少年マンガの感想・レビュー7878件<<285286287288289>>ジャンプに奇才来たるチェンソーマン 藤本タツキにわかファイアパンチの藤本タツキ、ジャンプの降臨。不規則な展開に、かなりバイオレンスな導入。ジャンプというかヤングジャンプって内容の気はしたけど、しっかり熱くできてる。公安の女性の表情もやっぱりイイ。期待。いろいろおもしろいキャラクターがでる妖怪ウォッチ 小西紀行 レベルファイブ名無しいろんなきもちをもったようかいや、いろんなのうりょくをもったようかいが、まんがをおもしろくしてくれます。面白くない訳ないと思ったけどレイリ 岩明均 室井大資名無し案の定面白かった。一気に読んだ。とにかく「虚無をゆく」を読んでくれ水上悟志短編集「放浪世界」 水上悟志mampuku「心はあなたにあるんです」 久々に心波打つ名言をいただきました。 打ち破られる日常、反転する世界の表と裏。科学やAIがどれだけ版図を拡大しようとも、端緒を開くのも終止符をうつのもいつだって勇気生命体の"意志≒エゴ"の役目です。これぞトラディショナルなSFだなぁと感じさせつつも、読んでてしっかりドキドキさせられるしビックリさせらる、それもまたSFの楽しいところです。 あの衝撃作の、文句なしのコミカライズFate/Zero TYPE-MOON 真じろう 虚淵玄(ニトロプラス) 虚淵玄(ニトロプラス)/TYPE-MOONmampuku「タブー・タトゥー」もだいぶエグかったですがこちらも相当ヤバいです!(グロ的な意味で) 伝説の「人間オルガン」のシーンもがっつり作画されていて、シリーズや外伝含めた中で絵に関しては最高の出来になってます。※人間オルガンでググってはいけません 絵は文句なしですが、ゾディアック・ゲームやタブー・タトゥーなどで少し弱かった「ストーリー」の部分もそこは偉大なる原作がついているので心配は無用です。インフレが凄いのはDBリスペクトなのか…?ブラッドラッド 小玉有起mampukuソウルイーターやデュラララ!!初期のブリーチなどを彷彿とさせる、現代的かつ独特のポップさを持ったファンタジー。 吸血鬼の主人公、幽霊のヒロイン、狼男のライバルなどなどメジャー感のある顔ぶれで大変取っつきやすいです。私の一番のお気に入りは空間魔法を使うレジャーハンターのベルちゃん。可愛くてセクシーなだけでなく自分の実力にプライドを持っていて、可愛いところを挙げればキリがないです。 主人公のスタズのサブカルかぶれっぷりもキャラ立ちしてていいですね。覚醒して有り余る魔力でかめはめ波を撃とうとしてみたり、東京喰種に出てきそうなアシメの優男を見て「誰だよこのUkロック聴いてそーな奴は」と言い放ったり。和希先生らしい結末THE COMIQ 高橋和希たか最後の最後で、えげつない敵を出してくるのがやっぱ和希先生だなと思った 次はもっとミステリというよりもゲーム性の高い作品を描いてほしい 退廃的なセカイの短編集ローファイ・アフタースクール 五十嵐藍短編集 五十嵐藍にわか鬼灯さん家のアネキの作者、五十嵐藍の短編集。退廃的な世界観と好みの人にはぶっ刺さる気だるげな女の子が魅力的。 「神様ごっこ」が個人的に好き。世界の終わり、と言われる日が来たら、あんな風に過ごしたい。退廃には夢があると思わされる一作原作ゲーム、アニメ履修済みペルソナ5 ATLUS 村崎久都Junoアニメは期待外れだったが、このコミカライズは絵のクオリティそこそこで丁寧に描かれている印象。原作にはない主人公の心情の描写、割愛されたであろうシーンなどがありゲームをプレイ済みでも初見でも楽しめるかと。イベントの順序や展開に改変があるがストーリーの大筋に影響はない。改変によって話のテンポがよくなっているように思える。初見でゲームをプレイするには腰が重いのなら、アニメではなくこちらのコミカライズをおすすめする。機動戦士ガンダムの製作現場のマンガ「ガンダム」を創った男たち。 