完結したマンガの感想・レビュー16053件<<473474475476477>>ぞっとする血の轍 押見修造名無し読んだことを後悔するような、ぞっとする、嫌な気持ちになる話でした。軽やかな絵から語られる愛情とはなにか、親愛とはなにか、スゴく嫌な気持ちになりました笑深い話を軽く読める感じ違国日記 ヤマシタトモコaico最初は物語の背景に予想がつかなくて、展開にびっくりしました。ちょっと考えさせられる深いことを言うキャラはおもしろい。 個人的には包団にツボリました!西東京の四季を遊ぶ家族!東京のらぼう! 関口太郎あうしぃ@カワイイマンガここは東京都あきる野市。タワマンもお台場もないけれど、ちょっと歩けば自然がいっぱい!何でも作れるけど仕事が暇な父たんと、今日は何して遊ぶのかな......(ちょっと面倒) ----- あきる野市は、都心から西にちょっと(?)離れた、そこそこの(?)ベッドタウン。新宿から拝島駅経由、JR五日市線でおよそ1時間。八王子や青梅に隣接する。秋川渓谷や丘陵地帯を擁し、武蔵五日市駅から三頭山(檜原都民の森)へのバスがあるなど、自然にとても近い街。 自然大好きな漫画家の「とうたん(父)」は、連載を打ち切られた時に、「家賃が安い」という「かあたん(母)」の後押しもあり、この地への移住を決める。その時お腹にいた子が13歳になり、10歳、4歳の三姉妹と、かしましくも楽しい「ちょい田舎暮らし」を楽しむ、そんなお話である。 とうたんのアウトドアスキルと好奇心に振り回されつつ、三者三様にとうたんとの遊びを楽しむ姉妹。特に中学生の長女は、簡単には父についてはいかないが、その歳なりの付き合い方で楽しませる父の懐の深さが優しい。 そしてとにかく食に関しては、都会では絶対に手に入らない食材が盛り沢山。調理に成功すればめっちゃ美味いし、多少失敗しても、それすらも楽しめる。「東京」でこんな食生活を送れるなんて、羨ましい。 とうたんは、アウトドア以外でも(暇なのか?)子供達の相手をよくする。そして子供達の写真などの記録をとりたがる。それはまるで、過ぎていく今を何とか繋ぎ止めようとするようで、一緒にセンチな気分になる。 大ゴマで、見開きで、展開される自然と子供達の光景に、息を飲む。そんな美しい自然と、程良く触れ合いながら生き生きと暮らしたいと願う人に贈られた「あきる野暮らし漫画」。憧れるし、あきる野に住みたくなる、そんな作品だ。考えさせられる透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記 沖田×華名無し産婦人科で働く主人公が、 色々な患者と出会い、内容がとても興味深く、考えさせられる。 めちゃ面白いおっさんずラブ 山中梅鉢 TVドラマ「おっさんずラブ」(制作:テレビ朝日 脚本:徳尾浩司) 徳尾浩司名無し部長が、かわいすぎてハマります。楽しく読める。アラサー片想いがよいこいいじ 志村貴子aicoそれぞれ柄すごいキャラだってるわけじゃないけど、みんないいやつでみんななんかピュア感あってほのぼの読める漫画でした♪アラサー片想いってなんか素敵。部屋コメディ吾輩の部屋である 田岡りき名無し基本的に出てくるのは主人公1人だけの部屋の中だけで行われるコメディ漫画。 部屋の中だけでよくもここまでいろいろとできるな・・と。 そしてドラマ化してるのもすごいし。 主人公がぶつぶつ独り言を言ってたりするのも癖になるし、一人暮らししたことある人なら共感できる部分も多い。 ツッコミが基本的に無機物なのでシュールで素晴らしい。 ずっとちまちま読んでいたくなる漫画。 恐怖です!モンキーピーク 志名坂高次 粂田晃宏名無しまだ、読み初めたばかりですが、・・・。 あっという間に、スゴくたくさん人が死にます。 それも、エッて思うものに襲われて。 でも、その裏でも何やら蠢いていて、人間恐怖症になります。 何を信じればいいのか? 精神的にも肉体的にも限界にさらされた時に、人は何を思って行動するのするのでしょうか?女の脅威 どうしようもできない縛られた生活監禁嬢 河野那歩也肉屋横丁謎の女に監禁されてしまう妻と子供を持った男。 これだけ聞くと少し羨ましく思いますが、女の狂気の凄まじさ まだ、4巻までですが、逃げ道がなく追い詰められていく男の苦悩 なんでか読んてしまう先生、俺にかまわずイッてください!! イガラシユイmampuku軽快で読みやすいので毎回読んでしまいますが、未だにイマイチどう向き合っていいかわからない漫画ですw まず「ヤング」と名乗る雑誌の中ではかなりマイルドな部類のヤングガンガンで、よくこの設定このストーリーでやろうと思ったなと驚きましたよね。