少年マンガの感想・レビュー7903件<<4647484950>>ヒーローだってさヒーロー闇おちす… 箱森三角starstarstarstarstar_border野愛※ネタバレを含むクチコミです。破滅的で文学的な女子校の王子様 #1巻応援あの子は少女の振りをして 田中文starstarstarstarstar兎来栄寿『SHAMAN KING FAUST8 永遠のエリザ』、『歌舞伎町ブルーフィルムの花嫁』、『箱庭遊戯』などの田中文さんが新たに描く、現代文学的な作品。 とある過去の事情により女性との関わり合いに困難を抱える男性教師・筧皇清が、女子校に赴任することになってしまうところからこの不穏な物語は幕を開けます。 もうひとりの主人公は、表では成績優秀かつフェンシング選手としても全国有数で学園の王子様として大人気でありがら心の中には深い闇を抱えている蛭間聖。聖はとある理由により担任の皇清のことを見初め、距離を縮めようとしてきます。彼女との出逢いが、皇清の運命を大きく歪めていきます。 人間のフリをすることはできても、本当の意味で人間にはなれず、人間とは繋がれず、人と人との間で存在できる人間としてはこの世界にいられない。形は違えど、行為に倫理的な問題はあれど、そんな孤独に共感する人は少なからずいることでしょう。誰にも理解されない感情を理解してもらえる……かもしれない。それは、儚い希望、あるいは思い込みであったとしても依存するに十分な理由たり得ます。 また、皇清は聖のアプローチに困惑しながらも、一方で園芸部の顧問に就任して蛇田と作業をする時間は想像だにしていなかった得難い安寧を得るという対照があるのもこの作品を面白くしているポイントです。 白と黒のコントラストがパキッと利いている田中文さんの綺麗な絵も、この光と影のある物語にぴったり合っています。 "人間"を描いてるなぁとしみじみ思う内容、また「卯の花腐し」や「犯文乱理」といったサブタイトルの語彙や作中の隠喩なども含めた全体の雰囲気などから、陰鬱な文学が好きな人にも親和性があると感じる作品です。便利だなあスマホは、まったくもう!love puppet おむたついことstarstarstarstarstar_borderゆゆゆファンタジー風なのにスマートフォン状の物体。 連絡手段はLONE。 違和感なく読めたのは、姫も勇者も悪者役もみんな独特のテンポでいるからだろうか。 名前も秀逸。 ニーブイなんて名前で、勇者は鈍いやつだと予告してくる。 姫のラブが突き抜けたラブコメというのもおもしろい。 モブ悪役のことも忘れないように、読み直した。 読み直してもやっぱりおもしろい。 勇者も勇者だし、姫も姫だ。虹がかかるようにあまやどり 米麹ぽっぽstarstarstarstarstar_border野愛※ネタバレを含むクチコミです。 これはいい終末人類SF #読切応援果てへ Sorihash1starstarstarstarstarたか※ネタバレを含むクチコミです。縄文時代の密室殺人 #読切応援モンキートリック ロボット 桝本力丸starstarstarstarstarたか※ネタバレを含むクチコミです。過労で異世界転生、最強魔女になってたスライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました シバユウスケ 森田季節 紅緒starstarstarstarstar_borderママ子スライムだけでカンストするなんて、300年て時間の力すごい!! その間目指すスローライフのために、人々とあまりかかわらないようにしてきたのに、なんやら異種族の子たちが一人二人と一緒に住むことになっていく。 なんだかんだで面倒にのいい最強魔法使い。 ギャグっぽいところもあるけど、ここに来た女の子たちはそれぞれ悩みを抱えている。 魔女さんのことを頼りにしており、甘えてる姿はドラゴンでも魔物も可愛いものです。 