完結したマンガの感想・レビュー16042件<<546547548549550>>ありそうでなかった異世界転生グッバイ!異世界転生 サイトウケンジ ぱらボら名無し流行りの異世界転生物のパロディ。こういう作品が世に出回るくらい「異世界に転生して活躍する物語」が市民権を得ていることを実感する。誰もが異世界ものを読んでいるときに一回は考えた(妄想した)ストーリーが形になっていて結構面白い。歴史愛(…?)が伝わる群衆心理 Team バンミカス ギュスターヴ・ル・ボン名無し学習マンガとしてはフランス革命当時への愛というか何というかが伝わってきて面白い そしてわかりやすい teamバンミカスの学習マンガシリーズは総じてクオリティが高いのでオススメこの時期になると読みたくなる漫画失恋ショコラティエ 水城せとなむショコラティエ周りの恋愛なんだけれどもチョコレートの知識も入ってきて面白い。失恋すれば失恋したその気持ちを乗せてチョコを作る。叶わない恋をすれば言葉には直接出さないけれどもチョコレートケーキにメッセージを乗せて作る。 料理人としてはブレブレですが、漫画として面白いなーと思います! この時期チョコ売り場でチョコ買う女性と売る店員もどんな気持ちなのかなと想像が膨らみます〜 爽太もオリヴィエもイケメンなのでこういう人が作ったチョコ、食べてみたいですね〜画力以外全てに恵まれたマンガモブサイコ100 ONE名無しストーリー、コマ割、構図があまりにも上手い ホントに画力以外全てに恵まれてる 自分から超能力を取ったら何が残るのかというところは割とありふれたシチュエーションながら中々じーんと来た 見事に「楽園 Le Paradis」色に染まった平方イコルスンテイストうなじ保険 平方イコルスンsogor25この世に存在しない日本語を応酬する高校生という、まさに平方イコルスン先生ワールドが全面に展開された1冊。 平方先生の作品って作風は共通なんだけど単行本ごとに明確に色があって、今作は間違いなく「楽園 Le Paradis」色の作品。平方イコルスン先生の作品は「スペシャル」も読んでるけど、今作のように恋愛がテーマになっていると登場人物たちの普通じゃない言動に何故かリアリティを感じられ、より面白みが増すように思う。まだまだ楽園で描き続けてほしい。女子校教師に襲い来る誘惑先生、あたし誰にも言いません 藤緒あい兎来栄寿色々な話を聞くと女子校の教師は容姿や年齢など関係なくとにかくモテるというのは事実のようです。かわいい女子校生に好意を持たれて、悪い気がする男性はいないとは思います。が、しかし現実問題として社会的な立場というものがあり越えてはならないラインが存在します。 そして、このマンガはラインを越えてしまう男性の物語。 「教師と生徒」というのは恋愛マンガの王道ジャンルの一つとして存在しますが、その中でも非常にドロドロしたタイプのお話です。この爛れ具合は、好きな人は好きな感じでしょう。 『イメージファイト』『麗しのサブリナさん』の藤緒あい先生ということで楽しみにしていた作品ですが、それらとは打って変わった緊張感で未来に修羅場を迎える香しか感じないこの物語の顛末は、果たして……。異色な二人のパワフルラブコメ咲けよ花咲け! モリコロス兎来栄寿ボーイズラブが好きな男子と、百合が好きな女子という二人を中心に繰り広げられる、美大のマンガ学科を舞台にしたお話です。 ギャグテイストが強めで、パワフルな描写も多く随所で笑えます。特に、かわいいヒロインのいかつい顔芸は注目です。腐男子でもあり百合好きでもある私としては、主人公とヒロインに共感してしまうところも多々。 マンガ製作を行うための講義や課題など、マンガコースのキャンパスライフは純粋に興味深い部分もあります。 読んでいる時に純粋に「楽しい」作品です。 なりたい本当の自分を押し殺している人へ着たい服がある 常喜寝太郎兎来栄寿テーマこそゴスロリになっていますが、これは自分の願望と周囲から期待されるものが相反することに悩むすべての人に刺さる作品です。 本当はかわいいものを着たいという主人公の心からの切実な欲求が、容姿という先天的な要素によって阻まれてしまう。その辛さに共感できる人は多いことでしょう。 主人公が縛られていた鎖を解き放った後も単純なカタルシスがある訳ではなく、改めて否定的な世界の声と対峙せねばならない辛さもリアルに描かれます。そして、その葛藤がこの作品を推したい理由にも繋がっています。 そんな主人公が教育実習をしてクラスから浮いてしまっている生徒と何とか関係性を作っていくシーン、そしてその決めシーンも非常にグッと来ました。 今後も楽しみな作品であり、作家さんです。