女性マンガの感想・レビュー3218件<<6061626364>>ホントに地獄だなマウンティング夫が地獄です ふゆ六文銭コレ系のエッセイ大好物なのですが、誤解していただきたくないのは、決して 人の不幸は蜜の味 と、その蜜の味をねぶり尽くしたいわけではなくて 反面教師 として、あつかっているんです。 自分も気づくと、知らない間にやっているんじゃないか?という恐怖感から、学ぶものがあれば知りたいという欲求なんです。 意外と同じようなことをやってたりして冷や汗かくケースもあるので。 本作は、他のレビュワーの方も書かれていましたが、マウンティングというかモラハラですね。 恐ろしいです。 定常的に無視したり、奥さんに暴言はいたり、子供ができてもDNA鑑定させようとしたり・・・ 毎度思うのですが、こういう人ってどうして結婚できるんだろ?って思いますね。 もっと優しくて思いやりがある男性なのに、(したくても)結婚できていない人いるのに・・・。 優しすぎてもつまらない、ちょっと悪いくらいがちょうど良いので、 結局、モラハラ気質に引っかかるのかな?とか考えちゃいます。 業が深いです。 大人になると性格も変えるのは難しいですが、それでも妥協点というか歩み寄りは大事ですよね。一緒に暮らすならなおのこと。 自分の気持ちばかり優先しちゃいかんですね。 子供ができて、自分よりも大事なものができて、夫よりも自分が変わろうと歩き出した主人公に、やはり母強いなと痛感しました。モラハラ漫画の決定版モラハラ婚 ~夫に洗脳されていた私~ Poko名無しモラハラをテーマにした漫画をいくつか読んだけど、これぞ決定版とも言える漫画かもしれない。原作者が実際に受けた体験談が元になっていて、結婚後に夫からのモラハラ行為が徐々にエスカレートし、ついには離婚するまでの生活が描かれている。ここに書かれていることは、後から振り返ればなぜ逃げなかったのか疑問に思ってしまうような話ばかりだけど、他人からはそう見えてしまうことこそがモラハラ被害の一番恐ろしい所だと思った。この本は、作者の心情の変化が上手く表現されていて、他のモラハラ漫画よりも共感できる。離婚するまでの準備や、慰謝料についてもちゃんと描かれているし、専門の弁護士がさらに詳しいコラムで説明してくれる。本気でモラハラで悩む人に寄り添う内容であり、モラハラチェックリストとしても非常に優れた一冊だと思う。 疲れに支配された自分に「小さな贅沢」を「ヨナカの小さな贅沢」シリーズ 岡野く仔名無し独身サラリーマンが一人暮らしする家に身寄りのない女子高生がいきなり住むという設定だけ見ればツッコミどころ満載ですが、主人公のヨナカがド級のブラック企業に勤めていてろくな生活を送れてないということから、まひるが彼が少しでも人間らしい生活ができるようにサポートして救世主になるという部分はいいなと思いました。まあでも17歳である必要はあったかな〜?とは思いますけど。 漫画そのもののテーマとしては、ヨナカみたいに日々疲れ果てて自分を労る余裕もないようなひとが参考にできる「小さな贅沢」というもので、なかでも一番いいなと思ったのはお風呂でアイスですね。でもあれって自分で用意してもいいけど知らない間に準備してもらってたというサプライズ込みであの感動と癒やしが得られると思うので、ふとそんなことは自分に一生起きないのではと気づいて少し悲しくなりました。仕事終わりの夜ではなく、休みの日に起きて入る昼の風呂っていうのが素晴らしいシチュエーションでしたね。パンチのあるタイトルにつられてアラフィフ漫画家 更年期かと思ったら妊娠してました 東條さち子六文銭※ネタバレを含むクチコミです。 これはすごい #読切応援今日も放課後、ユキちゃんと 藤沢もやし名無し※ネタバレを含むクチコミです。んん~、読み始めてみたものの・・・。自転車屋さんの高橋くん 松虫あられstarstarstarstarstar干し芋主人公の朋子が、自分の気持ちを押し隠していて、人に流され生活している感じにイライラを覚える。 まだ一巻しか読んでいないのだか、これから読み進めるかどうか悩み中!!安易に読まないほうがいいけだものたちの時間~狂依存症候群~ big brother野愛今世紀最大のトラウママジキチ作品。茶化すこともできないくらいの切実な狂気があり気づいたら真剣に読んでいる。理解の範疇を超えているのに感情移入してしまっている。 ストーカーに拉致監禁された人気モデルの愛理。