天使は美しいだけじゃなく、無垢で残忍・・・プラチナエンド 小畑健 大場つぐみstarstarstarstarstarママ子このタッグの物語って絵がきれいで説得力があって人の闇をうまく書かれている感じで好き。 天使だけど他人の生死は無関心とか、そうじゃないといいな思いつつも神様は自分勝手だからと納得する部分もあり。 仲間との微笑ましいやり取りもあるけど 生きるとは、幸せとは、人間の永遠のテーマみたいなところが葛藤と共に描かれています。 細かなところまで読み込まないと、おいてかれるかもしれないけど読み返したくなる。戒めの激辛激辛お嬢さまは自分を罰したい 小菊路ようstarstarstarstarstar_borderママ子些細なことで自分を「罰」を与えなくてはと、食べた後体調がおかしくなりそうな料理を食べては懺悔する。 辛いものは罰なのかな?それともご褒美?ちゃんと痛いぐらいのやつだから罰ですね。 テレビでよくみる激辛料理みたいで、見てるだけで湯気で眼球やられそう、読んでるだけで汗が出てきそう。 高嶺の花の彼女のプライベートに同級生の子が同席、辛いもの食べて涼しい顔で耐えてる彼女を独り占めしてる優越感。 ユリだけど、愛でるぐらいだから読みやすい。ごっちゃんです!!の感想 #推しを3行で推すごっちゃんです!! つの丸starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 連載中も読んで単行本も持っていたので今回読み返したけどすごい良かった。槐と北嶋の良さは覚えていたがアキラと吉原と杉山もいいキャラだった。槐vs吉原の勝負の後で杉山がいった「あいつに勝てるとかは運だよ」と槐への尊敬が感じられた ・特に好きなところは? トレーニングシーンでの重量の計算とバーベルについている重量の正しさ具合。 MAX重量の計算もいいし、120kgのスクワットをやってるシーンでちゃんと120kgの組み合わせでプレートがついていた。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! つの丸のマンガはやはりいつ読んでもいいね 「1話応援+@」のつもりでクチコミ対世界用魔法少女つばめ マポロ3号名無し※ネタバレを含むクチコミです。よくあるちょっとエッチなラブコメこのマンガのヒロインは守崎あまねです。 ねこぐちstarstarstarstar_borderstar_border宮っしぃ当時「天野めぐみはスキだらけ!」を途中まで読んでいたので、新連載に期待して読んでみた。 マンガ家を目指す大学生の主人公、幼なじみで世話焼きのお姉さんヒロイン、主人公はマンガの題材をヒロインをモチーフに描いたり、一緒に題材の資料や調査に行ったりして~、という内容のラブコメ 主人公は真剣にマンガを描いているが、単位を落としそうになったりと将来に不安要素が満載、ヒロインそれを一生懸命フォローしたりと世話焼きお姉さんする。 うん・・・つまらなくはないんだよ・・・イラストも結構好きなタイプですしね。 ただストーリーに盛り上がる要素が少ないというか、「天野めぐみは~」の時とそんなに変わりないというか・・・ この作者に期待はしたいが、今回の作品は可もなく不可もなしに終了。今後の作品期待かなと思いました。今熱い少年マンガエクソシストを堕とせない 有馬あるま フカヤマますくstarstarstarstarstar宮っしぃエクソシストの主人公と悪魔の少女との恋愛模様と、魔王とのファンタジーバトルなどなど、バトルと恋愛要素のバランスがものすごく良い エクソシストというマンガでは網羅され尽くした題材ではあるが、シンプルに少年マンガらしさが描かれている。 画力も高く迫力のあるバトルシーン、ヒロインの少女や登場する可愛らしいタッチで描かれる女の子たち。 どれをとってもクオリティの高い作品で、最近読んだ中ではかなり面白い作品。 今後の期待値が高いので、このまま中途半端に終わったりせずキレイ完結まで行ってほしい良作でした。 良い話だけではない、認知症介護のリアルも描く祖母の髪を切った日 しかばね先生六文銭自分もおばあちゃん子だっただけにタイトルだけでグッとくるものがあって読んだが、予想の斜めうえをいく展開で逆にそれが良かった。 