少女マンガの感想・レビュー3719件<<99100101102103>>峰くんがかっこいいかなしみのまち 紡木たくすいか物語が小学生の頃から始まるのもいいですよね。主人公の祐ちゃんが小学6年生で、幼馴染みになる峰くんが小学5年生。男の子が一個下っていうのも切なくてたまらないです。年下だけど頼りがいのある峰くんに私はずっと心打たれっぱなしでした。お互いがいるから悲しみを乗り越えられた二人だけど、先に中学生になった祐ちゃんが自分達と同じ匂いのする中山に惹かれる気持ちも峰くんは分かっちゃったんだな。お祭りの日の話は名場面が多すぎてクラクラしますね。こんなに嘘がなくて真っ直ぐな「愛してる」に胸が苦しくなること今までなかった…。和風の異世界で始まる恋と冒険竜宮の籠 椎隆子名無し出生にある事情を抱えたヒロイン・しゃしゃが可愛かったです。集落の人たちから受け入れられないという逆境にありながらも、愛されて育ったしゃしゃは素直でけなげな女の子だと思います。寂しい気持ちを抱えながらも前向きに生きるしゃしゃが良かったです。しゃしゃと他の集落の青年・ラトナとの恋模様にもドキドキしました。しゃしゃとラトナの集落は対立する関係にありますが、大人たちの事情とは関係なくまっすぐに向き合う2人の関係がすごく良かったです。栗原まもる先生が描く素晴らしきエロコメのすべてが詰まっている至極の短編集ラヴLOVE・ウォーミングアップ 栗原まもるnyaeマンバで見つけた瞬間、懐かしすぎて叫びました。この表紙、今見ても悶絶するほど可愛いんだが…?本編の絵柄とちょっと変えてくるという遊び心よ… 昔持ってた単行本はどこへやったかわからなくなってるので、秒で電子をポチって秒で読みました。 いやあ素晴らしい。いま読んでも全部面白すぎて泣ける。こんなにもエロとギャグとラブのバランスを上手く描ける作家は他に知りません。わたしの中ではこれぞティーンの頃に夢中になった「栗原まもる」だ!!という感じです。この頃は「デザートはちょっとエロい雑誌」だと思っていましたが、今は全くそんなことないですね。 そしてこの年齢になって読み返すと気づくことがあって、ちょいエロコメな3編のあと、最後に掲載している全くエロコメではない「高尾山」という短編。これを最後に持ってくるということに昔はなんとも思わなかったというか、むしろエロくないじゃんと思ってそんなに心に残らなかったんだけど、今ならこの凄みというか実力というか、この1冊の完成度を最後にこれを持ってくることでガッと締めてる感がありますね。きっとある。何も伝わってない気がするが、それでも別に良いです。 この勢いで栗原まもる先生の電子書籍ぜんぶポチって一気読みしそうだわ…少女漫画好き、恋愛漫画好きにオススメ恋愛カタログ 永田正実名無しマーガレットで連載していた恋愛少女漫画です。 占いが大好きな17歳の少女実果と片思いの相手修司くんとのラブストーリーが中心ですが、他の登場人物のラブストーリーも入り乱れて進みます。 初めて読んだのは小学生だったので大人っぽくてドキドキしたのを覚えています。 しかし大人になって読み返すと逆に甘酸っぱい青春のラブストーリーが描かれていたんだなぁと再発見出来ました。 少女漫画好き、恋愛漫画好きにオススメします! 懐かしいです花のあすか組! 高口里純名無し学生時代に夢中で読んでました。 今の学生さんたちには想像できないようないわゆる「スケ番」と呼ばれている女子学生たちの喧嘩に明け暮れた青春時代のお話です。 制服は足首までの長いスカート、何にも入らないようなペッタンコの皮カバンがトレードマーク。 少女たちは筋を通す硬派な集団でそれぞれに組(くみ)がありつつも個人個人が自由に動き回ります。 主人公はタイトルにある「あすか」という黒髪ショートヘアの女子学生で学校にも登校しています。 