青年マンガの感想・レビュー15405件<<461462463464465>>巨大寿司 虚空編 小林銅蟲さいろくわからない…わからない。ただひたすらにわからない、だが100億は10の10乗らしいこととグラハムが64と関係あってなんだか大変強いことはわかった。きっと強い。胸が熱くなるおすすめの一冊GIANT KILLING ツジトモ 綱本将也てつ日本代表のエースストライカーだった達海はケガで引退後プロチームの監督になる。絶対勝てないと言われたチームをつぎつぎと倒すようすに胸が熱くなる。おすすめの一冊。素晴らしいバランスの美少女サイボーグアクションコメディ鉄人マコちゃん タカミstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)世界観はSFだけど基本的にゆるい会話でボケるテンションで進むサイボーグアクションバトルコメディ! https://www.futabasha.co.jp/tachiyomi/vtreader.html?pc=1&fd=ac_makoLR 若くして全身サイボーグに改造されたマコちゃんのハードめな設定かと思いきや、ゆるいボケ連発してくるのとか、前のページでふって次のページの上の方のコマでボケるのとか仕事が丁寧で素晴らしい! ボケってサプライズの味もあるから前のページから見切れずに新鮮な気持ちで読みたいから、その読ませ方にはグッときた!本当に新人なのか? 絵もやたら上手いし、アクションも見やすい。 マコちゃん以外も油断してたらボケてくるからいいんですよね。 1話中盤以降完全なツッコミになってる生体サイボーグ派遣会社のロウでさえも序盤でボケてツッコまれている。 ツッコミ役はツッコミ役のままぶれない絶対的ツッコミではなく、関係性によってはボケにも回り得る相対的ツッコミなのがいまどきの流れっぽくていいなと思った。 『ヒナまつり』好きな人は好きなテイストなんじゃないかな? 作者さんはどうやら初連載?のようで、漫画アクション2017年10月17日号に「緑ワニ」というペンネームで読切?版の『鉄人マコちゃん』を載せているっぽい。そこから連載用にどう変わったのかも気になる。 会話もゆるめだけど、設定もふわっとしてていいなー。 若い時にサイボーグ化した方が強いとか、マコちゃんが全然本当のこと言わないからどこまで信じたらいいのかとか。 シリアスな空気とアホな空気の緩急が素晴らしい。 「サイボーグ」のことをタイトルで「鉄人」と表現しているのも無骨でとてもいい。 作品としてのバランスも素晴らしいし、このままダレずに連載が続いたら絶対アニメ化すると思う! 文句なしに面白い1話目から今後どうなるのか早速気になって仕方ない。銭湯行きたい寄道銭湯 古日向いろは名無し読んだだけでなんだか癒やされました。画力ももちろん高いんですが、コマ割りとか漫画そのものの描き方が上手いんだと思います。主人公が湯船で足を伸ばしたところは自分も伸びをしたような気持ちになれた。非の打ち所のない良い漫画。 依頼があればワンメーター1万円で何でも運ぶ裏稼業!運び屋・ラバ オオヒラ航多名無しヤバいブツを愛車のタクシーに乗せて、超絶ドライビングテクニックと冷静さで、どんなピンチもくぐり抜ける。映画「トランスポーター」とか「TAXI」が好きな人にはたまらないシーンの連続である。依頼は絶対にやり遂げる姿勢は、漫画ゴラクで不定期連載してる「とおせんぼう」にも近いプロフェッショナルさを感じる。とおせんぼうと対決させたら果たしてどちらが勝つだろうか。 https://twitter.com/kota211293/status/1141909632933253121#1巻応援 サバイバルゲームの様な野人転生 小林嵩人 野人Pom 私は存じてないですが、「小説家になろう」に掲載されてる小説を題材にした漫画でした。 急に神様きて異世界に転生って、すごい展開で、内容はRPGゲームみたいなストーリー展開だなと思った。(レベル上がっていくとか身につくスキルとか。笑) 私もゲームは好きな方なので、楽しく読めました。『新線西部軌道』は傑作歌屑 伊藤悠初期短編集 伊藤悠starstarstarstarstarひさぴよ初期作品を中心に、これまで単行本未収録で長らく入手困難となっていた読切ばかりで、伊藤悠ファンにとって待望の短編集でしょう。 中でも2008年ウルトラジャンプに掲載された『新線西武軌道』は、『皇国の守護者』連載終了後に描かれた傑作と言っていい読切ですので、ファンならずともぜひ読んでほしい一作です。 話のあらすじとしては、戦争によって東京の街が巨大な外郭で隔てられた世界を舞台に、荒廃した西東京から線路を復興し、未知の壁の中へ列車を走らせるという、もうロマンの塊みたいな鉄道ドラマです。ちなみに、この本の冒頭に収録されてますので、試し読みで途中まで読めますよ。 一人の零戦乗りから見た等身大の戦争エッセイ零戦少年 葛西りいちstarstarstarstarstarひさぴよ表紙とタイトルの雰囲気で、愛国的な戦争漫画なのかと勘違いしていました…。