大和田秀樹 矢立肇 富野由悠季善玉菌機動戦士ガンダムの監督、富野由悠季こと富野ヨシユキが主人公で、相棒に安彦良和こと安彦ヨシカズが中心になってガンダムの製作現場が描かれている。 アニメーションの地位がかなり低くて、ロボットアニメはおもちゃを売るために作るというのが業界の中で一般的な風潮だったのを、熱意と作品の面白さでひっくり返していく痛快なストーリー(これが実話に基づいているんだからすごい) 基本的に少年漫画風に描かれていて、富野ヨシユキの普段はダメなんだけど大見得切って無茶を実現していくところがかっこよく描かれていて、ガンダム見たことなくても楽しいし、ガンダム見たくなると思う。 ガンダム製作現場での逸話、声優の池田秀一や当時アニメーターだった板野一郎の才能が光った瞬間なんかも描かれていてそっちも面白かった。 正式続編1巻発売。これは紛うことなきFAIRY TAILFAIRY TAIL 100 YEARS QUEST 真島ヒロ 上田敦夫mampukuフェアリーテイル続編とのことですが、絵の再現度めちゃくちゃ高いです。そして内容も真島ヒロ先生本人がネーム原作なだけあってかなり面白いです。魔法バトルあり謎あり笑いあり水着ありお風呂ありで隙が無い。 昨今「王道」と呼ばれる少年漫画では真島先生が実力で頭一つ抜けてると個人的には思います。 ハッピーは原作のほうが何考えてるかわからない腹立つ顔してましたねw漫画史上最も好きな野良アヒル ダックニコルソン燃える!お兄さん 佐藤正名無し食肉用アヒルとして買われたが、調理直前に逃げ出して、野良アヒルとして生活をするが実体はかぎりなくホームレスに近く、作中でホームレスに仲間と認識されているシーンもある。 アヒルだが火で暖をとる、賭け事の予想をするなど人間並みに知性を持ち、それ利用して悪行を数々を行うが子供が天敵というナイスな野良アヒル。 ダックニコルソンは主人公ではなく、主人公の悪友という立場です。 最近のジャンプ読切だと断トツ忘レ者探偵 屋宜知宏にわか『アイアンナイト』『レッドスプライト』の屋宜知宏先生の読切。連載作家ということもあってか、話をすごく綺麗にまとめている。ここ最近のジャンプの読み切りだと断トツで面白いと思う。 ミステリ、能力の魅せ方、感情の機微。どれもが噛み合っている。主人公のコミカルな表情で緩急を付けているのも技巧的。特にキャッチーだけど荒唐無稽な設定を作中でちゃんと処理していたのが良かった。すこし無理があるところも話の面白さで気にさせない力がある。文句なし 大人になって読む青春ものってまたひと味違うH2 あだち充名無し自分が読んだあだち充がタッチだったかクロスゲームだったか曖昧でなおかつMIXをどの辺まで買っていたかわからなくなったので切り替えてH2を読み始めました。 読んでなかった!面白いですね! 大人になって読む青春もの、特にスポーツ漫画は自分が中高校生の時に読むのとまたひと味違っていいと思いませんか。 スポーツそんなに得意じゃないし試合で勝ち抜いたり、そんなこととは無縁でした。一つのことに秀でている人、何かを一生懸命やる人はキラキラして見えます。それはどの時代も一緒!青春もの読んで自分を鼓舞して前向きに行きたいところです。 ガンバレ蜘蛛ちゃん!蜘蛛ですが、なにか? かかし朝浩 輝竜司 馬場翁starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)女子高生が、気づいたらダンジョン内の最弱モンスターである蜘蛛に転生していて弱肉強食の世界で何度も死にかけながら強くなってサバイブしていく話。 生まれた時から家族が共食いしてるハードモードでスタート。 一難去ってまた一難すぎる。 異世界転生ジャンルはすべての障害を難なく順調にクリアしてストレス無く読めるものが多いが、この作品は一安心したらやばい死ぬ・・!の繰り返しなので、それがいい。 ある能力特化型のスーパー雑魚キャラが、工夫で毎回キワキワで生き延びるの見てるの楽しくない? 