あらすじ伝説の島グリハラに着いたファンたちを待っていたのは、導師と名乗る男だった。手から火や酒を出し、千年を生きたという導師は、自分こそが伝説の魔導師イルアンジャだと語った。果たして彼の起こす奇跡は真実か? そして、カガクを求めるマイアの願いはかなうのか……?
海を支配する一族、ファン・ガンマ・ビゼンが活躍する物語。世界観としては、科学が魔道として古の伝説のような存在の世界。ファンはなまけものでも仲間思いでイザという時は活躍する、能ある鷹は爪を隠すタイプの主人公。修羅の門の川原正敏さんだけあって戦闘も読んでて楽しく、個の戦いだけでなく、船の戦いも見応えあり。