女性マンガの感想・レビュー3218件<<8485868788>>読んでしまったので見届けたいこれってセクハラなのかしら? ~1人で悩んでいた私の話~ ぽん子野愛SNSで見かける胸糞悪い話を見に行きたくなる感情ってなんなんでしょう。野次馬根性みたいなものなんだと思うんですけど、見るとしっかりショック受けちゃうんだなあ。 このお話もそういう気持ちで見始めて、結局最後まで見届けたくなってしまっている。 主人公のぽん子さんが上司や取引先からセクハラを受けでどう闘っていくかという話なのですが、今のところただただ傷つけられているターンが続いています。 加害者側は軽い気持ちでやってるんだなあと、それを見る周りの人も当人が傷ついていることにすら気づいてないんだなあと、家族や恋人が力になってあげられればいいけれどそこにたどり着くまでにもうボロボロになってしまっているんだなあと…。 辞めちゃえば?とも思うけど、なんで悪いことしてない側が辞めなきゃいけないのかなあとも思ったり。 ちゃんと言えばいいじゃんとも思うけど、言えたら苦労はしないよなあ。 とにかくこの手の漫画は読み出したら見届けるしかないのです。 同じ悩みを抱えている人たちが少しでも救われますように。そして、身近な人が悩んでいたら適切な方法で手助けをしたいと思うのでありました。リアル!!それでも愛を誓いますか? 萩原ケイク名無しめちゃコミで人気らしいですね。セックスレスの夫婦が主役の漫画って最近よくありますが、この漫画の主人公が一番リアルかもしれない。今、実際に主人公と同じシュチュエーションの人が日本中に何人もいそう。作者さんのインタビューを読んだらWeb記事で話題になってることを常にチェックしてると語られていたので、届けたい層にちゃんと届ける努力をされて作ってるんだなと思いました。令和に昼ドラをするとしたらこういうのがいいな。 https://book.asahi.com/article/13199729鶴谷香央理の初期作品集レミドラシソ 鶴谷香央理短編集 2007-2015 鶴谷香央理かしこメタモルフォーゼの縁側の最終巻でうららちゃんがコミティアに初参加するシーンを読んでからレミドラシソ 鶴谷香央理短編集 2007-2015を読んだので、鶴谷香央理先生がコミティアで発表されていた作品「吹奏楽部の白井くん」も何だか普通に読むよりも感極まったような気がします。先生もあの場所にいらっしゃったんだなぁ…。 ちばてつや賞の準大賞を受賞された「おおきな台所」が商業誌デビュー作なのでしょうか。これぞ原点という感じはありますが、背景の生活感とか人物描写のリアリティは最近の作品と同じくらい巧みに表現されています。私にも年の近い妹がいるので自分の思い出を重ねながら読みました。 最後に収録されてる「ル・ネ」は、香水の調合師としてズバ抜けた才能を持ってるけど今はその道を選ぶことに気が進まないでいる女子高生が主人公のモーニングに掲載された読み切りです。ささやか過ぎて日常的には見逃しがちですが、この作品を読んで「匂いに感情が宿ることって確かにあるなぁ〜」と思いました。今からでも遅くないのでぜひ連載化して欲しいです。最終巻で泣いちゃったメタモルフォーゼの縁側 鶴谷香央理starstarstarstarstarかしこ最終巻で市野井さんが自分が好きなBL作家さんに伝えた言葉を読んだ瞬間に目が開けられなくなりました…。我々読者が漫画家さんに言えることは「漫画を描いてくださってどうもありがとう」まさにこの一言だけです!!ギュッと目を閉じたまま涙が溢れてきて次のページもめくれないくらい泣いてしまいました。割りとすぐウルウルしてしまうタイプなので漫画を読んで泣くことはよくあるのですが、こんな泣き方をしたのは生まれて初めてでした。これが心に刺さるということなんでしょうか。 市野井さんとうららちゃんが年齢を超えてお友達になったきっかけが漫画なのがいいですよね。基本的に漫画って一人で考えて描いて一人で読むものだけど、だからこそ自分以外の誰かと好きを共有できた時の嬉しさが倍増する気がします。