あらすじ街では『マリガド』という小説が話題になっていた。青年・マリガドが権力階級を片っ端から切り殺していくという内容で その痛快さに若者を中心として一大ブームとなっていた。しかしその残虐な表現からマリガド否定派が出版停止を求め、中央図書館が審議をすることとなった。この件が世間に騒がれていることでシオ達見習いは多くの悲劇を生んだ『黒の書』と対峙することに──。
久しぶりに個人的にかなり当たり作品 めちゃくちゃ高画力とハイファンタジーならではの世界観・設定で、ファンタジー好きにはかなり刺さる内容 本を読むのが好きだが自身の出生が世界的に黒歴史になっている世の中で、この世に存在する「書」を守る図書館の職員に憧れ、図書館員を目指す主人公 自身の種族としての苦労や人生を乗り越えて大人になっていく生き様もかなり良い 何より世界観と主人公の成長を見て行く過程でどんどんとファンタジー世界にハマっていき、最新刊まで速攻で一気読み、めちゃくちゃ面白かった 転生やらなにやら、ファンタジー物が増えまくってる昨今、純粋な魔法のファンタジーを読みたい人はこれをオススメしたい