あらすじ

高校野球の監督をするのが夢だった物理教師・宇佐智己(うさともき)は、念願叶って浅草橋工業高校野球部監督に就任。チームを勝利に導くために、野球の統計学を提案する。根性でも気合でもない、データに基づいた「効率の良い努力」とは何か? 新生野球部、始動!!
僕はまだ野球を知らない 1巻
高校野球の監督をするのが夢だった物理教師・宇佐智己(うさともき)は、念願叶って浅草橋工業高校野球部監督に就任。チームを勝利に導くために、野球の統計学を提案する。根性でも気合でもない、データに基づいた「効率の良い努力」とは何か? 新生野球部、始動!!
僕はまだ野球を知らない(2)
高校野球の監督をするのが夢だった物理教師・宇佐智己(うさともき)は、念願叶って浅草橋工業高校野球部監督に就任。「セイバーメトリクス」を駆使して挑む、初試合の結果は!? そして、思いもよらぬ「セイバー」の落とし穴とは!? 各所で話題沸騰の新感覚野球漫画、絶好調!
僕はまだ野球を知らない(3)
高校野球の監督をするのが夢だった物理教師・宇佐智己(うさともき)は、念願叶って浅草橋工業高校野球部監督に就任。「セイバーメトリクス」を駆使して、甲子園を目指す! ゴールや成果の見えない努力は生徒たちを疲弊させる。しかし、「セイバー」を使えば着実に前に進むことができる! そして迎えた、強豪校と初の練習試合。弱小校の部員たちは、奇跡を起こせるか!?
僕はまだ野球を知らない(4)
高校野球の監督をするのが夢だった物理教師・宇佐智己(うさともき)は、念願叶って浅草橋工業高校野球部監督に就任。「セイバーメトリクス」を駆使して、甲子園を目指す! ゴールや成果の見えない努力は生徒たちを疲弊させる。しかし、「セイバー」を使えば着実に前に進むことができる! そして迎えた、強豪校と初の練習試合。敵校のエース相手に、ついに「統計学」が火を噴く…!
僕はまだ野球を知らない(5)
高校野球の監督をするのが夢だった物理教師・宇佐智己(うさともき)は、念願叶って浅草橋工業高校野球部監督に就任。「野球の統計学=セイバーメトリクス」を駆使して、チームは確実に強くなっていく。さらに、複数の都立高校と、対戦した強豪私立のデータを共有し合う戦略で、ジャイアントキリングを狙う。いよいよ始まる夏の東東京予選。根性論を否定し、理論に基づく指導で野球の楽しさを子供たちに伝えてきた宇佐の、甲子園を目指す革命の行方は…!?
僕はまだ野球を知らない・Second

僕はまだ野球を知らない・Second

浅草橋工業高校野球部の新監督・宇佐智己は野球経験のない物理教師。従来の根性論には合理性がないと判断し 野球の統計学・データ分析・トラッキング・バイオメカニクスを駆使して浅工野球部を変えていく グラウンドに怒鳴り声はもういらない ロジカルな野球が全ての野球部員たちの光となるように― 宇佐と部員達の奮闘が始まる
試し読み
犬神もっこす

犬神もっこす

感情が表に出にくく理屈が先走るせいか、子供の頃についたあだ名は「へりくつ仮面」。そんな性格が災いして、子供の頃から一貫して「集団」というものに属することができずにいた犬神(いぬがみ)君。大学に進学しても友達が一人もできず、昼飯を木の洞で食べる「ぼっち」状態。だがふとしたことから、演劇研究会、略して“劇研”に入ることになり、初めての仲間・居場所を見つけて──―犬神君の思わぬ大暴走が始まる!!
僕はまだ野球を知らない
野球未経験の野球馬鹿という利巧か馬鹿か良くわからない主人公
僕はまだ野球を知らない 西餅
名無し
野球未経験だが統計学を駆使して頑張る 新米高校野球部監督の話。 スポーツ漫画では昔から 「センスと体力の塊」みたいな主人公に 「知能と論理が全て」みたいなライバル登場、 ってのはよくあった。 メガネをかけてパソコン持ち歩いているようなやつ。 大概は「(主人公)は計算外の大物だ」みたいになって 主人公が勝つんだけれど(笑)。 漫画キャラとしては計算高いやつより 純粋にその競技が好きなやつのほうが好まれて 論理派は嫌われるだろうし、 そういう設定と結末になるのはある意味で自然かも。 「僕はまだ~」で好感を感じたのは 主人公が統計学馬鹿なんだけれども、 統計学馬鹿が野球に口出ししてきたのではなく、 野球馬鹿が統計学を武器に頑張るということ。 そして、統計学を勝利のためだけでなく、 選手の可能性を奪わないために使うこと。 野球が好きだがやらせてもらえなかった?主人公が 野球未経験の自分がどうやったら野球に関われるか、 弱小高校のナインを勝たせてやれるのか、 そう考えて武器にしたのが統計学である、ということ。 主人公が単なる統計学馬鹿で野球を好きでもなんでもないし 勝つことだけを目的に考えるキャラなら この漫画はまったく魅力がないものになっていたはず。 それとこの手のパソコン信者とかデータ主義の キャラって理知的過ぎて人間味にかけたり、 そんな凄い処理能力のPCや そんな都合のいい正確で大量のデータなんか 用意できるわけがないだろ、という無理無理感が つきまとったりする、普通は。 そのへんを最新の機器やソフトを登場させ、 工業高校であるという強み? そして主人公の情報収集力が ストーカーレベルに上昇した、 などの小ボケネタ的エピソードを盛り込んで 話に説得力と好感を持たせている。 この漫画については僕はまだ一巻までしか知らない(笑) 多分、二巻から先では統計学の限界とかに ぶつかったりして悩んだりするんだろうな、と想像している。 そんな限界を小ボケかましたりしながら乗り越えていく(だろう) 主人公と野球部員の話を、これから読むのが楽しみだ。