少女マンガの感想・レビュー3719件<<130131132133134>>驚くほど官能的に描かれたアンデルセン童話豚飼い王子と100回のキス 海野つなみ名無し逃げ恥ではその部分は大っぴらに描かれていなかったので、初めはギャップに戸惑いました。しかし、あとがきで「一度はこのテーマと真摯に向き合いたかった」とあるように、欲望そのままでありながら下品ではなく、女性向けだからといって甘過ぎない、驚くほど絶妙なバランスで本当の官能が描かれていました。とはいえ、ふっと気を抜いて笑える場面もたくさんあります。いつもの海野先生らしいなと思ったのは、ドレスを着たお姫様がいる時代なのにWi-Fiが登場するところです。楽しい作品なのでぜひ。宝塚で舞台化されたので読んでみたシリーズ花より男子 神尾葉子大トロ宝塚で舞台化されるので読みました。 道明寺司が想像していたよりやばい人で驚きました。怖い。 私は西門が一番可愛くて好きです。エロいヒロインとな!フラレガール 堤翔む2巻まで読了! このタイプの女性主人公ってなかなか無い気がするのでどうせ花とゆめで恋愛ものでしょと思って読んで無い人、読んでみてください。 「君の色気は胸焼けがする」と言われるほどの色気ムンムン&振られたガールx芝犬の元気系男子! 色気ムンムンなのに自分のポテンシャルに嫌気が指してるという羨ましい設定なのですが、持つものには持つものなりの悩みがきっとあるのでしょう。 あと絵とかなんかエロいです。どこかそこはかとなくエロい! 会話のセレクトも秀逸すぎて作者頭いいな!?と思います。超天然女子、美大に入学する。ニコ色のキャンバス 式田奈央名無し離島出身の天然JDニコが、美大で大活躍するかもしれない、という序盤。しかしいくら離島とはいえ、こんな常識のない子が育つものだろうか。 さらに、美大受験に合格できるものなのか……というあたりは、たぶん突っ込んではいけない。 このお騒がせキャラが、どんなふうに美大の常識をぶち壊していくのか、謎のイケメン先輩は何者なのか、先が楽しみ。 相変わらずの人間関係ピーチガールNEXT 上田美和名無し相変わらずさえが鬱陶しい。 うじうじした操ちゃんもウザめ。 多少成長したシーンがあったとしても、結局人の本質は変わらないということかも。目指せ、パラリンピック!ブレードガール 片脚のランナー 重松成美名無し重松成美先生の新作。 病気で片足を失ったJKが、ハイテクな義足を手に入れてパラリンピックを目指す話。 導入部はまだヒロインが義足に出会っておらず、絶望のあまり反抗的な態度になるあたり、非常に感情移入しやすい。 そこから一気にやる気が出るシーンはドラマチック(やや演出過剰?)で、一気に引き込まれた。 続きが楽しみ。昭和を舞台に、銀幕のスターに憧れる少女の物語昭和ファンファーレ リカチ名無し昭和ファンファーレの感想を語りましょう〜 最新話について語ろう!ちはやふる 末次由紀名無し※ネタバレを含むクチコミです。愛されキャラクターの宝庫赤ずきんチャチャ 彩花みんnyae続編も連載され、過去にはアニメ化も舞台化もされているし、90年代のりぼん作品の人気上位に入るめちゃめちゃ愛されている名作です。 この作品の中に出てくるキャラクターの数と、それぞれの設定の完成度の高さを鑑みると、彩花みん先生がどれだけ天才か、ということが大人になってから気づきました。 ある意味、漫画家を志す人の教科書にもなり得る作品だと言えます。 そういう見方があるというだけで、純粋に読むだけで最高の漫画なのですが… 一旦終わってしまったのは残念ですが、続編が連載されていることがたくさんの人に愛されている証拠ですね。 一生描き続けてほしいです。 新大久保が舞台のイケメンわんさかグルメコメディ新大久保で会いましょう 香穂nyae売れない崖っぷち漫画家の花(30歳独身)、冒頭からいきなり彼氏に振られてどん底にいたところ、気分転換に美味しいものを求めてさまよい歩いていたら、最高美味しいグルメとイケメンの街、新大久保にたどり着いて… いきなり3人のイケメン(そのうちの1人は女子)と唐突に仲良くなって、まさにシンデレラストーリーが繰り広げられるかのように思えますが、 意外とラブコメ要素は少なく、イケメンたちとの交流の中で、美味しい韓国グルメに出会って感動しつつ、本業の方も少しづつ上向きになってゆく、という話ですね。 