少年マンガの感想・レビュー7903件<<1415161718>>アンチ異世界転生! アンチトラック!! #1巻応援イセグレ 異世界チート無双 俺TUEEE系イキリ転生者に かませ犬にされ続けたエリート騎士、超グレる。 いづみかつき兎来栄寿異世界転生して、努力もなしに「俺TSUEEEEE!!」してハーレムを築き上げるのは陰キャの希望であり夢。 しかし、そんな夢の下で泣いている者もいるという所にスポットライトを当てた物語です。 幼いころから努力に努力を重ねて強くなり、高潔な魂で正義と平和を愛して人々のために戦い続けてきたレトリバー王国の騎士ポメラ。彼が、続々と異世界から現れる転生者のかませ犬にされ続け、努力は決して裏切らない……などということはなく何の努力もしていない者たちが与えられたものだけで無双してすべてをほしいままにしていくこともあるという、残酷な現実を突きつけてくる物語です。 結果、大いにグレてしまったポメラが逆に現実世界に乗り込み、異世界転生の円環を阻止していくという切り口が面白いです。努力なしに強くなる主人公がメインストリームとなっていた昨今において、カウンター的な作品となっています。 「オレはなァ トラック見ただけでイライラするんだよ!! テメェらは一体今まで… どんだけの人間たちを異世界転生させてきたんだ ボケェエエエエエ――――!!!!」 と、木刀でトラックを叩き壊すシーンは声を出して笑ってしまいました。その数ページ後に更に新しいトラックが出てくるところも最高です。何なら、事あるごとに出てくるトラックの天丼でずっと笑います。 チャンピオン系作品なのに、全体的にマガジン系ヤンキーマンガの雰囲気を纏っているところも好きです。 主人公の名前がポメラなのも、ポメラニアン好きとしては応援してくなるポイントです。 異世界転生させるトラックを破壊するカタルシスを味わいたい方にお薦めです。カバー下がかわいいです #1巻応援ナヴィガトリア 押石和佳兎来栄寿「ナヴィガトリア(最高指導者)になれなければ、死あるのみ」 というサスペンス性を軸に、独特の設定を持ったSF学園ストーリーです。単行本の表紙も不思議な感じですね。 小説も映画も音楽も芸術も自由恋愛も禁止のムジンコ共和国で生まれ育った鳳凰學(ほうおうまなぶ)が、初恋の幼馴染ヒナと平和に穏やかに暮らせる国を作って迎えに行くことを目的に、各国から100名の若者たちが入学しナヴィガトリアを決める地球初の植民星のデメテール学院で頂点を目指す物語です。 同じくナヴィガトリアにならねばならない理由を持つデメテール人で成績1位のナヴィや、絶対に裏があって怪しいアイダン、最悪の侵略国家ドンモス大帝国の李虚淡(リコタン)、他にも個性溢れる各クラスのリーダーたちなどどんどん登場してくる濃い面々によって一触即発の学園生活が描かれていきます。 ムジンコ共和国人である主人公は、他の有力な国々に比べると見劣りする人材ですが、それでもジャンプらしく愚直な努力を重ねていくことで勝利を目指していく姿は熱いです。世界設定やキャラクターは尖っていますが、根底にはシンプルで強い動機があるのが話への乗っていきやすさに繋がっています。 特殊な課題なども出されていきますが、それをどうやって乗り越えていくのか。果たして、ヒナとの安寧の日々は訪れるのか。 余談ですが、単行本のカバー下に大量に描かれた動物たちがとにかくかわいいです。こっち系統に特化した作品も見てみたくなります。実録!シーフードを飼う男の感想 #推しを3行で推す実録!シーフードを飼う男 そにしけんじstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 多分昔に買って読んだが今回全く内容を忘れている状態で読んだが面白い。ペットショップで生き物を買うのではなく、食料品売り場で売っている生きている食べ物を買って飼う男の話 ・特に好きなところは? ナマコ、タコあたりのわけわからなさ・・・ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 夜寝る前に読むのには最高のマンガだった カエル好き女子とカエル苦手男子のラブがコメ #1巻応援気になるあの子はカエル好き 松本勇祐兎来栄寿みなさんはカエルは好きですか? 