あらすじ伝説のカルト漫画家が独特な感性で死と生を描く作品集。──女子校生を車ではねてしまった中年男性教師。娘や妻との平穏な暮らしが壊れてしまう事を怖れた男は、女子校生を山奥へと運んだ。彼女は苦しみ震えていた。劣情を催した男は、彼女の皮膚がパックリと裂けている所を舐める。彼女の鼻をつまむと、鼻孔に溜まっていた血液が頬へと伝う。そして完全に正気を失った男は…。(「涼子、6049日目!」より)。──他、「午前四時まで」、「本ばかり触れた手で…」、「あの娘がいいな」、「愛ある限り」を収録。