青年マンガの感想・レビュー15416件<<564565566567568>>天才なのでは!?トントロ ~逆襲の脂身~ 岡田卓也むこの「天才なのでは!?」という感想を誰かと共有したい… まさか料理漫画と思うわけないじゃないですか!なぜだろう…今まで読んだ料理漫画の中で一番美味しそうな気がしてくる…魔性の『ピンボール×ラブコメ』漫画FLIP-FLAP とよ田みのるにわか最近では「金剛寺さんは面倒臭い」の単行本化もした、とよ田みのる先生の短編。ピンボール×ラブコメというニッチな題材であるが、非常に面白く、上手にまとめている。 あこがれの山田さんと付き合うために「ピンボールのハイスコア」更新を目指して、ピンボールを始めるところから、その魅力にハマるまでの描かれ方がキャッチー。それまで行ったことのなかったゲーセンという未知の場所で色々な人との縁を繋いでいくのも見どころだ。 私は読み終えたとき、あまりにもピンボールをやりたくなって、高田馬場にあるゲーセン「ミカド」へ走った。山田さんはいなかった。 にしても全一巻でこれほどの物語を仕上げるのは流石だなぁ。。。ほぼ元祖Vtuber自分がツインテールのかわいい女の子だと思い込んで、今日の出来事を4コマにする。 ルーツにわか適当な生活しているオッサンでもこれをされると可愛いからズルイ。というか中身はそのまま、外見だけ加工して「かわいい」をつくるってギミック、実は元祖Vtuberみたいなものでは? 先見の明。残酷なリアリティ先生の白い嘘 鳥飼茜にわか※ネタバレを含むクチコミです。 科学おもしれえ…決してマネしないでください。 蛇蔵名無し理系じゃない僕はホトホト苦手な分野でしたが、こうやって説明してもらえるとめちゃ興味わきます! 小さな頃に読むといいかも!と思いました!山賊ダイアリーの続編です(^◇^)山賊ダイアリーSS 岡本健太郎よだれどり前作の山賊ダイアリーは山での狩猟を題材にした作品で、田舎出身の私は身近に猪を捕っている人がいたので、楽しく読んでいました。最近になって、ジビエバルみたいなのが流行りだしたり、猪やシカを食べる機会も増えてきているので、私の他にも楽しく読んでいた方は多かったと思います。 今回の続編は、海で魚突きです。まさに、よゐこの浜口みたいな感じです。実は、私の田舎は、海も山もあったので多少の知識はありますが、魚を突いている人はいなかったので、これはこれで新鮮で面白いです。画力はないんですが、捕りたての魚を刺身で食べている様子はめちゃくちゃ美味そうです。東京に住んでいたら、ずっとその味はあじわえないんだろうなぁ、、、、。精神科の先生がすきです!ブラックジャックによろしく 佐藤秀峰やむちゃ大学病院に勤める研修医が自分の道を探す話。 内科・外科・新生児ICU・小児科・精神科・夜間救急病院のアルバイト… そこで現代医療の問題に向き合うことになるが… 実直で頑固な性格のため各病棟から問題児扱いされるものの、医療に真摯に向き合う姿勢が評価され人には好かれる。応援したくなる不器用な主人公です。 下唇を突き出した絵とかほんとに苦手なんですけど面白くて何回も読んでいます。 個人的には事件屋稼業よりも好きかもしれない真夜中のイヌ 関川夏央 ほんまりうマンガトリツカレ男基本的な設定は、関川夏央/谷口ジローの「事件屋稼業」に近く主人公は個人で事務所をやっている探偵。黒崎潤一に近い登場人物もいる。 これに収録されている「十一月にできたともだち」は最近読んだなかでも一番のお気に入りだ。次点で「乾いた街」かな狙った敵は必ず刺すなのでテキサスの鷹テキサスの鷹 松森正 橋本一郎starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男西武警察などの刑事物のバイオレンス&エロ部分を濃縮して60分ではなく10分で放送しようとするとこんな感じになりそうな劇画 テキサスの鷹が電子書籍になる世の中は素晴らしいな。 ついでに「餓狼の森」や「ルート・ゼロ」も電子書籍化してほしい 新しいグルメめしばな刑事タチバナ 坂戸佐兵衛 旅井とりザッキー今までにないグルメ漫画 実際のお店や、品物のウンチクがすごくためになる。 