恋と薄情

恋と薄情

美容系の専門学校に通う春日ちまは、ある時道端で視覚障害者の青年、一色秋を助ける。純粋に人助けのつもりで秋に接するちまだったが、思いがけない秋の態度に、自分の中にある障害者への無自覚な差別に気が付いてしまう。 その後、不可抗力とはいえ秋に怪我をさせてしまったちまは、秋の生活のサポートを申し出るのだが…… 全盲で薄情にも見える青年・秋と、お節介で情に厚い少女・ちま、二人のいびつで不器用な生活が始まる――
試し読み
きらぼしのはこ

きらぼしのはこ

「抱いた夢と、ままならない現実。それでもそんな日々のカケラも愛おしい」 下着メーカーで働くヒロの前に現れたみすぼらしい少女。 彼女は、6年ぶりにあった従姉妹の桃佳だった。下着の付け方すら知らず、服の下に数々の暴行の痕を持つ彼女を見ていられなくて、ヒロは桃佳を暫くの間家においてあげることに-『きらぼしのはこ』の他、初々しいJK2人のプラネタリウムデート『君の話をきいたげる』や、ぼっちな黒瀬さんとそんな彼女を気にかける白河さんを描いた『白魔女さんと黒魔女さん』、病気がちな女の子と突然現れた妖精の交流を描いた『夜伽の窓に』と、個性的で心に響く短編を多数収録。
猫戸さんは猫をかぶっている

猫戸さんは猫をかぶっている

猫をかぶっている人の頭の上に“猫”が見えてしまう体質の高校生・桐生了。やや人間不信気味で特に女子には距離を置き、それでも上手く世渡りをしているつもりの了だったが、クラスメイトの猫戸りらは妙に彼に絡んでくる。そうとはさとられない究極の“猫かぶり”女子・りらは、了に何を見ているのか…!? 男の子と女の子、本音と建て前が交錯する彼らの青春をカミカゼ賞受賞作家が瑞々しく描く、ちょっと不思議なラブコメディ!
ストアに行く
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
この作品のお気に入り度は?
星をタップしてお気に入り度を入力しましょう
メモ(非公開)
以下のボタンから感想を入力することができます(別ウィンドウが開きます)
感想を投稿
完了する
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい