あらすじ三人目のイベルグエンの正体、それは呪文によって操られたヴェダイだった…。三人同時の攻撃を凌ぎ、何とか敵の一人を倒したものの、ファンが煙幕の中、一撃を喰らってしまう。アル・レオニスを連れ、海上へと逃れたイベルグエン。ボロ船で追いつくことは出来るのか?
海を支配する一族、ファン・ガンマ・ビゼンが活躍する物語。世界観としては、科学が魔道として古の伝説のような存在の世界。ファンはなまけものでも仲間思いでイザという時は活躍する、能ある鷹は爪を隠すタイプの主人公。修羅の門の川原正敏さんだけあって戦闘も読んでて楽しく、個の戦いだけでなく、船の戦いも見応えあり。