あらすじ平穏に生きたい。それが中学生・鬼怒川倹人の望む事だった。しかし彼の日常は突如終わりを告げた。謎の美女・翠穂に、生き別れの父が残した莫大な遺産の存在を告げられたことで。託されしは、“一兆円”と不可思議な“コレクション”の存在。「スプリガン」「死がふたりを分かつまで」原作・たかしげ宙と新鋭・六本順のタッグで贈る、衝撃のダークファンタジー開幕!!
「スプリガン」たかしげ宙先生原作の新作。強化人間に妖怪に戦闘メイドなどいろいろてんこ盛りすぎるので内容についてはあらすじ等を参照してください。 画力が高く洗練されていて、頭身は高いですがアニメのように見やすくデフォルメされたキャラデザは一見少年漫画のようでもあり、決して子供だましとは言えない深い心理描写や骨太なストーリーは如何にも青年誌的。ヤングガンガンの良さが詰まってるなという印象。 アクション(主に戦闘メイドの)がまた外連味たっぷりで素晴らしく、銃火器やメカの描き込み、マズルフラッシュや爆発などのエフェクト、長い手足をぶん回して美女が大立ち回りなど、絵だけでも十二分にお金がとれそうな満足度。 作画の方は初単行本でしょうか?応援したい作家が増えました。