少年マンガの感想・レビュー7868件<<138139140141142>>青春を描いた佳作Birdman Rally 鳥人伝説 𠮷田聡ナベテツ数年前、久々に検索してみたら新装版が出ていたことに気がつきました(この手の話をするとおっさんだと感じます) 新たに収録された○吉~の方も実家にはあるので、帰省したら久々に読もうかと思います。 旧版に収録されているタイトルのうち、表題作と天翔ける鈴はサンデー誌上で読んだこともあり、ヤングサンデーに掲載されたダックテイルが当時の自分には新鮮でした。 旧版では宮崎駿監督(時期的にはトトロ前後だと思います)が𠮷田聡はドン・キホーテであると題した解説を寄せているのですが、湘南爆走族での大ヒット以降、学園という枠から飛び出た少年達を描いている、という旨でした。 18歳がまだ未成年だった時代、大人でも子供でもない自己の不確かさ、青年の不安という古来から描かれてきたテーマに𠮷田先生が挑んでいたのではないかと思います(旧版の作品の主人公は皆高校生ですが、それぞれに葛藤というものを抱えています)。 この頃の𠮷田先生のエッセンスが詰まった作品集だなあと、今更ながらに感じる短編集なのではないでしょうか。 末筆になりますが、幸村誠先生のバードマンラリーのツイートを見かけ、懐かしいタイトルだなあと思ったのも良い思い出です。29年ぶりの赤塚賞入選作、実力の程は如何かな?だるまさんがころんだ時空伝 おぎぬまXnyae参りました。まさかここまでとは…Transition Gameの感想トランジションゲーム クリストファー・ロペス TATSUZ Halcyon1142名無し※ネタバレを含むクチコミです。奇面GAG!3年奇面組 新沢基栄starstarstarstarstar_border酒チャビン最近は「変顔」なんて言葉もありますが、こちらは生まれつき面白い顔に生まれた人たちによる学生ギャグマンガです!!顔芸みたいな感じだと、どうしても出オチ感だったり、飽きが来るのが早かったりしますが、こちらの作品は、顔芸だけでなく、しっかりとしたストーリー上のギャグもございますので、長きに渡り子供の頃の我々を楽しませてくれました!! あのころは皆、ジャンプで楽しみにしてるのは「キン肉マン」「奇面組」「ファミコン神拳」でしたからね!!!(すいません。他にも多数面白い作品が載ってましたが、スローガン的に言っています。当時のジャンプ、他もすごく面白い作品ばかりでした!!) いまだに実家で段ボール開けると私の描いた奇面組のメンバーがそこかしこから発見されますからね!! 周りに支えられ存在していることを痛感できる。ルリドラゴン 眞藤雅興starstarstarstarstar干し芋ある朝起きたら、角が生えていた女子高生のルナ。 早速、母親に報告するも、「お父さんが、龍だからね。」「遺伝だしね。」と軽くいなされる。母親の態度に、そんな重要なことではないのかとそのまま登校。 同じクラスの子たちも、反応はそれぞれだが、概ね受け入れている感じ。 先生からあてられて、本を読んでいると火を吐いて、口の中やけどしたり、血まみれになったり、前の席の子の髪の毛を焦がしたり・・・。 今現在では、人と違うことでいじめにあったり、仲間外れになって孤立したり、生きずらい世の中。 それを、親や親友が陰で、支えてくれている。なんでも話せて、相談できて、前向きなアドバイスをくれる存在はとても大きい。それによって、一歩を踏み出し、新たな関係性を作っていく。環境が変わったことで引っ込み思案だった自分の殻を破って話したことのないクラスメイトと話してみたり、自分の行動で周りも変わってくるし、周りが変われば、環境も変わってくるし、一人で悩まなくてもいいんだよって教えてくれる、とっても素敵な漫画。 突飛な設定もすんなり入ってっくるのは、登場人物たちの心の奥の優しさがあるから。 1巻読了。緊急事態の恐ろしさがトラウマです!漂流教室〔文庫版〕 楳図かずおstarstarstarstar_borderstar_border酒チャビン初めて読んだとき、本当におそろしく、トラウマになりました。どんな局面でも落ち着いて行動したいところですね。。 色々とすごいことが起こって、ある種クローズドサークルのような環境に主人公たち(大多数が小学生)が閉じ込められてしまいます。 親や先生たちと離れ離れになってしまって、ただでさえ心細いでしょうが、そこに襲いかかってくる種々の災難・困難!!!この緊急事態に皆我を失ってパニックになってしまうこともしばしばで・・ 現実世界の昨今も、震災やコロナなどでパニック状態が現出することがありますが、そうなったときに常に漂流教室の様子が頭に浮かんでしまいます。