漫画は描くのも読むのも語り合うのも楽しいですね。連載当初からどんな最終回を迎えるのか不安だったのですが、タイトルの「メタモルフォーゼの縁側」にふさわしい素敵なラストでした。 素直な気持ちで読むべしくらしき ぎゃらりーかふぇ物語 ねこまき(ミューズワーク) 志賀内泰弘 八朔starstarstarstarstarひさぴよ帯の「泣ける!!!」という煽りで、いまいち読む気が起きなかった作品でしたが、フラットな気持ちで読んでみた所…アラ、とても良い漫画でした。ほっこりとした空気感で、統一感のある柔らかなタッチが特徴的。おばあちゃんを中心に、芸術・工芸に通じた人達の交流から始まり、現在→過去→現在とお話が展開していきます。 過去編では戦時中のエピソードが出てきます。今のおばあちゃん世代は戦中または戦後間もない生まれなので、さらにそのお母さんのエピソード、という形になります。もはや今の時代のおばあちゃんも戦争体験世代ではないという時代なんですよね。なので回想の中では、本当の戦時中はもっと厳しかったんじゃないか?と思う部分もありましたが、それでも誠実に描かれている印象を受けました。ただ、過去編から現在へ切り替わる表現がちょっとわかりにくかったですね。 悲しい出来事もあるものの、読んでいて温かい気持ちになれる作品です。特に、のどかな田舎の描写は素晴らしいと思いました。 日本美術史の大まかな流れを知るのに良い美どらま 日本美術史ナナメ読み 真船きょうこhysysk日本の昔の美術ってなんか地味で暗くてかっこ悪い…長らくそう思っていたが、その理由はやはり冒頭で話している通り、そもそも日本には「美術」という概念がなく、むしろ工芸に近かったからだろう。そしてその地味で暗いものにも歴史があり、ドラマがあり、ある時代の考え方や生き方を知る手掛かりが刻み込まれている。特に高村光雲の『老猿』は実物をみたくなった。エレクトラで澤野芳枝の正体がばれるのが楽しみにエレクトラ!~罪深き聖女たち いがらしゆみこ 佐藤博之土門美紀エレクトラ五十嵐ゆみこ先生の絵が懐かしいのでコンビニで必ず毎号楽しみにして見ています エレナの父さん澤野せいじさんを金で買った嫌な悪女澤野芳枝は不幸な人だと思いますこの人は愛された事がなく手に入らなかった物が子供の頃からなかったからこんなに酷い行いをすることが出来たと思うこの人が報いを受けル時初めて澤野せいじさんが振り向いて謝られると思います 昭和とかなんとかどうでもいい元気な子ども時代昭和のこども~こんな親でも子は育つ!~ 流水りんこ野愛読むととりあえず元気出るから好き!! 昭和っていいねえとか家族っていいねえとかそんなんじゃなくハイパークソガキな流水先生の幼少期が楽しい。自分の子がこんな感じだったら思うところあるかもしれないけど、元気でやんちゃなのはいいことです。 で、ハチャメチャなクソガキなのに怖い話読んで寝れなくてお姉ちゃんのお布団におねしょしたり、お母ちゃまお父ちゃまって呼んでたりするのがかわいいんだよなあ。 インド夫婦茶碗も元気出るから好きでそういう漫画ばっかり描いてる方だと思ってたけど、マンバの作品ページ見てみたら綺麗な絵の漫画も描くんですね…さすが美大出身だけある…とか失礼なことを思ってしまいました。無知を恥じる。 チョコレートに創造性が詰まっている…!チロルチョコで働いています 伊東フミ チロルチョコ株式会社hysysk誰もが知ってるチロルチョコがどうやって作られているか、成り立ちの歴史も振り返りつつ紹介しているのだけど、めちゃくちゃ面白そうな仕事ですねこれは。50年の歴史があるだけに景気の上下、インフラの変化(バーコード読み取りできなかったり)、流行の移り変わりに左右されながらも、次々と新しいアイディアで乗り越え続けてきているのが分かる。企画部は30人と少数で、社内での試作の様子などはフードテックのスタートアップみたいな雰囲気もある。 