完結したマンガの感想・レビュー16065件<<391392393394395>>きわどい。。娘の友達 萩原あさ美名無し物議を醸したほどの際どい作品ですが女性作家です。 この主人公の娘の友達である少女の小悪魔ぶりは凄まじいです。 もちろん、賛否両論あるでしょうし否定をする方の気持ちもわからないわけではありません。 しかしどちらにしろ読んでからそれぞれ意見を決めたらいいと思います。 絶対ドキドキしちゃいます。面白い!金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿 天樹征丸 金成陽三郎 さとうふみや 船津紳平名無し推理ものが好きな方もそうでない方にもオススメです。 たしかに、あれだけの大掛かりなことをしているのに少しずつダメだしされたりバレたりしてしまう犯人は大変ですね(笑) 金田一少年の懐かしの事件がああ、犯人はこうだったんだとわかって嬉しいやら、可哀想やら。。 色々な立場で楽しむのもいいですね。新感覚の不倫ゲーム夫婦交換~今夜、妻は誰かの隣で~ 早川ナオヤ 青宮アシ名無し同じマンション内で夫婦交換による集団種付け、などという、かなりあり得ないというか、うらやましいというか、斬新なテーマを扱った作品です。リアルでは到底真似できない不倫ゲームなので、誰しもが始めは自分の夫婦が1番、どこまでも信頼しあってると思うのですが、人間の性の本能ってものがあるなと。 そしてそこに、少子高齢化とか、特殊法とか、国家プロジェクトとか、お堅い文言と現実的な文言が加わることによって、話全体に何とも言えない緊張感みたいなものが張り詰めドキドキハラハラしながら読めます。何事も、ギャップ(緊張と緩和)が大切であり、この作品はそれをよくわかっているなと感じました。甘くてとろけそうねぇ先生、知らないの? 浅野あや名無しドラマ化もされた作品で、ドラマでも甘い雰囲気が漂っていましたが、漫画の方はとにかく甘いです。 漫画を描くことに夢中の華は、偶然入った美容院で理一にカットしてもらい、付き合うことになります。最初はこんなに唐突な恋愛の始まり方で大丈夫なのか?と心配になるんですが、読んでいくと理一が華のことを真剣に好きなんだというのがわかるし、恋愛下手な華があたふたしながらも理一に夢中になっていくところがとても可愛いです。 恋愛は甘いけれど、二人は仕事にもプライドを持っているところがが格好いいなと思います 展開にハラハラドキドキしてました。僕だけがいない街 三部けいPom もし発売当初に読んでたら、続きが気になってしょうがない、待ちきれない!と、思うくらいのめり込みました。 とある事件がきっかけで主人公の悟が現代を変えたいために、小学生時代に戻り、過去を変えていく話だけど(現代に戻ったりもしますが)とにかくハラハラドキドキさせられる。 真犯人が判明して終わりかと思ったが、そこで初めてタイトルの意味がわかりました。 どんどん話も深くなっていくし、何ページか戻らないと理解し難い部分もあったけど、ずっとドキドキさせられて面白かったです。 あっという間に終わってしまう。 同時進行の様な悟の母の愛情が垣間見える場面にはハラハラさせられる展開の中、唯一ほっこりした。いろんな雑誌に掲載された短編がまとまった一冊地下鉄の風に吹かれて 南Q太名無しどれも南Q太さんらしい短編だな〜と思いながら読んでたら、タイトルにもなってる「地下鉄の風に吹かれて」という話でめっちゃびっくりした。こ、これ…南Q太さん本人の話じゃない…?「猫のたまご」っていう話もそうだよね…。 このセリフすごい。「でもいつも迷ってるんだよ、娘や君や私にとって最善の策がないかなって探ってるんだよ、それは考えをころころ変えているってことなの?」20代女子、長野でスローライフを始める。ものつく~手作り生活、はじめました。~【合本版】 ミヤハラミヤコ名無し主人公の檜前桧由がブラック企業を脱出して友人の故郷である長野に移住するという話。線がすっきりしていて読みやすく、物語は現在と過去の回想が入るなど工夫があり面白いです。主人公が古い家を自力で修繕しながら、地域の人たちと付き合い、生活を楽しんでるのが良いですね。自然の素材を食器にしたり、家具を作ったりする工程が細かく解説されていて、自分も何か作りたいという意欲が湧いてきます。過去にブラック企業で苦労してきたことも描かれていて、上司で苦労した経験のある人には共感できるところがあります。