少年マンガの感想・レビュー7903件<<142143144145146>>その名はDr.薮・モーグリーゴッドハンド藪 林聖二名無しちょい見た目がローランド風な、トンデモ医者が主人公のギャグ読切。何から何までバカバカしくて良かった。小難しいこと考えずに頭を空にして読める漫画は今のジャンプにあって貴重な存在だ。ちっぽけな⋯けれど大きなちっぽけな三人 千葉侑生名無し俺たちはまだちっぽけで 手のひらの中にはこの手のひらの中には 何もないけど雨に打たれ 風に吹かれでも諦めないから でも諦めたくないからきっといつか何かを掴むんだ⋯ ファンモンの歌詞似合いそう「軸」があると思わせられるマンガさよならクリスタルマン 藍葉悠気 紀谷圭吾名無しマガポケで1話だけ読んでて、 書店で見つけたので買ってみた。めちゃよかった。 最近はマンガアプリで異世界とかなろう系とかをなんとなくぬるぬる読んでばっかりで、 それはそれで楽しいんだけど、 なんか満たされなさを感じてたので…。 要は「ウルトラマンの負の側面」みたいなお話だと思うけど、 どんな展開になっていくのか、すごく楽しみ。 骨太なマンガ体験ができそうなので、2巻も買うと思う。大傑作にして大駄作バイオレンスジャック 永井豪ピサ朗※ネタバレを含むクチコミです。 道徳の教科書史記 横山光輝starstarstarstarstar_border酒チャビン歴史モノで特に定評のある横山先生による、中国の歴史書「史記」のコミカライズ版です。 今、マンガ「達人伝」のおかげで、世間的にかなり老若男女の耳目を集めるHOTな秦の始皇帝の時代を含む古代中国の時代の出来事をまとめたものになります。 こちらの作品はコンビニ版の復刻サイクルがかなり早く、いつ行っても置いてあるような感じで、私もその度に話を忘れているため、ついファミチキのついでに買ってしまうということを繰り返し、都合10回前後は通読してると思います。 孫氏のヘイホーでお馴染みの孫武・孫臏の話や、臥薪嘗胆とかそういう人生において狂おしいほどタメになる話が満載されているので、皆さんもファミチキを買うチャンスがあったときは、史記も併せて購入してみてはいかがでしょうか??「未来編」の感想です!!!火の鳥 手塚治虫starstarstarstarstar酒チャビン火の鳥を時系列に読んでいくシリーズも、この未来編でラストです!!刊行順でいうと、2作目なのですが、その後の編につながる伏線の多いこと!!! 正直、刊行順に読んでいるときは、サラッと流してしまっていたのですが、かなり後半の編にリンクする要素が盛りだくさんで、この時点から連載が20年以上にわたるこの壮大な物語を構想していたのでしょうか・・・??だとするとまじマンガの神なんですけど・・・ 本当に自分がマンガ家でなくてよかったと心底思える瞬間です。 時代設定は3404年〜。人類は滅亡の危機に瀕しています。そこから超壮大な物語が展開され、最終的には、刊行順で前作であり、時系列的に一番最初である「黎明編」の場面に接続されます。。。 このラストの展開は、時系列順に読んでいた時も、一定の大円団感があり、充実した読後感を感じたものですが、時系列順でこの編をラストに読むと、さらにさらにさらに大・大・大・大円団感が感じられます!!!もう結構10回近くは再読してますが、いまだに新しい感動を味わえるとは・・・ 時系列順に読んでみようと、ひょんなことから思いましたが、やってみて本当に良かったと思えるので、火の鳥をまだ読んでいないと言う方はもちろん、読んだことあるよっていうお友達も、ぜひやってみてください! なお他の編との繋がりですが、ムーピーやロビタや猿田博士が登場します。ムーピーは過去に登場した特定の個体との繋がりはないように思いますが、ロビタと猿田博士は望郷編ラストで出てきた個体と同一と思われます。 ロビタが優しいんだよな・・・「宇宙編」の感想です!火の鳥 手塚治虫starstarstarstarstar酒チャビン時代設定は2577年。地球から遠く離れた星から一生をかけてロケットで地球に書類を運ぶ4名の物語です。 ロケットという密室でずっと一緒に暮らす4人。一人ずつ交代ばんこに冷凍睡眠から目覚めて当番をしますが、あるとき乗組員の一名が死亡してるのが発見され・・・ その後は一級品のサスペンス!ミステリー!