翔ちゃんの腹の括り方を見習ってやっていきたいと思います。奥歯を噛み締めて読みました王様ランキング 十日草輔starstarstar_borderstar_borderstar_border酒チャビン確か出始めの頃に広告かなんかで推されていたので、無類のほんわりマンガ好きとしては、このほんわりタッチは見過ごすことができずにポチり購入に至った記憶です。 最初の頃は全然才能がなく、ハンデもある主人公が健気にがんばる姿によく涙したものです。安い男だと思われるかもしれませんが、がんばる描写にすぐ感動してしまうのです。それだけがんばるという行為が尊いものなのだと思います。私もがんばります。 何巻か忘れましたが、上越方面から各駅停車に乗って長野駅に向かっている最中にスマホをいじくってる際に新刊が出ているのに気づき、購入して車内で読んでいました。 やはり新刊でもがんばっている主人公!!!!!!さすがにミドルもミドルも板についてきた年頃の大きいお友達が公共交通機関内でスマホを見ながら落涙するというのは世間体もよくないので、ものすごく奥歯を噛み締めながら読んだのを思い出します。 途中、お母さんがキャラ変し、「えっ、君そんなキャラちゃうやろ!!??」「実はこうなんでした!とか絶対後付けやん」と思ってしまい(作者やファンの方すいません・・・)、それ以来感情移入できなくなって読むのをやめてしまいましたが、いつか完結することがあれば一気読みしてみたいと思います。 一度読めばハマる鬼滅の刃 吾峠呼世晴starstarstarstarstar_bordermotomi様々なキャラクターの登場人物が魅力的で、それぞれの背景も丁寧にしっかり描かれています。 泣けるシーンもあります!!感情移入しちゃいます!! 一度読めばヒットした理由が分かりますし、読む価値のある素晴らしい漫画だと思います。 展開が読めないのでドキドキハラハラ、先が気になって一気に読めます。花マル伝の感想花マル伝 いわしげ孝starstarstarstarstarひさぴよ「柔道部物語」世代よりも下の世代だった自分にとって、初めてハマった本格的な柔道部漫画。主人公・花マルは典型的な努力型主人公で、ひたむきに努力する姿は最初のうちは可愛いらしいのだが、強くなるにつれ、画像のような怖い表情をするようになっていたのが印象的だった。段々とライバルの天才・木元(イケメン)の方に感情移入するようになった人も少なくないのでは笑 試合では、投げ技の描写のキレが凄まじく、それまでの柔道漫画のイメージにはないスタイリッシュさに惹かれていたと思う。恋愛パートも甘酸っぱく爽やかな青春感に溢れていて好きだった。既視感はあるが意外に読ませる親愛なる贄たちへ 八町智大名無しまずプラスやスクエア、増刊誌を含むジャンプの読み切りには、スタイリッシュな絵柄の系譜というのがあると勝手に思ってて、もちろん本作だけじゃなく、少し前の「檻の中のソリスト」だったり最近話題を呼んでいる「宇宙の卵」や今日発売のWJ44号に載ったばかりの「根暗闇蔵」など、挙げればきりがないよなー そんでこの読み切りも、西洋風スタイリッシュの系譜だと言っていい。ジャンルはダーク・ファンタジー、ストーリーは大まかに言うと世界観が前面に出て来るタイプで、生命を左右する過酷な状況のさなか、主人公は運命に翻弄されながらも大切な人を守るために行動し、世界の秘密にも触れたりする、まあ王道なあれだ。世界観はさておき、その画風に初期の進撃の巨人を思い出す向きも多そうだが、もう一つ、重要な影響を見てとるのは難しくないようにおもう。他でもない、藤本タツキだ 割と真面目な話なんだけど、そこを緩和させるかのようなシリアスな笑いがところどころに現れてくる。冒頭のセックスがどうこうというくだりは笑っちゃいけない場面なのに盛大に草が生えた、訴訟。この緊張と緩和、間の取り方など、まさにタツキ作品の特徴のそれをリスペクトしたように思えてならない。加えて、途中からファイアパンチのトガタっぽいキャラクターまで出てくるのですよ。 タツキチルドレンの鑑や・・・(適当) 世界観でも正直既視感はあった。巨人要素では進撃がそれだが、封建的な村が舞台であり、神への生贄が定期的に捧げられ、巨人が聳え立つ。お気づきでしょう、山下和美のランドっぽいぞと。影響受けてそうだぞと。 しかしじゃあこの読み切りが先行作のエピゴーネンにすぎないのかというとそうとも言い切れないのがまた興味深い。