食事もトイレも管理され性的暴行を受ける日々の中、とある過去の秘密を共有し、心を通わせるようになる。 「ヒロくん」「愛理」と呼び合い、恋人のように過ごす2人だったが……。 あらすじだけでも頭を抱えるようなストーリーだけど、更にとんでもない展開になるから凄い。犬(人)の世話をしてる強烈なバナー広告を見たことある人も多いのでは。 そもそもの出会いが間違ってるのに愛理とヒロくんに幸せになってほしいと思ってしまう。絶対有り得ないし許されないことなのに、愛理は洗脳されてるだけだと思うのに。 不幸へのデスロードが敷かれているような状態で2人がどう生きていくのかを見守りたいと思います。 とりあえず安易な気持ちで読み始めないほうがいいです。でも面白がるくらいのスタンスでいたほうがいいです。とんでもないので。 おしゃれかわいい大喜利もしもアンテナ ヨシダリュウタ野愛ゆるいし癒されるしかわいい。でもしっかり面白い。 インターネット的というか大喜利的な面白さが好きなひとは絶対好きなやつ。 「もしも◯◯だったら」「こんな◯◯は◯◯」とかそういうのをひっそりコツコツやってきたひとの面白さ。ほら面白いでしょ?じゃなくて、こんなんできましたけど〜的なスタンスの面白さ。 おしゃれかわいいくて面白いけど鼻につかない大喜利のうまさ。ロングコートダディの堂前さんとか好きな人は好きかも。実録風味の不条理ギャグホラーだと思って復讐SNS~保育園落ちた、ズル女死ね!~ 伊東倫智野愛SNS、ご近所さん、ママ友、子育て、夫婦、介護など……鬼女板とかで見かけるエピソードを集めて煮詰めた地獄みたいな短編集。 こういう類の漫画は実録っぽさを残しつつ、振り切ったホラーのような良さがあります。 今っぽい絵柄で勧善懲悪系もいいんですが、レディコミっぽい絵柄で理論も救済もなんもないやつもまた味わい深いんですよね。この作品は完全に後者です。趣があります。 なんにも悪いことしてない主婦たちが、なんの理由もなく不幸になるだけです。 ダメな旦那を捨てて実家に逃げたら介護でボロボロに、理不尽なママ友切ったら娘までいじめの標的に……いろいろあって爆死!みたいな感じです。 テンポよく地獄がやってくるので爽快感すらあります。 ギャグとホラーは不条理なほうが面白いんです。マウンティングとはマウンティング夫が地獄です ふゆ名無しマウンティングとモラハラとごっちゃになってる感、確かにある。けれど読んでいてそこまで気にならなかった…と言うか早く離れてくれーと思いながら読んでいました。 大きな盛り上がりはないけど、だからこそ現実的でヌルッとした感覚が逆に良かったです。 出てくる人間の8割がクレーマー・・・がんばれ! コッペパンわに 類さいろくなんなんだこのマンガは。 ふんわりホッコリを期待してたらわにがかわいそうすぎる。 理不尽なクレーマーにイライラする想像を上回る作品でした。 もちろん、ふんわりホッコリのほうが多いんだけど(絵柄どおり)人間系のキャラはいわゆるモンクレが多く、そうじゃないキャラの方が明らかに少ない。 読後感が悪いわけじゃないんだけどストレススッキリ!とまではキレイに解決してない気がして(謝るだけで済まされてたり、何も因果応報が果たされていないヤツが多い・・・)思い返してイライラしたりするという・・・ まぁ、わに可愛いからいいんですけど。胃が痛い、いや、胸が苦しいのかこっち向いてよ向井くん ねむようこさいろく大事な局面で言えば良かったのにというセリフが終わってからじゃないと言えない男、向井くん。 30代の男女、みんなが人生に焦ってる。 結婚がゴールのように思えてる人もいれば、そうなっている彼氏を見て心配になる彼女がいたり、いざ結婚前提に付き合ってみたけれど「なんか違うよね」となってしまったり。 いろんなカップルがある。向井くんはどうしたいのかな。 坂井戸さんがいいじゃんと1巻読んでたら思ったけど私の好みの話でしかなかったかもしれない。3巻まで読んだらまた感想が違うかもしれない。 結婚ってなんなん?という思いがじわじわと侵食してくる。 結婚がゴールなわけじゃない、人間は色々と複雑である。 結婚して交尾したらメスに食われて終幕となるカマキリの♂が羨ましい気がしないでもない。 1巻だけ読んでも良さが伝わりづらいと思うので、ぜひ2巻までは読んでもらいたい。3巻も絶対手に取るでしょうから。当時の短編&最新エッセイすこし昔の恋のお話 笹生那実短編集&エッセイまんが 笹生那実名無し「薔薇はシュラバで生まれる」の続編みたいなものかな〜?