挑戦的なコマ割りもいい味を出していてグイグイ引き込まれます。 基本的には救いのないエグ目の話ですが、スクランブル・ダンスは楽しそうで、やってみたいと思いました。 他の編との繋がりですが、望郷編で出てきた牧村さんが登場するのと、あと乗組員の一名が猿田彦と血縁がある人物のようです。 「復活編」の感想です!火の鳥 手塚治虫starstarstarstarstar酒チャビン火の鳥の中でトップクラスに好きな話です!!!火の鳥って、好きな編がそれこそ十人十色で、かなり票が割れる傾向にあると思うのですが、それだけ全てのエピソードが粒ぞろいということではないかと思います。 復活編はいくつかの時代を行き来しながらエピソードが進行します。 火の鳥はシリーズ全体からしてそういう構成をとっているのですが、復活編は一つの編の中でそれをしています。 2482年→2483年→3030年→2484年→3009年→2484年→2917年→3344年 主人公がある事故をきっかけに体の6割ほどを人工物に入れ替えられてしまうのですが、それにより、人間が無機物に、ロボットが人間に見えるようになってしまいます。 ・身体の60パーセント人工物に変えられた人間である主人公 ・主人公には人間に見えるロボット(主人公にやさしい) ・主人公には無機物に見える人間(主人公を殺そうとする) ・人間らしさとは人間と形が似ていることだと言い、人間に似せて作られたアンドロイドと愛し合う人間 ・人間とはかけ離れた容姿だが自分はかつて人間であったと信じるこけし型ロボット などが登場し、これまでの編でも何回か出てきた「何が人間を人間たらしめるのか」というテーマを考えさせられます。 他の編との繋がりですが、望郷編でちょろっと登場したチヒロがメインキャラの一人として登場します。あとラストで猿田博士が登場し、ロビタも未来編で登場します!「望郷編」の感想です!火の鳥 手塚治虫starstarstarstarstar酒チャビンスケールが壮大すぎる物語です。時代設定は明言されていませんが、増え過ぎた人類が宇宙の他の星に移住する時代となっています。 「望郷」というのは、宇宙移民した主要登場人物「ロミ」(女性)が地球に帰りたくなるストーリーからきています。 ロミは恋人と一緒にエデン17という無人惑星に移住してきますが、その直後に恋人が死んでしまいます。当時すでに二人の子供を孕っており、その子供がしばらくして生まれますが、このままではすぐに絶滅してしまうので、その子供との間に子孫を儲けようとします。 あまり詳しくかくとネタバレになってしまうのですが、すったもんだあった結果、星は一定程度の繁栄をみます。そこまでの話も十分充実感ある面白さなのですが、その後ロミが地球へ帰るべく旅をする話が続くのですが、こちらはサン=テグジュペリの星の王子さまオマージュな感じで進行します。これだけ盛りだくさんで単行本2冊程度なので、密度が濃過ぎます!! 自らの子供と子孫を残すとかもそうですが、星の王子さまパートでの各種不条理エピソードや、異星人の性質(不定形生物や雌雄単体)など、常識からはかなり外れた出来事が普通に起きます。そしてそれらは必ずしもネガティブな書き方はされてない一方で、今や我々の常識となっている酒・ギャンブル・麻薬・兵器などが生まれたことによってエデン17が滅亡に向かい始めると、結構考えさせられる内容でした。 他の編との繋がりですが、牧村飛行士(宇宙編に登場)とチヒロ(復活編に登場)が出てきます。刊行順だと宇宙編→復活編→望郷編なので、サービス出演的な感じでしょうか。独特な()日向さん、星野です。 うおやま名無しうーん、4コマベースで一部大ゴマの独特な画面構成。実験作なのかな?まあ手塚先生とかも火の鳥とかで画面構成色々チャレンジしてたし、これが面白いかどうかは別にして、作者さん頑張って。 人の命の重さとは・・・。十字架のろくにん 中武士竜starstarstarstarstar干し芋小学生の時にいじめにあっていた、実験体Aこと漆間。 いじめにより両親は、亡くなり弟は植物人間に。 本当に、小学生とは思えないいじめを超えた残忍さ。 恐ろしいとしか言えない、人間ではない残虐さ。 一人生き残った漆間は、4年後、復讐の鬼と化す。 