苦手ですか? 私は矢口高雄さんのマンガを読んで、幼いころ若干トラウマになりかけました。ただ、故郷では伝承によりカエルは神聖な生き物とされていて、毎年6月には街がかわいいカエルで溢れ返り、カエルの乗ったお神輿も担がれるというイベントもあるお陰で今では親しみを感じています。 ただ、義母は大の苦手なので『ダンジョン飯』のカエル回でも見ようものなら卒倒してしまいそうですし、このマンガも残念ながら薦めることはできません。 でも世間でも一定数はいますよね、カエル好きの方。そんな方にオススメなのが、この『ak-69の泣きメシ』や『やみきんっ うしじまきゅん』の松本勇祐さんが描く、カエル愛に満ちたカエル女子ラブコメディです。 カエルが大嫌いな男子・純平と、カエルが大好きな女子・薫。彼らふたりが、カエルの飼育係という接点を持つことによって間柄を深めていきます。 「喉が膨れるのがかわいい」「ぴょんと跳ねるものかわいい」「肌の光沢がいい」など、カエルの魅力を嬉しそうに語る薫とそれをまったく理解できない純平。カエルが好きな人も、苦手な人も共感できるであろう視点が並立しています。 カエルは苦手なものの、薫とお近づきにはなりたい純平の葛藤、その上でコメっていくラブが見どころです。微笑ましく、心温まるやり取りがあります。 個人的には、蛇好きなサブキャラクターの黒髪ロングストレートの紗那先輩がかわいすぎて辛いです。高跳びの選手として格好良さも持ち合わせているのがいいですね。幼い頃に読んでいたら、癖を開花させてくれそうです。 薫が正ヒロインすぎて紗那先輩ルートはないと思いますが、今後も活躍を楽しみにしています。 愛し愛されて生きるのさ結婚まであと○センチ。 湯切優starstarstarstarstar_border野愛子どもの頃は泣き虫で守られてばっかりだった男の子が、成長して逞しくなって女の子を守れるようになってめでたしめでたし……だけが正解じゃないんですよね。 守る守られる強い弱い男女みたいに白黒つけなきゃいけないことなんかないし、手を繋いで支え合って対等に愛を語るのが美しいじゃないですか! そうわかってはいるけれど、好きな人より強くありたいとか弱いままでいたくないという気持ちもわかります。やっぱりいいところだけ見ていてほしいし頼られたいもの。 この感情を「わかるわかる」だけで片付けず、それは愛なの?ただのプライドじゃない?と問いかけてくるのが素晴らしい。 健やかなるときも病めるときも……の言葉の意味を身をもって理解した2人が美しいです。 単純に大きい女の子が好きな人にもおすすめ。ちょっと怖くて考えさせるSF漫画です。俺たちの面白いは操作されている 澄ヒビト名無しすごいバランス感覚だし人間の心理的にも設定的にもリアリティを感じる作品でした。 タイトルの「俺たちの面白いは操作されている」を深読みすると、ちょっと怖く感じるシーンがありますが読んで良かったです。うーーーん屍鬼 小野不由美 藤崎竜starstarstarstar_borderstar_borderパイナップル※ネタバレを含むクチコミです。 オタクくんだってたまにはこういうジャンクなのが食べたくなるんや雷雷雷 ヨシアキstarstarstarstarstarmampuku斬新さなどない!だが面白い!それでいい!! ハイテクなぴっちりスーツ(ただし強度があって強そう)な黒髪の美少女が刀持って戦ってるだけでも即買いレベルの好き度であるが、『ドロヘドロ』を彷彿とさせるタッチといい、『ダンダダン』や『炎炎ノ消防隊』などを思い出させるポップでトンチキでかつ軽妙な少年漫画感といい、 「オタクくんさぁ、こういうの好きなんでしょ?」 はい大好きです!ありがとうございます!! としか言いようがない。「マッドミニスケープ」感想マッドミニスケープ 廣瀬アユムニーナ4年前に事故死した実がある日突然、陽日の元へ戻ってきた。ことあるごとに彼女の命を奪おうとする実と、それでも自分の元にいてほしい陽日。執着心が強すぎるあまり、2人して脳がいい感じにイカれてるな(笑)。