2018年新連載の中でも目を引いた1ページ目!異邦のオズワルド おかざきさと乃兎来栄寿新潮社の新しいWEBコミックサイトであるコミックタタンが始まった時、他の豪華な連載陣の顔触れの中でも一際目を引いたのがこの作品でした。 カラーで描かれた1ページ目を見ただけで、「あ、これは素晴らしいマンガだ!!」ということを確信させてくれるオーラを放っていました。 まず、一目で引き込まれる画力の高さが光ります。 おかざきさと乃さんは前作の『金平糖の花嫁』も個人的に大好きだったのですが、SFの空気に合わせて更にスタイリッシュになり背景も緻密に描かれて絵で魅せられる作品となっています。 ストーリー的にもどうなって行くのかワクワクさせてくれる内容で、毎回の更新がとても楽しみです。 とりあえず、まずは試し読みで1ページ目の美しさを体感してみて下さい。ヒロインが可愛い湯神くんには友達がいない 佐倉準名無しヒロインのちひろちゃんと湯上君がいつくっつくのかなーということを楽しみに読んでいる。くっついてもくっつかなくていいが、きちんと段階を踏んで湯上君という変人を読者と共にちひろちゃんが理解していくのがいい。 失恋してる自分が好き失恋ショコラティエ 水城せとな名無し一人の女性に執着するという行為はみっともないと言われがちだけど、それを糧にショコラティエとして成長できるのが、とてもいい。作中でも言われているように爽太君は「自分で作り上げたサエコさんが好き」、「失恋してるという状態を終わらせたくない」という、幸せにならない恋愛の典型みたな恋をしてるけど、そのことによって今の爽太君ができているところに、理屈ではない「本当に好きなんだなぁー」という愛を感じる。全9巻を通して「恋の終わり」がきれいに書かれている。もし肩書きをもったままだったら伝説の勇者の婚活 中村尚儁名無しファンタジーと言えば間違いなくファンタジーなんだけど、肩書きをとったら「何が残るの?」という意味では現実世界と通じている。ただ、確かに勇者という「肩書き」のみ惹かれて、言い寄ってくる女性と結婚するのは、様々な問題を引き起こすかも知れない。しかし、この物語の趣旨とは外れるかも知れないが、「肩書き」も含めて自分なのではないかな、とも思う。まぁ、難しいことはおいて、一話の女の子とか、勇者のまま婚活したら、どんな相手とどんな結婚生活をしたのかなーとは思う。懐かしい…伝説の勇者の伝説 長蔵ヒロコ 鏡貴也 とよた瑣織名無し自分がはまったライトノベルの一つ。漫画になってるだけでなぜか感慨深い。 超王道な少年漫画DRAGON QUEST―ダイの大冒険― 三条陸 稲田浩司 堀井雄二名無し古典的なRPG好きな人は絶対好きになる名作。可愛さとかっこよさを両立した主人公、ヘタレだけど、いざという時は頼りになる相棒。魅力的な敵キャラに、マネしたくなる必殺技という少年漫画のお手本のような作品。 個人的に敵キャラを単なる「悪」にしないで、考えて行動して成長していく、というのがとてもいいと思う。日常と非日常ジャガーン 金城宗幸 にしだけんすけ名無し退屈な日常に飽きて、非日常を望むのだけれど、非日常が訪れたら訪れたで結局、日常を取り戻すために戦うというありがちなコンセプトなんだけど、新しいような気がするのは、怪人のネーミングセンスと現代社会の闇の部分を怪人化する、という形で書いてるからなのかね。こういう人生を送ってみたかった ある意味で中退アフロ田中 のりつけ雅春名無し高校は中退する。特に将来の展望は特にない。彼女も出来ない。でもこんだけ友達から慕われて?、馬鹿できるのは本当に羨ましい。 きちんと大人になっていく?上京アフロ田中 のりつけ雅春名無しずっーと馬鹿なことやっているように見えてふとした瞬間に大人になっていることを実感する田中がいい。 周りの人たちが、リアルかついい人が多いのも読んでて救われる。さすらってはみたけれどさすらいアフロ田中 のりつけ雅春名無し※ネタバレを含むクチコミです。なんというか表現できない面白さだ風の三郎 小山ゆうstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男あらすじは「これは10人の男達が50年もの長きにわたって命を賭けた悲願なのだ!」を叶えるために育てられた主人公を含む9人の仲間を集めて野球でUSAチームに勝つというがメインストーリーだがほとんどは仲間集めで終わってる。 最後のUSAチームとの対決はともかく仲間を集めるシーンだけはむちゃくちゃいい。最初の仲間の相撲取りを勝負する際の主人公の準備運動や各メンバーを仲間にするときにエピソードは小山ゆう作品が好きだったらたまらないものはある ハマるやつはすげー好きだと思うが、現代のリアルな野球漫画に慣れている人にとっては全く面白さが伝わらないと思う。 