読んでみたら表紙の印象とはまったく逆で、イデオロギーも美談も関係なく、純粋に一個人が見てきた戦争体験が飾りなく描かれている作品でした。 登場人物たちの言葉使いや仕草は、あえて現代の若者文化に合わせてあって、堅苦しくなくて読みやすかったです。戦争の話は敬遠しがち、、という人にこそ読んで欲しい漫画。 1巻出た!九龍ジェネリックロマンス 眉月じゅん大トロ眉月先生はやっぱり女の子を描くのが抜群に上手いですね! SFっぽい展開に胸が熱くなってきます。笑いと切なさと/Paper-Thin Bond of Boysパンティトラップ 吹屋フロOrad大笑いした!飯島が高山に全然関心がなくて面白い。二人の奇妙な関係性が終わる場面、卒業式の話がとても切なかだ。 —- A blonde high school boy is staring at me with a nasty look --- while wearing panties on his head and a bra around his neck. It's impossible to forget the day I found this intense cover on a website called "Tonarino Young Jump", which is owned by a publisher of Weekly Shonen & Young Jump (Shueisha). It looks like a Boys' Love manga, but was serialized under the famous seinen label. Even though the story is ridiculous, it's strangely appealing so I sometimes get the urge to read this manga. I've already read it again and again. Why does this manga absorb me so much? I guess the reason is that their relationship is awfully temporary and fragile. The relationship between Takayama and Iijima is less than friends or even classmates - it only involves Iijima taking photos of blonde-haired Takayama in fancy ladies' underwear. What's curious is the fact that Iijima never cares for Takayama despite this weird habit. No matter how many times Iijima takes creepy and perverted pictures of him, Takayama is neither a source of benefit nor a waste of time for him. The two boys become very close over the year, but their relationship may easily disappear on graduation day. I was shaken up, yet found it impossible not to fall in love with the protagonists' strange yet irresistible paper-thin connection. こんな話だったの!?…ロジカとラッカセイ 紀ノ目野愛こんな話だったの!?って思った漫画『自由広場』 https://manba.co.jp/topics/21165 ↑ここで「ほのぼのファンタジーだと思ったら…」というような書き込みがあり読んでみました。 ほのぼのファンタジー、だけではなく胸の底にざらりとしたものが残る読後感。でもそのざらりとした砂粒をよく見てみると、ガラスが混ざってキラキラ光っている。 というような作品でした。 可愛らしいキャラクターそれぞれに悲しさ優しさがあって、どうかみんな幸せにねと流れ星にお願いしたくなりました。 伏線も綺麗に回収されて、美しい救いのある最終回も素晴らしい…出会えてよかったと思える作品でした。 兄弟愛爆裂マンガグロウ 川nyae自分で書いといて爆裂ってどうかと思いますがそのくらい感銘を受けました。兄弟姉妹がいることの光と影を描ききった傑作かと。絵も上手いし。 仲が良かろうが悪かろうが、やっぱり兄弟の存在は人生に大きく影響するんですよね。 自慢だった兄が、実際は努力が実らず夢にしがみついている大人になっていたという、そこの部分は寂しくて切ないのですが、ある意味それがあったから弟の兄への愛をこれでもかとぶつけるきっかけになったのかもしれない。 