笑いも熱量も狂気もある快作将棋マンガ #1巻応援目の前の神様 久野田ショウ兎来栄寿『バンオウ―盤王―』を激推ししている私ですが、『ジャンプ+』でまた新しい将棋マンガが始まったときは驚きました。 題材が被っているけど大丈夫かな? と私含め多くの人は思ったことでしょう。しかし、そんな杞憂を一瞬で払拭する面白さがこの作品にはありました。 要素としては色んな作品のエッセンスを感じますが、総合するとかなり独特な読み味です。とにかく1話から主人公の大刀がゆるい。 「スマートスピーカーのやること少なくね⁉︎ 電気消す仕事ってなんだよ…… お前一日中家にいるのに仕事それだけかよ オレだって電気消す仕事のほうがいいよ……!」 などの独特のセンスによるギャグパートが分量的にもかなり割かれているのですが、面白くて好きです。その後、更に発展するスマートスピーカーのやり取りは声を出して笑ってしまったほど。 チョコチップも大納言あずきも食べたい気持ちを抑えられず、翻訳サイトみたいな喋り方になる田原先生なども好きです。 一方で、そんな笑いと並列にゾクっとするような棋士の狂気や、対局の熱さも描かれます。 2,3話まででも読めば、この作品の上手さは存分に伝わるでしょう。 「一番を目指す気持ちが無ければ こっちに来ちゃいけないよ」 と田原先生が桜吹雪の下で語るシーンの 「一番になれないと苦しい なるまでも苦しい」 という言葉。そこまでは、そうだろうと納得できるでしょう。しかし、それに加えて 「なれたとしてもずっと苦しい」 と言い切ります。そうまでして、何のために一番を目指して指し続けるのか。 その件を受けての3話。 他者を見下す村井が、「奨励会という箱の中」で苦しんだ末にいつしか将棋のことがただの仕事になってしまい、最後に大刀との差異をはっきりと自覚して吐露するシーン。 それぞれ単体のシーンとしても良いですし、2話からの3話という構成としてとあまりにも綺麗で、そこからはもうずっと大好きな作品です。 その後の老練な棋士とのプライドのぶつけ合いも熱いですし、異能ひしめく棋界の魅力的な登場人物もどんどん出てきて盛り上がりを見せてくれます。しかし、そんな強者たちの中にあっても主人公が埋もれない魅力を持っているのもすごいです。 笑えて、滾れて、震える。 毎回、次を早く読みたくて仕方なくさせてくれる注目の将棋マンガです。 雄っぱい巨乳好きなのにBL界に転生しました 尚月地starstarstarstarstarゆゆゆその言葉が出るたびに、吹き出しそうになる。 ムチィの擬音もたまらない。 本体は日焼けしたガタイの良いゴジラ男。 ネーミングがひどい。 巨乳大好きで、せっかくムチィしてもらえる環境に転生できたのに、そこはBLの世界。 理想とちょっと違った。 本命女の子に近づきたいけど、BLの世界はそう簡単に離れ離れにしてくれない。 そして、この世界には腐女子もいるようで、目がランランな女性陣。 モブのように死んだ顔かガン無視しているわけでもなく、ランラン。 すごいな、おもしろいなと読んでいるこちらも目がランラン。 少年漫画連載だから、どこまでどうなるんだろう。久米田をひさしぶりに読むシブヤニアファミリー 久米田康治starstarstarstarstar_border野愛はじめて読んだのに懐かしい〜って思ってしまった。まだまだ懐かしむような漫画家でも作風でもないのに! 日常漫画っぽいけどソリッドなギャグをたくさん放り込んでくる感じ、畳み掛けてくるのにテンションは高くない感じ、久米田だなあ…としみじみうれしくなってしまった。懐かしいというより心地いいなのかも。 渋谷をテーマにしてるのもすごくいいなあ。 お洒落な街とか若者の街だったのはひと昔前のことで、今の渋谷は人やモノやカルチャーが統一感なくひしめき合うコラージュみたいな街だと思う。 そのスピード感と情報量の多さが作品とマッチしていて気持ちいい。 実際に住んでるからこその解像度の高さなんだろうか。コロコロ発SF少女バディアクション #1巻応援DOUBLE HELIX BLOSSOM アサウラ 西馬ごめゆき兎来栄寿女の子同士のバディものは古来から名作が多いと相場が決まっています。そして、ちょっと啀み合っているくらいがちょうどいい。そう思う方には、うってつけの作品です。 