女性マンガの感想・レビュー3218件<<113114115116117>>めちゃ面白いおっさんずラブ 山中梅鉢 TVドラマ「おっさんずラブ」(制作:テレビ朝日 脚本:徳尾浩司) 徳尾浩司名無し部長が、かわいすぎてハマります。楽しく読める。ドラえもんが好きなヤンキーとのピュアラブ自転車屋さんの高橋くん 松虫あられ兎来栄寿一見しただけで「あ、これ好きなやつ」と思わせてくれる良い表紙ですね。ヤンキー系男子との恋愛もの、好きな方は多いはず。 しかも単なるヤンキーではなく、ぶっきらぼうながら優しい。しかもオタクにも寛容。アニメ好きのヒロイン・パン子にアニメージュ読む?と言ってきたり、ドラえもんの劇場版を観に行っては 「オレはドラえもんバカにするやつと映画まともに観んやつ大っきれぇじゃ」 とブチ切れたりする高橋くん。推せる要素しかありません。 押しの弱いパン子がナチュラルに押しの強い高橋くんに翻弄されつつもまんざらでもない様子には、心の中の結婚相手を紹介して回る親戚のおばちゃんが手拍子しながら「付ーき合え、付ーき合え!!」とコールし始めました。 そのままの自分でいられないストレスと、逆にそのままの自分でいさせてもらえる相手の尊さ。読んでいて暖かい気持ちになれる良いラブコメです。 職場でも何かと苦労多きパン子には幸せになって貰いたいです。「愛しのアニマリアは良き」愛しのアニマリア 岡田卓也兎来栄寿「『恋する乙女は握力500kg!!』とかやばたにえん」 「それな」 「とりまオランウータンのオラミの好きピが隣に住んでるイケオジって話なんだけどー、好きすぎてラリアットかますのジワる」 「それなー」 「でもまじでイケオジ格好よすぎ」 「まず顔が良い、しかも優しい。すこ」 「あと大親友(と書いてタカラと読む)フリルとの過去エピソードどちゃくそエモすぎ」 「あーね。泣けた〜沸いた〜」 「よさみ深いから人類読むべき」 「そーいえばバ先の先輩に秒で読めって渡したんだけど『お前オラミに似てるな』って言われて草」 「ガチションボリ沈殿ゴミ虫〜」 ってマックで女子高生が言ってました谷に落ちてなんぼの人生漫画。トラップホール ねむようこPom 結婚が決まっていた婚約者に好きな人ができた。と婚約破棄され、縁あって東京へ行くことになったハル子(のちのタロちゃん)のお話。 東京来てからも驚きの始まりでどうなることかと思うけど、運良く助けられ、それをきっかけに図太く強くなっていくハル子の姿は素敵だった。 ハル子が谷に落ちた時に、どうやって次に進んでいくのかに注目しながら読むとより面白いかも。 そしてハル子を取り巻く人達も皆やっぱり魅力的! アラサー女子友は戦友地獄のガールフレンド 鳥飼茜aicoアラサー女子オーバー30女子にはとても面白い漫画。各話がはじまる時の表紙の格言が何気に確信じみててたまにすごく納得させられる笑 女友達ってやっぱりたのしいって思う1冊!セックスレスって。こちらから入れましょうか?…アレを 松田環名無し夫婦のセックスレスってすごい大きな問題だと思う。 日本だけなんだろうか? オープンでない分、個人個人が悩んでいることが多い。 色んな形があっていいと思うし、これを読んでこんなことも実際あるかも?と思ってしまった。 元カレが、旦那の部下っていうところは中々ない設定ではあるが、今後面白い関係になりそうで楽しみ。リアルな心理描写おんなのいえ 鳥飼茜aicoリアルな心理描写でおもしろい。自分のことや友達のことなど、こういう心理背景からの行動かぁと学ぶことも多かったです。 この目の付け所、シャープすぎない?枯れ専女子高生と時かけおじさん ももたんsogor25タイムリープもので当人と仲の良いキャラや聡明なキャラが何かを察するっていう展開はよくあるけど、タイムリープした相手に対する違和感を察知した理由が"枯れ専だから"っていう、目の付け所がシャープすぎる作品。 40歳から17歳の頃にタイムリープしてきた"時かけおじさん"曽根崎君はとりあえずタイムリープがバレないように取り繕って高校生活を送ってるんだけど、要所要所に40歳サラリーマン感、おじさん感が滲み出てしまっていて、そしてそれをあんまり自覚してなかったりする。そしてそんな曽根崎君の様子が"枯れ専女子高生"日向さんの枯れセンサーに見事に引っかかっていく。 "枯れ専"という1つのフックだけでタイムリープという割と使い古された感のある設定がこれほどまでにエッジの効いたものに見えるのか、という新鮮な驚きがある作品。 1巻まで読了リアルに共感できて面白い。おんなのいえ 鳥飼茜Pom オンナの関係って母親、姉妹、女友達。 色んな形があるけれど、全て現実にありそうだし、リアルだからこそ共感するところもたくさんあってとても面白かった。最終巻まであっとゆう間だった。 