少女マンガの感想・レビュー3666件<<134135136137138>>ぴくぴく仙太郎より好きだったきこちゃんすまいる 布浦翼かしこ当時アニメにもなってたから知ってる人も意外に多いはず。 美男美女のパパとママから産まれた目つきの悪い市松人形のようなきこちゃん(隔世遺伝です)は、こう見えてスーパー園児である。無口なので会話はすべてジェスチャー、六法全書を読んだりC言語を学んだり、兄弟が欲しいでしょ?と言う両親の夜の営みに態度で反抗したりする(無口だから)。しっかり者なのでツッコミ役が多いんだけど、たまにやるボケが大きいのがご愛嬌。散歩から帰って朝食を作り始めたけど自宅じゃなくて知らない人の家だった!とかね。周りの大人からは変わり者扱いされるけど、悪口は右から左に流すから心はいつでもステンレスのようにピッカピカ。きこちゃんのクールさと淡々としたコマ割りで魅せるギャグが今も変わらず好き。セッセッちゃん 大島智子hysysk大島さんと言えば、絶妙にセンスのいいモチーフと言葉を選んでTumblrにGIFアニメーションをアップしているアーティストという認識だった。自分とは違うし周りにはいないけど、どこかには存在しているらしい、そんな人達の生活を覗き見ているような感覚。なのでマンガもその延長というか、退屈そうなカップルがだらだら駄目な日々を過ごす中でちょっとドキッとさせられる表現が出てくる、みたいなものを想像していたが、全然違った。ある時代の東京の、あの空気をこんな風に描けるのは本当にすごい。これがCanCamのウェブ上で連載されてて好評だったということも、自分の認識を色々と改める必要性を感じさせてくれた。。腰かけOLを働かせる、たったひとつの冴えたやり方定時なので帰ります 市原ゆうき名無しまったくやる気のない腰かけOLが、アグレッシブな若手イケメン営業マンのサポートに抜擢されて、少しずつ人生への情熱を取り戻していく話。 やる気のないコネ入社ヒロインの態度が、デフォルメされているとはいえ腹立たしいことこの上ない。 それに比べてヒーローは、暑苦しいけどいいやつ。 (しかしサラリーマンが定時で帰ることに対しては、むしろ肯定的に描いた方が、社会のためにはなるような気がする……)深いうなずきしか生まれない、ぜひ男性にも読んでもらいたい一冊深夜のダメ恋図鑑 尾崎衣良ひろりんぬわりと女性の本音を描いている気がする。 家事とかなんもできない(というかする気がない)やつっているよな… 理想的なカップルの同居生活きっと愛してしまうんだ。 一井かずみ名無しクールに見えて実は不器用なヒロインが、優しい彼氏と暮らすことで恋の傷を癒していくという優しいストーリー。 2人のキャラに嫌味がなく、同居中の気遣いもナチュラルで、素直にうらやましいと思えてしまう。 職場に生々しい恋愛メンタルを持ち込まないように努力しているあたりも、いわゆるオフィスラブ物とは違って好感が持てる。このマンガがすごい2019オンナ編 第10位君は春に目を醒ます 縞あさとmampuku憧れの7歳年上のお兄さんが7年間のコールドスリープから目覚め、高校の同級生になっちゃった話です。「凪のあすから」だこれ!!あれはなかなかに切なくて胸に来る話でしたがこれはどちらかというと胸にキュンとくるやつです。 元々が高校生とは思えないほど大人びた青年だったので、7年経って同級生になってもやはり周りよりずっと大人な千遥くん。せっかく憧れの人と同い年になったのに相変わらず子ども扱いされてしまい気持ちがすれ違う、この「もどかしさ」がこの作品の売りなんだと思うんですけど、冷静になって読んでみると千遥くんマジで何考えてるのかさっぱりわからないですねww弥太郎のほうが人間らしくて気になってしまいます。千遥くんは宇宙人みたい。