喧嘩が強くて硬派で頭もいい(成績という意味では無く先を推測して立ち回ることに長けている)。 自分に甘い人間を嫌うので立ち向かわない人間には厳しいけど必死で立ち向かう人間のことは助けます。 当時は少女たちの姿に憧れましたし読んだ後は自分の目が覚めるような感覚を覚えました。 ちなみに喧嘩が強くて硬派な「あすか」のママはまるで少女のような感性の持ち主で、いつも「あすかちゃん」と呼んでケーキやおやつを準備してくれる。 そんなママに対して硬派な「あすか」は邪険な態度をとるけど、決してママのことを嫌うことはないということもこの漫画の素敵な部分だと思います。今も連載中こっちむいて!みい子 おのえりこ大トロちっちゃい頃から読んでいます。 ちゃおで連載しているギャグマンガで、面白くてかわいいみいこ達の日常にいつも元気をもらいます。たまに淡い恋もあり… 絵も線が繊細で素敵です。相変わらず美しい。秘密 -トップ・シークレット- 清水玲子名無しシビアなSF少女漫画好きの方に、是非ともお勧めしたい漫画家さんです。この作品は一編ずつ独立したお話が多いので、読みやすいと思います。舞台は近未来、死亡後に取り出した脳で、記憶がモニターで再生されるようになっている世界(死んだ後に脳内丸裸ですよ)と、非常に恐ろしい設定なのですが、描かれる1コマ1コマが美しく、少々グロい世界も幻想的に昇華してしまいます(笑) ちょっと背伸びした感覚で読んでいたあの頃生徒諸君! 庄司陽子名無し私がまだ小学生(高学年)の頃や中学生の頃に、ちょっと背伸びした感覚で読んでいたのを覚えています。主人公のナッキーは天真爛漫で、スポーツも出来て、勉強も出来る女の子なので憧れる気持ちで読んでいました(私とは真逆だったので)。そしてナッキーが色んな試練を乗り越えて行く姿にも勇気づけられた漫画です。少女の霊感が地球を救う!?美少女(?)戦隊クアッズ!!【単行本版】 遠藤淑子美少女戦士ごくごく普通に見えるけど霊感を持っている主人公・的場はるひが、仲間と一緒に悪いやつらを退治する物語です。戦隊のモチーフがトランプで、サポートのキャラクターが黒うさぎというのが、ちょっと『不思議の国のアリス』みたいだと思いました。悪霊が出てくる場面はけっこうシリアスで迫力たっぷりです。はるひと黒うさぎのやりとりは豪快で思わず笑ってしまいます。主人公が少女なのに、タイトルに「?」がついている理由にも笑いました。内容はぜひ本編で確かめてほしいです。遠藤淑子らしいギャグセンスとキレのある展開で、とても面白かったです。全巻買い揃えたい彼方から ひかわきょうこ名無し何度も読み返しても、飽きない!! 主人公とヒロインの信頼関係が本当に好きです。世界観がしっかり作られていて、本筋のお話も凄くダイナミックでどんどん激しい展開になっていくのに、2人の変わっていく関係がとても丁寧に描かれていて、読む度に新しい発見があります。 まだ電子版でしか読んでないんですが、書籍購入もしたいです。 少女漫画の既成価値観と戦い抜いた最終回…! #完結応援風光る 渡辺多恵子せのおです( ˘ω˘ )少女漫画を支えていた1つの作品が、もう「見事」としか言いようがないほど素晴らしい最終回を迎えることができました。 『風光る』は、月刊flowersが創刊号からずっと連載されており、2020年7月号をもって23年間の連載に幕を閉じました。 本作は1997年~別冊少女コミックで連載が開始されましたが、2002年に別冊少女コミックがリニューアルされた際、プチフラワーと別冊少女コミックの一部連載作品を併合した形で創刊された月刊flowersに移籍されました。 flowersの元になった別冊少女コミックは、萩尾望都の『ポーの一族』『11人いる!』