個人的には姉(あり香)の選択と生き方は不器用だけれどカッコいいと思った。古墳から始まる非モテ女子のラブストーリーやまとは恋のまほろば 浜谷みお兎来栄寿2019年の恋愛マンガの中でもトップクラスに素晴らしいと感じた作品です。 「前方後円墳」と呼ばれる位が丁度いいと自認する、デブで非モテのヒロイン。同じ大学に進学した高校からの友人も、大学デビューして垢抜けてしまい住む世界が変わってしまっていて疎外感に包まれる日々。 大学でも合コンの場でも心無い言葉に傷付けられることを当たり前の日常として受け入れ、それが自分の正しい評価なのだと自戒する主人公の心理描写が非常にリアルで切実です。 そうした心構えなので、同級生のイケメンに散々勘違いするような行動を取られても必死に取り繕い自制するのですが、その姿が大変いじましく共感しました。本作は主人公が女性ですが、男性が読んだとしても立場を置き換えて共感できる内容です。 ストーリーの続きも気になりますが、それ以上に場面場面での主人公の感情の描き方に魅力を感じます。 恋愛マンガが好きな方には見逃して欲しくない一作です。 うっかり。。。おじさまと猫 桜井海名無し優しいタッチの絵やギャグ漫画のような猫ちゃんだと思っていたら、心にグサグサ響いてしまって毎回号泣です。。。「母の話」Twitter掲載分&小ネタまとめプリンセスお母さん 並庭マチコ名無しの姫プリンセスお母さん2019/11/29(金)に紙&電子書籍で発売です🎊 【Twitter漫画まとめ】 (↑旧 新↓) 1 私の母が奇声を出すけどまさかの思いやりだったという話 2 母の妄想についていけない話 3 母のムチャ振りに困っている話 4 母の一人芝居についていけない話 5 母の仕事先が貴族のサロンみたいになっている話 6 アラサーの私に母が年相応でないものを買ってくる話 7 母が私にごはんを沢山食べさせようとしてくる話 8 母が上司の犬になってる話 9 夏なので、姉から聞いた怖い話 10 家族が私の料理に対して圧が強い話 11 母が推しのライブに行ってヤバみが極まってた話 12 朝おきると母が踊っている話 13 母の聞き間違えがおかしい話 14 父にいつまでも子ども扱いされてる話 15 母によくペットと呼び間違えられてた話 16 母の元気の出しかたがホーリーだった話 17 姉ちゃん実録 修正版 18 母の妄想が膨らみすぎてる話 19 両親の性格が似てなさすぎる話 ▼私の母が奇声を出すけどまさかの思いやりだったという話 https://twitter.com/manga_m/status/1118833445994553344?s=20 ▼母の妄想についていけない話 https://twitter.com/manga_m/status/1134432940857815041?s=20 ▼母のムチャ振りに困っている話 https://twitter.com/manga_m/status/1136972014017638401?s=20 ▼母の一人芝居についていけない話 https://twitter.com/manga_m/status/1139503821942509568?s=20 ▼母の仕事先が貴族のサロンみたいになっている話 https://twitter.com/manga_m/status/1147457343744909313?s=20 ▼アラサーの私に母が年相応でないものを買ってくる話 https://twitter.com/manga_m/status/1149968140454862848?s=20 ▼母が私にごはんを沢山食べさせようとしてくる話 https://twitter.com/manga_m/status/1152179988377944064?s=20 ▼母が上司の犬になってる話 https://twitter.com/manga_m/status/1152179988377944064?s=20 ▼夏なので、姉から聞いた怖い話 https://twitter.com/manga_m/status/1157860725592743936?s=20 ▼家族が私の料理に対して圧が強い話 https://twitter.com/manga_m/status/1161131038929588225?s=20 ▼母が推しのライブに行ってヤバみが極まってた話 https://twitter.com/manga_m/status/1162689052539101184?s=20 ▼朝おきると母が踊っている話 https://twitter.com/manga_m/status/1164876016184991744?s=20 ▼母の聞き間違えがおかしい話 