この作品はそれに留まらない。3巻辺りから謎が謎を呼び、世界観が予想外の広がりを見せ始める。ページをめくる手が止まらなくなること間違いなしの一作イブニング新連載!「幕末イグニッション」幕末イグニッション 大間九郎 忠見周名無し圧巻の筆致・既視感ゼロ!ファンタジー幕末冒険譚開幕!! 【原作】大間九郎 【過去作】 マズ飯エルフと遊牧暮らし 超人間要塞 ヒロシ戦記 【漫画】忠見周 2019年1月、『幕末イグニッション』にてデビュー。 (『イブニング公式サイト』より) http://evening.moae.jp/lineup/1178斬新なタイムリープ漫画五佰年BOX 宮尾行巳starstarstarstar_borderstar_borderかしこ傑作だと思う。単行本4巻まで読んだ。打ち切りになっちゃたのか最後が駆け足なのが勿体無いけど、作者が最初から決めていた結末で終わってるようなので満足。いいラストです。こんなに壮大な物語を作れる人はそうそういないと思うので、次回作がとても楽しみです。4.5巻も読むべきだろうか。 ほのぼの読めるお仕事マンガパラパラデイズ 宇仁田ゆみかしこアニメーターさんのお仕事は過酷なものだと思うけど、宇仁田ゆみさんが描くとほのぼのする。安心して読める。現代社会で満足に生きられないアラサー女性のあまりに”リアル”な物語君の大声を聞いたことがない くれよんカンパニー兎来栄寿普段は冴えないけれど、一芸に秀でていてその瞬間だけ輝くというタイプの主人公の物語は枚挙に暇がありません。 しかし、本作は本当に何一つとして自分に自信が持てる要素がない29歳のヒロイン。それでも、やはり彼女も一人の人間として輝く光景に魅せられ自分も輝きたいと乞い願う瞬間が訪れます。ただ、それでもあっさり主人公が輝けるようにならないのがこの作品の真髄です。 群像劇として様々な人物との関係が生じる中でご都合主義的なイベントが無いわけではありません。が、それらも安易に主人公の幸せに直結はしないのです。そういう意味で極めてリアルな物語です。 この弱くひたむきな主人公の行く末はどうなるのか。自分に重ね合わせて読める人には特に非常に刺さる作品でしょう。「多様性」っていうけど「自分らしさ」ってなにさ?という話着たい服がある 常喜寝太郎mampuku これだ!!!と叫びたくなる漫画。 「強い女性像!!ガラスの靴を叩き割れ!YEAH!!」ってな感じでハリウッドやディズニーを中心に流行っている欧米型の歪んだフェミニズムに「それって結局マチズモの焼き直しなのでは?」とモヤモヤしている人も男女問わず多いことだと思います。男ウケの悪いオルチャンメイクを「お前ら(男)のためにやってるんじゃないし」と堂々やるところまでは素晴らしい傾向だと思うのですが、だったらフリフリで可愛いスカートを自分の為に穿いてもいいじゃない!というのがこの漫画のテーマの出発点。 そして本題は、周囲に奇異の目を向けられながらも奇抜なファッションで出勤してくる同僚・小澤くんのこの言葉。 「何着てどこ行くかは自分で決めます」 常に周囲の目を気にして自身を持てず、小さな願望をひた隠しにしてきたマミは衝撃に打たれます。ひそかに憧れを抱いていたロリータファッションに恐る恐る身を包み、そしてここから自分の臆病さ、周囲の同調圧力、偏見などとの戦いが始まります。 私はずっと進学校でその手の圧力とは無縁だったのであまり共感はできませんが、マミの周囲の偏見社会には憤りを覚えます。日本の学校教育はおりこうさんを作る洗脳教育みたいなとこがあると言われてますが、偏差値が上がれば上がるほど自由になるともいわれていますね。とはいえ難しい顔して常識とやらを押し付けてくる人というのはどこへ行ってもいるものです。 経験上、小澤くんのように堂々としていれば周囲は黙ります。俗世のマウント合戦から解脱して、心の在りようによって世界が変わる、そんな「スッキリする話」がもっと増えたら素敵だなと思います。 ルーヴル×浦沢直樹×イヤミ夢印 豪華版 デジタル Ver. 浦沢直樹にわかこの作品が誕生したのは、ルーヴル美術館が漫画を「9番目の芸術」と認めて、浦沢直樹に執筆依頼をしたかららしい。そのため日本とルーヴル美術館をまたいだ美術品の話が主題となっている。見逃せないのは本作のキーパーソンの一人。どこかでみたことのあるシルエットに『しぇーーー』の声。そう、あのイヤミが出てくるのだ。 おフランスネタで知られるイヤミと、ルーヴル美術館。そして破産した工場で暮らすふたりの親子。壮大で夢ある物語が幕を開ける。いやぁ、引き込まれた。あら〜あらあらら…いいわねぇ〜メタモルフォーゼの縁側 鶴谷香央理む気になっていたので読んで見ました。 おばあちゃんと女子高生!しかもBL談義をする、とな!? 可愛い〜!! 女子は何歳になっても女子!好きなもので何時間でも話せるし、年齢も国境も関係ないんです! 好きな人間関係、ありえそうな関係性です。 ホッコリしますね。好きなもの同志で繋がった関係はずっと良好で長く続くと思っている派です。 ずっとこのおばあちゃんと女子高生のやりとりを眺めていたい、そういう気持ちになりました。 スペースオペラの歴史に新たな1ページがサザンと彗星の少女 赤瀬由里子ANAGUMAすべてが懐かしいのに新しい…。キャラのあったかい感じがたまらねえ。 ボーイミーツガールとスペースオペラのどちらかが好きなら 平成の最後にアップデートとして絶対読むべき一作です。 描き下ろしなんでしょうか、上下巻勢いが途切れることなく 一本の映画を観終わったときのような満足感があります。 ぜひ一気読みを! ゆったりとページをめくって味わうちいさこの庭 小玉ユキにわかちいさこという小人のような不思議ないきものを題材にしたファンタジー・オムニバス。恋をまだ知らないか、死の間際にいる人にしか見えないという設定が秀逸。小人は子供にしか見えないという言い伝えを巧みにオリジナリティに昇華させた。それぞれの話もうまくまとまっており、オムニバス特有のさりげない前後の物語のつながりも味わえる。満足度の高い一冊石黒正数ファン必見。才能の原石が詰まった宝箱Present for me 石黒正数にわか石黒正数の2000-2004年頃の短編をまとめた一冊。 荒さもあるが、やはり才能の片鱗を感じざる負えない。個人的にはその中の一作「カウントダウン」に注目した。どことなくそれでも町は廻っているの登場人物の原型がちらほら。話自体が特段際立っているわけではないが、掛け合いや、キャラのリアクションも小気味がよく、楽しい。こういうネタが積もっていって、探偵奇譚のようなものと結びついて、それ町は誕生したんじゃないだろうか。ジョセフィーヌぽいのもいた。フーン<<547548549550551>>
ジャンプ+掲載。ドラゴンボールの世界でファンがヤムチャとして転生をし、大活躍する話。意外と良作。テンプレはしっかりと抑えて、そこそこ綺麗にまとめている。一見の価値あり https://shonenjumpplus.com/episode/10833497643049550354