「あなたの余命は、残りわずかです」。そう言われた人々の、ささやかな願い。「最後はおうちで死にたい」。だけど家族は、介護で疲れ果ててしまうかもしれない。できれば病院で死んでほしいと思うかもしれない。患者の病状より、お金のほうが心配かもしれない。そんな患者や、家で看取ると決めた家族に寄り添う「訪問看護師」が、それぞれの「理想の看取り」を探してゆく…。
癌が見つかって突然、余命を宣告された35歳の独身女性は、一人でマンションで死にたいという。頼る家族も親戚も、恋人もいないという彼女。その閉ざされた心をノックし続ける訪問看護師。「一人で死んでほしくない」、その言葉は彼女の心に届くのか…。ほかにも厳しい姑を介護する嫁、母を介護する元ナースなど、様々な患者とその家族に寄り添い、それぞれの「理想の看取り」を探してゆく訪問看護師たちの物語、第2弾!!
現役の看護師がリアルに描く、訪問看護ステーションを舞台にした命と感動の物語!! 情報も満載! お金がなくても大丈夫! 安い料金でできる介護の裏ワザ!! 2人暮らしの実家の両親が同時に認知症になってしまった! 施設に入れるお金もなく、同居もできない長男がとった「月に3~4万円でできる通いの自宅介護」とは? そのほか、毒親から育てられた娘たちの、憎しみから始まった介護の物語など6編を収録。
蒸発した母の代わりに祖母に育てられた男子高校生。その78歳になる祖母に直腸癌と肝臓への転移が見つかった。高校生活と介護生活の両立は…!? 現役看護師のマンガ家が描く命と看取りの物語!!
「どんな最後にも価値はある」その信念を胸に日々働く訪問看護師たち。命と看取りの物語、感動の最終巻!!
訪問看護の実情を知れたような気がします。訪問看護は患者だけではなくその家族も支える事で成り立つような気がします。旦那さんの癌が見つかった場合、家計や教育費がどうなるのか他人事とは思えませんでした。色々な制度を知っておくことも大事、また読み返したいと思います。
訪問看護についてのお話で、作者が漫画家でありながら看護師の方なので、興味を持ちました。看護の話はもちろん、看護師さん自身の働き方、子育てとの両立なども描かれています。そのため、どのように看護と生活や仕事を両立させるかという視点でも参考になります。 役に立つ内容ですが、堅苦しくは無いので、重い話でもさほど気負わずに読めます。看護師さんたちにもいろんなタイプの人がいて、その内心や本音がリアルに書いているところが親しみやすくて面白いです。
訪問看護の実情を知れたような気がします。訪問看護は患者だけではなくその家族も支える事で成り立つような気がします。旦那さんの癌が見つかった場合、家計や教育費がどうなるのか他人事とは思えませんでした。色々な制度を知っておくことも大事、また読み返したいと思います。