シンプルに祖母との関係を描いた泣ける話かと思ったが、どっこい認知症になってしまった祖母の介護で精神すりへっていく苦悩も描いた作品でした。 主人公の幼少期の複雑な家庭環境、母親がおらず父親はいつもいないから、祖母に育てられたという状況も相まって、祖母への愛情と、認知症になったことで罵詈雑言を投げかけられ辛さの愛憎渦巻く感じがリアルだなと思った。 添付画像のように、介護に疲れた主人公が泣き言を吐くシーンも多々あり、人によっては嫌悪感を抱くかもしれないが、自分は共感できてしまった。 良いところばかり強調し表現されるよりも、誤魔化しがなくよっぽど良かった。実際は、こういうもんだと身につまされた。 認知症の祖母との生活や、幼少期の不幸話が多いので基本暗い展開が多いが、それでも読後感は不思議と悪くない作品でした。 死んだら思いでしかもっていけないと言われているのに、大事な人も思い出も忘れていく認知症が一番怖い病気だと改めて痛感した。ルサンチマンと「奴隷道徳」戦隊大失格 春場ねぎstarstarstarstarstarmampuku※ネタバレを含むクチコミです。みんな大好きお嬢様ミレン様VS激辛カレー 矢神うた 葛原昏starstarstarstarstar野愛毎回8ページ漫画には楽しませてもらっていますが、この作品も素晴らしい! 短い中にみんな大好きお嬢様の大好きな部分が詰まりまくっています。 高飛車なお嬢様が激辛カレーを食べる。ただそれだけ。 何故お嬢様は激辛カレーを食べるのか?そこにお嬢様の高貴さ可愛らしさ美しさ優しさ全てが表現されています。 こういうお嬢様が好きだ。大好きだ! これは良い幽霊漫画君が死ぬ夏に 大柴健素人ノワールまず幽霊の女の子が飛び降りる時幽霊なのにその身で助けようとする男子が良い 死ぬ運命変えよう系はどうやっても面白くなる鉄板ネタ王道かつユーモアありlove puppet おむたついこと名無し※ネタバレを含むクチコミです。凄腕スナイパーが唯一撃ち抜けないものは…?近間くんは距離が近い。 春川朱香名無しかわいいラブコメ。 スナイパーは遠距離からの狙撃が得意なので距離感がいちいち近い近間くんにタジタジな話。オチのすっとぼけた感じも好きでした。 社畜が陽キャの幽霊にであった社畜とジバク霊 春川朱香名無し死にたい社畜と、死んでも明るい幽霊女子の交流。 最後、「居眠りさん」のところで「このひと(主人公)最初から死んでいた…ってコト!?」とゾッとしたんだけどそれもただの注意喚起でウケました「小説を書く」という行為でここまで盛り上がる物語を僕は知らないあくたの死に際 竹屋まり子吉川きっちょむ(芸人)ここ半年で始まった新連載の中でトップレベルで心動かされてる作品。 脳が喜ぶ大興奮のドラマの作り方。凄まじい高揚感。 憧れに本気で踏み込めない人はもちろん、小説や表現が好きだったりチャレンジする人を見るのが好きな人にはぜひ読んでみてほしいです。 https://urasunday.com/title/2272 【あらすじ】 会社員、黒田マコト、31歳。いい会社に入って仕事も要領よくこなして結果も出てて、彼女とも結婚が視野に入ってて順風満帆。すべては順調に見えたが、真面目すぎる黒田は実生活の小さな積み重ねによって心を病んでしまう。そんな時、学生時代の文芸部の後輩・黄泉野季郎(よみの・きろう)と再会する黒田。 売れっ子小説家になっていた黄泉野に焚き付けられ、休職期間を利用して再び小説を書いてみることに。 やがて、黒田の人生は大きな変貌を遂げ、小説業界に大きなうねりを生み出すことになる・・・。 アプリ「マンガワン」で連載中。10/19に1巻が発売します。 スカッとした読み味のエンタメ性と、じとっとした文学性のバランスが絶妙です。 心情と描写がすごくマッチしていて漫画ならではの表現が素晴らしい。 セリフがすごく練られているのが分かる。鼓舞してくれる意味でも、痛いところを突かれる意味でも刺さってくるフレーズが多い! 