最近、新大久保の賑わいにやっと関心をもつようになって、出てくるのも本当にイケメンだったので、読んでみました。 イケメンたちと花が仲良くなる過程はかなりスピード感があってなぜそんなにみんなは花に惹かれるのかはあまり良くわかりませんが、 キャラそれぞれの人となりがとても魅力的で、本当にこんな子たちに会えるのかしら…と勘違いしそうになります。 自分的にはグルメ漫画としてよりは、4人が毎度繰り広げるドタバタを見てるのが楽しいです。 作品に潜む「魔」を体感してください!海の闇、月の影 篠原千絵名無し主人公のルミとルカは一卵性の双子で、"2人で1人"の人間のように描かれています。けれども、なぜ一方だけがあの結末になってしまったのか…。 その結末にたどり着く要因は、是非作品を読んで見つけてみてください。 文庫版9巻くらい?にあった後書き(解説)がとても印象的だったのを覚えています。 この作品にはあらゆる「魔」が潜んでいる。 主人公のルミとルカは、自分の感情に潜む「魔」に取り憑かれた、 ジーンも故郷をルミとルカに見せたいという希望から生まれた、歪んだ愛の「魔」に取り憑かれた、 そして私たち読者も、時に恐ろしく残酷なこの物語の"続きが読みたい"という「魔」に取り憑かれていく…。 まさにこういう作品でした。是非、その「魔」を体験してみてください!ザ、王道!午前0時、キスしに来てよ みきもと凜名無し橋本環奈で実写と聞いて原作読み始めました。 これぞまさしく王道シンデレラストーリー!!! 夢と理想が詰まってる! 現代でシンデレラやったって感じでしょうか。 こんなにイケメンなら物怖じするというか自己嫌悪に陥りそうなもんですが何しろ主演が橋本環奈なのでキャスト負けすることはまず無いなという感じです。最良の少女マンガ海の天辺 くらもちふさこ(とりあえず)名無しくらもちふさこの凄さは、ファンにとってはもう自明でしょうし(知り合いに何人か「私はくらもち漫画から生まれたの!」と言う女性がいます)、『ショパン』から近作『駅から5分』『花に染む』まで、各時代にとんでもなく素晴らしい名作が並んでますので、まだ読んでいない人がただただ羨ましいです。 ここであえて、とても反時代的で「偏見」に満ちた個人的断定を書きますが、 少年マンガ=男から見てカッコイイ「男」を描くジャンル 少女マンガ=女から見てカッコイイ「男」を描くジャンル だと自分は思っているのです。 (異論反論、当然あるでしょう。申し訳ない) そういう点で、くらもちふさこ漫画に出てくる「男」ほど、女性から見て魅力的なオトコはいないのではないだろうか、と愚考しておりまして、その極めつけとして頭に浮かんだのが、この『海の天辺』です。 現代日本を舞台にした最良の少女マンガ、だと思います。 登場人物全部可愛い執事たちの沈黙 桜田雛きつつきなぜ気づかないのか、なぜよくみないのかといった疑問抜きにしてめちゃ面白いです。少女が好きそうなベタな展開が多いですが、嫌なところが1つもなくべったべたで安心しながら読めます(笑)昼ドラ的な青春(泥沼)ストーリー虹、甘えてよ。 青木琴美たたみ※ネタバレを含むクチコミです。資産家JKの、年の差溺愛ラブ!宵の嫁入り 七尾美緒名無し多額の遺産を相続したJKが、イケメン弁護士に求愛されて結婚したものの、その裏には怪しい事情(?)が……というサスペンス風味で始まった恋愛ファンタジー。 少女漫画ではあまり見かけないレトロ和風系の世界観がなかなか面白い。 10億円の豪邸に取り憑いているモノノケが、今後花嫁をめぐって弁護士と対立していきそう。 ネタバレありの感想スレ5時から9時まで 相原実貴名無し※ネタバレを含むクチコミです。エロ可愛いDJは正義!(?)ハツコイ×アゲイン 華谷艶名無しゆるふわ愛され天然エロJDが、中学時代の初恋の元カレと再会し、焼け木杭に火がつく話。 第一話で再会から告白、さらに押し倒されるところまであっという間に進むあたり、今どきのスピーディーな恋愛モノという感じ。 