コールドスリープから目覚めると、自分がいた2020年代から60年経った2080年代の東京にいた東雲菊。その時代では通称「特能」と呼ばれる外部神経を体外に伸ばしてコントロールする超能力が極一部の人間に発現しており、法規制されているものの犯罪が後を絶たない状況に。悪化する治安を食い止めるべく、民間企業に警察の業務が委託され「民警」と言われる民間警察が普及しているという世界設定です。 菊の相棒となるのが、菊のことを「おばあちゃん」と呼ぶ16歳の月下香(つきさがりきょう)。世界で唯一の「クラス9」の特能使いで、大量殺人を行った凶悪犯罪者です。地雷がどこに埋まっているかもわからず、何かあると菊も殺そうとすらする危う過ぎる人物なので緊張感もありながら、その中で発生するコミュニケーションに面白さがあるコンビです。 時代によって失われた誰かを守るために真っ直ぐであろうとする価値観を持ち続けて戦場で駆ける菊。そんな菊の在り方に、ときに苛つきときに戸惑いながらも少しずつ距離を縮めていく様子が良いです。 コロコロレーベルということで対象年齢はやや低めに作られていますが、子供のころからこうした良質なバディものに触れられたなら素敵な大人に育っていくだろうなと思わずにはいられない作品です。 スタートとしては及第点空賊ハックと蒸気の姫 井上智徳名無し「COPPELION」後は中々難しく、直近「真夏のグレイグー」 が打ち切りめいた終了だった井上先生が、ここに打開を求めて きたかという感じですかね。 第一話は世界観、キャラクターも悪くなく空を舞台とした冒険ファンタ ジーとして良い雰囲気が出せていました。 ただベタと言えばベタなので、今後どのように個性を付加し、展開 させていくかが重要になりそうです。 「COPPELION」と並ぶかそれ以上の作品になることを期待 したいと思います。落語が聴きに行きたくなるあかね噺 馬上鷹将 末永裕樹starstarstarstarstar_borderパイナップル臨場感ある場面作りと構成。 落語の面白さは全然分からないけど、この漫画は面白いし、落語を実際に聴きに行きたくなるくらい魅力的なキャラクターやストーリー構成になっている。 サクセスストーリー好きにもオススメ☆最高の飼い猫デキる猫は今日も憂鬱 山田ヒツジstarstarstarstarstar_border宮っしぃ生活力皆無な主人公が、ある時に拾った猫の面倒をみる...つもりが猫が飼い主の面倒を見始めた。 すくすくと育った猫は人ほどに大きくなって料理したりメイクしてくれたり、めっちゃ面倒をみてくれる素晴らしく出来た猫になっていく そんな不思議な猫との掛け合いを楽しむほんわかコメディ作品 猫可愛いし、登場人物も面白い良いキャラが多く、飽きずにサクサク楽しめる良作 動物ものとしてもコメディとしても楽しめるので、未読の方はオススメです 好きなグルメ漫画真・中華一番! 小川悦司starstarstarstarstarパイナップル中華が食べたくなる漫画。 氷の包丁とか、サーカス並みの生地の伸ばし方とか…w誇張した表現は多々あるけど、それくらいファンタジーあった方が好きなので、好み。 中華の種類とか知識とかも得れる漫画になっていてオススメ☆むしろ大人向けですね。21エモン 藤子・F・不二雄starstarstarstarstaralankつぶれる寸前のホテルの跡取り21エモンがモンガーとともに個性的なお客とドタバタする話。絵や言葉遣いはこども向けではあるものの、ホテル経営を継ぐかどうかだったり、競合から買収を持ちかけられたり、ホテルの宣伝を低予算でどうくふうするかだったり、むしろ大人の方が楽しめるのでは。 1巻にある火星開拓のくだり、1968年の時点であそこまで書き込めていたのはさすがの一言。ところどころドラえもんに通ずるモチーフがあるのも楽しいポイントです。 隠れた名作と言われがちなこの作品、なぜ隠れてるのか分かりませんが、おすすめです。ダークアクトの感想 #推しを3行で推すダークアクト 服部昇大starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 久しぶりに読んだがやはり服部昇大のマンガは面白いな。ストーリーも面白いし、ギャグもいい ・特に好きなところは? マロウの生き様。