あらすじ※本作は、「ケイの凄春」(全14巻・双葉社刊)を底本とした合冊版になります。冤罪を晴らすため、ケイから役人への身の上話が続いていた。少年時代のケイは本当は泳ぎの達人であったが父の教えに従い、周りには徹底して泳げないふりをしていた。そんなとき、豪雨の濁流の中で父と泳ぎの鍛錬中に、父が推力の効かない川の水が海に注ぐ川口近くに行ったために溺死してしまう。文字通り、天涯孤独になったケイを可憐の父黒木が引き取るが…。小池一夫・小島剛夕の黄金タッグが紡ぎ出す、異色の時代劇長編!!