戦時中、秘密部隊に所属した祖父に復讐に必要な鍛錬を受け、ひとりづついろんな方法で殺していくのだが、見たこともない拷問器具を使うのは、斬新!! ところどころ、ギャグ要素があるのは、少し心が落ち着く。 6巻まで完了。 これから、京との戦いが始まる。 関係のない人々までどんどん巻き込まれて死んでいくのが気がかり。長編で読んでみたい世界観ぼくらの葬列(読切) 朝霧ユウキ名無し読み切りで、遺影の写真から始まるの多くて(もしくは〜が死んだ、で始まる)またか、と思ったのですがこれちょっと様子が違う。 死んでる者を殺す人たちの話。 亡くした者を想う人と、直葬隊の苦悩、要素が色々考えさせられることがあって面白かったです。 予想外の驚きもあって読み応えがあり、長編だったらどうなるかなあと思いました。 結構重い話になりそうですが同じ世界観で他の話も読んでみたいです。ハマりました!!打ち切られ漫画家、同人イベントへ行く。 澄ヒビトstarstarstarstarstar酒チャビン故あって最近オタクの方を描いたマンガを読んでいたのと、元々マンガ家&編集者を描いたマンガが好きだったのですが、こちらのマンガは両方の要素を兼ね備えた作品で、私の好みにピッタリでした! たまたま発見して読んだのですが、ストーリーも面白いし、キャラクターもすごく魅力的だし、笑いも面白いし、絵もうまいし、読みやすいしで、すごくこの作品に出会えて、もうかっちゃった気分です!読切で短いですが、オタクを描いたマンガの中でも結構私的には上位に面白かったです! マンガって良いな、とか、好きなものについて語り合える相手がいるって素晴らしいな、とか、私も人生がんばろう!とかすごくポジティブな気分になれました! 読切でいま普通に無料で読めますので、皆さんもぜひ読んでみてください!!! 「アンテン様の腹の中」感想アンテン様の腹の中 夜諏河樹ニーナアンテン様との縁を良いものにするか悪いものにするかは、結局のところ本人次第なのだろう。何を捧げ何を願うかと同じくらい、その後の生き方や考え方が大切ということ。 …とはいえ自分がもし遭遇したら、欲望に勝てる自信がまったく無い(笑)「生命編」の感想です!!!火の鳥 手塚治虫starstarstarstarstar酒チャビン時系列順に読んできましたが、いよいよ舞台は未来に。過去を舞台にした編は、歴史上の出来事が下敷きになっているのですが、未来は基本的には手塚先生の想像の物語で、希代のストーリーテラーとしての実力が遺憾なく発揮されています!!! 生命編のテーマはクローン!!舞台は2155年!立体テレビなどが出てきますが、すでにVRで近いところは実現できてますね。 脳髄以外はロボットになってしまっているおばあちゃんは人間として扱われる一方で、クローン人間は立体テレビの番組で殺されるために生産される・・ 何が人間たらしめる要素なんだろうと考え込んでしまいました。150p弱と短く、結末は切ないですが、ズシっと心に残る名作だと思います。 ちなみにペルーのクローン研究所の所員として猿田さんという猿田彦の血縁の方が出演されてますが、いかにも脇役扱いですぐに亡くなってしまいます。。「太陽編」の感想です!!!火の鳥 手塚治虫starstarstarstarstar酒チャビン火の鳥シリーズの中でいちばァァァァん好きな物語です!! 舞台は壬申の乱の頃(7世紀後半)と21世紀を行ったり来たりします!7世紀後半ということは、この過去パートはヤマト編と鳳凰編の間ということになります! 最初は過去パートの合間に1ページくらい未来パートが挿入される形なのですが、徐々に挟まれる未来パートのページ数も、その頻度も増えていき、最終的には未来パートで完結を迎えます。 最初読んだ時にはその技法によるドラマチックさに鳥肌が立ちました!ぜひ多くの方にこの読書館を楽しんでほしいです! 話は基本的には仏教の伝来前後の宗教戦争がテーマで色々と考えさせられるのですが、男女の恋愛あり、家族愛あり、宗教への忠誠心とそれらの愛との間で翻弄される人間たちが切ないです・・!!! 過去パートには他の編と関連しそうな人物は登場しませんが、未来パートに猿田彦と血縁関係がありそうな鼻の人物が登場します。名前は出てなかったような気がしますが、未来パートの主人公が所属するチームのリーダーをされています。 過去パートは壬申の乱が舞台なのですが、天智天皇の娘であり、天武天皇の妃であり、天武天皇の次代の天皇である持統天皇が登場しません。