あらすじ離れられない私達の、近づくことのない想い――正体不明の音楽ユニット“シアロア”が、ついに観客の前に立つ。マンションの一室から放たれた音楽に人々は突き動かされ、大きな波となってシアロアをステージへと押し出した。自らの歌声が多くの人へ届くことに興奮するサエ。しかし彼との時間、彼との音楽、何より彼自身を求めていたミナは困惑する。サエから離れることのできないミナ。ミナの音楽を手放せないサエ。音楽が繋ぎ止める二人の、歪な共依存が奏でる物語。
シアロアとゆう、正体を明かさないバンドに惹かれた人たちの短編で描かれるお話。(3巻はシアロア中心) このマンガ、引き込まれるなと思ったのは、実際のストーリーに対する音源があること。 読みながら、音楽も一緒に聴くと、さらに入り込んで読めるし、感情移入もしやすくて面白かった。(youtubeで見ました) そしてシアロアの二人は、かっこよくて美しい。 何回か読んで色んな視点で見てみたい作品です。