と思ってエッセイ漫画を目当てに購入したのですが、笹生那実先生の若かりし頃の短編作品もユニークでとっても面白かったです。美大志望の女の子が恋をする話は当時の読者からも人気だったそうですが、私もキラキラした恋愛よりもこういう変わった男女の恋模様の方が親近感が湧くタイプなので、時代の違いを気にせず楽しんで読みました。もし現代のようにデジタルが主流で作画時間が大幅に短縮できていたら、作品がヤングマカロン(笑)に掲載されていたかもしれないと思うと惜しい気持ちもありますが、もしそうなってたら旦那様との出会いもなかったのかも…?笹生先生にはぜひぜひ新作を描いて欲しいなぁと思いました! 強くなるって簡単なことじゃない。強ガール 朝比奈ショウPom 雪ちゃんの、強くなりたい。そのために自分で自分を守るために立ち向かい、自分と向き合って頑張ってるその姿に、グッとくる。 自分を守るために、逃げるんだって、良い言葉だな。涙なしでは強くなれないんだな。 雪を見守ってる友人アキちゃん。 二人支え合ってて素敵な関係だなって思う。 ストーリーも面白い。 誰が読んでも、ハッとさせられる箇所はあるんじゃないかなと思う、良きマンガでした。珍しい?父と子のほのぼのエッセイ#1巻応援父と子 あさやみのる六文銭ツルゲーネフのそれではなくて、父と子の日常を描いたほのぼのエッセイです。 自分自身父なのと、家族のエッセイは沢山あるのですが、父親と息子の構図って珍しいなと思い読んでみました。 そして、すごく癒やされました。 最初、父と子なので父子家庭だったらどうしようとビクビクしてましたがーなんというか、母親がいない、それでも気丈にふるまう子供(特に男の子)の姿って、それだけで切なくないですか?ーお母さん海外にいるだけなので安心してお読みください。 息子(はーちゃん)を想うお父さんの姿と、はーちゃんのお父さんの好き具合がタマらないです。 また、お父さんが無口なのもいいですね。 言葉の代わりに、きちんと行動や態度で愛情を示しているのが、ぐっと伝わってきます。 同じ年頃の子を持つ父親は読んだ後、抱きしめたくなること請け合いです。 続刊あるのかわからない終わりかたですが、次の巻はお母さん帰ってくるのかな? 家族3人のやりとりもみてみたいなと純粋に思いました。なるほど、こういうのもあるのだムギとペス ~モンスターズダイアリー~ ぱらりさいろく「BEASTARS」でてっきり獣の擬人化世界を脳内占拠されていた。 そうだよ、人がいたっていいじゃん。 そして、殺伐とした問題提起とかしなくていいじゃん。 これはそういうほのぼの、かつ多くの獣人がその特徴をもって悩みを少しスッキリしたりするストーリーが満載で面白い。 この例え方は良くないんだけど、BEASTARSと天地創造デザイン部を足して世界観を現代にしたような感じ?かな。 私は好きです! チカかわいいか?休日ぼっちとコンビニ王子[otona シンデレラ] ふるやはる名無しこれ男女逆だったらヤバいよね。 絵のレベルは最低。ストーリー展開もぐだぐだ。主婦が趣味で書いた漫画。なんか…平日休み、不倫にサヨナラ。[otona シンデレラ] ふるやはる名無し古い…?全体的に。 絵柄かわいいのに時々崩れてゴム人間みたい。幼なじみを追ってたどり着いたのは異世界!? #1巻応援煌めく恋は異世界で 甘海老りこsogor25主人公の女子高生・ひまりには煌という幼馴染がいましたが、幼いころは優しかったのにいつの間にか彼はひまりに冷たく接してくるようになり、気付くと2人は疎遠になっていました。 ある日、そんな煌が突然ひまりの家にやってきて、謎の古風なイヤリングを渡しただけで帰ってしまいます。 その不審な様子が気になったひまりは彼の後を追ったのですが、彼がとある神社の鳥居をくぐった先に消えてしまうのを見つけます。 慌てて後を追った彼女が鳥居をくぐると、そこは古代日本のような異世界でした。 この作品はそんな経緯で異世界に送られ元の世界に帰れなくなってしまったひまりと、どうやらその異世界では“若様”と呼ばれる存在らしい煌が異世界で暮らしていく様子を描く作品です。 1巻まで読了 約束された幸せ今年の大みそかに付き合う二人【合冊版】 遥那もより野愛学生時代からずっと友達だった男女が付き合うまでを描いたお話。 漫画家志望の北沢とOLのシマ。餃子パーティーしたり豆まきしたりずっと一緒に過ごしているけれど、あくまでもお友達。 