絵は、上手かは意見が分かれるところだろうが、丁寧に描かれているし、世界観、ストーリー、キャラクターにしても既視感や稚拙さがそこかしこに見え隠れするが、その奥に不透明な、何か芯のようなものが一本通ってる感じがして、不思議と読ませる。捻ったようでいて、よく考えると、実は行きて帰りし物語の王道には忠実に沿っているのが助けになっているのだろうか。 昔、インターネットには何の見返りもないのに発想が独特で、クールな漫画があきれるほどたくさん公開されていた、という趣旨のあとがきを以前書いたのは新都社出身の詩野うら先生だっただろうか。週刊少年ワロス、個人サイトにそれらの漫画は載っていた。たぶん、多くはいまもそのまま読める。そういう漫画たちを思い出させてくれたのが、本作の「不思議と読ませる」の正体かもしれない。 哲学者ロラン・バルトはかつて「テクストは引用の織物である」と有名な言葉を残した。ぼくらが「オリジナリティ」だと思っている発想も、実のところこれまで培われた歴史の上に成立しているのだ。バルトが語ったのは広義の文章全般についてだったけど、漫画にもそれは当てはまるのではないだろうか。つまり、どんな漫画であっても、ほぼ例外なく何かしらの先行作の影響下の元に成立している、と。 そうした先行作の影響から抜け出して、独自の何かを見つけられた時が、真の勝負どころなのかもしれないな。 でっかいギャルとでっかいラブコメちえりの恋は8メートル 三途河ワタル ミトガワワタル野愛成長した幼なじみの女の子に翻弄されるなんてラブコメど真ん中すぎるのに、女の子がでっかいだけでワクワク度が爆上がり。 天真爛漫でピュアなギャルって一般的なサイズでも可愛いんだからでっかくしたら可愛さもでっかくなっちゃうよ!! 消しゴム貸したげるとか授業中にイチャつくなとかお前は俺が守るとか、ラブコメあるあるもでっかいだけで味わい深い。でっかいギャルがでっかいスマホ持ってるのめちゃくちゃいい。でっかいパンチラに歓声あげちゃう気持ちもわかる。 ちえりちゃんまじで可愛い。ちえりちゃんBIG LOVE。初!!源氏物語!!マンガ日本の古典 源氏物語 長谷川法世starstar_borderstar_borderstar_borderstar_border酒チャビン源氏物語といえば世界に誇る日本を代表する古典文学!!ということで、内容もすごいらしく、気にはなっていたのですが、何となく敷居が高く、今まで触れられていませんでした!! 今!!般!!!マンガならば読めるのではないかとこちらの作品を手に取った次第です!!! とはいえ、マンガとしてもかなり個性的な作品ですね。栄えある「第1回文化庁芸術祭マンガ部門」の受賞作なので、芸術性は文句なしなのですが、ちょっと個性的すぎて「源氏物語にマンガでサクッと触れてみよう!!」という私のような方には不向きです。 どう個性的かというと、我々が平安時代といって想像する人物画(わかりますでしょうか??)のタッチで全編描かれているのですね!!!マンガでこういった表現が使われることはあまりないので、すごく特徴的です!!(表紙だけこういう絵だと思ったのですよね・・) その結果「人物が皆似てる」「イケメン設定のキャラがいまいちイケメンに見えず感情移入しずらい(すいません、あくまで現代の感覚でいうと、です)」などがあり、どちらかというとヘビーな平安文学ファン向けの作品となっているように感じました!! なので、私のようなライト層にはあまりオススメできませんが、ヘビーな平安時代フリークにはこれ以上ない魅力的な作品だと思います!!!最新号についての考察GOLDEN SPIRAL 福地翼名無し※ネタバレを含むクチコミです。 あ、そっちの話?!宗教的プログラムの構造と解釈 佐武原starstarstarstarstar_borderママ子冒頭で「神にならないか?」って、昨今の宗教の怖い方の話かと思ったら、全然違った。 人の心理をよくついている(笑) 信仰と推しに対する気持ちって確かに似ている。心のよりどころのよりどころにしたり、お金出してしまうところと、妄信的なところとか。 中の人から、手を離れて成長していく「神様」は果たしてよい神様となるのでしょうか?悪い神様になるのでしょうか? 現代の心の弱ってる方はこれを読んで神(推し)に散財しないよう対策できるかな?とにかく下品浦安鉄筋家族 浜岡賢次starstarstarstar_borderstar_bordermotomiくだらなすぎるけど面白い。下品で気持ち悪いけど見てしまう。 下品すぎて好き嫌いが分かれそうですが…あり得ない話しかないけど爆笑できます。 登場人物で有名人が多々登場するがめちゃくちゃ似ています。