糸と毒(あと素早さ)だけで、絶体絶命切り抜けるのいいよね! ていうか、ちゃんと絶体絶命になるのいいよね!と思うのはこのジャンルがみんなチートすぎてそうならないからだろう。 そういう展開は少年漫画にあてはめればわりとベタなのだけれども。 そして着実に実力をつけていく蜘蛛ちゃん。 そういえばジョジョのストーンオーシャン編も主人公徐倫の能力が糸で、まじかよって絶望した記憶ある。 一見弱そうな能力ほど応用が効いて使い勝手があったりする。 5部ブチャラティのスティッキーフィンガーズというジッパーの能力然り。 ゲーム的世界観なので、ピロンッとレベルも上がるしスキルもあって、強くなれば技や能力を獲得するので、目に見えて強力になっていくのが楽しい。 同時に周囲のレベルが高いところにどんどん突き進んでしまうので依然常に危機には変わりない。 常に危機には変わりないが、獲得していくスキルの中に妙なものが混じっていて何か不穏なことが裏でゆっくり進行しているのがとてもナイス。 生きていくうえでの食事が描かれているのもよくて、これがあるのと無いのとじゃキャラクターの説得力が全く変わってくるし、目の前に死ぬほどの危機がゴロゴロ転がっているのに「地上に出て美味しいご飯が食べたい」っていう欲求があって頑張れてるのが女子高生的でかわいい。 ついつい応援してしまう。 ガンバレ蜘蛛ちゃん!!僕はヒモになりたい理想のヒモ生活 渡辺恒彦 日月ネコ 文倉十starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)準備万端で行く異世界は快適だった。 ブラック企業で働く主人公が異世界へ転移させられるというところまではベタな流れで、そこから元の世界に戻るかこの世界で暮らしていくか考える時間を元の世界で考えてしっかり準備できる期間を設けられるという。 異世界で暮らすなら美人な女王と結婚でヒモ生活待ったなしなので即決。 元の世界に戻り、発電機やら電化製品やら生活費需品を詰め込んで異世界へ。 そこからめちゃくちゃ快適な異世界生活が始まった、と思いきや、王族としての生活は意外とやることがあって政治的にも重要なポジションにいたため、ただのだらだらヒモ生活とはいかない。 現代の快適さと、王侯貴族による権謀術数の渦巻く政治、そして普通の現代人かと思ったら特殊な力(チート)まであった主人公の話が思ったより良くて読み進めてしまった。 奥さんである女王様もバリバリにセクシーで賢くていい。 やはり主人公が社会人として働いていたことがみそで、これが高校生では上手くいかないだろう。 こういう生活が送れるのであれば異世界へ行くのも悪くないな、というか最高。 大量の漫画と映画を持ち込んで浸りたい。 フレンダ=セイヴェルンとある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲 鎌池和馬 冬川基 はいむらきよたかJuno※ネタバレを含むクチコミです。確かに異世界転生モノの名作転生したらスライムだった件 伏瀬 川上泰樹 みっつばーstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)異世界転生ジャンルとか関係なく、普通に面白かった。 前世で通り魔に襲われ、亡くなりゆく意識の中で獲得していったスキルが、異世界へ転生後発揮され、体はスライムに、そしてスライムには持て余すほどの強いスキルを手に入れ、目覚めた直後にいた最強のドラゴンを捕食し、吸収。 序盤から敵なしの最強スライムが誕生する。 だが、スライムだ。 スライムゆえに不自由な部分を、もがきながら快適にしていく痛快サクセスストーリー。 システムの勝利かと思ったら話も面白い。 世界観やシステムをスキルに説明させることができるので、試行錯誤の部分がもう本当にいろいろ省力できるし、捕食することでその者が持つスキルを手に入れられるのでぐんぐん強くなっていく。 