あらすじ

都市の平和を願うお祭り“サークレット・ナイト”。催しの一つとして行われるパレードは学院の代表に選ばれた者だけしか参加が許されない。幼き日のメリダとエリーゼは、そのパレードに一緒に参加する約束を交わしていた。≪無能才女≫と蔑まれていたメリダにはその約束を守れないと思われたが、自身の努力と≪暗殺教師≫クーファの指導のおかげで学院の代表に選ばれる。晴れ舞台を迎え喜び合うメリダとエリーゼだったが、その命を狙う犯罪ギルド≪黎明戯兵団≫に攫われてしまう。頼りとなる≪暗殺教師≫不在のなか、2人は生き残れるか…!?
アサシンズプライド(1)

「絶望を知らないまま逝かせることが──暗殺者の慈悲(アサシンズプライド)だ」 マナという能力を持つ貴族が、人類を守る責務を負う世界。能力者の養成校に通う貴族でありながら、一切のマナを発現できず《無能才女》と蔑まれる少女メリダ=アンジェル。彼女の才能を見出すため、家庭教師として派遣されたクーファ=ヴァンピールはもうひとつ、裏の任務も背負っていた。それは教え子のメリダにマナ能力者としての才能が無ければ、名家の汚点となる彼女を暗殺するというものだった! 無能才女と暗殺教師、命がけのレッスンが幕を開ける!

アサシンズプライド(2)

暗殺対象である≪無能才女≫メリダの高潔な生き様に心を打たれ、自らの手で育て上げることを決意した≪暗殺教師≫クーファ。その行いは、暗殺を命じたクライアントとクーファが所属する機関への裏切りを意味していた――。学期末に行われる公開試合。ここでメリダの価値を世界に示せなければ、二人に待つのは“死”。絶対に負けられない戦いに立ちふさがるのは、因縁の相手・ネルヴァ率いるユニット…。二人の運命を賭けた一戦が今始まる!

アサシンズプライド(3)

都市の平和を願うお祭り“サークレット・ナイト”。催しの一つとして行われるパレードは学院の代表に選ばれた者だけしか参加が許されない。幼き日のメリダとエリーゼは、そのパレードに一緒に参加する約束を交わしていた。≪無能才女≫と蔑まれていたメリダにはその約束を守れないと思われたが、自身の努力と≪暗殺教師≫クーファの指導のおかげで学院の代表に選ばれる。晴れ舞台を迎え喜び合うメリダとエリーゼだったが、その命を狙う犯罪ギルド≪黎明戯兵団≫に攫われてしまう。頼りとなる≪暗殺教師≫不在のなか、2人は生き残れるか…!?

アサシンズプライド(4)

聖ドートリッシュ女学園との間で行われる年に一度の交流会≪ルナ・リュミエール選抜戦≫。外界との関わりを一切断ち、両校を代表する候補生がルナの称号を手にするため一か月間かけて競い合う恒例行事。その選抜戦の開会式で候補生として宣言されたのは、参加予定の無い≪無能才女≫メリダの名だった――。教え子を巡る陰謀に揺れる≪暗殺教師≫クーファ。謂れのない非難を浴びせられ意気消沈するメリダ。二人はそれぞれの思いを胸に、見えない脅威に立ち向かう――。

アサシンズプライド(5)

いよいよ始まった《ルナ・リュミエール選抜戦》。何者かによって仕立て上げられた参加であったが、誇りを持って戦うことを決意した《無能才女》メリダ。一方《暗殺教師》クーファはこの状況を逆手にとり、メリダの躍進のために利用しようと企んでいた――。妨害者からどのような攻撃を受けるか分からない中、メリダは強者たちに挑まなければならない。水上で行われる個人戦《乾杯》、全ユニットで参戦するバトルロイヤル《奇跡の城》、待ち受ける試練を乗り越えることができるのか…!?

アサシンズプライド(6)

《ルナ・リュミエール選抜戦》の最終試練は、全ユニットで参戦するバトルロイヤル《奇跡の城》。従姉妹であるエリーゼと戦うことを決意した《無能才女》メリダ。互いの試練を乗り越えるべく、少女は全力でぶつかり合う――。華やかなカーニバルの裏で暗躍していた、あらゆる人間をマネられる変装術を持つ《最強の道化師》ブラック=マディア。《暗殺教師》クーファはその正体を暴きにかかるが…。《暗殺教師と女王選抜戦》編クライマックス!

アサシンズプライド(7)

《暗殺教師と運命法廷》編スタート! 《ルナ・リュミエール選抜戦》が終わり、穏やかな日常を過ごす《暗殺教師》クーファと《無能才女》メリダ。その平穏を破るように突如現れたピエロマスクの男。男は多くの生徒の面前でメリダの父を名乗り、アンジェル家の疑惑を強固なものにさせてしまう――。 疑惑を封殺するには、難易度の高い《ビブリアゴート司書官認定試験》に合格し、世間に覚悟を認めさせるほかない…。メリダは仲間と共に試験を突破できるのか…!?

アサシンズプライド 8巻

三大騎士公爵家の四人娘、初の共同任務開始! 《ビブリアゴート司書官認定試験》の最中、《ラ・モール家令嬢》ミュールと《シクザール家令嬢》サラシャの二人と合流したアンジェル姉妹。試験に合格するべく、協力することになった四人だったが…? 緊急事態が起きていることを知った《暗殺教師》クーファは、すぐさま救出に向かい学院長と受験者たちと合流する。そこにはおびただしい数のランカンスロープが…。メリダたちは試験を突破し、無事に脱出することはできるのか…!?

アサシンズプライド 9巻

学院長の応急処置から手が離せない《暗殺教師》クーファと、戦いに慣れていない聖フリーデスウィーデ女学院の学生たちは、犯罪ギルド《黎明戯兵団》の殲滅部隊《三爪の悪魔》から襲撃を受けていた。絶体絶命の危機に駆け付けたのは《聖都親衛隊》グレナとロゼッティだった――。協力して戦おうとするグレナに対し、ロゼッティは過去に仲間を傷つけたトラウマが蘇り、戦闘への参加を躊躇してしまう…。一方、《ラ・モール家令嬢》ミュールによって、魔法書の中に囚われた《無能才女》メリダに待ち受けていたのは、彼女を陥れようとする《ハートの王》による裁判だった――。少女たちはピンチを乗り越えることができるのか…!?

アサシンズプライド 10巻

三大騎士公爵家の《シクザール家令嬢》サラシャとの戦いに勝利し、自らの価値を示した《無能才女》メリダ。彼女の存在を危険視した《革新派》の主導者・セルジュはさらなる襲撃を仕掛ける――。大ピンチに陥るメリダのもとに颯爽と現れる《暗殺教師》クーファ。《無能才女》と《暗殺教師》の矜持を懸けた戦いの行方は――!? 『アサシンズプライド』コミカライズ、堂々の完結!!