※顔だけ似ててやっていることは下品です。 それぞれのキャラも濃くうるさいです。何も考えずに読める漫画なので、今日はもう疲れて何も考えたくないっていう時におすすめです。ドラマも面白かったけど漫画もおすすめ!!ヤンキー君とメガネちゃん 吉河美希starstarstarstar_borderstar_bordermotomi今は見た目は超真面目な元ヤンキーの花と、それに振り回される現ヤンキーの品川のコンビが面白い!! 登場人物のキャラがそれぞれ個性的でストーリーも関係性も面白かったです。 ドラマ化もされていたが、漫画のほうがメガネちゃんの乱暴の度合いが大きいです。 短編が続いている感じ読みやすいのもよい!! こういうヤンキーならクラスにいても友達になれそうだと思いました。 めちゃ面白いです!機動戦士ガンダム 光芒のア・バオア・クー Ark Performance 矢立肇 富野由悠季 サンライズstarstarstarstarstar_border酒チャビン一年戦争末期のア・バオア・クーの戦い前後を、戦後に生き残った方々のインタビューを通じて描くというドキュメンタリー番組のような構成です! ある人はゲルググの搭乗者、ある人はジムの搭乗者、またある人はボールの搭乗者、といろんな方の目線で最終決戦前後を振り返ります!! 普通のアニメで描かれているのが表とすると、裏側から物語を照らす内容で、こちらも合わせて読むことによって、すごく作品が立体的になってきます!こういう展開がたくさんできるところがガンダムというIPの強さというか魅力ですよね!! ガンダムを知らない・みたことないという方は、これだけ読んでも何のことかわからないと思いますが、ファーストガンダムをみたことある方は、この作品をお面白くないということは絶対ないと思います!!ガンダムのスピンオフ??トニーたけざきのガンダム漫画 トニーたけざき 矢立肇 富野由悠季starstarstarstarstar_border酒チャビン昨今のスピンオフブームの火付け役はトネガワだと思うのですが、「トネガワ前」の傑作スピンオフです!! 元作品は、名作の誉高い「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」!!絵がめっちゃ上手いです!なおかつギャグの切れ味も最高!! 本作品はガンダムを知らなかったら多分楽しめないのだと思いますが、この作者の絵やギャグセンスであれば、オリジナル作品でも相当傑作を作れるんじゃあないかと思います!!!読んでみたい!!!これまでの振返りとこれからと機動戦士ガンダムUC 虹にのれなかった男 福井晴敏 矢立肇 富野由悠季 葛木ヒヨンstarstarstarstar_borderstar_border酒チャビンUC0093年、第二次ネオ・ジオン抗争終了後に、なんか偉い人に呼び出される俺たちのブライトさん。 そんな中で、ブライトさんの回想を通じてファースト〜逆襲のシャアまでの宇宙世紀を振り返っていくような話となってます。 当時のことを振り返りながら、後悔に悩むブライトさん。あのときのことそう思ってたんだ〜と楽しく読みました。 ちなみに当時の描写はかいつまんでなので、これだけ読んでもわからないので、元々の話を知っていることが前提だと思います。 最後は偉い人たちが「しめしめ、これでお次はUC計画やで…」とユニコーンにつながる感じでFinish。一連のジオン関連の第一幕からユニコーンの第二幕までの幕間のような作品です。 一冊で終わるので、何かの時に読んでみてはいかがでしょうか?? もっと読みたかった!!!!天地を喰らう 本宮ひろ志starstarstarstarstar_border酒チャビン本宮ひろ志先生による三国志マンガです。中学生のときに三国志にハマりまして、当時三国志の情報なんてファミコンの三国志の情報(武力とかの数値)か、同商品のガイドブック、および横山先生の三国志しかなかったので、ものすごく三国志情報に飢えていました。 そんなとき、母親と行ったダイエーに入っていた本屋(フランスの本屋ばりになぜか新刊と古本を一緒に扱っている店でした)にて天地を喰らうの3巻を発見!!!! 正直、状態は良くなく、古本特有のオイニーも若干ツイキーでしたが、家に帰ってすぐに貪るように読みました!!!面白かった!!!!! その後、チャリで行ける距離にある(片道1時間半くらいの圏内は攻めてました)本屋という本屋を巡り天地を喰らうの他巻を探す日々!!!本屋自体の情報もタウンページくらいしかない中、よく頑張ってたよなぁ。。 