あらすじ内閣総理大臣主導のもと、『遮光された側(ブラインドサイド)』同士を殺し合わせ、勝ち残ったものを兵器として利用する目的で発足した「K計画(プロジェクトK)」――。その計画を阻止すべく、相手組織より先にブラインドサイドを保護し、仲間に加えようと奮闘する倹人達。一向に「K計画」が進まぬ事に苛立った総理は『蠱毒(こどく)』を用いた“倹人暗殺計画”を実行。倹人を守るため自らが盾となり『蠱毒』の犠牲となった翠穂は昏睡状態に…。翠穂を救うため、「少年」対「日本国」の最終戦争が始まる――!!
「スプリガン」たかしげ宙先生原作の新作。強化人間に妖怪に戦闘メイドなどいろいろてんこ盛りすぎるので内容についてはあらすじ等を参照してください。 画力が高く洗練されていて、頭身は高いですがアニメのように見やすくデフォルメされたキャラデザは一見少年漫画のようでもあり、決して子供だましとは言えない深い心理描写や骨太なストーリーは如何にも青年誌的。ヤングガンガンの良さが詰まってるなという印象。 アクション(主に戦闘メイドの)がまた外連味たっぷりで素晴らしく、銃火器やメカの描き込み、マズルフラッシュや爆発などのエフェクト、長い手足をぶん回して美女が大立ち回りなど、絵だけでも十二分にお金がとれそうな満足度。 作画の方は初単行本でしょうか?応援したい作家が増えました。