のんびりした作品ですが、登場人物たちの感情を丁寧に描いてる作品だと思いました。 靴の修理がテーマ靴理人 尾々根正 大鳥居明楽マンガトリツカレ男靴の修理によって人々と関わったり物事を解決していく。一話完結で読みやすくあっという間に読みきった。ただ何話か急激に終わったりしていたのが気になった。本編もよかったが袋麺焼きそばの短編が好きかな。 今なら確実にアウトっぽい気がするふんどし刑事ケンちゃんとチャコちゃん 徳弘正也マンガトリツカレ男「狂四郎2030」/「新ジャングルの王者ターちゃん」の徳弘正也の刑事物 すごい昔に読んで覚えているのが「ケンちゃん」のケツの穴に「六法全書」か「百科事典」が入るというネタだけだった。 今日読み直したが開始からまあ今の基準だったら色々アウトだなと思う。ただやはりただ下品なだけではなく、俺の好きな感じの人情話があったり主人公の成長があったりとそんな嫌な感じはなかった。 今回の発見はアメリカからきた刑事の名前が「リーヘイニー」だったがこれ「ミスターオリンピア」を8連覇した伝説のボディビルダーからとったんだなということがわかった。 やっぱりこの作者はボディビルが好きなんだな。 いいマンガだったみちのくに みちつくる しまたけひとstarstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男このマンガを読む前に全く前情報がなく、「アルキヘンロズカン」や「敗走記 関ヶ原~大阪「島津の退き口」を辿る」の作者でこの表紙だからまた「歩く」マンガかなと思ってた確かに歩くマンガだったが、いままでと違った歩くマンガだった。 「みちのく潮風トレイル」の「道」を辿りながら2013年ぐらいの被災地の状況などが書いてある。 このマンガで「みちのく潮風トレイル」の存在を知ったが一般的に知られているものなのかな http://tohoku.env.go.jp/mct/ いつでも福島聡に期待している機動旅団八福神 福島聡名無し福島聡の新刊は必ず買っている。ホームランを見るまで買い続けるからな。ちょっとエッチでセクシーなラブコメ漫画の名作プリティ フェイス 叶恭弘ヒロナカ交通事故に遭った高校生で空手の猛者の主人公・乱堂政が、1年後に好きな女の子の顔になっていたというハチャメチャな設定が秀悦。ギャグセンス、ちょっとエッチでセクシーなシーンが魅力的で、この作品のキャラは時代を超えても可愛いと思えます。ラブコメディ漫画の新境地を開拓した名作。青春時代を思い出すにじいろコンプレックス ばったん名無しオムニバス形式で、田舎の女子高生たちの悩みやコンプレックスを描いた作品です。学生の頃は本当に沢山のコンプレックスを抱えていて、常に人と何かを比べていたな〜と当時を思い出してしまう漫画でした。自分だけでなく、周りの友人も実はコンプレックスを抱えていたんだろうな、とそれぞれの登場人物の悩みを読みながら感じました。青春時代を思い出す漫画です。 バブル後期の日本の恋愛観や仕事観そして人生観東京ラブストーリー 柴門ふみhysyskドラマが1991年だから自分は当時小学校4年生くらいか。当然原作を読んでる訳はなく、ドラマを観る習慣もなかったのだけど、あの当時としては衝撃的なセリフ「セックスしよ!」をクラスのお調子者がふざけて真似していたり、物真似やパロディや懐かしのドラマを振り返る的な番組で見かけたりして、断片的な知識だけはあった。 するとなんとこの4月から現代版としてリメイクしたドラマが始まるとのこと!これって今の10代からしたらおじいちゃんとかおばあちゃんの世代(30年前の20代)の話でもおかしくない訳だよね? https://www.fujitv.co.jp/tokyolovestory/ 柴門ふみが「スタバもユニクロも無かった時代」って言ってるのがうけた(ださくて質が低いとされてたけどユニクロはあったよ!)。 ぜひリメイクドラマと91年版ドラマと原作を比較して楽しみたいのだけど、始まる前の期待としては、赤名リカは今の時代にすごく合ったキャラクターとして描き直せるんじゃないかな、ということ。あとがきによれば「作品の成功はリカが受け入れられるかどうかにかかっていた」とのことで、当時としては賭けだったようだけど、今ならむしろ普通の感覚として受け入れられるような気がしている。