一番悩める描きがいのあるポジションのような気がしますが。。。持統天皇に異常に興味を持ち始めたのですが、里中満智子先生の作品に「天上の虹 -持統天皇物語-」というものがあるようなので、そちらを熟読してみたいと思います! 熱血漫画家の「挑戦」挑戦者(チャレンジャー) 島本和彦ナベテツボクシングマンガの名作は数多ありますし、その中で敢えてこの作品を挙げるのは恐らく島本先生のファンだけだろうとも、思います。 ただ、この作品は本当に数少ない、島本作品の中における「ギャグ」のない漫画であり、貴重な作品としてファンの脳裏に深く刻まれている作品です。 この時期の島本先生の作風は、デビュー当時の少年漫画のテイストから変わっており、今見ると懐かしい、劇画調の絵柄でした。そしてその絵柄が、この作品の「熱さ」と非常にマッチしていたなあと今更ながらに思います(丁度自分が島本作品を読み始めた時期でもあり、懐かしさもあります)。 島本先生の作品には、数多の傑作が数多ありますが、笑いを排した作品は本当に少ないです(それは先生本人の照れであったりファンへのサービスなど要因は幾つか挙げられると思います)。 同時期の傑作、「バトル・フィールド」と併せ、是非読んでみて欲しい作品です。タイトルに惹かれてしまったお嬢様の僕 田口ホシノstarstarstarstar_borderstar_borderNano「お嬢様のぼく!?僕っ子お嬢様が主人公か、それとも女装ものか!?」と思ったらしもべでした。なんだ~と思いきや、近衛くんは可愛いししごできだし一家に一台欲しいし、翼様は黒髪ショートで可愛い顔してるけど口調思ったよりしっかりしててでも何にもできなくてでもそこが愛しいというか。 他のヒロインたちもキャラが立っててみんなそれぞれ良さが合って近衛くんがちょっと羨ましくなる。 私は委員長がタイプです。いやみのりちゃんも良いな…絶対推しが見つかるはず。レイコは、身近に存在する♬ギャルの背後に霊がいる 橋本くららstarstarstarstarstar干し芋ゆいなが神社でひとりぼっちだった幽霊を連れ帰って、一緒に生活するようになる。 幽霊だからって理由で『レイコ』と命名される。 家族なのかで、父親だけレイコが見えない。 が、家族の手前見えているふりをしている。 その葛藤が結構ツボ!! レイコを見える人は、結構いる。 そして、レイコはゆいなと学校にも通っている。 親友のひかりも最初は、驚きを隠せなかったが、可愛らしいレイコに心を許し、3人は親友になっていく。 レイコは、おしゃべりはできないけど、文字や絵を描くことはできる。 何よりも魅力的なのは、多彩な表情や気持ちの表し方。 とても素直なゆいなとの名コンビも癒される。 日常系SF神様マンガ #読切応援メイビーネクストタイム 本城藍斗天沢聖司キャラがかわいい…!絵が上手い…! 女の子から90年代〜2000年代アニメの香りがして好きです。 すごく見覚えのあるデフォルメなのに全然思い出せず、思わず自分のPixivのブクマを漁ってしまいました。Oの意志 OWL 葵とら名無しタツキチルドレンが散見されるいま尾田栄一郎のスピリットを十二分に受け継いでる熱い読み切りでニッコリしてしまいました。ここからどう変わっていくのか楽しみです。あ...ありのまま 今 起こった事を話すぜ!AKASAN 落合龍眞名無し「読んでてなんかジョジョを感じるな」と思ったらクライマックスでジョジョになっていた。な…何を言っているのかわからねーと思うが読んでみればわかる。 ドキドキ!祓い屋交番夜勤〜惚れてまうやろ〜みことはこ 天願真太郎天沢聖司「ツッコミの男の子(関西弁)とウザ絡みしてくるおっぱいデカい女の先輩ねぇ…」と、序盤はあまりノリが合わずふーんって感じで読み進めていたのですが、歌舞伎役者と援交のくだりで笑ってしまい、最後の最後のあのシーンでやられてしまいました。先輩めっかわ〜〜〜!!!まずは騙されたと思って1話だけ読んで欲しい無能なナナ るーすぼーい 古屋庵名無し※ネタバレを含むクチコミです。<<142143144145146>>
ちょい見た目がローランド風な、トンデモ医者が主人公のギャグ読切。何から何までバカバカしくて良かった。小難しいこと考えずに頭を空にして読める漫画は今のジャンプにあって貴重な存在だ。