成年向けならまぁこういう話もありそうだなと思う反面、一般紙としてはかなりクレイジーです。ギャグ調なので読んでてさほどエロさは感じませんが、ならむしろ何故そんな設定を……と思わなくもないw まぁこれも一種の萌えなのかなー 谷に落ちてなんぼの人生漫画。トラップホール ねむようこPom 結婚が決まっていた婚約者に好きな人ができた。と婚約破棄され、縁あって東京へ行くことになったハル子(のちのタロちゃん)のお話。 東京来てからも驚きの始まりでどうなることかと思うけど、運良く助けられ、それをきっかけに図太く強くなっていくハル子の姿は素敵だった。 ハル子が谷に落ちた時に、どうやって次に進んでいくのかに注目しながら読むとより面白いかも。 そしてハル子を取り巻く人達も皆やっぱり魅力的!真っ直ぐでピュアな大人恋愛漫画あせとせっけん 山田金鉄aico麻子さんも名取さんも可愛すぎる!こういう真っ直ぐでピュアな大人恋愛モノ好きです。あと私もも匂いフェチなので、名取さんまではいかないけど所々共感!笑 恋してドキドキしたくなる本です!ボクサー赤井英和の半生なのかなどついたるねん! 川三番地 赤井英和マンガトリツカレ男※ネタバレを含むクチコミです。 アラサー女子友は戦友地獄のガールフレンド 鳥飼茜aicoアラサー女子オーバー30女子にはとても面白い漫画。各話がはじまる時の表紙の格言が何気に確信じみててたまにすごく納得させられる笑 女友達ってやっぱりたのしいって思う1冊!日本編を読んでない人でも楽しめる!BLUE GIANT SUPREME 石塚真一 NUMBER8aicoずっと気になって読みたかった漫画。日本編を読んでないけれど、海外編からでもおもしろい!音楽好きにはたまりません。文字が少なくて展開が速くてストーリーに入り込んじゃいます。これぞ漫画の醍醐味!セックスレスって。こちらから入れましょうか?…アレを 松田環名無し夫婦のセックスレスってすごい大きな問題だと思う。 日本だけなんだろうか? オープンでない分、個人個人が悩んでいることが多い。 色んな形があっていいと思うし、これを読んでこんなことも実際あるかも?と思ってしまった。 元カレが、旦那の部下っていうところは中々ない設定ではあるが、今後面白い関係になりそうで楽しみ。 今時の結婚あるあるがリアルでおもしろい1122 渡辺ペコaicoこれおもしろい。同年代だからかもしれませんが、リアリティーがあって夫婦の形とか結婚とか色々考えさせられる。結婚って正解がなくて、二人でつくっていくものだから、ほんと難しいなって思う。クールな魅力の美麗パニックミステリー屍人荘の殺人 ミヨカワ将 今村昌弘ANAGUMA※ネタバレを含むクチコミです。虫愛づる姫君に寄り添う日々麻衣の虫ぐらし 雨がっぱ少女群あうしぃ@カワイイマンガ死にゆく祖父を世話しながら祖父の有機農園を守る菜々子と、彼女を手伝いながら寄り添う無職の麻衣。昆虫の挿話に託して語られる、自然と人為、そして不思議な「虫愛づる姫君」達との縁の物語。 —— 菜々子は両親に裏切られ、祖父との絆を唯一の拠り所にして生きている。農業についても、自分の意思で始めたことではない。それ故か、いつも自信がなく、失うことに怯えている。 菜々子の麻衣に対する感情は、友情を飛び越えた強力なもの。依存や崇拝といった、ちょっと危なっかしい感情にも近い。 祖父が亡くなれば、身寄りがなくなる菜々子。祖父に菜々子を託された麻衣だが、距離感に悩み、挙句、菜々子を孤独にしてしまう。そして麻衣の選ぶ、菜々子との関係は……。 —— この作品は、二人の女性の関係性の物語と並行して、二つの「自然と人為」が描かれる。 一つは「有機農業」、もう一つは「自然保護」。 有機農業は、農薬等をなるべく使わない「自然への優しさ」を謳うが、その分労力は大きい。益虫を操り、害虫を殺す日々の営み故に、菜々子は益虫にものすごく優しい一方、害虫に対してはまさに「虫を殺す目」を向ける。菜々子は「益虫を愛づる姫君」である。 一方、麻衣が偶然知り合った来夏は、ヒメギフチョウや湿原を、ボランティアで保護する女性。彼女は自然を愛し、虫という虫に満遍なく愛を注ぐ「全ての虫を愛づる姫君」。また、来夏といつも共にいる美津羽は、簡単に昆虫を呼び寄せる特技を持つ「虫を愛で、共にある姫君」。 さらに、麻衣が出会う、スナックで働く香織は、虫と「食」(人間が食べる、虫が虫を食べる等)を嗜好する「虫食を愛づる姫君」。 