https://twitter.com/manga_m/status/1170170576721235969?s=20 ▼父にいつまでも子ども扱いされてる話 https://twitter.com/manga_m/status/1172470662146879488?s=20 ▼母によくペットと呼び間違えられてた話 https://twitter.com/manga_m/status/1175335985271296001?s=20 ▼母の元気の出しかたがホーリーだった話 https://twitter.com/manga_m/status/1177551067040452608?s=20 ▼姉ちゃん実録 修正版 https://twitter.com/manga_m/status/1185176694342074368?s=20 ▼母の妄想が膨らみすぎてる話 https://twitter.com/manga_m/status/1195900550161690624?s=20 ▼両親の性格が似てなさすぎる話です https://twitter.com/manga_m/status/1197777312445370369?s=20 **家族の小ネタ** https://twitter.com/manga_m/status/1102181231339307010?s=20 https://twitter.com/manga_m/status/1180067783297531904?s=20 https://twitter.com/manga_m/status/1171376209453707264?s=20 https://twitter.com/manga_m/status/1171358299905609728?s=20 https://twitter.com/manga_m/status/1171004171467624448?s=20 https://twitter.com/manga_m/status/1167702714639212544?s=20 https://twitter.com/manga_m/status/1167354851166081024?s=20 https://twitter.com/manga_m/status/1167362404268703744?s=20例の母、ついに書籍化…!!プリンセスお母さん 並庭マチコたか諸行無常。バズっては消えていくTwitterインディーズマンガの中で、今年一番記憶に残った爆笑エッセイマンガが、この並庭マチコ先生の『プリンセスお母さん』という人も多いはず。 というか、私の中で2019年のNo.1のコミックエッセイです…!! https://twitter.com/manga_m/status/1167354851166081024?s=20 8月に書籍化のツイートを見たときの嬉しさと言ったらやばかったです。まあ11月末が遠すぎて正直スッカリ発売日のことを忘れてたんですけど(ありがとう、マンバのTwitter…!) 「お母さん」とは ・パート先で姫と呼ばれている ・エアドレスで挨拶(カーテシー) ・家=領地 ・Beatlesのポールが憧れの人。おかげで英語が堪能 ・娘・並庭先生の部屋がある2階に上がるときは変な歌でお知らせ …などなど、パッと出てくるだけでもこんだけ強烈。 「こんな楽しい人になりて〜〜なあ…!!」と、私淑しております。 お母様の自分の好きなものを大切にし、日常のなんでもないようなことを楽しんでいる姿、最高です…! ところで、表題となっているお母様もそうとう個性強いですが、そのほかの皆さんも個性強い。 ・優しくてとても普通な常識人な父 ・姉に対して謎に当たりの強い弟(マンガにチューブ入りわさびを付けて返す) この強烈な個性が不思議と噛み合い、織りなすハーモニーが癖になる。家族仲メッチャいいな〜!! 早く家に帰ってじっくり読みたい!!楽しみ!!! 【追記】 読みました!開いてすぐの「ナミニワ国マップ」で吹きました。離宮(プレハブ)www お母様の大変な生い立ちを知ると、自分がしたいように、自由に楽しく振る舞うことの大切さと深い説得力を感じました。 お母様が書いていたように、「不条理だらけの中で生きている」ということをよく自覚して、その中で楽しく暮らせるようにしたいなと、あらためて思いました(どんな自己啓発より信頼できるし真似したい) 娘の夢が叶ったことを嬉しがってくれるお母様素敵すぎてキュンとしました。 そして締めの並庭家ヨーロッパ旅行編、家族全員大活躍(マチコ先生以外)でホント最高でした…! 買って間違いなしの1冊です! 【余談】 弟のギャグ日の曽良くん感狂おしいほど好きです…マチコアンチのあたりの強さ…大学の先輩好きすぎるところもいい… ワンオペ育児の大変さとその緩和策シェアファミ! 