また各キャラクターの描かれかたがすごく、単に脇役ではなかったり、と とにかくおもしろい ちょうどいい旅行ぱらのま kashmirhysysk僕は旅行をする時、観光名所を周るよりはその土地の人の普段の暮らしを体験したいと思う。日常の延長上にあって、ちょっと逸脱した気分を味わいたい。前々からしっかり予定を組むんじゃなくて、ふらっと週末あるいは平日に行けてしまうような…。そんな欲望に応えてくれる作品。 大阪名古屋から東京に帰る途中、静岡あたりで寄り道したくなる気持ちとか、めちゃくちゃ分かる。静かな世界をただただ見てゆくポム・プリゾニエール La Pomme Prisonniere 鶴田謙二にわか『ひたひた』が良かった。 静かな世界に半裸ときどき全裸の女性が一人。それと猫。はじめはなにがなんだか分からないけれど、徐々になんとなく薄靄がかった彼女の生きる場所、世界が見えてくる。水に塔に船。寝っ転がりながら本を読む彼女。 どこかの世界でこんな風に暮らしている彼女が、いるような気がしてくる、そんな漫画だった。ポンポさんとかいう名言製造機映画大好きポンポさん 杉谷庄吾【人間プラモ】mampuku WEB漫画舐めてました。鳥肌が立ちました。ポップな見た目からキャラと雰囲気だけと侮ってはいけません。 この短い全1巻に職業クリエイター物語としての完結したストーリーが詰まっており、さらに映画マニア的エッセンスが登場人物やストーリーに深みをもたらしているように思います。クライマックスの見開きで鳥肌が立ち、最後の一コマで目頭が熱くなりました。 あとは月並みですけど、やっぱり映画が見たくなりましたね。ゴッドファーザーやニューシネマパラダイスなど多くの人が見たことありそうな名作を取り上げつつもコアな話もしてくれるので色々漁ってみたくなります。なかでもキャラ紹介で触れられた日本のアニメ映画3作まだ見たことないので配信あればいいなぁ バトン漫画!?バトンの星 矢島光むバトンのことはよくわからないですがバトンずっと続けられてた作者の漫画、躍動感あるし多分経験者ならば気になるポイント?とか出てて興味が湧きます。力強い手とか描き込まれたバトンの道具とかに自然と目がいきます。好きで描いてる感じが伝わってきてワクワクします。楽しみ!走りきる、そして何処かに帰るガッデム 新谷かおる名無し※ネタバレを含むクチコミです。高井研一郎の自伝的作品上海ワンダーランド 高井研一郎 林律雄starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男1941年から1945年の期間を書いた高井研一郎の自伝的作品 高井研一郎の父親がやっていた上海租界での書店が作品の舞台のベースになっている。 最初はのどかだったが戦争が長引くにつれ徐々に生活が変わっていく部分が体験者ならではなのリアリティがあって面白い。 ハードボイルドな短編危険な飛行 林律雄 松森正starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男原作者の林律雄/劇画家の松森正の両方の大ファンなので即購入した。 条件の悪い飛行依頼をされた主人公を活躍を松森正のハードボイルドな劇画で書く短編。主人公のセリフが全てかっこいいぜ。 内容を簡単に書くとさいとうたかをの「キティホーカー」「俺は空輸屋」、新谷かおるの「アリス12」をよりハードボイルドにした感じと言えばわかりやすいと思う。 この漫画はすごいと聞いていたが...時男~愛は時空を超えて~ 国友やすゆき霧兵衛よかった点 ・戦国時代編は時代背景や状況などは暗いが、その暗さを全く感じさせない内容。定期的に歴史的発見ネタをねじ込んでくるあたりもよかった。 ・昭和編は全編通してむちゃくちゃだった。昭和のオリンピックを彷彿とさせるバトルを読んだ瞬間の脱力感は半端ない 総評 ・「時男~愛は時空を超えて~」はすげーぞと噂を聞いていたが今まで読んでいなかったのちょっと後悔するぐらいの名作だった。 1巻を試し読みして、まあいつもの感じかと思いながら2巻を試し読みしたら予想以上の面白さで全巻購入して一気に読んでしまった。 