毎回、次の話への引きが上手すぎるし、1話ごとに主人公の才能を予感させるシーンをちゃんと出してくれるから毎回テンション上がる。それでも当然、一筋縄ではいかない。 「小説を書く」という題材で起こり得る展開じゃないことが起きていてすごい。スピード感や迫力がスポーツ漫画で見られるようなアツいやりとりだったり、映画『サマーウォーズ』で鼻血出しながら暗算するような躍動感があってテンション上がる演出がきて最高です! 主人公の黒田は、人の目を気にして常識にがんじがらめに囚われて本心を隠してしまうような人なので、後輩の黄泉野の才能を目の当たりにして、真剣に小説家を目指すことを諦める言い訳を自分で作ってしまっていたんですね。ただ後輩の黄泉野だけは、黒田が良識を捨てて自分をさらけ出したすごい文章を書けると知っていたんです。 この二人の関係性がめちゃくちゃ良いんですねー! 黒田は器用だからこそ、一般社会で上手に立ち回れてしまうけど、売れっ子の小説家である黄泉野が、誰よりも、黒田本人よりもその才能を信じてくれているのがいい。黄泉野だけは黒田の不器用な器用さの奥にある狂気を認めているんです。 黒田的には、後輩の黄泉野の才能に嫉妬して一度は夢を諦めた部分もあったので、当然一番認められたい人は黄泉野で、その黄泉野に後押しされるからこそ、暗闇に一筋の光が差す。俺だってやってやる、という原動力、燃料になって外野の足を引っ張る言葉を全て黙らす展開がアツい。 自分のことを普通の人だと思ってやりたいことを押し込めていた人が、いざ動き出してみると、いろいろ常軌を逸していることが分かっていくのってテンション上がりますよね。 常識人ぶっていた人の才能がだんだん周囲にバレていく様子に、読んでいて快感が溢れていく。読んでいると頭の奥がカーっと熱くなっていく。こいつも天才なんだろうなっていうのがビンビンに伝わってくる。 「作家なんて社会不適合者ばかりなんだから」って黄泉野のセリフがあるんですが、二人ともしっかり頭のネジが外れている。他人からの視線を気にしていた黒田はネジを締めていたんですが、それを黄泉野が外しに来たような形になってて…良い。そもそも黄泉野に小説書くの勧めたの黒田だし、この相互に引っ張り上げ合ってる感じ。 竹屋まり子先生の漫画を読んだのは『あくたの死に際』が初めてなんですが、前作『女心@男子高校生』『井戸端は憑かれやすい』読んでみるとちょっと特殊なシチュエーションのBLコメディという感じなんですね。 BLの事情に全く詳しくない上での個人的な見解ですが、BLを描いていた漫画家さんが青年漫画を描くと、登場人物たちの友情とか嫉妬とかいろんな気持ちの矢印が繊細で上手に関係性に落とし込めていて深みが増してより面白くなる傾向にあるように感じます。 ヤマシタトモコ先生、『女の園の星』の和山やま先生、『ダブル』の野田彩子先生とかそうかな?江野スミ先生だったり、『光が死んだ夏』もそうかも。挙げ始めたらきっとたくさんあるかと思いますが。 キャラの間に、友情以上の複雑な気持ちが重層的に折り重なっている。 BL作家さんたちは、気が向いたらぜひどんどん青年漫画を描いていただきたい。それをいっぱい読みたい…。 小説家と才能がテーマのものだと『響~小説家になる方法~』は暴力的なまでに圧倒的な小説の才能で全員なぎ倒していく剛腕なタイプの話ですが、『あくたの死に際』は才能があるかないか関係なくとにかくやるんだ、という熱量と人間関係のドラマに重きを置いてるように感じるので、アプローチも描きたいことも全く違うのも面白いです。 実写化するだろうなと勝手に楽しみに思っています。久しぶりすぎです!神風連の乱 ほっこstarstarstarstarstar名無し※ネタバレを含むクチコミです。 神風連の乱の感想 #推しを3行で推す神風連の乱 ほっこ伴雄さん推し※ネタバレを含むクチコミです。怪異を駆除する凸凹バディもの怪除屋さんの右隣 野村UFO名無し※ネタバレを含むクチコミです。<<4647484950>>
※ネタバレを含むクチコミです。