少女マンガの感想・レビュー3665件<<136137138139140>>トモキはタクミにちょっと似てますね下弦の月 矢沢あいmampuku20年前のりぼんにこんなダークでスレてて厭世的な漫画が載っていたという驚き。アダムのような儚げで幽玄な感じのかっこいいヒーローって今後現れない気がします。やっぱり煙草というものが「古い時代の象徴」みたいになっちゃったことって、漫画に限らず表現の世界にとって結構大きな損失なんじゃないかって思っちゃいますね。自分は吸いませんが。 そういえば実写映画化のとき、栗山千明に成宮寛貴にHYDEにとどえらいキャスティングでしたね。HYDEの演技力はさておき、あの現実離れした美貌は矢沢まんがから出てきたかのよう。実写映画「NANA」では主題歌を提供してましたし、矢沢ワールドになにかと縁があるお人です。確か漫画「NANA」が大ヒットした頃ってGLAYやラルクの絶頂期から歌姫ブームへの過渡期みたいな感じで、トラネスとラルクを重ねてみていたような気がします。これは好きなやつだったLIMBO THE KING 田中相starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)SF×サスペンス×バディもの。 ずっと気になっていた作品だったけど、なぜか自分の中でまだ、まだ、と止めていた。 ある程度出てから読みたいという気持ちだったのかもしれない。 その感覚は間違いではなかったと最新4巻まで夢中になって読んだ後に思った。 2086年、「眠り病」という難病が蔓延し撲滅から8年。 海軍での暴発事故に遭い、脚を失った主人公・アダムの新しい仕事は、「眠り病」撲滅の英雄ルネの相棒だった。 撲滅した病気の再発を疑問に思い調査に乗り出すが・・。 表紙、色、設定、キャラ造形、関係性、テンポ、この漫画を構成する全要素くまなく好きだ・・。 「眠り病」患者の記憶に命懸けでダイブして治療する様子や、軍という巨大組織でいろんな思惑が渦巻いていて誰が味方か分からなかったり、街中のちょっとした描写だったり、色気のあるおじさんの絡みがたまらなくいい。 陽気なマッチョネイビーと疲れ顔のクールな英雄のバディもの最高じゃん! 映画『インセプション』好きな人はもちろん好きだろうし、二転三転してハラハラする海外ドラマとか、『BANANA FISH』好きな人は好きなんじゃないかなーと思う。ギャグがおもしろい!動物のお医者さん 佐々木倫子チャック動物のお医者さんは、たまに、地味だけど、おもしろいギャグがあって、キャラクターもみんな好きです! 色々な動物がいて、ほとんどみんな(動物たち)人間にたいして、上から目線なところもおもしろいです。死ぬことは恋の終わりではない10万分の1 宮坂香帆名無し※ネタバレを含むクチコミです。 昔読んだことあるシリーズ私の…メガネ君 すもと亜夢名無し幼い頃読んでいました。京都マンガミュージアムで見かけたので懐かしくなって久しぶりに読んでみました。 自分が成長してしまっているので、内容に共感したりはできなかったんですが、ちょっとメガネくんが「坂本ですが?」の坂本くんに見える時があって何とも言えない気持ちになりました。20年以上前の作品とは思えないニューヨーク・ニューヨーク 羅川真里茂名無しよくあるBLかな?と思って気軽に手に取ったのですが、ニューヨークを舞台にとあるゲイカップルの苦悩と幸せを描いたシリアスな良作でした。 セックスシーンはほぼなく、彼らの親や仕事との関係、トラウマなどにスポットを当てた作品です。 20年以上前のアメリカを描いているはずなのに、2018年の日本よりセクシャルマイノリティーへのまともな理解があって、やっぱり日本はやばいな・・・と思いました。恋愛物+情報戦の続編なんて素敵にジャパネスク 人妻編 山内直実 氷室冴子名無しただの平安ロマンスと思うなかれ。宮廷政治も絡んだ情報戦、しっかりとした伏線回収は流石氷室冴子原作の作品という趣。無論恋愛物としてよく出来ていて嫌味なく愛する人を大切にしようと思える名作。ねこクラゲ先生薬屋のひとりごと 日向夏 ねこクラゲ 七緒一綺 しのとうこ名無しねこクラゲ先生の絵がとても好きです。筋肉痛注意こいつら100%伝説 岡田あ~みん華子りぼんという少女漫画雑誌にあって、さくらももこと、岡田あーみんは、やはりちょっと異色だった気がします。 