絃ちゃんも難儀な相手に惚れてしまったものである……見ての通り主人公がかわいくてふたりで恋をする理由 ひろちひろたか※ネタバレを含むクチコミです。絶妙なテンポの漫画天堂家物語 斎藤けんむよく宣伝で目にするので一巻読んでみました。よくある少女漫画の明治時代ものだと思って読むと「ん!?」となります。 なんか絶妙なテンポの漫画。 なぜだろうと考えたのですが主人公の女の子が必要以上にときめかないから? 1巻読んだ時点で「死にたい女と死にたくない男」の話だと気づきます。 フルーツバスケットの主人公に似てる…?主人公が他に影響を与えていくタイプの漫画な気がするのですがどうでしょう。絶妙なテンポ感がくせになるので全巻追いたいと思います。読んでみれば納得の「趣」なタイトル墜落JKと廃人教師 sora soramampuku 良い少女漫画に出会いました。一見ちゃらんぽらんなようで過去に闇を抱えてそうな「廃人教師」と真面目で思いつめやすい性格の「墜落JK」が意外なほど軽妙にラブコメします。 1話ごとにストーリーが区切られていて、リズムも小気味よいですしその話数のうちに綺麗に伏線をさらっていくので読みやすいです。読みやすいだけでなくもちろんキャラクターも、シチュエーションや展開の萌え度も素晴らしく、新時代の少女漫画来ちゃってますねこれ。にんげんはこわいことなかれ 星野茂樹 オガツカヅオにわかオガツカヅオのホラーの根幹には「人間」がある。それは悪意や暴力性、あるいは行き場のないどうしようもなさ、そうしたものが超常現象を生んで、物語となる。お腹が重くなるような独特の後味の悪さはこの露悪的な「人間味」に起因している。それが気持ち悪く、くせになる。この感覚を見事に描いてみせた星野茂樹の漫画力も見逃せない。透明な作家さくらももこちびまる子ちゃん さくらももこ影絵が趣味『ちびまる子ちゃん』で世に知られるさくらももこには隠れた名作がある。それは読み切り作品として『ちびまる子ちゃん』の各巻末に収録された『ほのぼの劇場』である(現在は文庫版にして上下巻にほのぼの劇場のみを抜粋したものがある)。 ほのぼの劇場は、いわば"永遠の小学3年生"まる子の前後譚であり、幼稚園生の頃からデビュー前後ぐらいまでの出来事がまちまちに描かれている。はじめて鼻血を出した日、マンガ家デビューが決まった日、小学6年生の運動会、盲腸になった日、高校3年生の失恋、はじめての雪遊び、はじめてディスコに行った夜、大好きな担任先生の転任、はじめての一人暮らし、ある友人の転校、受験生の夏、等々、能天気に小学3年生をくりかえす『ちびまる子ちゃん』本編とはうって変わり、そのどれもが人生においてたったの一度切りしか起こりえない"あの頃"として描かれている。『ちびまる子ちゃん』にしても作品背景こそノスタルジックなあの頃にはちがいないが、ちびまる子ちゃんはあくまでも過去を振り返らない現在進行形であり、つまり現在から果てのない未来に向かって描かれ、それゆえに"永遠の小学3年生"でありつづける。いっぽうで『ほのぼの劇場』は、起こってしまった一度切りのかけがえのない体験を、つまりもはや取り返しのつかない不変の過去を現在から観照して描いている。 『ほのぼの劇場』を読んでまず読者は、小学3年生時点からみて過去のまる子/未来のまる子が「まる子」と呼ばれていないことに驚きを隠せない。ここではあの馴染みのまるちゃんが「ももこ」や「ももこちゃん」や「ももこさん」と呼ばれているのである。"ももこ"とはもちろん作者さくらももこの"ももこ"にほかならない。ところが驚くもなにも、まる子にしても単にあだ名として呼ばれているだけで、それは確かにさくらももこであり、つまり少なからず作者自身の投影として描かれている。