下がいる人、上がいる人はそれぞれに思うことがあるんじゃないですかね。6ページの衝撃フルムーン 冨手優夢名無しくるくるくるりんを読んだうえで読むと、やっぱりこの人の漫画はいいな!好き!となるんですが、全くの初見だと「???」となってしまう恐れアリ。でもこれきっかけにファンになるのはもっとアリかと思います! こういういるだけでHAPPYになれるお母さんほんと好き めぞん一刻のいいとこ…めぞん一刻 〔新装版〕 高橋留美子大トロめぞん一刻のいいところってやっぱり、響子さんがめちゃくちゃめんどくさい女なところだと思います。 わりと最初の方の、一刻館のみんなで伊香保温泉みたいなところに行く回が好きです。あと朱美さんが失恋(?)する回。タイトル素晴らしい南無阿弥だいすき 横槍メンゴ名無しバンドマンのユーゴは、自分の言うことを何でも聞き、何をしても怒らない・歯向かわない彼女・キサに不満を募らせる一方、キサは彼を妄信的に愛し続ける。そんなふたりの哀しいすれ違いを描いた読切。素晴らしい。報われるとか報われないとかの次元ではないというか、キサちゃんの生き方に何も文句言えねぇ。。はい寿司 虚空編 小林銅蟲名無し小林銅蟲が好きなら読むべき。 読んでも巨大数のことはほとんど分からないけど、分からなすぎて気持ちよくなれる。 寿司については何も分からない。 なんどもキングダム 原泰久名無し何度読んでも面白い!! オウキ将軍が、ずっといい。将来有望と思いたいひまわり 高橋龍二名無しスペリオールの電子版に掲載されたスペリオール次世代マンガ大賞佳作受賞作。 あらすじにあるとおり、絵柄はあまりにも荒削りだけど、同じく佳作の「終わりの季節」「パレーシア」のなかではいちばん面白かったです。最初は森泉岳土を意識しているのかとも思ったが多分違う。 子どもと大人、どちらかに偏らずに両方の目線で苦悩や事情を描いているのがよかった。オチも意外性があって好きです。 この賞の審査会のレポートで、ひまわりが思いっきり物議を醸しているのが面白すぎた。柳本先生にめちゃ嫌われてる。笑 https://news.goo.ne.jp/article/postseven/trend/postseven-666846.html恋愛において普遍的なテーマでもある恋人の過去の相手彼女と彼氏の明るい未来 谷口菜津子starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)恋人の過去の相手が全く気にならないという人は極少数なはず。 そんな誰しもよぎったことのある思い、疑惑、心配性、ネガティブさを最大限に高めて爆発させて包み込んだのがこちらの作品。 最高に揺さぶられる。 全く付き合ったことがないわけでもないが、ロクな女性と付き合ってこなかった一郎。 流されるままに、性格もブスな女性や、自己評価低すぎてネガティブすぎる女性、占いやマルチにハマっている女性と付き合ったりして散々な思いをしてきて若干こじらせてしまった一郎。 現在、そんな一郎(28)が奇跡的に2年付き合ってるのは、性格も良くてめちゃくちゃにかわいいゆきかちゃん(28)だから余計に過去が気になってしまう。 そんなある日、居酒屋で言われるがままにゆきかちゃんの写真を見せていると隣で飲んでいた男に見られ「この女ヤったことある!超ヤリマンなのよ!しかも乱交しちゃった♡」と無茶苦茶に最低&失礼な外野がいたもんで、元来の心配性とネガティブさがムクムクと膨れ上がりいても立ってもいられなくなってしまう。 そんなときにちょうどよく?現れてしまった誰の過去でも見れる(情報を収集してシミュレーションして再現する?)VR。 一郎はどうなってしまうのか。 真実とは!? 「恋人の過去の相手が気になる」というのは「最近の若者は・・」という言葉が古代エジプトの石碑から見つかったのと同じくらい世界中で普遍的なテーマな気がする。 結婚相手以外に処女を奪われたら、奪われた女性側が死刑になってしまう国さえあるし、いろんな宗教があるが処女であることをどこでも重要視しているように感じる。 声優も処女であることを求められるというのを聞いたことがあって大変な世界だなと思う。 それほどに世の男性は処女だとか、初めての相手という部分に縛られ頭を抱えている人、女性から言わせると「キモい」人が多い。 だが、そんなのは野暮以外のなにものでもない。 今が違えば過去のことは関係ないし、相手も自分も現在が幸せであればいいじゃないかと思う。 そう、思うのだけど・・。という永遠ループの悩みがこの漫画だ。 乱交、それが事実かどうかは置いておいて、その結果にとらわれて本質を見失ってはいけない。 たとえ事実としても、大事なのはヤったかどうかじゃなく、なぜやったのか、彼女にはそこに至るまでの背景や理由があり、それを現在黒歴史として隠しているとしたらなぜ隠しているのかまで考えなければ相手の気持ちを思いやってるとは言えないんじゃないか。 相手の優しさかもしれないのに。隠したいのであればそっとしてあげればいい。 