投げっぱなしジャーマン連発のトンデモSF軍艦漫画紅の戦艦 関達也名無し※ネタバレを含むクチコミです。 日常系のゆるふわ異文化交流きんいろモザイク 原悠衣Juno外国好きの主人公シノブと日本好きの外国人アリス。シノブに会うため日本語を猛勉強し日本に留学してきたアリス。日本好きが高じて日本人よりも日本人らしくなってしまったアリスとシノブの対照的な関係性が美麗なイラストとゆるふわギャグで彩られた素敵な作品。金髪少女の美しい絵に癒されます。旧時代的「時代劇」大幅アップデート仕掛暮らし 山田芳裕 池波正太郎mampuku「へうげもの」の山田芳裕先生による新作は「NEO時代劇」と銘打たれた暗殺サスペンス&アクション。 元締から依頼を請けて人を殺すところは「仕掛人 藤枝梅安」と同じですが、本作は元締が主人公となり何人か抱えている殺し屋が登場するオムニバス形式になっています。大ゴマなどを使った演出や、ストーリーのセンシティブな部分など、かなり現代的にブラッシュアップされた文字通り「NEO時代劇」になっています。 梅安と違って香具師の元締が「音羽」なのがモーニングっぽいw大傑作!教誨師バニャスコ 乃木坂太郎名無し前後編読んだ。超シュール。私は人を赦せない方の人間だが、深く考えさせられた。この作品をこれで終わらせてはもったいない。バニャスコ再登場切に願います。 期待していたのとは違う方向だった神様のジョーカー 楠みちはる 佐原ミズstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)何気なく手に取ってみたけど、いい設定だった。 ごく普通の男子大学生の主人公はある特殊な能力を持っていた。 それは、「願いを叶える力」。 ただし、代償は願いを叶えた人の身のまわりの大事なモノや人でバランスを取るかのような不幸が必ず起きるということ。 半信半疑だったその力に確信をもっていくような描写や、能力の分析・検証って面白いよねーといつも思う。 全3巻という短さの中で、その末路に至った人や、かつての関係者を描いていたのは良かったが、思っていたようなワクワクするような展開には転がっていかなかったので少し残念。 主人公にとってあまり大きい波風が立たずにある意味無事に終わってしまい、投げっぱなしのようなむず痒さが残る。 勝手な言い分だが、一度狂おしいほどの強烈な不幸を味わってほしかった。 この能力の肝は、死神?の意図かそうでないかに関わらず、能力を使わなきゃいけない状況・場面に追い込まれていったときに「願う」かどうか、願ってしまった上でどう対処するか、すべてを突き放し孤独に生きるのか、代償を支払わせるためだけの関係を割り切って作るのか、能力自体にどう抗い戦っていくのか、そのあたりをもう少し具体的に見たかった。 映画『ファイナルデスティネーション』的な方向でも面白そうだったけど、作者さんがやりたかった方向とは違うのかなー。 大事な人を守りたい、という部分が強かったから動かせなかったんだろうか。 大事な人を守りたいからこそ、願ってしまう姿を見たかった。 ハンターハンターのハンター試験でも出たドキドキ二択クイズのような、母を取るか、恋人を取るかのような命題がほしかったなー。 運命と諦めないで泥臭く抗うような、そんな漫画を読みたい。映画や小説のような圧倒的なストーリー密度春風のスネグラチカ 沙村広明mampuku 1930年代ソヴィエト、スターリンの大粛清の時代が舞台です。実在の有名人がガシガシ出てくる上に戦争映画などで聞いたことのあるソ連用語でいっぱいです。物語は沙村節全開で面白いのですが、登場人物が多くて名前も長いし覚えるのが大変ですw(ちなみにグロは少ないです) シシェノークとビエールカの正体が明らかになっていく過程は、出来の良いミステリーのように緊張と興奮できるものがありました。あるいは映画ですね。一本の映画を観ているようでした。一巻完結とはいえ伏線の回収も見事でした。徹頭徹尾ミステリアスな人物ではありましたが、ビエールカはもしかしたら沙村作品で一番魅力的なヒロインかもしれません。<<564565566567568>>
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