様々な「虫愛」の形が提示され、彼女たちから語られる虫の性質と、人間の営みがリンクし、生きることについて考えさせられる。スローライフを描きながらも、「生の実感」の生々しさが常に残る作品である。 日々の営みの繰り返しから、ゆっくりと育てた大きな感情に、いつの間にか心動かされている。麻衣と菜々子が育む、じんわりとした優しさに浸っていたい。 リアルな心理描写おんなのいえ 鳥飼茜aicoリアルな心理描写でおもしろい。自分のことや友達のことなど、こういう心理背景からの行動かぁと学ぶことも多かったです。何食って修行したらそんな切ない表情が描けるんだ君が死ぬまであと100日 右腹mampuku「尊み」あふれる、非常に質の高いWeb漫画です。 https://twitter.com/sgin001/status/1198232642262425600?s=19 このバスり漫画をみて知ったのですが、田代ちゃんも「君が死ぬまであと100日」の登場人物だったんですね。脇役の恋模様がどいつもこいつも切なくてしんどい。。最後の田代ちゃんの表情に、作者・右腹先生の比類なき天才ぶりがうかがい知れると思います。 https://comic.pixiv.net/works/5879この目の付け所、シャープすぎない?枯れ専女子高生と時かけおじさん ももたんsogor25タイムリープもので当人と仲の良いキャラや聡明なキャラが何かを察するっていう展開はよくあるけど、タイムリープした相手に対する違和感を察知した理由が"枯れ専だから"っていう、目の付け所がシャープすぎる作品。 40歳から17歳の頃にタイムリープしてきた"時かけおじさん"曽根崎君はとりあえずタイムリープがバレないように取り繕って高校生活を送ってるんだけど、要所要所に40歳サラリーマン感、おじさん感が滲み出てしまっていて、そしてそれをあんまり自覚してなかったりする。そしてそんな曽根崎君の様子が"枯れ専女子高生"日向さんの枯れセンサーに見事に引っかかっていく。 "枯れ専"という1つのフックだけでタイムリープという割と使い古された感のある設定がこれほどまでにエッジの効いたものに見えるのか、という新鮮な驚きがある作品。 1巻まで読了 マンガを読んでいる時間にしかマンガは存在しないマエストロ さそうあきら影絵が趣味『神童』とそれに続く『マエストロ』で、文字通り音楽漫画のマエストロになったさそうあきらですが、長年に渡り疑問に思っていたことがあります。さそうあきらを筆頭に『のだめカンタービレ』の二ノ宮知子や『BECK』のハロルド作石らの描く音楽漫画はどうしてここまでひとの心を打つのか、ということについてです、肝心の音楽は実際には耳に聴こえないのにもかかわらず。 この謎をひとつ解き明かしてみようではないか、ということで、数年ぶりに『マエストロ』を読み返してはみたものの、まあ、最後のコンサートではボロボロに泣いてしまったんですけど、謎は謎のまま残ってしまいました。 ただ、ちょっとヒントになりそうな台詞が作中にありました。 「音楽って切ないね」 「今確かに美しいものがあったって思っても、次の瞬間には消えてしまうんだ」 「川の、流れのように―――」 「だからこそ、愛おしい―――」 「大切に思うんだ」 つまり、音楽は音楽を聴いている時間にしか存在しないけれども、マンガもマンガを読んでいる時間にしか存在しないということ。この不可逆性、このマンガというコマのうねりと連なりをひとつびとつ読んでゆくことの幸せを今日も逃すことなく噛み締めようと思う次第なのでありました。こんなウーパールーパーはイヤだ(笑)よしふみとからあげ 関口かんこあほえもん妻に逃げられ単身社畜生活の「よしふみ」と、自宅で飼っているウーパールーパー「からあげ」(メス)のコンビが織り成すコメディ漫画。 飼っているウーパールーパーが、ある日なぜか日本語をペラペラと喋るようになり、主人公はひたすらコイツに振り回されることに。 からあげが、よしふみを小バカにしては毒舌を吐きながらも、怒らせすぎて自分が捨てられないように、ギリギリのところを攻めるのが面白い。 なんだかんだ仲がよくて、ずーっと不毛な会話の掛け合いを見てられるコンビだ。 自虐的で疲れ切った中年サラリーマンにおすすめ。<<473474475476477>>
読んだことを後悔するような、ぞっとする、嫌な気持ちになる話でした。軽やかな絵から語られる愛情とはなにか、親愛とはなにか、スゴく嫌な気持ちになりました笑