日下直子兎来栄寿『大正ガールズエクスプレス』など、男性でも読み易い少女/女性マンガの名手である日下直子さんの最新作。ワンオペ子育てに限界を感じている三人のシングルファザーが、ルームシェアして一つ屋根の下で助け合いながら育児をしていく物語です。 開始4ページで登場する、出産・育児に対する世間の無理解。嫌な「あるある」ですが、世の中にこういう人や臆見は多いよな、と思ってしまいます。 逆に、主人公がいが自分一人だけで双子の育児をせねばならぬとなった時の想像できなかった苦労、そして一杯一杯の時に自分以外の大人が家にただいてくれるだけで救われる心地など、子育てを経験した人にとって思わず共感してしまうであろう描写が多数。 誰にも頼れずに孤立してしまい一人で抱えて苦しむことがが子育てで最も辛い時であると思いますが、それを緩和するための一つのやり方として現実的にも有り得る選択肢だと感じます。勿論、条件は難しいですし赤の他人と突然暮らすことで生まれる問題なども生じます。その辺りにもしっかり手は入れられています。その中で出てくる「基本的に他人に期待するべきではない」「けれど他人はたまに期待を超えてくる」という件は正にその通りだなと。 読むと子供を育てることの大変さが解り、現在や未来のパートナーを労わる気持ちが生まれるかもしれません。その内実写化されそうな内容です。おそるべし極限のブリッ子おそるべしっっ!!!音無可憐さん 鈴木由美子無用ノスケ子愛しの軍司くんのためならなんでもするブリッ子・音無可憐。 過剰なまでのブリッ子が笑いを誘います。 「グンジィ〜」 「浮気したら、ゆ・る・さ・な・い・・・・・ぞっ」 このゾクゾクするような異様な喋り方、一度知ったら忘れられない強烈な主人公です。その辺の生きモノ(アリ)やぬいぐるみとお喋りしたり、ちょっと当たっただけで大げさに倒れ込んだりと、一見弱々しそうな姿を見せといて、イザという時は超人的な行動ができる子だから油断ならない。 鈴木由美子先生のコメディものの中では一番スキな作品でした。 最強のブリッ子顔↓先の展開が気になりますね。かろりのつやごと 小田ゆうあPom 風月(かろり)かわいい!まだまだこれから風月の秘密が出てきそう。 青山くん、真っ直ぐな性格素敵だけど誰に対しても悪気ないから、怖い存在になる人もいるのかなと思いつつ。。1巻でまだストーリーより人物像のが主だけど、これからどうゆう展開になっていくのか気になります! 現実にいそう(?)なイケメン男子クールドジ男子 那多ここねPom タイトル通り、クールだけど、中身がドジ(天然?)男子のお話。 話が進むにつれ4人の男子が絡んでいくので物語はどう進んでいくのか、彼らのドジっぷりは今後さらに加速していくのだろうか。 何も考えずにサクッと読めた。今読むべきヘルタースケルター 岡崎京子名無し実写化女優が逮捕された後、近所の本屋さんで見て急に読みたくなった。実写と違い主人公のメンヘラ感が強く、より現実的で悲しい。女の子って誰しも必ずこういう一面を持っていて、社会上では取り繕ってるだけじゃないかと思う。想い込め、花生ける日々。華物語 埜納タオ 槙佑子あうしぃ@カワイイマンガ中途半端に終わった恋を引き摺る、OLの菊池。ふといざなわれた華道教室で、様々な想いを込めて花を生けることを学ぶ。折々に自分と向き合うように、季節を愛で、花に向かう一年の物語。 ----- 菊池は元気な女性だが、長く秘めた恋には、勇気を出せず身を引いてしまう。そんな彼女は華道に、自分を表現することや、誰かを思っての行為が相手に伝わる喜びを教わる。 大人になっても、傷ついていたり、精一杯な時にはつい、おろそかにしてしまう「自己表現」や「思いやり」の心は、お花の季節感や彩りに乗せて先生に教えられる。 そこから自分の気持ちに気付かされたり、懸念事項がスルリと解決するのが、とても心地よい。 派手な事件はないけれど、季節の風に日々の澱が洗われるような、清しい短編。 現在(2019年)『夜明けの図書館』という図書館司書の漫画を連載中の埜納タオ先生。美しいペンタッチと白場を活かしたレイアウトで生み出される、見開き単位の画面の美しさは、心に沁みる。 飲んでポア~ンと酔ってこそ、酒なのかものんdeぽ庵 イタバシマサヒロ なかはら・ももた名無し自分は酒好きではあるが、 酒の味が判っているという自信は無い。 利き酒で銘酒を飲み分けられる舌も持たないし、 そもそも銘酒を飲み比べた経験も乏しい。 かといって酔っ払って気分が良くなればいいからと、 安酒をチャンポンでガブ飲みする訳でもない。 一番好きな酒、一番美味いと思う酒をあげるなら、 汗をかいた後のビール。 