死なるものの体現いざなうもの 谷口ジロー影絵が趣味ひとの生とは、いちど限りのものである。この事実はあらためて言うまでもなく当たり前のことであるが、すべてあらゆる当然のことというのは、それがまさしく当然のことという途方もない事実性において、語るにあたいすべき言葉を持ちえない。ひとは当然のことを語る言葉を持ちえない、ひとが言葉で語ることができるのは、けっして当然のことではない、何かの"問題"についてだけなのです。 死とは、あらゆる生に必ずおとずれる当然のことでしょう。すなわち、ひとは死を語る言葉を持ってはいない。そんなことはない、死について語られたものはいくらでもある、と言う方々がいらっしゃるかもしれないが、それは死を何かの"問題"として副次的に扱っている場合にすぎず、死そのものについて語られたためしは終ぞありえないと言うほかないでしょう。死とは、私たちの多様な生が辿り着く唯一必然のものでありながら、それがいかなるものかをいっさい窺わせようとはせず、ひとたび窺ってしまえば最早語ることはいっさい許されない、そのような類のものでしょう。 そのようなわけで、ひとは、死について「彼岸」であるとか「向こう側」であるとか曖昧なことしか言うことができないのだが、ごく稀に、死を語らないまでも、いや、語るという以上に死そのものを体現してしまうという極めて特権的な作家がいる。そして谷口ジローという漫画家が、まさしくそのような特権的な作家に名を連ねることになりました。死とは、死の側から語ることがけっして許されぬのだから、自らそれを体現するほかないです。 内田百閒の短編小説集『冥途』を原作とした谷口ジローのこの絶筆の遺作は、病床のうちで死の直前まで描かれていたといいます。しかも、死につつある谷口ジローは、自身にとって新境地であるところの薄墨と鉛筆とホワイトのみで執筆するという新手法で、生と死の狭間で彼岸に吸い込まれつつある男の物語を描きつつこと切れたのです。死につつある者により絶筆の遺作として描かれつつあった『いざなうもの 花火』は、それ故なのか、いまだかつて見たことのない只ならぬ異彩を放っている。ひとの死は当然のことであり、またいっぽうで、死につつありながら当然のことのように自身の新境地を開こうとしつつ死という名の向こう側へ逝ってしまわれた谷口ジローは死の体現者としか言いようがない。死とは生ある万人にとって既知ではなく未知であり、その意味でまったく新境地ということに他ならない。心して読まれることをおすすめします。事件屋稼業について語ろう事件屋稼業 谷口ジロー 関川夏央なまこデラックス関川夏央・谷口ジローのコンビは坊ちゃんの時代もだけど事件屋稼業も面白い。 ハードボイルド貧乏探偵深町丈太郎も好きだけど、たまに出てくる娘も好き いいねいいね先生、あたし誰にも言いません 藤緒あいエイミーパラっと初めのところしか読んでないけど面白くなる予感がすごい! 登場人物が可愛かったり綺麗なのはもちろん良いし、男性キャラがいわゆるフツメン。このフツメンってのがけっこう大事なんだと最近気づきました。 少しドロドロはらはらしそうな雰囲気が期待大です。 エモさ100%!ジャンプらしからぬサブカルロック漫画ロッキンユー!!! 石川香織たか「好きな人は好きだけど、嫌いな人は嫌いなマンガ」の典型みたいな作品。 学生時代『シラけた空気の中で、好きなことに真剣になること』を描いてるから、読んでて何か傷が開きそうになる人には面白くないかも…。 1話では、新歓イベントで1人で演奏する不二美を見た主人公のクラスメートが、「あれキモかったよなあ」と吐き捨てる一方、主人公はバンドの動画を検索し、部室まで乗り込んで意気投合し語り合う。 この『好きなことに真剣になること』は『キモいけどかっこいい』というメッセージが読み手にまっすぐ伝わる、素晴らしい1話の構成だと思う。 「青春と音楽」という全方向に強く刺さるテーマに加え、独特の絵柄。 ジャンプの泥臭い熱さとは全く方向性が違う、「サブカル系の熱さ」に満ちてるので、学生時代ロック聴いてた人間(特にナンバーガール)は、読んで当時の気持ちを思い出して布団の上で悶絶してください!!!原作者の頭の良さがすごい約束のネバーランド 白井カイウ 出水ぽすか名無し※ネタバレを含むクチコミです。<<546547548549550>>
流行りの異世界転生物のパロディ。こういう作品が世に出回るくらい「異世界に転生して活躍する物語」が市民権を得ていることを実感する。誰もが異世界ものを読んでいるときに一回は考えた(妄想した)ストーリーが形になっていて結構面白い。