最終回周辺のラストバトルは過去の話も含めて涙なしには見れな ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 全1巻でサクッと読めるのでおすすめです。 マンガ本編には関係ないですが、コラムで映画を見まくっていた話がありそれが邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さんに繋がってそうなことがわかってよかった。 読みやすい名探偵マーニー 木々津克久starstarstarstarstar_borderパイナップル本筋があるけど、コナンみたく短編の事件が起こってるので読みやすいと思う。面白い魔人探偵脳噛ネウロ カラー版 松井優征starstarstarstarstarパイナップルミステリー×怪奇ファンタジー×ギャグ 魔人のネウロとやこ。異色のコンビが放つミステリー…かな? 奴隷みたいにやこを扱うネウロがウケる。 キャラにエッジたちすぎ。 そろそろもう一度読みたい。面白い魔入りました!入間くん 西修starstarstarstarstar_borderパイナップル早く続きがみたいーーーー!くらい面白い。 一番は、人間世界から両親に売られて魔界に来たばかりの頃の入間くんが魔界慣れしようと頑張ってるところ。魔界ならではの世界観を描いていたり、面白い。 後は入間くんの弓矢の技術習得のところはオススメ。 アニメも漫画も何周もしてるトリコ モノクロ版 島袋光年starstarstarstarstarパイナップル面白い。 何周したんだろってぐらい、漫画もアニメも観てる。 グルメ×アクション×ギャグは大好物。 食べているシーンも美味しそう!!何もかも食べれるのがいいよね。「ドラえもん」のしずかちゃんの牛乳風呂への憧れみたいなのが、この世界にもある。 世はグルメ時代…! 最後、トリコが不死身めいた化け物になるのはご愛嬌笑 島袋ワールド苦手だと、アレかも。未完でも満点にしたいくらい好きとんでもスキルで異世界放浪メシ 赤岸K 江口連 雅starstarstarstarstar_borderパイナップル最近のグルメ漫画の一番推し。 グルメ×異世界×チートスキル もの。 主人公のゆるキャラも去ることながら、スライムのスイ、ドラゴンのドラちゃん、なんと言ってもフェンリルのフェルの強さとキャラの濃さが、日常描くだけでも飽きない。 頼りない主人公がまたイイ味出してる。 主人公のオンラインショッピングというスキルも新しい☆<<1415161718>>
異世界転生して、努力もなしに「俺TSUEEEEE!!」してハーレムを築き上げるのは陰キャの希望であり夢。 しかし、そんな夢の下で泣いている者もいるという所にスポットライトを当てた物語です。 幼いころから努力に努力を重ねて強くなり、高潔な魂で正義と平和を愛して人々のために戦い続けてきたレトリバー王国の騎士ポメラ。彼が、続々と異世界から現れる転生者のかませ犬にされ続け、努力は決して裏切らない……などということはなく何の努力もしていない者たちが与えられたものだけで無双してすべてをほしいままにしていくこともあるという、残酷な現実を突きつけてくる物語です。 結果、大いにグレてしまったポメラが逆に現実世界に乗り込み、異世界転生の円環を阻止していくという切り口が面白いです。努力なしに強くなる主人公がメインストリームとなっていた昨今において、カウンター的な作品となっています。 「オレはなァ トラック見ただけでイライラするんだよ!! テメェらは一体今まで… どんだけの人間たちを異世界転生させてきたんだ ボケェエエエエエ――――!!!!」 と、木刀でトラックを叩き壊すシーンは声を出して笑ってしまいました。その数ページ後に更に新しいトラックが出てくるところも最高です。何なら、事あるごとに出てくるトラックの天丼でずっと笑います。 チャンピオン系作品なのに、全体的にマガジン系ヤンキーマンガの雰囲気を纏っているところも好きです。 主人公の名前がポメラなのも、ポメラニアン好きとしては応援してくなるポイントです。 異世界転生させるトラックを破壊するカタルシスを味わいたい方にお薦めです。