ということは、ほぼノンストレスでストーリーパートをぐいぐい進められるということで、詳しいあらすじ読んでる並みのスピードで話が展開していくから気持ちいいのなんの。 スライムなのに~、と、スライムだからこそ~、が散りばめられているのもいい。 個が力を持った先に何があるかというと、強すぎる個だけでは対応できないこと、つまり大規模な政治。 早々に軍団を作り上げて近隣とも政治をしていって政治的にもどんどん力を持っていく。 強さは戦いだけじゃないよというのも良いし、転生ものの醍醐味である前世の知識もそれなりに活用している。 そして、やはり絵が上手いし、漫画も上手い。 女の子もかわいいし、男もかっこいい。 ギャグもいける。 これは売れるわーと思うが、やはり苦労と絶望をしてほしい部分はあるな~。その振れ幅を楽しみたい。 危機的状況にあってもわりと簡単に解決できちゃうのはノンストレスでいいのだけど、それはこの作品に求めることではないのかしら。 気軽に読めるのが何よりの魅力だとしたらいらないんだろうな。どこまでも穏やかな、謎のいきものとの日常あかまつ 作井ルビmampuku会津若松を舞台とした日常モノ。別マガでは「ふらいんぐうぃっち」に次ぐ少しファンタジー要素のある癒し系漫画ですね。表紙左側の赤べこのような生き物(?)がマスコット的な存在です。事件も何も起こらない穏やかな日常を、この不思議な赤べことのふれあいと共に描いています。「よつばと!」に匹敵するくらい何も起こらないので、何が面白いのか説明するのがとても難しいのですが、とにかく箸休めとしては最高です。国内なので異国情緒というほどでは無いですが、自分の知らない土地の文化や町の息遣いが感じられる作品は良いですね。 乙骨の兄貴ィ…呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校 芥見下々名無し現在、ジャンプで連載中の「呪術廻戦」の前日譚的な読み切り。 本編とも世界線が繋がっており、こちらの読み切りの主人公 である乙骨が名前だけ登場している。 本編もかなり面白いが読み切りの構成が秀逸。 4話構成でサクッと読めるし、台詞回しもクサすぎず平凡すぎず好感ばかり持っちゃう。 ラストシーンの乙骨覚醒〜純愛だよまではテンション爆上げ。 「呪術廻戦」がどうかヒットし、この読み切りを読む人が少しでも増えるといいな。ループする現代風刺シュールファンタジー勇者たち 浅野いにおにわかマンガワン連載中はコメント欄を含めて、ぶらパンダのことを皆が心配してたのが印象的だった。せめて野生に帰ってよかった。。 仮想敵としての魔王が居て、それを倒すことでしか自己承認や肯定を得ることができない勇者たち。逆説的にいえば自己承認を得るために魔王のような必要悪を生み続けるのは、とても現代的。「次の魔王を産まない努力」「森から抜け出す努力」を彼らはできない。 インスタやツイッターのモジりが作中では見受けられる。そうした現代風刺を意識して書かれたからだろう。WEBの漫画らしくて良かった次の表現域へハピネス 押見修造むストーリーで語ると吸血鬼ものなのですが登場人物の顔の表現をみるともう人間の愛憎模様だな、と。途中鉛筆とかマジックで書き込まれたシーンが出てくるのですが主人公が狂ってる時はそれを表現するために紙いっぱい使う、それがすごい! 空がゴッホの空みたいになったりキャラがエゴンシーレみたいになったり絵画の領域では?ってとこまで行ってる気がします。読んでてすごいなと感嘆してしまうページ多々あり… 設定を掘り出していく過程が楽しい異世界迷宮でハーレムを 氷樹一世 蘇我捨恥 四季童子starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)異世界転生とかそういうジャンルをあんまり読んでこなかったので、意を決して売れてそうなあたりからいくつか読んでみて、その中で良かったなと思ったのがこの作品。 