帰国子女の外資系バリキャリみたいな人も増えたはずだし。 くっついたり離れたりすれ違ったりまた戻ったり辛気くせえ〜と思うのと、ところどころ現代(2020年)の感覚と合わずに「うわっ」となるところはある。けれどもあの時代にしては新しい(自分の親はほぼ柴門ふみと同世代だけどこんなにリベラルじゃない)考え方や生き方を肯定しているし、新旧の価値観のぶつかり合いに、まさに今リアリティを持って考えたい問題が見えてくる。この作品が生まれた時代(恋愛至上主義的な価値観)含めて乗り越えられるべき名作だと思う。現代的かしまし家族マンガとしても面白い! #完結応援にれこスケッチ 鴨居まさねかしこ上野にあるブラシ屋の三姉妹の末っ子・にれこちゃんが主人公。20年間も片思いしてた清田くんの傘工房でバイトしてたけど、ブラシ職人のおばあちゃんの体調不良という緊急事態にともない実家のブラシ屋で職人として働くことになった!というお話です。にれこちゃんの恋物語やブラシ職人道としても面白いけど、私は家族マンガとしての魅力が抜群だなと思ってます。 にれこ家はお父さんが単身赴任で長いこと不在だし、かなりの女所帯。ブラシ職人のおばあちゃんとお母さん。すでに独立してるお姉ちゃん2人。そして主人公のにれこちゃん。大集合することはないんですけど、それぞれの繋がりがちゃんと描かれているので、その様子がとってもかしましくて楽しいのです。実際に存在してる人達のような親近感があります。 にれこちゃんの片思い相手の清田くんも、元は一番上のお姉ちゃんの同級生ですからね。家族全員が事情を全部知ってるし、なんならお母さんの方が清田くんと仲がいいし。にれこちゃんの元彼・松谷くんに対しても、とっくに別れてるのにほぼ家族みたいな扱いなのもいいなって思いました。あだ名が「松谷王子」なのも可愛がってる感がめちゃくちゃありますね。でも松谷くんはとてもいい子なので、人も猫も魅力にやられてしまう気持ちが分かります。私も好きになっちゃいました! 全3巻で手に取りやすいし、いっき読みするのすごく楽しかった。ほのぼのマンガを探してるなら、ぜひオススメしたいです!破天荒な教授と愉快な教え子たちの楽しいテロ講座テロール教授の怪しい授業 カルロ・ゼン 石田点名無し型破りなテロール教授の能弁がとにかく痛快。テロルとカルトの関連性を独自の視点で一刀両断するのだが、私達の身近に潜む無知の脅威を啓蒙される。テロール教授のもとに集う学生たちも個性豊かで、教授に振り回されながらもなんだかんだ楽しく青春している姿に和む。 取り急ぎ同棲しませんか 1巻感想取り急ぎ、同棲しませんか? 中村ユキチ名無し仕事をバリバリ頑張っていて仕事が生きがいだと思っていても、やっぱり結婚はしたいのが女性。30歳を前にして、彼氏がいない。こんな状況になると諦めてしまいそうになるけど、そんな状態でも楽しんで生きる主人公がたくましいです。 同棲じゃなくて同居と言い張っている主人公が可愛いです。かっこよく仕事をしているからこそのギャップですね。 家事能力高い男子と付き合うと、なんとなく大丈夫かなあと思ってしまうのもすごくわかります。主人公と同じく、魚の三枚おろしできないので、練習しようと思いました。料理もさることながら150年前の武士と現代の女性との邂逅が面白い半助喰物帖 草香去来 灯まりも名無し150年前の武士が井戸に落ちて、現代の東京にタイムスリップしてくるといった所で、どんな料理を作るのか気になって手に取りました。 半助さんの反応がいちいち面白く、すごく適応力が高い人だな〜と思いました。 歴史を知る楽しみ、料理のレシピを知る楽しみもありますが、全体を通して気持ちがあたたかくなる作品です。将棋と記憶とミステリー盤上の詰みと罰 松本渚なかやまある対局をきっかけに、1ヶ月毎に記憶を失ってしまうようになった主人公 霧島都 当時女子高生だった彼女は、5年間 1ヶ月しか持たない記憶と5年前の棋力で、その対局相手を探し出すために、今日も全国を旅するのだった 全2巻でキレイにまとまっている作品 結果的に「俺強えー」作品ではあるのですが、軸足を記憶・対局相手の捜索に置いているので違和感なく読めます。 特に後半の相手がわかりそうで分からない、ザリっとした気持ち悪さが、読了後の気持ちを引き立てます。 とんでもないハンディを背負っている主人公が純粋に対局をしているシーンは読んでいてもコチラが元気をもらいますし、周りのサポートも良い。