マンガによる製造工程の図解も分かりやすく、パッケージデザインやキャラクターの話、未発売の企画など、何気なく食べているお菓子がいかに工夫されているかが嫌味なく表現されていて、よくぞこのクオリティをあの価格で…という気持ちになること請け合い。大学生ならエントリーシート書いてる。とにかく表紙の小鳥た…文鳥様と私 今市子大トロとにかく表紙の小鳥たちが美しいです。 今市子先生の文鳥エッセイ的な漫画なのですが、さすが文鳥それぞれのキャラが立っていて読んでいて飽きません。 私はやはりナイゾウ推しです。 現代の童話みたい1億円のシジュウブス【描き下ろしおまけ付き特装版】 浅川ナオ名無し※ネタバレを含むクチコミです。細かすぎる神奈川ローカルネタとエルフあるあるの合わせ技が最高!#神奈川に住んでるエルフ 鎧田たか※ネタバレを含むクチコミです。東京都現代美術館の学芸員の仕事!美術館で働くということ オノユウリhysysk個人的に一番好きで、最も通っている美術館が東京都現代美術館。毎回企画展は面白いし、何より常設展が素晴らしい。 このマンガでは日常的な業務や休みの日の過ごし方、企画展の進め方、常設展の仕組みなど、学芸員がどんなことを考えてどんな仕事をしているかがよく分かる。 美術に関する知識はもちろん、デスクワーク以外の現場作業もあるし、語学やコミュニケーション能力、最近だと技術も分かってないといけないので本当に大変(正直昔はアーティストこそが最高だと思っていたので舐めてた)。そして学芸員以外にも、美術館には沢山の人が関わっていて、表には見えない大変な(でも面白い)仕事のおかげで美術という大きな世界ができているんだなぁと改めて感じた。 ハトの編集長だったwハトの編集長 マキゾウ うないいちどう名無し※ネタバレを含むクチコミです。メンドクサイ者どうしが出会ったら自転車屋さんの高橋くん 松虫あられ名無しOLの飯野朋子は仕事にしろ飲み会などのお誘いにしろ、 周囲に気を使いすぎて頼まれたら断れない。 それでいて周りとは馴染めずストレスは溜まる一方。 自転車屋さんの高橋くんは一見チンピラなんだけれども、 それは、したいことしかしない、 自分にも他人にも嘘がつけない、 そういう性格で、他人をいらつかせる事もあるということ。 実際には高橋君は、困っている人をみたりしたら ほうっておけなくて手助けしてしまう良い人なのだが、 それも含めて自分は好き勝手にやりすぎると自覚していて 自分の感情に素直に行動をしていながらも、 不必要なほどにヒケメを感じたりしている。 ようするにこの二人、どちらもメンドクサイ性格だ。 上手に人と向き合えない。 だがこのメンドクサイ二人が出会い、 互いをそして自分を開放して理解していくストーリーは とても面白く、そして考えさせられる。 人と上手につきあうってどういうこと? 上手に付き合うことが正しいの?偉いの? それでみな、幸せなの?幸せになれるの? 一見いい人が見方によってはそうでもない。 その人のしていることが、すべて、したくてやっていることで それに満足しているというわけでもない。 そしてその逆だってありうる。 そういうものかもしれないと思ってしまう漫画。 タイトル通りの話ではある私は貴兄のオモチャなの 岡崎京子名無し子主人公の星山星子は空知くんのことが好き。何年も片思いしていて何回も告白してフラレ続けているがそれでも好き。しかし夏休みのある日に空知くんから電話で映画に誘われます。そして失恋で自暴自棄になった空知くんから「俺のペットになれ」と言われてしまいます。タイトル通り『私は貴兄のオモチャなの』というような展開になる訳ですが、ここに別の男達も加わって星子はかなりめちゃくちゃな目に合います。最終的に空知くんが星子に対して「酷いことをしてごめん」と謝って二人は別れるけど、星子は空知くんのことを嫌いにならなかったという話です。 岡崎京子先生の絵じゃなかったら読めないようなバイオレンスなシーンがあるし、あらすじにも「賛否両論の激しい反響を巻き起こした表題作」とありますが、私は好意的に受け取りました。