同ジャンルでわりと雑な漫画描写が多いなか、すごく丁寧に描かれているのでそれだけで評価が高い。 原作はどうか知らないが読んだのが3巻までなのでまだハーレム展開になっていないのと、主人公がバカみたいに強すぎてイケイケで無双するパターンはあまり好みではないので、そうではないのがいい。 ゲーム的世界観に転移し、主人公だけがゲーム画面のコマンドのようなものが見えて、各パラメータにステータス振りをいくらでもし直せるということで試行錯誤していじくってダンジョンに挑んでいくのが面白い。 持てる能力で何ができるか、のような設定を細かく試行錯誤していくのが好きなので僕は楽しかった。 丁寧に描いているのでテンポ感はいまいち良くなくて、どういう話になっていくのかはピンとこない部分はある。 ストーリーが進んでいく気持ちよさが好きな人には向いていないと思う。 あと、絵のクオリティが素晴らしくて、ヒロインの女の子がめちゃくちゃかわいい。 エロい展開にもなるが、女の子があほみたいに主人公にメロメロでべたべたしてくるわけではないので、他人を受け入れるという行程を経て行う情事で互いの緊張感が伝わってきてとてもよかった。 ゲームの世界観に来てしまったということで非現実的なことや倫理的にどうなの、ということも、その世界での常識なら受け入れるという柔軟な姿勢は、郷に入っては郷に従えスタイルで致し方ないのかなと思う。 許可された殺人や奴隷制がそうなのだけど、積極的に受け入れ楽しんでいる。 そういう状況になった場合、自分はどうなんだろう、と悩んでしまう。 現実でのスタイルを貫くか、移動先の風習に従うか。 そこの葛藤を描かないための手段として上手く言い訳が効いているなと思ったのが、転移後すぐに盗賊出現、VRのゲームかと思って退治(殺害)、のちにゲームではないと知る。 要は殺人を犯したと知るのは事後なのだ。 殺人は最初のハードルこそおそろしく高いが、一度やってしまったのだから、一人殺すのも十人殺すのも大差はない、という描き方、もしくは、ゲームっぽいのでどこか現実として捉え切れていない部分があるのか。 そうなると、勝手な話だが一度瀕死のダメージを負って命の危険を目の当たりにしてほしくなってしまう。 遊びじゃないんだと。 ただ、読んでる感じ、ゲームのごとく順を追ってぬるぬる強くなっているのでそんなことにはならなそうだ。 ハーレムになっていく過程でまだ読みたいと思えるかどうかはきっとコミカライズ担当の漫画家の手腕なんだろうなと思うとそこが楽しみ。プロレスにファンタジーを感じられた時代の名作プロレス鬼 コンタロウ名無し格闘技だショーだ八百長だと何だかんだと 言われ続けてきたプロレス。 90年代の格闘技ブームや暴露本の出版等を経た結果、 最近ではショーやパフォーマンスとして扱われることが 多くなってきた感もある。 しかしかつてのプロレスは、 真剣勝負とファンタジーの狭間で 各人がそれぞれの思い入れと想像を広げて 楽しめる世界だった。 この単行本はプロレスファンであるコンタロウ先生が、 プロレスに対する様々な思いを作品化した短編集だと思う。 かつてプロレスは、単純に真剣勝負として語ったり 逆に八百長と決め付けて卑下したり、 あくまでも個人の趣味嗜好として楽しむだけだったり、 様々な人が様々な見かたをしていた。 そういう時代にコン先生がプロレスに対して 感じた思い入れや面白さを、様々なプロレスファンにも それぞれ受け入れられそうな各種の短編として 結実させた作品が収録されている。 プロレスは色んな意味で自由な世界で、 それぞれのファンがそれぞれの思いや好みや価値観で、 それぞれの楽しみ方が出来る世界だったんだ、 ということを感じさせてくれる単行本。<<285286287288289>>
ファイアパンチの藤本タツキ、ジャンプの降臨。不規則な展開に、かなりバイオレンスな導入。ジャンプというかヤングジャンプって内容の気はしたけど、しっかり熱くできてる。公安の女性の表情もやっぱりイイ。期待。