結果、デラックス版で全巻揃っている本屋を発見し、おこづかいを前借りして即買いしました! お金を取りに行っている間に売れてしまうのでは、と気が気ではなかったですが、全くそんな心配は必要なかったです。 話は少しファンタジー入っていて、王道の三国志ストーリーではないのですが、それでも当時は三国志のキャラが登場しているだけで大興奮でした!!キャラの描写も、正直現在までの三国志マンガの中で一番じゃないですかね??皆魅力的に描かれてます! 残炎なのは、話が序盤中の序盤である董卓による長安遷都あたりで終了してしまったことです・・・続き見たかった・・・・ 後にRPGゲームとしてファミコンソフト化され、司馬懿を倒すところまでが収録されたので、それは本当に嬉しかったです。ゲームとしての完成度も高く、超名作だと思います。そうそう!ってなる。金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿 天樹征丸 金成陽三郎 さとうふみや 船津紳平starstar_borderstar_borderstar_borderstar_border酒チャビンみんな大好き国民的大ヒット作品の金田一くんのスピンオフですね! 昔、読みながら思っていたことをマンガとして書いてくれてるので、「そうそう!」って思いながら楽しく読みました! ただ「そうそう!」ってなる反面、それ以上でもなかったので、途中で読むのをやめてしまいました。個人的にはもう少し「ならでは」は切り口があっても良かったのかな、と思います。大好きだったはずなのに。。??聖闘士星矢 車田正美starstarstarstar_borderstar_border酒チャビン連載中、こちらの作品めちゃくちゃ大好きでした!もちろんアニメも欠かさず見てましたし、超合金のクロスも黄金聖闘士までは全体持ってました!!! あまりにも好きすぎて、弟に「実はおれが聖闘士星矢の作者なんだ」と嘘をついていました。 なのですが、今読み返してみると、ほぼストーリーを覚えてないんですね。。。同時期に読んでいた作品と比べても、圧倒的に覚えてない。。特に黒聖闘士の次の白銀聖闘士編とか、存在すら覚えていなかったです。。 あそこの話って前からありましたっけ??単行本用の加筆ではなくて?? ただ昔のマンガって結構そうだと思うのですが、話のテンポがサクサクしてて、どんどんどんどん先へ読み進めてしまいます!今みたいにコンテンツが溢れている時代ではなかったので、もう少し薄めて引っ張ってもいいのでは?と思うくらいサクサクでぎっしり詰まっています!テレビも昔はもっとサクサクでしたね!! ジャストミートの番外編!!ふぁうるちっぷ 原秀則starstarstarstarstar_border酒チャビン大人気野球マンガのジャストミートの番外編です!本編を読んでいないと十分に楽しめないかもしれませんが、本編を読んだ方であれば、かなり楽しめる内容だと思います! 星高野球部の結成秘話から各メンバーの知られざるエピソードまで!個人的には田中選手の入部に至るエピソードが心にじわりと来ました!本編を読んでいるときは、田中選手はそこまで魅力的に感じていなかったのですが、このエピソードで好きになりました!「ぼくらの葬列」感想ぼくらの葬列(読切) 朝霧ユウキニーナ※ネタバレを含むクチコミです。<<138139140141142>>
数年前、久々に検索してみたら新装版が出ていたことに気がつきました(この手の話をするとおっさんだと感じます) 新たに収録された○吉~の方も実家にはあるので、帰省したら久々に読もうかと思います。 旧版に収録されているタイトルのうち、表題作と天翔ける鈴はサンデー誌上で読んだこともあり、ヤングサンデーに掲載されたダックテイルが当時の自分には新鮮でした。 旧版では宮崎駿監督(時期的にはトトロ前後だと思います)が𠮷田聡はドン・キホーテであると題した解説を寄せているのですが、湘南爆走族での大ヒット以降、学園という枠から飛び出た少年達を描いている、という旨でした。 18歳がまだ未成年だった時代、大人でも子供でもない自己の不確かさ、青年の不安という古来から描かれてきたテーマに𠮷田先生が挑んでいたのではないかと思います(旧版の作品の主人公は皆高校生ですが、それぞれに葛藤というものを抱えています)。 この頃の𠮷田先生のエッセンスが詰まった作品集だなあと、今更ながらに感じる短編集なのではないでしょうか。 末筆になりますが、幸村誠先生のバードマンラリーのツイートを見かけ、懐かしいタイトルだなあと思ったのも良い思い出です。