、吉田秋生の『BANANAFISH』、田村由美の『BASARA』など数々の名作を生んだ場であり、今もflowersでご活躍されている漫画家さんがご活躍していました。 flowersのもう一つの前身であるプチフラワーでは、24年組では竹宮惠子の『風と木の詩』、木原敏江、大島弓子や山岸凉子の短編、ポスト24年組と言われる佐藤史生、ささやななえ、そして彼女らの次の世代にあたる岡野玲子、吉野朔美、西炯子などなど、常に新しい少女漫画の価値観を生んでくれた多彩な作家陣でした。 つまり、月刊flowersは、既成価値観を壊し戦い抜いてきた作家陣の意志が残された、小学館の唯一の少女漫画雑誌なのです。 前置きが長くなりましたが、『風光る』がここまで見事な最終回を迎えられたのは、今現在のflowersに、前述した数々の巨匠たちの影響が残っている故だと思います。 また、『風光る』も、停滞している少女漫画の既成価値観に対し、23年間ずっと戦ってきました。 その功績の一つが、それまで難しいと言われていた、少女漫画で史実に沿った歴史ものを、最後の最後まで描き切ったことだと私は思います。 そしてその結果の、この最終回…!! flowersがなければ、この最終回は描けなかったのでは…?ともまで思います。 この完結を読むことができて、作品にとって雑誌というのはとても重要なんだな…と思うことができました。 (作品自体の感想は、以前書いた口コミを読んでいただけたらなと思います…!) 「ダメな子ほど可愛い」は飼い犬でも同じです。今月のわんこ生活 遠藤淑子名無しお散歩中に会う人たちには超愛想が良いのに、飼い主には見事なツンデレぶり。食いしん坊で、拾い食いのプロ(その度にお腹を壊すのに)。女の子なのに掃除機を壊すほどの暴れん坊、などなど、ボーダーコリーのナナッちのダメ犬ぶりを描きながらも、漫画家で飼い主である作者さんのナナッちへの深い愛情と、お互いの強い絆を感じさせます。ダメな子ほど可愛い、というのは人間の親子だけの話ではなく、人間とペットの関係にも言えること。犬と猫を飼っている私には「うん、そういうことあるよね」と共感してしまうシーンもちょくちょくあって、読んでいて思わず笑ってしまうこともしばしばでした。この漫画には、ペットを飼っている人によくありがちな「うちの子、とっても可愛いでしょ‼︎」的アピールがないのが好印象で、気持ちよく最後まで読み進めることができます。犬を飼っている人、飼っていた人、飼ってみたい人、みんなにオススメできる作品です。美しい!着物ミステリー下鴨アンティーク アリスと紫式部 込由野しほ 白川紺子 御山ひわ名無し京都を舞台にした、亡くなった祖母のアンティーク着物にまつわるお話。原作は未読ですが、着物のモチーフが持つ古典や歴史に関係する意味や、そこに込められた持ち主の想いが紐解かれていくのは、なるほどなーと感心するし、面白かったです。着物の柄はもちろん、鹿乃たちが住む洋館の外観やインテリアなども丁寧に描かれていて背景も綺麗で、目で見て楽しめました。 いつ読んでも廃れないセンスがある悪魔が私にささやいた 藤馬かおりnyae小学生の時から藤馬かおり先生のファンです。中でも好きなのがこの「悪魔が私にささやいた」。 二十数年前に描かれたものですが、個人的には今読んでもあまり時代を感じないというか、廃れないセンスのある唯一無二の絵柄だと思ってます。 長期連載がほとんどなくいつの間にかリボンから去っていた作家さんだったので、あの時期にりぼんを読んでなかったら出会ってなかったんじゃないでしょうか。しかしほとんどの作品が電子化してるということは、やっぱり私のような(元)少女たちがたくさんいるから需要があるということですかね。これは面白い。優勝です。#1巻応援魔王引退【単行本版】 遠藤淑子nyaeなんとなく表紙に惹かれて読んでみたら面白いななんだこれは。びっくりした。 