そして、本来乱交の事実を確かめるすべなど、本人に聞くしかないはずなのに登場してしまったのが、謎のVRだ。 これが事態をややこしくしてしまった。 こんな本当かどうか怪しい機械の情報をストンと信じてしまう。 本当かどうかも分からないのに。インプットした脳内の情報・願望・妄想を勝手に読み取って映像化するマシンなのかもしれないのに・・。 そして一郎は事実かどうかも曖昧な判断材料でさらなる妄執に囚われどん底に堕ちてしまう。 純文学的とも言えるテーマを新しいギミック(VR)の導入で新しく描き、素晴らしいデフォルメ具合の絵で表現されているのがめちゃくちゃにいい! 作者の谷口菜津子先生は漫画家の真造圭伍先生とご結婚されているので、もしかして一郎は真造圭伍先生がモデルだったり?と勘繰ってみたり。 1巻のあとの最新9話に出てくる女性たちの証言もよくあるというか、なんだか三者三様でリアルだけど、女性は男がいるところではあまり言わなそうな話だよなーと。でもそこは作者が女性っていうの思い出して、少し腑に落ちる。 すごく男性主観の話なのに女性が描いているのは本当に凄い。 久保ミツロウ『モテキ』や新田章『あそびあい』もそうだ。 奇しくも二人共男性っぽい名前を使っているのも面白い。 悩んでいるときに一人で思い悩んでクソみたいな考えが醸成されて突っ走る前に周囲に話を聞いているというのは、一郎がコミュ障でもないごくごく一般的な男性という描かれ方をしているからこそなんだか救いはありそうな気がしてくる。 もしくはだからこそ共感できて絶望が広がるのか。 誰しも囚われかねない妄執に区切りをつけて過去の相手ごと恋人を愛する決意をすることで有名なのが「めぞん一刻」だ。 変えられない過去を受け止め前に進む、あまりに有名すぎるあのシーンは感動的だ。 そこに到達できてようやく本当の恋人と言えるのかもしれない。 頑張れ一郎!幸せなはずの現在を、現実を見るんだ! 奇習は、たびたび性に繋がるウラヤミ〜昭和日本奇習集〜 山口譲司名無しグランドジャンプむちゃ 2019年11月号掲載。 日本の奇習を扱った特別読切で二本立て。作者は不倫食堂の山口譲司なので内容はなんとなく想像つくと思う。まぁでもこの作者はエロだけじゃなく、風土というか地域性みたいなのを汲み取るのが巧いから「奇習」とか「奇祭」みたいな題材とは相性がいいのかも?ほどほどだったポルトガルの女性によって日本の良さを再認識できるくーねるまるた 高尾じんぐ名無し主人公はポルトガル人の女性・マルタさん。彼女は日本のアパートで一人暮らしをしていて、日本の生活を満喫しています。 食べることが大好きで、母国ポルトガル料理や日本の料理など、和洋問わずいろいろな料理を自炊する料理漫画なのですが、お金をあまり持っていないので、ちょっと貧乏飯になってしまう部分もあります。でも、マルタさんの性格が太陽のように明るいので、絶対に暗い雰囲気にはならないんです。周囲の人々との触れ合いによって、食べ物を分けてもらったりしながら、創意工夫で様々な料理を作っていくのが見ていて本当に心が安らぎます。 また、ボルトガルの人から見た日本文化を描くことによって、改めて日本の良さを再認識することができます。ありそうでたぶん絶対…丼とこーい! トータス杉村野愛ありそうでたぶん絶対あると思う気を衒わないレシピといかにもモテなさそうでちょっと滑ってる男子3人がかわいくて愛おしい!全体に漂う惜しい感じがとても好きです。 同作者さんの『週末キッチン』も割とオシャレなんだけどなんかモテなさそうな男子3人がやっぱりかわいいし妙にリアルで好きなんだなあ…。 トータス先生の書く男子と友達とピクニック行ったり鍋したらそこそこ楽しそう。 罪を犯すことよりも、…オナニーマスター黒沢 伊瀬勝良 yoko YOKO 伊瀬カツラ野愛罪を犯すことよりも、償うことと許すことのほうがずっとずっと難しい。 女子トイレでオナニーするのも、クラスメイトをいじめるのも、いじめたやつに復讐するのもそもそもやらなきゃいいんだけど、やってしまったとしたら償わなきゃいけない。 子どもながらその覚悟を決めた黒沢の潔さに泣いた。その彼にしっかり手を差し伸べた友人達にも泣いた。 登場人物全員救われた訳ではないけど、少しでも前を向けたらそれは素晴らしいことだから。やってしまったことは消えないけど、人生は続くんだから進んでいくしかないんだ。 タイトルだけしか知らなかったのでギャグ漫画だと思っていたけど全ての学生に読んでほしいヒューマンドラマだった。 あと恋より先にオナニー覚えちゃうのがなんかリアルだなあとも思った。んん〜?探偵×宇宙人!?探偵プロビデンス 迷宮事件解明録 外木寸名無し探偵というか刑事の元に宇宙人現る! しかも超チートアイテムを持ってるという漫画。 探偵ものと思って読むと全く違うんですが切り口が独特で面白い。 よく描けるなこんな話…と思ってしまいました。<<461462463464465>>
わからない…わからない。ただひたすらにわからない、だが100億は10の10乗らしいこととグラハムが64と関係あってなんだか大変強いことはわかった。きっと強い。