そして気心の知れた居酒屋で適度に会話したり 店の雰囲気を味わいながら飲むビール。 そしてビールにあう肴が食べられれば嬉しいと感じる。 それでも「のんdeぽ庵」は、読み始めるまでは 酒や酒肴を扱う漫画としては勝手に軽んじていた。 女性向け漫画らしいし、どうやら 女性が女性向けに経営している酒と食の店、 創作酒肴料理の店、オシャレな店、 そんな店を舞台にした感じの物語らしかったので。 もっとハッキリ言えば、 いかにお酒を明るく楽しくオシャレに味わうかを追求した 軽い内容の漫画なのだろうな、と想像していた。 実際に読んで、そう感じる面も一部にあったが(後述)、 意外に感じた点も多々あった。 ・思ったより日本酒、焼酎等に関する本格的な話が多いこと ・酒と肴自体の美味さも重視はしているが、飲食したうえでの 酔ってポワ~ンとなる感覚を重視していること ・疑問点もアルが、商売としての居酒屋、酒屋、酒蔵の経営に つっこんだ話題がわりとあること などだ。 そして意外なほどに自分の酒の飲み方と比較してみて 考えさせられる内容だった。 オシャレ感覚漫画どころか、寧ろ自分なんかよりも よっぽど酒と肴を味わっている漫画なのでは無いか? そう思わされた。 ただ美味しいだけ、なら色々な食べ物が世の中にある。 ポワ~ンと酔い気分になる美味しさがあり、 それを味わってこその酒食・酒席・飲み屋なのではないか、と。 自分はまだまだ本当の酒の味を、味わい方を、 最高のポワ~ンとなる気分を勿体無いことだが いままで味あうことはなかったかもなあ、と そう考えたりもしてしまった。 ただ、後述すると この漫画に出てくる料理は 「ホントに美味いのか?酒と合うのか?」 という疑問も感じた。 なんだか洋風傾向のオシャレな創作料理が中心で、 やたらと濃い味にしている感じの料理だったり、 ちょっと高級な食材だったり馴染みがない味付けを した料理が多い感じで、自分には 登場する料理の味が想像しがたかった。 別の意味で「ポワン」とした疑問も感じた(笑)。 そのへんは、やはり自分がオッサンなんだから なのかもしれないが。 好きな感じアザミの城の魔女 たらちねジョン名無し魔女でこの繊細な描写がどこか入江亜季を彷彿とさせるんだけどでも雰囲気と表情などがそれよりももちょっとダークな感じでいい。 ふと入る縦構図の立ち絵とか色っぽいし服装が変わればまた色っぽいキャラを描かれるな、と。 まだ一巻なので今後に期待華道に生きる「道」を見つける百花日和 埜納タオ 槙佑子あうしぃ@カワイイマンガ専門学校いけばな芸術コースの学生達は、2年間でそれぞれ、花に関する職を見つけて羽ばたいていく。そんな中、頑張り屋の南侑生だけは、何かに迷っていた。彼女の進む道とは……? ----- 全3巻のうち2巻を使って、クラスの面々が躓き、悩み、それでも前を向いて、花を生けることと進路に取り組んでいく、群像劇が繰り広げられる。 専門学校や大学に通ったことのある人なら、クラスメイトの描写は、こんな適当な奴もいたなぁ、などとリアルに感じられるだろう。 花の仕事のリアルも描かれて面白く、立ち向かう生徒達の、元気でわちゃわちゃした雰囲気で進行していく1、2巻。 3巻になり、南が皆とは違う進路を選ぶと、次第に雰囲気が変わる。 人に道を示し、体現してみせる立場を目指す南。いつもドタバタしていた彼女が、次第に迷いを捨て、凛とした雰囲気を醸し出すようになると、途端に画面が引き締まる。 更に高め合う存在に出会うと、交わす言葉の志の高さと共に、見開きがぐんぐん詩的になっていく。 感性はあれど不器用な人が、人より少し遠回りでも、確かな「道」を歩き出すまでを紡いでいくこの作品。 特に3巻は、見開きが平安絵巻のように流麗!その美しさは連載中(2019年現在)の『夜明けの図書館』でも健在! 何者?黒執事 枢やなstarstarstarstar_borderstar_border干し芋謎めいた執事。 坊っちゃんの命令は、全て叶えてくれる。 他の従業員の失敗も逆転の発想で次々に成功させる。 何をやっても、スマートで、素敵! それにしても、庭師も、女中も、シェフも全くもって役に立たず、全員クビにして執事1人で全てをこなしたほうが、時間のロスがなさそうな・・・。美しさの在り方。脂肪と言う名の服を着て [完全版] 安野モヨコPom 主人公、のこを通して女性とゆう名の生き物って言うんですかね、繊細に描かれていた。 心の隙間、寂しさを食べることで埋めたい気持ち、食べることを繰り返しても埋まらない気持ち、そんなに自分を責めないで。と思ってしまう。読んでいて心苦しくなる箇所も多かったけれど、本当の女性の美しさの在り方についてリアルに描かれていた作品だと感じた。<<113114115116117>>
部長が、かわいすぎてハマります。楽しく読める。