創刊90年を超える老舗登山誌『山と溪谷』の表紙も飾った注目度上昇中の大学山岳部コミック、待望の第5巻!1年生女子にとって初めての夏合宿、行き先は北アルプス。燕岳、槍ヶ岳、剱岳――多彩でスケールの大きな山旅が実現できるのも、時間を贅沢に使える学生の夏休みだからこそ! 憧れの山を詰め込んだルート作成に始まり、今巻では食料の買い出し、備品のチェック、パッキングの練習まで、“準備の楽しさ”をたっぷりお届け。そして前巻から続く「沢登り編」では、先輩3人が全身ズブ濡れで大はしゃぎ! 引率役である安達監督が抱く“尽きることのない山への好奇心”、その源にも迫ります。
たまたま自身が関東在住のため、出てくる山々はトライしたことがあったり憧れがあったりするところが多く楽しく読めました。共感ポイントも多々あり、久しぶりに山に登りたくなりました。副部長のメガネのフチがテープで止められてるのがなんともありそうな描写で、くすぐられます。そして何より絵がキレイ。山頂からの朝日の表現は、まるでその場にいるような豊かさがあります。