5000年超ヒキコモリ魔法士とそれからのモノガタリ――。魔法大学を落第した落ちこぼれの青年アズリー。偶然精製してしまった「悠久の雫」を飲んでしまい、不老の身体を手に入れてしまう。俗世から離れ、ひきこもって魔法・魔術の研究をしているといつのまにか5000年も過ぎていて、気が付けば古代魔法の偉人になっていた…!アズリー、二度目の青春ライフをエンジョイ……!?
神の使いから、魔王の復活が近いことを知らされた青年アズリー。来るその時に備える為にも、研鑽するよう勧められる――。使い魔のポチ、将来魔法士有望なリナと共に魔法大学でその一歩を踏み出そうとするが、六法士が一人、常成無敗のアイリーンによる入学試験が阻むのであった……。
『焔の大魔法士ガストン』がプロデュースする店に足を運び、リナにサプライズプレゼントを用意するアズリー。そしていよいよ迎えた魔法大学入学式当日。盛大な式を無事終えた、リナとアズリー、ポチだが、『白黒の連鎖』の契約書を締結する際、騒動が起こる――。
魔法大学での生活が始まったアズリー、リナ、そしてポチ。新しい仲間、バラードも加わり、冒険者ギルドの依頼で稼ぎ、頑張る日々が続いていた。大学では、六法士・アイリーンの特別課題を出題されるアズリーだが、対応結果により、イデア、ミドルス、オルネルの三人と対決することに。面倒なので、一度に相手をするアズリーに、果たして勝機は!?
『帰らずの迷宮』の一件が落ち着き、また大学生活に戻るアズリーとポチ。ある日アイリーンから食事に誘われるが、同席するのは六法士のガストンと回復魔法の権威のビリー。何をされるのか分からず、ポチも巻き込んで、その日を迎える。案の定、質問攻めにあうアズリーは、そこで自身の意思とは無関係なことを伝えられるのだった――。
オーガ戦から半月が経ち、魔法大学での生活に戻るアズリーとポチ。久しぶりに再会したリナはランクCになり、どこか大人の雰囲気が……?一方、大学の派閥同士で行われる親善試合の組み合わせが、黒帝ウォレンにより決められ発表されるのだった――。
色食街の雇用開放を実現させるため、ブルーツと動き出すアズリー。アイリーンの協力もあり、前進するが――。そして遂に、魔法大学親善試合の当日を迎えたリナ。大事な師弟対決の前にもかかわらず、ポチのお腹が……!?
マーダータイガー討伐へ向かったオルネル達が気になり、冒険者ギルドで出会った一人の冒険者メルキィと共に後を追うアズリー。途中、何者か調べるため、鑑定眼鏡の特性を使うも判明できずにいると――!?
ベイラネーアを旅立ち、もうすぐ二年。アズリーはポチ、メルキィと共に遥か東の地で、賢者トゥースの超絶過度な運動(修行)を繰り返していた。一方、冒険者ギルドでは、春華がオルネル一行と、モンスター討伐に出掛けたリナたちの話をしていたが……。
「魔王の復活」について、信頼する仲間たちに相談するアズリー。何故「十二士」なるものを作り、魔王復活に備えたのか。「予言の碑」が謳う内容、そして「聖戦士」の存在とは……?
大量のモンスターの襲撃により、壊滅寸前のフォールタウンへ到着したアズリー。ポチとツァル、ララと共に奮闘するが、これまでの相手とは違う難敵の強力な魔法に対し勝機は──!?