とはいえ、いきなり両想いになるとその先の展開がスケールダウンしかねないのだが……(そこは寸止めでジレジレさせる方針らしい)明治時代のシンデレラストーリー金色ジャパネスク~横濱華恋譚~ 宮坂香帆名無し宮坂香帆先生の新連載。 明治時代、ハーフの女の子が息を潜めるように生きていたところに、お坊ちゃまなイケメンヒーローと出会うという王道なシンデレラストーリー。 しかし2人そろって川(?)に落ちて、ヒロインの髪が金髪に変わるシーンはとてもドラマチックだった。 (現実としてありえるのかは考えてはいけない) 完璧な美男美女の甘すぎる恋愛コーヒー&バニラ 朱神宝名無し社長に見初められた超美人女子大生が、溺愛されていちゃラブ甘エロ生活を送る話。 とにかくヒロインが美人のくせにすれてなくてかわいい。 男性にとっても理想の天使として描かれている。 もちろんヒーローも女性にとって理想(?)なので、ある意味天上の神々のラブストーリーのようにも思える。 汚い俗世から離れて現実逃避したいときにお勧め。ケモミミ男装少女の復讐譚!王の獣~掩蔽のアルカナ~ 藤間麗名無し藤間麗先生の新連載。 ケモミミ男装少女が皇子の守護者として、弟の仇を討つ話。 人間と獣人というテンプレートながら壮大な世界観の中で、主人公のポジションや目的が分かりやすく描かれている。 特に仕える皇子(ヒーロー)が仇ではないとすぐに判明するのは、ストレスフリーでよいのではないかと。なぜこの作品がこんなに売れているのか?恋と弾丸 箕野希望名無しヤクザの若頭×女子大生という、現実にはなかなかありえないハードな恋愛物。 ものすごく売れているらしいけれど、どこが人気の要素なのか考えてみた。 まずはエロシーンが濃厚なこと(?) あとはケータイ小説的な分かりやすい萌え(?)があるような気がする。 悪い男に溺愛されたいという女子の夢(?)が詰まっている(?) ……と、現状?だらけなのだが、チーズ本誌で連載開始したので追いかけてみたい。 多感な中学生の描写が見事。そして前半と後半のギャップに戸惑うちーちゃんはちょっと足りない 阿部共実地獄の田中ちーちゃんは九九も怪しいちょっとおバカな感じだけどいつも楽しそうで、ちーちゃんとその友達の日常が前半では楽しそうに描かれている。ちょっとおバカなんだけど憎めないところがあってみんなから愛されているなぁというのが節々から伝わってきてほっこりもする。 後半はある事件をきっかけに不穏な空気が流れ始めて、さっきまでのほっこりかわいいという感覚が一気に消え失せて痛いくらいヒリヒリする。 前半で描かれている女子中学生の天真爛漫さも、後半で描かれている暗さや焦りもどちらも自分が中学生の時に感じたことのある思い出ででそれを強引に引っ張り出された感じがした。後半は結構暗い展開になっていくんだが、ただちーちゃんのちょっと足りない感じに救われもした。面白かった。間違いなく80年代りぼん代表作の1つさよならなんていえない 小椋冬美せのおです( ˘ω˘ )想像以上の名作でした。 特に最終巻の後半はもう胸がジーンとなりすぎて本当に良かったです…😭 何にも対して本気になれない矢野くんと、 イギリス人のおばあちゃんの生き方が心の中で引っかかっていて、どこか一歩踏み出せない麻美。 でも麻美はおじいちゃんから人の支え方を学んで、矢野くんと一緒に殻を破っていく様が本当に良かったです。 そしてまた絵もお洒落でとっても80年代らしい…!! 『ごめんねダーリン』でもそうでしたが、小椋先生の作品に出てくる大人たちの言葉が何より素敵です。 最後まで読んで初めてタイトルの意図も分かりました。 何かに夢中になりたい人に是非読んでほしいです。<<130131132133134>>
逃げ恥ではその部分は大っぴらに描かれていなかったので、初めはギャップに戸惑いました。しかし、あとがきで「一度はこのテーマと真摯に向き合いたかった」とあるように、欲望そのままでありながら下品ではなく、女性向けだからといって甘過ぎない、驚くほど絶妙なバランスで本当の官能が描かれていました。とはいえ、ふっと気を抜いて笑える場面もたくさんあります。いつもの海野先生らしいなと思ったのは、ドレスを着たお姫様がいる時代なのにWi-Fiが登場するところです。楽しい作品なのでぜひ。