悪い人がいないんですよね。 唯一の敵は例の対局相手 将棋は分からなくても大丈夫、謎解き要素がある訳ではないのですが、短く何かの謎と立ち向かってみたい人にオススメです 壮大な赤羽サーガ、ひとりの男の人生譚ウヒョッ!東京都北区赤羽 清野とおる野愛ゲラゲラ笑って読んだ東京都北区赤羽からさらに進んで、これはもはや壮大な赤羽サーガと言えるでしょう。 ペイティさんや赤澤さん、ちからのご夫婦などおなじみの赤羽人はもちろん、GOING UNDER GROUNDにGLAYにスチャダラ、山田孝之など錚々たる顔触れが赤羽に登場します。 これは赤羽の磁場のせいなのか、清野先生の人間力のおかげなのか。 赤羽で穏やかに過ごそうと思えばきっと過ごすことはできるはず。でもそれをしなかった清野先生と、清野先生にそれをさせなかった赤羽の巨大な力(幸福地蔵とか自由の女神とかペイティさんとか?)が働いたとしか思えません。 中上健次でいうところの「路地」が清野先生にとっては赤羽だったんだな、というのがこの作品群を読むとわかります。赤羽という地が創作の力を与え、赤羽という血がその体に流れているからこそ今の清野先生があるのだと感じました。 最終巻を読めば、この赤羽サーガは清野先生が人として漫画家として一歩前に進むためのイニシエーションを記録したというものであるということがひしひしと伝わるはずです。 とりあえずワニダに行ってみたいです。でも怖いのですしざんまいに行きたいです。最初からラストが決まっているのでグダグダしない。進撃の巨人 attack on titan 諫山創名無しこの作品、作者の方が最初からエンディングを決めている、とのことで引き伸ばして面白くなくなる、なんてパターンにはならなさそうで安心して読めます。 巨人の謎、グロい描写、等、いわゆる中二病的な要素がが好きな人にはたまらない作品ですね。 漫画版は概ね初期に提示された謎が明かされてきて、そろそろ終わりそうな雰囲気があって見逃せません。憧れる逮捕しちゃうぞ 藤島康介名無し美人でそれぞれかっこいい夫人警察官のお話です! ちょっと際どいシーンもあります(笑) 子供の頃、私もこんなかっこ良くて綺麗な婦人警察官になりたかったなぁ〜。 女性同士の仲間感も好きですし、 悪者と戦うシーンも、恋愛の要素もあったりして大好きな作品です! 人体破壊表現のひとつの到達点いちげき 松本次郎 永井義男ANAGUMA古今東西のマンガで人間の体は多種多様な表現でブッ壊されてきました。 本作では農民上がりの一撃隊が使う粗削りの剣術と 殺しのプロであるサムライの剣筋とが描き分けられていて 重い、鋭い、強い、痛い、などキャラが食らった斬撃が どんなものだったのかが一発で伝わってきます。 それによって損壊される身体も 気持ちよくデフォルメされてるかと思えば、痛々しく醜いほどに写実的に描かれたりとさまざま。 目まぐるしい物語の状況変化や、キャラクターがどんな感情を抱えているのかが ときどきで破壊される身体の表現によって語られていくのです。 ただカッコイイわけでも、ただグロいわけでも、ただリアルなわけでもない。 「人を斬る」ことを真摯に捉えた表現が本作には描かれています。ひとりの帝国軍人が辿る、壮大なメロドラマメロドラマ 村上もとかnyae第一次世界大戦後のフランス・パリを舞台に、フランスに赴任した帝国軍人が伯爵令嬢と出会い、そこから始まる壮大なドラマが展開される感動のロマンスストーリーです。 主人公の都筑の恋愛だけでなく、芸術家として一人前になるためにパリへ来ている多くの日本人を含めた外国人の情熱的な生き様や、実在の人物(藤田嗣二やパブロ・ピカソなど)の錚々たる面々も物語を盛り上げ、思わずうっとりとしてしまいます。 一方、日本人やアジア人に対する差別などもしっかりと描かれており、当時のきらびやかな雰囲気と殺伐とした雰囲気どちらも肌で感じるようにリアルです。 ひとりの平凡な男が辿る、壮大なメロドラマ。一本の映画を観たような気持ちになります。<<391392393394395>>
物議を醸したほどの際どい作品ですが女性作家です。 この主人公の娘の友達である少女の小悪魔ぶりは凄まじいです。 もちろん、賛否両論あるでしょうし否定をする方の気持ちもわからないわけではありません。 しかしどちらにしろ読んでからそれぞれ意見を決めたらいいと思います。 絶対ドキドキしちゃいます。