いうなれば「逆異世界もの」?に含まれるかどうかは各々判断してもらいたいですが、個人的には新たな世界を見せてもらった気がします。 内容としては、最終的に魔王を倒すことが目的ではないソシャゲの勇者が増えてしまい、自分の存在に必要性を感じなくなった魔王が、引退して人間界で新しい生活を始めるというお話です。 なんだけど、それぞれの事情で同じく人間界にきた賢者とか魔女とかドラゴンとかが、結局魔王の周りに集まってきちゃうわちゃわちゃが微笑ましい。 みんな人間界に順応してるんだかしてないんだか微妙なところなんですよね。そこがいい。 こういう、淡々としながらもなんか凄いこと起きてない?でもまあいいか。それよりお腹すいたな、ピザ食べたい。 みたいなテンションの漫画が本当に好きです。単なる健康ブックではありません‼︎ケッコー ケンコウ家族 栗原まもる名無し幼い頃に母親を亡くし、高校生となってから父親を亡くした蜜子は、親戚の家に住むことになりましたが、その家族は過度の健康オタクだったのです。最初は戸惑いながらも、知らずのうちに自分も健康オタクになっていく蜜子ですが…。 ところどころに様々な健康法や健康料理レシピが紹介があり、実用的な健康ブック的な漫画かと思いきや、しっかりしたストーリー展開があり、笑いあり、ロマンティックな場面あり、涙あり、と最後まで気持ちも高まりを抑えられずに一気に読み進めることの出来た作品でした。 後半、期待が裏切られた悲しい展開で涙が止まらなかったものの、最後にはこれまた期待通りのハッピーエンドと、全巻読み終わった後の気分は爽快だったのが救いでした。 小学生と老人のドタバタ名推理!爺さんと僕の事件帖 しかくの名無し主人公の小学生男子・逸実と、同居する祖父がコンビを組んでご近所の事件を解決していくミステリーです。登場人物が魅力的で、逸実は基本的に冷静だけど、たまに見せる笑顔が可愛い。祖父は普段は寡黙なのに、事件になると冴えた面が出るという意外性があります。年齢差のある2人が同居や捜査をしながらさまざまな姿を見せてくれるのが読んでいて楽しいです。 事件の内容にはぞっとすることもありますが、笑える場面もあって中和されます。基本的に1話完結なので、読みやすいのも嬉しい。被らないキャラ設定で…シックス ハーフ 池谷理香子aico被らないキャラ設定でとてもおもしろい。なんかみんな等身大で好きになる。あるあるじゃないストーリーも読んでて飽きない!単なるラブストーリーじゃ終わらない面白さHOME ナガトカヨ名無し本作は主人公サチが、ひょんなことから同じ高校のモテ男、リョートの家に転がり込み、そこでアイや健介という愉快な仲間と一つ屋根の下で暮らすところから始まります。もうその設定だけで少女漫画らしさ全開でキュンキュンします。 しかし、この作品は主人公と男の子が同居する、単なるドキドキラブストーリーではなく、アイや健介などキャラの濃いマンションの住人たちがいることで、より話にパワーと勢いが加わり、ラブストーリーに加えてホームドラマとして楽しめるところが面白いなと思います。 そして、リョートの抱える秘密がやっぱり物語の主軸です。この秘密がサチやリョートの関係にどう影響を与えるのか、ドキドキしながら読みました。 みんなが草子みたいになれると良い!Good Job ~グッジョブ~ かたおかみさお名無し読んでいるとても楽しくて面白くて、すごく共感できるオフィスストーリーです。私もオフィス勤務だったので草子の言う事にすごく納得。彼女の一言一言にその通り!と相槌を打ちながら読んだ。 彼女の凄いところは、男性社員にも女性社員にも同じ様に言うところだと思う。どちらか片方だけを庇ったり敵対したりする話は良くあるけれど、草子は誰に対しても対等。オフィス内の話だけでなく恋バナも有り、草子と丈二も良い感じ。