気づいたら相手のことを考えていたり、花火大会に誘うのを躊躇っていたり、いやもう絶対好きじゃん付き合っちゃえよ!ともどかしくなります。 でも大みそかに付き合うことがわかってるので安心してキュンキュンできるんですよね……約束された幸せ。 100ワニシステムの作品は死んだり連載打ち切りになったり不幸にむかって突き進むものが多い印象でしたが、やっぱり幸せが待っているほうが嬉しいですね。 ハッピーと胸キュンを享受したいひとはぜひ読んでみてください。間違いなく幸せになります。70年代のりぼんに花岡ちゃんというヒロインがいたこと花岡ちゃんの夏休み 清原なつのまるまるhttps://manba.co.jp/manba_magazines/16043 この記事に書いてあるのを読めば花岡ちゃんがどういう子なのかがほぼ分かるのですが、70年代の、しかもあの少女マンガ誌「りぼん」に、この「花岡ちゃん」をヒロインとした漫画が掲載されていたと考えるとたしかにびっくりです。自分はリアルタイムでは読んでないですし、漫画の存在もこのマンバ通信の記事で知りました。掲載順としては花岡ちゃんがまだ脇役キャラとして出ていた回を経て、主役に躍り出るって相当人気があったことの証明ですね(読者人気を受けて主役にしたのか作者の独断かはわかりませんが)。恋愛に縁がないキャラなのかと思いきや、偶然であった男性と急接近します。しますけど、その距離感がまたなかなか見ないタイプのやつで面白いんです。そしてその相手の男性も、美男子ではありますがこれまたりぼんヒロインの相手としてはなかなか癖の強い…(笑) 当時のことを振り返るあとがき漫画も読み応えがあって内容も面白かったです。 今の作者が描く「花岡数子」をぜひ読んでみたいものです。優しい世界祖母と猫 ジビ野愛「おばあちゃん猫好きじゃない」と言っていたのに気づいたら猫を溺愛しているおばあちゃんがかわいいです。もちろん猫もかわいいです。 まるっこくて可愛らしい絵柄と、ほのぼのした日常に癒されます。 猫ちゃんの存在によって元気になっていくおばあちゃんとのんびり自由な猫ちゃんの日々、永遠に続いてほしいです。 動物×おじいちゃんおばあちゃんの組み合わせはそりゃかわいいよなズルいよな……なんて捻くれた考えもよぎるのですが、読んでしまえばそんな気持ちも浄化されます。優しくなれます。 幼稚園中退著者によるエッセイ幼稚園から不登校の私が、大学生になるまで(分冊版) ひろさきりこ名無し※ネタバレを含むクチコミです。疲れている人に読んで欲しい♬しあわせは食べて寝て待て 水凪トリstarstarstarstarstar干し芋読んでいると、気持ちがほぐれます。 ギスギスした社会で生きていると、知らない間に自分の心の声を聞けなくなってしまうことがあります。 その時に、自分のリセット方法が分かっていれば、どんなに助かるか。 心と体は繋がっているので、心の安らぎは、健康にも繋がりますよね。 そんなことを、思い出させてくれる緩やかな時間の中に自分を解放できるそんな素敵な作品です。<<6061626364>>
コレ系のエッセイ大好物なのですが、誤解していただきたくないのは、決して 人の不幸は蜜の味 と、その蜜の味をねぶり尽くしたいわけではなくて 反面教師 として、あつかっているんです。 自分も気づくと、知らない間にやっているんじゃないか?という恐怖感から、学ぶものがあれば知りたいという欲求なんです。 意外と同じようなことをやってたりして冷や汗かくケースもあるので。 本作は、他のレビュワーの方も書かれていましたが、マウンティングというかモラハラですね。 恐ろしいです。 定常的に無視したり、奥さんに暴言はいたり、子供ができてもDNA鑑定させようとしたり・・・ 毎度思うのですが、こういう人ってどうして結婚できるんだろ?って思いますね。 もっと優しくて思いやりがある男性なのに、(したくても)結婚できていない人いるのに・・・。 優しすぎてもつまらない、ちょっと悪いくらいがちょうど良いので、 結局、モラハラ気質に引っかかるのかな?とか考えちゃいます。 業が深いです。 大人になると性格も変えるのは難しいですが、それでも妥協点というか歩み寄りは大事ですよね。一緒に暮らすならなおのこと。 自分の気持ちばかり優先しちゃいかんですね。 子供ができて、自分よりも大事なものができて、夫よりも自分が変わろうと歩き出した主人公に、やはり母強いなと痛感しました。