岡崎京子作品は普通だったら犯罪や事件になるような出来事にキャラクター達がよく巻き込まれますが、ラストはおとぎばなしみたいに「めでたしめでたしチャンチャン♪」で終わるのが特徴ですね。『pink』では主人公のユミちゃんがスリルとサスペンスを得る為にワニを飼っていましたが、星子がどんな暴力も愛だと思えたのはそれが一番リアルだったからなのかもと思いました。 恋愛感情はないけど"夫婦愛"はそこにある結婚生活 #1巻応援わたしは壁になりたい 白野ほなみsogor25親の紹介によるお見合いで出会い、結婚することになった花園岳郎太と園田ゆり子。 傍から見ると仲睦まじい新婚に見える2人ですが、実はこの夫婦にはそれぞれに秘密がありました。 夫の岳郎太は幼馴染にずっと片思いをしているゲイの男性、そして妻のゆり子は、BLを嗜んではいますが自身の中には恋愛感情を持たないアセクシャルの女性。 そんな二人の"偽装結婚"の様子を描いた作品です。 タイトルを見るとゲイである夫の岳郎太のことを腐女子の目線で見るゆり子の物語のように見えますが、実際にはそうではありません ゆり子はBL好きではありますが、岳郎太のことを BLの登場人物と同一視はしておらず、共に生きていくパートナーとして相手のことを知ろうと努めます。 また夫の岳郎太のほうも、ゆり子が恋愛感情を持たないとはどういうことなのか、興味本位ではなく、ゆり子のことを理解するために対話をしていきます。 それぞれがセクシャルマイノリティと呼ばれる存在であり、自分のことを理解してもらえないという悩みを抱えながら生きてきた2人。 そんな2人だからこそ相手をゲイやアセクシャルと言う言葉でくくらずに相手を個人として理解しようとする、その結果、間に恋愛感情はないのですが2人は文字通り"夫婦"になっていく、そんな様子を描こうとしている作品ではないかと思います。 もちろん、岳郎太とゆり子、それぞれのバックグラウンドについても丁寧に描かれていて、どちらか1人を主人公として見ても十分に面白い作品になっています。 特にアセクシャルの女性のメインに描いている作品というのはこれまでほとんどないように思うので、アセクシャルという存在に触れたことがないかにとってはそれだけで新鮮に読める作品なのではないかと思います。 1巻まで読了夫婦版ZUCCA×ZUCAタクマとハナコ はるな檸檬名無し「ある日、夫がヅカヲタに!?」という副題は付いてますが、内容は普通にZUCCA×ZUCAでした。1巻の後半で旦那さんがエリザベートの当日券を買う為に朝3時から日比谷にタクシーで行って(並んでしまうと警備員さんに怒られてしまうので)チケット売り場前でたたずむ…という強者エピソードあるんですけど、このエピソードがめっちゃ面白かったです。男性が沼にハマっていく瞬間が女子と全く違うのも読んでてなるほど〜って思いました。男性目線のパリエッセイパリ愛してるぜ~ じゃんぽ~る西starstarstarstar_borderstar_borderかしこかわかみじゅんこ先生のパリパリ伝説を読んでて「パリに住んでみたいな〜」と思ってたのですが、じゃんぽ〜る西先生のパリ愛してるぜ〜を読んで「やっぱ観光だけでいいや…」と思いました。割と取り上げてる内容も近いと思うんですけど、捉え方が違うと印象も変わってくるんでしょうね。私が夢を見すぎていたかもしれないので、じゃんぽ〜る西先生に現実を見せてもらえてよかったです。 日本人男性同士でビズをしたらどうなったかの話には笑ってしまいました(笑) 内田春菊らしさ全開でハマってしまったLOVE FOR SALE ~俺様のお値段~ 内田春菊名無し子どうしても小説家の女主人公は作者本人がモデルなんじゃないかと思いながら読んでしまう。内田春菊さんって事実を元に描いてるものも多いし、本当の話なんじゃないかと思わせるのが上手いんだよな〜(ヒモ男は確実に元旦那さんの言動をモデルにしてると思う)。