OL経験がある人には特に面白い作品だと思うけれど、誰にでも、一人でも多くの人に読んで欲しい作品。 始まりの言葉がとても良い。 「人に気を遣うことはなんだか疲れることらしいけど、しおれそう花にお水を入れてあげることくらいできるでしょ」 この作品のテーマは気遣い、心遣い。この作品を読むとハッとする人も多いはず。とても素敵な作品だと思う。必読です。婚活女子たちの奮闘に共感ピーナッツバターサンドウィッチ ミツコ名無し29歳女子4人それぞれが結婚できないドツボパターンにハマっているところがリアリティがあって「あぁこういう女子いるいる」と共感しながら読みました。 特に「普通でいい」といいながら、それが高望みであることに気がついていない沙代は、とてもリアルに感じました。それを陰ながらリサーチする調査員たちは現実的にはありえないけど、登場すると一度話を俯瞰することができます。リーダーのおばさまがナイスなキャラで面白い。 なかなか簡単には行かないアラサーの恋の結末は、ほろ苦くも力強さを感じさせるので、同じアラサー女子が読んだら夢中になること間違いなしの作品です!ほのぼの系漫画ですねわたがしふうちゃん みつはしちかこ名無しイライラしている時に読んだら、ほのぼのしていてすごく気持ちが落ち着きました。四コマ漫画を見たのは久しぶりですが、すごくいいですね。絵がふんわりしていて癒されます。 小学生の子供がいるのですが、もっと楽しく子育てしようと思えました。気持ちがとても優しくなる漫画ですね。 私もこんなお店に行きたい!世にも奇妙なスーパーマーケット 嶽まいこ名無しこのスーパーマーケットは、悩みがあったりもやもやしている人の目の前にいつの間にか現れる変わったお店で、店長の小林がその人の悩みにぴったりの不思議なアイテムをおすすめしてくれるという話です。 私もこんなお店に行きたいです!つけ耳ガールは、発・情・寸・前!みみみっくす! 広瀬まどかあうしぃ@カワイイマンガ近未来の女子の間で流行のファッション、それは「つけ耳」!高校1年生の乃々は、好きな人とお揃いのつけ耳で告白しようとする。 つけ耳ショップの店員・みかんに後押しされ、みかんの幼馴染・ねおんに告白……でもつけ耳には実は副作用が……乃々の副作用は「発情」!? ♡♡♡♡♡ ファッションとして、外科的施術で簡単に装着できる獣耳というアイデアは驚きの斬新さで、動物を選ぶコーディネートの楽しさ、その動物の生態×装着者の性癖による副作用の多様さなど、想像の余地の広い世界観が楽しい。この作品は二次創作したくなる! しかし副作用が強く出る娘は、性的な部分で困ったことになり、エッチなハプニングはしょっちゅう……そこを起点として、ショップのお客達は次々と百合の花を咲かせることになる。ドキドキ……。 そしてショップでバイトを始めた乃々と、みかん、ねおんの三人娘もジワジワと仲を深め、馴染み客の「つけ耳アイドル」も加わり、思惑が交錯する。お客達よりゆっくり進む彼女達の関係も最後に大きく動き、目が離せないドキドキ。 エッチな物がウェルカムな方……この作品は、ジャケ買いして間違いない!表紙絵の神懸った可愛さは、作中でも最後まで崩れない。ドキドキしっぱなし!<<99100101102103>>
物語が小学生の頃から始まるのもいいですよね。主人公の祐ちゃんが小学6年生で、幼馴染みになる峰くんが小学5年生。男の子が一個下っていうのも切なくてたまらないです。年下だけど頼りがいのある峰くんに私はずっと心打たれっぱなしでした。お互いがいるから悲しみを乗り越えられた二人だけど、先に中学生になった祐ちゃんが自分達と同じ匂いのする中山に惹かれる気持ちも峰くんは分かっちゃったんだな。お祭りの日の話は名場面が多すぎてクラクラしますね。こんなに嘘がなくて真っ直ぐな「愛してる」に胸が苦しくなること今までなかった…。