あえて作品世界の繋がりを尊重するならば、まる子=さくらももこは小学3年生のときだけあだ名"まる子"で通っていたことになるが、しかしそれにしても『ちびまる子ちゃん』に登場するさくらももこ、『ほのぼの劇場』に登場するさくらももこ、このふたつのさくらももこは単に時間軸の隔たり以上に異質さをもっているように思われる。そもそも『ちびまる子ちゃん』の劇中のまる子=さくらももこというものに対して、作者さくらももこという存在は、作品の内外のそこかしかこに介在していながらあまりに希薄すぎはしないか。平仮名で書かれた"さくらももこ"というベタすぎるペンネームからして他の文字群に混ざって雲散霧消してしまいそうである。つまり『ちびまる子ちゃん』にとって主人公まる子は作者の投影でありながら、そこに作者は不在というより透明になり姿をくらましているのである。いっぽうで『ほのぼの劇場』の主人公には、単に名前の呼ばれ方がちがうという以上に、作者さくらももこの存在がそこここに見え隠れしているようには思われないか。『ほのぼの劇場』は透明な作家さくらももこが姿を現した唯一の作品ではありはしないのか。 ところで『ほのぼの劇場』から作者の人間くささがしてくるのは、それが現在から過去を描いていることに関係してはいまいか。過去というものは今ここには存在しない代わりに決定事項であり不変である。いっぽうで未来とは可変である、可変であれば先行きはわからない。先行きがわからないという意味での不透明という言葉があるが、透明すぎても何もみえない。さくらももこの透明性とは実はこのどこまでも続く現在進行にあるのではないか。女の子がすごく頑張る漫画胸が鳴るのは君のせい 紺野りさむ主人公の女の子が頑張る漫画です。 少女漫画とは男性の胸キュンをいかに魅力的に描くか、だと思いますが 男性より主人公の女の子がテンション高くてバタバタと東奔西走してる印象。 恋をする乙女は必死ですよね… 元気系主人公で恋愛なのでイジイジしてるキャラが無理な人にはおすすめかも。中華漫画好き…天空の玉座 青木朋む最近中国ドラマにハマっているのですが漫画とか何かないかな〜と思っていたところマンバで見つけてひとまず2巻まで読了。 中国の歴史を忠実に描くと拷問とか結構えぐいのですが。えぐい描写と煌びやかな王朝での生活、策略、嘘と野望色々エンタメに落とし込んであると癖になります。 この漫画でも結構困難な人生を歩む主人公。主人公可愛い! 喋りも堅苦しくなく現代っぽくわざと砕けた感じに描いてあったり初見に対して抵抗がない気がします。あんまり悲観的な気分にならないのでおすすめ。 描くの大変そうだろうなと思うのですがこういう豪華絢爛ゴテゴテの装飾、好きです…百合はいいぞゆるゆり なもり名無し百合好きオタクさんは読んで男性にもぜひ~フルーツバスケット 高屋奈月やむちゃ以前から人気作ということは知っていましたが、最近読み始めました。絵がすごく少女漫画だな~と思いながら読み進めていますが、内容が詰まっているのか構成の問題なのか1冊読むのに時間がかかります。 今中盤くらいまで読みましたが、恋愛が主体でないところがいいですね。伏線が多くて続きが気になってしまいます。十二支と絡めたファンタジーですが、裏テーマはACかなぁと…。 あと、ヒロインが天然ボケなのにいらついてこないのは、ピュアさが描ききれているんだなぁ、すごいなぁと思います。 静かで素敵な話moon river 本郷地下む20年吸血鬼と同居している編集の話。 吸血鬼ものってどう描いても面白いし描き用によってはギャグにもシリアスにもなりますよね。 この漫画は静かな話という印象を受けます。星空とか寒い日に息が白くなる感じとか。吸血鬼と会っているのに偏見を持たないとか、吸血鬼であるから心臓は止まっているとか、眷属になってしまおうとするとか…とても静かで素敵な話。