ホストは架空のキャラクターだろうけど、ヒモ男に精神的DVを受けてたら、ああいうあっけらかんとしたタイプと恋愛したくなるんだろうなってリアリティーはある。ヒモ男の母親がマンションの前で待ち伏せしてるシーンがめっちゃ怖かった。でも二人の関係を理解できないままストーカー化しちゃう気持ちも分かるよ…。連載してたマンガonウェブが休刊になってしまったから続きをどこで連載するの気になります。完結まで描いてほしい!切ない・・・けれど本当にいい話ハロー、グッバイ 鳥野しの名無し家庭教師の優しい先生と、ちょっと反抗期だけど素直な少女とそのパパとママ。パンケーキの暖かいけれど胸が痛くなるような思い出。だれも悪い人が出て来ないのに人生の真実が描かれているのが鳥野先生らしい。でも、もしかしてまた運命的な出来事は起こらないのだろうか??こんなによいとは…売野機子短篇劇場 売野機子nyae『運命とか信じるきみだから』『まりすのせいなる墓あらし』『成人式』『航海』は雑誌掲載時に読んでいたんですが、あらためて単行本で読んで、こんなによかったか…!?と愕然としてしまった。とくに『まりすのせいなる墓あらし』。ビームで読んだときに面白いなーと思った記憶があるけど、2回め読んだらなんか泣きそうになっちゃった。いい話すぎて。 『運命とか信じるきみだから』も、初めて読んだとき、あんまり意味分かんないなって思ったのに、2回め読んだら良い〜〜〜〜〜!!ってなってしまった。 なんなんだこの変化は!すごい。 ほとんど売野機子さんの漫画って読んでないんで、他と比べてどうっていう感想はかけないんですけど、これは他のも読まなくてはならんなと(なにから読めばいいのやら)。 あと、これもいつもがどうなのか知らないですけど、良いあとがきを書く方ですね。読者の読みやすさとかよりも、作者が思ったこと、書きたいことをまんま書いてますという気がして、それがむしろ良かった。日記みたい。 老齢の淑女、BLに出会うメタモルフォーゼの縁側 鶴谷香央理さいろく実写化するってよ、というのもあって読んでみた。 これはキャストが気になりますなぁ… メタモルフォーゼ、はドイツ語で「変身」という意味だった気がするけど、変化というか成長という方の意味合いに近いかもしれない。 雪さんの老い、変化。うららの成長、変化。 大きな波は立たない、でもそこがこの作品のいいところだと思う。 小さな変化や進歩を楽しむ彼女たちは大きく歳が離れているが羨ましい関係だ。雪さんは私より大人だなぁと感じるところがいーっぱいあるし、うららは慎ましくも前を向いているのが眩しい。ついに電子化!!!黒執事 枢やな名無ししかも96時間限定で30巻分無料公開中!! https://magazine.jp.square-enix.com/gfantasy/special/kuroshitsuji15th/comics.html<<8485868788>>
SNSで見かける胸糞悪い話を見に行きたくなる感情ってなんなんでしょう。野次馬根性みたいなものなんだと思うんですけど、見るとしっかりショック受けちゃうんだなあ。 このお話もそういう気持ちで見始めて、結局最後まで見届けたくなってしまっている。 主人公のぽん子さんが上司や取引先からセクハラを受けでどう闘っていくかという話なのですが、今のところただただ傷つけられているターンが続いています。 加害者側は軽い気持ちでやってるんだなあと、それを見る周りの人も当人が傷ついていることにすら気づいてないんだなあと、家族や恋人が力になってあげられればいいけれどそこにたどり着くまでにもうボロボロになってしまっているんだなあと…。 辞めちゃえば?とも思うけど、なんで悪いことしてない側が辞めなきゃいけないのかなあとも思ったり。 ちゃんと言えばいいじゃんとも思うけど、言えたら苦労はしないよなあ。 とにかくこの手の漫画は読み出したら見届けるしかないのです。 同じ悩みを抱えている人たちが少しでも救われますように。そして、身近な人が悩んでいたら適切な方法で手助けをしたいと思うのでありました。