さくらももこは今や、日本を代表する漫画家の一人になりましたが、岡田あーみんはもう漫画家自体を辞めて引退してしまいました。 残念でなりません。 小学生当時、あまりちゃんと読んでなかったわけですが、大人になって読み返してみると、これを少女漫画として、小学生が読んでいたのか、、、凄い時代だな、、、と思うほど、際どい作品です。 むしろ大人になってから、読み返して頂きたい。 少女漫画にありがちな、一人の女の子を数人の男子がとりあうという、逆ハーレムな王道設定にもかかわらず、全く羨ましくもなく、全く憧れもしないのです。 ときめくことすら皆無ですが、ただ、笑いすぎて、腹筋が鍛えられる事は間違いありません。ドロドロ愛憎劇オメガ・メガエラ 丸木戸マキ華子萩尾望都の「11人いる」に、成人するまではその性別が決まらない。という登場人物がいたのですが、よくよく考えると、オメガバースっぽい。 萩尾望都ってやっぱり凄いですね。 それは置いておいて、このオメガ・メガエラは、昨今流行りのオメガバースを独自の解釈と昭和レトロな世界観で描いた作品です。 端的に言えば、子供を産めずに蔑まれるオメガ(男性)が、一流アルファ家系を乗っ取ろうと策略し、それに翻弄されるオメガ(少年)の愛憎劇。 1ページ目から、いや、もう表紙から昼ドラばりのドロドロ感。 ぬるい恋愛物語では物足りない。そんな方に、ぜひ読んで頂きたい。 ITANが休刊になったそうで、連載が危ぶまれていたようですが、デジタルでの連載が決まり一安心。 今、一番続きが気になる漫画です。ユニコーンってなにポーの一族 ユニコーン 萩尾望都大トロ※ネタバレを含むクチコミです。全4巻でさくっと読める!エンジェル・ハント おおばやしみゆき大トロ小学生の頃ちゃおっ子だったので読んでました。 ラストがとてもいい作品です。エクルキーホルダー再販希望です!シュガシュガルーン 安野モヨコにーか何十回も回すので切実にこのガチャガチャをもう一度やっていただきたいです(土下座)亡国の王女に待ち受ける運命は?亡国のマルグリット すもももも名無し亡国の王女が男装して生き延びる、という王道ながら骨太なプロローグ。 物語が比較的ゆっくりと進むので、キャラの心情が理解しやすい。 大作になりそうな予感……。大人だってコスプレしたい!ひみつのイノセントワールド ~イケメン上司とルームシェア~ 浜心汐里名無し趣味でコスプレをしている地味OLが、秘密を知られた上司と意気投合し同居する話。 一緒に過ごすうちに、コスプレキャラではなく本体(中の人)としてスパダリなヒーローと親しくなる過程が楽しい。 『コンプレックスエイジ』など、オトナのコスプレイヤーを描いた作品にありがちな、加齢への不安をまったく感じさせない安心感のあるラブコメ。シンデレラのような泥沼の愛憎劇『未』成熟 Maria名無し昨今、親の離婚や再婚などの家庭環境が絡んでくる少女漫画は多い。 よくありがちな、再婚相手の連れ子がイケメンで……というようなハッピーなストーリーと一線を画すのがこの作品である。 自分を女王様だと思い込んでいる継母にいびられまくったヒロインが、大人になってからちょっとずつ抵抗を覚えて殴り返すのだが、それでも継母が100倍ボコる。 ヒロインを守ろうとするイケメンたちもいるのだが、この継母の前では焼け石に水。 青年漫画界の毒親といえば『血の轍』だが、少女漫画界ではこの作品ではないだろうか。 とにかく、泥沼の愛憎劇が好きな方は一読を。天然お嬢様の悩み多き同居ライフハコイリのムスメ 池谷理香子名無し家を継ぐことを前提として存在している天然お嬢様が、しがらみの多い中、恋や人生に悩みながらもまっすぐに生きていく話。 彼女を支える周りの人たちは、一癖も二癖もある魅力的なキャラばかり。 特に偽装結婚で同居した彼氏は、なまじ頭がよく、玉の輿に乗るに乗れないモラトリアム状態。 その中途半端さにはリアリティがあり、先の見えない展開についハラハラドキドキさせられてしまう。 安直ではない、ひと捻りした恋愛モノが楽しみたい方にオススメ。初心な花嫁のイチャラブしかない日常僕の家においで Wedding 優木なち名無し少女漫画の世界では、両想いになって結婚して完結というパターンが王道だが、人気作に限り続編が始まることがある。 こちらの作品も、貧乏ながら逞しく育った少女が、年上のイケメンに見初められて高校卒業と同時に結婚した、その続きになる。 