奥が深い……のか捏造トラップ-NTR- コダマナオコmampuku彼氏持ちの女の子同士でイチャイチャしてたら意地悪な彼氏に見つかって写真撮られてドロドロがさらにドロドロしていく百合?漫画です。 武田(左の子の彼氏)はすごく良い奴なんですが、こと恋愛においてとりわけこういうドロドロしたフィクションにおいては良い奴ってのは損する運命にありますね。藤原(右の子の彼氏)は浮気をネタに脅して「女同士でやってるところに混ぜてよ」などという百合界で最も言ってはならないことを言い放つカス野郎ですが人形のように美しいけれど、お人形じゃないHER ヤマシタトモコにわかヤマシタトモコの女性は人形のように美しい。色気があって、身体のバランスがよくって、はっきりとした顔立ちをしている。ただ、彼女たちの本当の魅力は『お人形』じゃないところにある。 この作品に扱いやすそうな女性は一人も出てこない。誰もが自身のスタイルを意識しているからだ。自分の内側の本音と外側の出来事。そうした揺さぶりの中から生まれる衝動。瞬間、彼女たちの表情や仕草はこれ以上ないほど瑞々しく描写される。その魅力はお人形には決してない、人だから出てくるものに違いない。何度でも読みたい。変な友達と思索と恋レナード現象には理由(わけ)がある 川原泉たか 表題作を含む4つの短編からなる物語。全話とも**「私立・彰英高校は県下でも指折りの全国でも有数の超・進学校で ーーーつまりは偏差値が高い」**というナレーションから始まります。小説のような味のあるナレーションと、個性的な登場人物たちが思索にふける哲学的なモノローグがすごくいい…! 知的だけれども一風変わったクラスメイトたちが、お互いに友達よりも一歩先の特別な仲になるまでを、内面(モノローグ)を大切にして描いているので、読めば必ずお気に入りのカップルが見つかるはず。知的な面白さと、ラブコメ的な面白さの両方を楽しめる素敵な作品です! **「レナード現象には理由がある」** 成績トップの飛島くん×マイペースな蕨(わらび)さん **「ドングリにもほどがある」** 目立たない友成くん×超ポジティブな亘理さん **「あの子の背中には羽がある」** 柔道部主将の保科くん×お隣りに越してきた女子小学生 **「真面目な人には裏がある」** タラシのたっくん×円滑な人間関係が大切な日夏さん1920年代、世界を股にかける「小さな奥様」の物語マダム・プティ 高尾滋たか はあぁ〜〜ッッ!! うっ! ハァン...何もかも素敵すぎる。物語は新婚の大正乙女が、夫と一緒にトルコからオリエント急行でパリに向かうところから始まります。正確に言うと、駅に向かうフェリーに乗るところから始まるのですが、主人公の万里子は市場から逃げた羊をフェリーに向かって馬で追い立てながらやってきます。な…何を言っているのかわからねーと思うが、読めばわかります。やだこの子超かっこい...!! ネタバレを避けると熱く語りたい部分が何ひとつ言えないのですが、ネタバレにならない素敵な部分を列挙すると ・1920年代(大正時代)のヨーロッパが舞台 ・客室や異国の街並みの精緻で美しい背景 ・オリエント急行で起こる事件 ・勇気と能力のある自立した主人公 ・インドから来た明らかに裕福で高い教育を受けた青年 ・多国籍な友人たち ・世界を股にかける壮大な物語 ...とまあ、こんな感じです。 大正時代の日本が舞台の少女漫画でも、1920年代のヨーロッパが舞台の少女漫画でもない、「大正乙女が印欧で活躍する少女漫画」というかなり珍しいこの作品。2人の関係が歴史と絡めて深く掘り下げており、恋愛漫画としても歴史(時代)漫画としても非常に読み応えがあります! 