結婚するまで守り抜いた初めてをどうこうするエピソードやら、既婚者だというのに進学先の専門学校でモテまくりで困るエピソードなど、乙女心をくすぐる妄想がてんこ盛り。 ざらざらと砂糖を吐く甘さなので、耐性のない方は要注意……。トーマの心臓のような安易なカタルシスはないけれど残酷な神が支配する 萩尾望都雪トーマの心臓、ポーの一族と傑作を輩出している萩尾望都先生。 この作品はトーマの心臓で取りあげたかったテーマ「暴力からの再生」「愛とは何か」を深く掘り下げたものではないかと思う。 が、萩尾望都さんも年齢を重ねるとともに、トーマのような(おそらくページ数も限られた条件の中での制作)カタルシスのあるメルヘンなエンディングにはおちつかなかったようだ。 私的にはラストはまだモヤモヤする。 続編が読みたいなあ。古いが新しい闇のパープル・アイ 篠原千絵やむちゃ姉が懐かしがっていたマンガ。初めて読みました。 ジャンルはサスペンスで良いのかな?まぁあれです変身人間。ごく普通の生活をしていた女の子が自分の隠された能力、血に気付いてしまい、さらに裏で変身人間を研究していた科学教師にも気づかれてしまう。ここから事件に巻き込まれ逃亡の日々が始まります。 少女漫画だから絵が綺麗だし、戦闘シーンもすっきりしています。ストーリーも展開が早くて良いのですが、途中2部っぽいところから少しデジャヴが起きます。甘々な展開も少なく、男性も読みやすいかも。 サブタイトルがこんなに効果的に使われているマンガって他になくないですか? キラキラした三角関係1/3 さんぶんのいち 千葉コズエ名無し海辺の街を舞台にした、キラキラした三角関係モノ。 二人のイケメンの間をふらふらする移り気な主人公はあまり好きではないけれど、この作品の紫陽花ちゃんは一生懸命なので応援したくなる。 むしろ男(本命)の方が、元カノに過度な同情を抱いて、せっかく自分を好きでいてくれる彼女をみずから手放しているようにしか思えない……とイライラするくらいにはのめり込んでしまう良作。けっこう過酷な男女入れ替わり物桜井芽衣の作り方 フクシマハルカ名無し男女入れ替わりがちゃんと機能している物語。 キスとかお手軽な方法であっさり元通りというパターンじゃなく、ずっと入れ代わったままなので、もはやボーイッシュな美少女と男の娘の恋愛モノとしても成立するレベル。 でも葛藤の描き方はさすがに軽めというか、ポジティブな主人公の明るさに救われている感じ。タイトルと帯で損してる良作コールドゲーム 和泉かねよしmampukuタイトルから野球漫画かと思いきや中世ヨーロッパ風の大奥だった。 あらすじや表紙から受ける印象よりも意外と軽妙で読みやすいので油断しかけたところで思いっきり殴られる。一巻読了時点だけど面白い。 一つだけ惜しいと思ったのは、帯文が最悪。。 「プライドを懸けた女同士のマウンティング!!!」 もう本当うんざりですわ漫画でまでマウント合戦とか見たくないんですケド、幸いこの漫画はそんな薄っぺらい話じゃないので安心しました。帯無しのほうが売れるんちゃうか最強に可愛いアホの子ヒロイン!だってもうスキになっちゃったし 後藤みさき名無しちょっと頭が弱い系の天然ヒロインが、一目惚れしたイケメンに冷たくされながらも尻尾を振って追いかけていく話。とにかくヒロインがアホの子かわいい。こんな子に好かれたら全男子が落ちる気がする。<<136137138139140>>
20年前のりぼんにこんなダークでスレてて厭世的な漫画が載っていたという驚き。アダムのような儚げで幽玄な感じのかっこいいヒーローって今後現れない気がします。やっぱり煙草というものが「古い時代の象徴」みたいになっちゃったことって、漫画に限らず表現の世界にとって結構大きな損失なんじゃないかって思っちゃいますね。自分は吸いませんが。 そういえば実写映画化のとき、栗山千明に成宮寛貴にHYDEにとどえらいキャスティングでしたね。HYDEの演技力はさておき、あの現実離れした美貌は矢沢まんがから出てきたかのよう。実写映画「NANA」では主題歌を提供してましたし、矢沢ワールドになにかと縁があるお人です。確か漫画「NANA」が大ヒットした頃ってGLAYやラルクの絶頂期から歌姫ブームへの過渡期みたいな感じで、トラネスとラルクを重ねてみていたような気がします。