全11巻という手頃な巻数で、濃密なヒストリック・ラブロマンスをお楽しみいただけますので、ぜひ買ってください(ダイレクトマーケティング)ちっさい女子が主人公きみはかわいい女の子 いちのへ瑠美む身体的コンプレックスを肯定してもらう系恋愛話。 ちっちゃくて細くて可愛いならコンプレックスじゃなくて女子として魅力なのでは?と思うのですが本人にとってはすごく気になることなのでしょう。 個人的にコレ系の話は主人公本人の自信がない吐露モノローグより周りの「あいつ小さいしペラいし釣り合わないんじゃない?」みたいな野次描写に気分が落ちます。そこを抜きにして、もしくはそんな外野なんて関係ないよ!とイケメンが手を引いてくれるシンデレラストーリーを楽しむのには◎放課後、恋したい。放課後、恋した。 満井春香むバレー男子とマネージャーという爽やか理想の高校生のような恋愛ものです。 途中から三角関係になるのですがその三人で行動してる様も眩しい青春譚のようで何だかいいなぁという気持ちになってきます。 バレー男子萌えも何となくわかる ありえなくてもこんな学生生活憧れますね…すべてのエッセイ漫画はここに通ずると思うサザエさんうちあけ話 長谷川町子starstarstarstarstarかしこサザエさんの作者である長谷川町子のエッセイ漫画です。 生い立ちやサザエさん創作秘話だけでなく、歴代のペット達や旅先で出会った人々の思い出など、盛りだくさんかつユーモラスに描かれています。 特筆すべきは!作者のお母さんです。早くに父が病気で亡くなり母一人で娘三人を育てることになるのですが、この母の行動力がすさまじい。 まず上京。そして、次女の町子を漫画家・田河水泡、長女を洋画家・藤島武二、三女を小説家・菊池寛に弟子入りさせます。 ビッグネームばかりでビビりますよね。 母の破天荒なエピソードはたくさんあるのですが、晩年はボケて娘の顔が分からなくなってしまったことも描かれていて、老いを見る作家の目を感じます。 終戦の翌年に地方紙で始まったサザエさんの連載ですが、作者としては本業は家庭菜園、漫画はアルバイトだったそうです。 そういう気質もより多くの人に寄り添える国民的作家としての器かもしれません。少女漫画のヒロインはそこらの萌え漫画より可愛い子多い説灰原くんはご機嫌ななめ 八田鮎子mampukuムスっとしていて一見冷たそうに見えるが実は思慮深く、不器用なやさしさを持つそんなイケメン灰原くんにもっと心を開いて仲良くなってほしい猪突猛進ヒロインみおちゃんの話 類型のヒーローは数多くいますが、灰原くんは冷たさとやさしさの配分がとても絶妙で気持ちいいです。 ヒロインのほうも、別マらしくとにかく可愛くて底抜けに性格が良い。ただ、いくら性格がよくても思慮が浅くて空回りしがちなので、灰原くんとは良い補完関係でナイスコンビ。 別マヒロインは花ゆめ系とは別の意味で理想が詰まってる感じでよいですね。 最初の1巻の構成が、とくに最後の数ページの畳みかけが素晴らしく、噫これぞまさしく胸キュンであるなと感動してしまいました。<<134135136137138>>
当時アニメにもなってたから知ってる人も意外に多いはず。 美男美女のパパとママから産まれた目つきの悪い市松人形のようなきこちゃん(隔世遺伝です)は、こう見えてスーパー園児である。無口なので会話はすべてジェスチャー、六法全書を読んだりC言語を学んだり、兄弟が欲しいでしょ?と言う両親の夜の営みに態度で反抗したりする(無口だから)。しっかり者なのでツッコミ役が多いんだけど、たまにやるボケが大きいのがご愛嬌。散歩から帰って朝食を作り始めたけど自宅じゃなくて知らない人の家だった!とかね。周りの大人からは変わり者扱いされるけど、悪口は右から左に流すから心はいつでもステンレスのようにピッカピカ。きこちゃんのクールさと淡々としたコマ割りで魅せるギャグが今も変わらず好き。