あらすじ

脳の中にいる“亡霊”よ、おまえは誰だ!? 強盗に頭を撃たれた成瀬純一は、脳移植手術により奇跡の生還を果たす。だが彼の頭の中には、もう1人の自分が…!! 東野圭吾原作による脳移植ミステリー。職場に復帰した純一は、同僚が驚くほど以前より積極的に仕事をこなすようになっていた。だが同時に彼は、職場の環境や、同僚の仕事に対する姿勢に物足りなさを感じるようになっていく。そして遂には、仕事に関する言い争いの末、無意識のうちに先輩の酒井を半殺しの目に合わせてしまった。純一に脳を提供した関谷時雄の父・明夫によれば、時雄はひどく凶暴な性格だったという。その時雄の性格が、純一の脳の中で目覚めてしまったのだろうか…? 今まで気にならなかった隣の部屋の物音が妙に癇(かん)にさわり、純一は壁に向かってグラスを投げつけてしまった。ずっと気弱でおとなしい性格だった自分が取った思いがけない行動。自分で自分をコントロールできないことに恐怖を感じた純一は、翌日病院へ行き堂本を訪ねる。堂本は一過性の現象に過ぎず、心配することはないと言うのだが…(第10話)。
HEADS(ヘッズ) 1巻
脳の中にいる“亡霊”よ、おまえは誰だ!? 強盗に頭を撃たれた成瀬純一は、脳移植手術により奇跡の生還を果たす。だが彼の頭の中には、もう1人の自分が…!! 東野圭吾原作による脳移植ミステリー。純一は事件のショックで記憶を失っていたが、徐々に回復していく。ある日、彼は病院でガラスケースに収められた「ホストJN」「ドナーNo.2」と書かれた二つの脳を見つけた。それは拳銃で撃たれた時に破壊された純一の脳片と、それを補うために提供されたドナーの残りの脳片だった。純一は、一億分の一の成功率とされる脳の移植手術を受け、奇跡的に成功していたのである。恵との幸せな日々も取り戻し、純一の生活は事件前と変わらぬものとなった。だが彼の中には小さな変化が起きていた。そしてその違和感は、徐々に大きくなっていく…。作家・東野圭吾の小説「変身」を劇画化したミステリーコミックの第1集。成瀬純一は、22歳の平凡なエンジニア。彼は恋人・恵と一緒に住む部屋を探すため、不動産屋に来ていた。だがこのとき偶然、店に強盗が現れた! そして強盗は、外に逃げようとした子供に拳銃を向ける。純一は子供を救おうとして、自分が代わりに頭を撃たれてしまう。1か月後、純一は病院のベッドの上で意識を取り戻した。最新の医療技術により、純一は一命を取り留めたのだが…(第1話)。
HEADS(ヘッズ)(2)
脳の中にいる“亡霊”よ、おまえは誰だ!? 強盗に頭を撃たれた成瀬純一は、脳移植手術により奇跡の生還を果たす。だが彼の頭の中には、もう1人の自分が…!! 東野圭吾原作による脳移植ミステリー。職場に復帰した純一は、同僚が驚くほど以前より積極的に仕事をこなすようになっていた。だが同時に彼は、職場の環境や、同僚の仕事に対する姿勢に物足りなさを感じるようになっていく。そして遂には、仕事に関する言い争いの末、無意識のうちに先輩の酒井を半殺しの目に合わせてしまった。純一に脳を提供した関谷時雄の父・明夫によれば、時雄はひどく凶暴な性格だったという。その時雄の性格が、純一の脳の中で目覚めてしまったのだろうか…? 今まで気にならなかった隣の部屋の物音が妙に癇(かん)にさわり、純一は壁に向かってグラスを投げつけてしまった。ずっと気弱でおとなしい性格だった自分が取った思いがけない行動。自分で自分をコントロールできないことに恐怖を感じた純一は、翌日病院へ行き堂本を訪ねる。堂本は一過性の現象に過ぎず、心配することはないと言うのだが…(第10話)。
HEADS(ヘッズ)(3)
脳の中にいる“亡霊”よ、おまえは誰だ!? 強盗に頭を撃たれた成瀬純一は、脳移植手術により奇跡の生還を果たす。だが彼の頭の中には、もう1人の自分が…!! 東野圭吾原作による脳移植ミステリー。関谷時雄に関する真実を知った純一は、さらに自分に移植された脳の隠された事実を追いはじめた。堂本、若生、自分を撃った犯人・京極瞬介の双子の妹である亮子らを訪ね歩いた純一は、さらなる驚愕の真実にいきあたる。絶望的な気分の中で、純一はいろいろと力になってくれた直子と恋に落ちるが…。自分の性格が、ドナーである関谷時雄のものに近づいていくことに恐怖を感じる純一。恵を愛する気持ちさえ失いはじめた彼は、時雄の父・明夫にもう一度会って、時雄のことをもっと詳しく教えてもらおうとする。明夫が経営する喫茶店「赤煉瓦」に出向いた純一は、そこで明夫と店員の男性と会った。そこで彼らは純一に衝撃的な事実を告げる(第21話)。
HEADS(ヘッズ)(4)
脳の中にいる“亡霊”よ、おまえは誰だ!? 強盗に頭を撃たれた成瀬純一は、脳移植手術により奇跡の生還を果たす。だが彼の頭の中には、もう1人の自分が…!! 東野圭吾原作による脳移植ミステリー。純一は拉致監禁されたビルで若生らに焼き殺されそうになったが、なんとかその場を脱出。すべてに絶望した純一は自殺を試みるが、意識の下の京極に引き止められる。そして京極の意思に従い、そもそもの発端となる事件が起きた不動産店へ。そこで迎える衝撃のクライマックスは…? 橘直子の死体が発見され、警察は姿を消した純一の周辺の捜査を開始。その頃、純一は恵が借りたウィークリーマンションに身を潜めていた。京極の脳に支配され、どんどん薄れていく自分をなんとか取り戻そうと、必死で絵に取り組んでいたのだ。だがなかなか上手く描けないことにイラだった純一は、恵にさえ殺意を抱いてしまう。一方この事件を闇に葬りたい東和大学付属病院側は、事件の偽装工作を画策。“プロ”を使って純一を拉致する(第32話)。
イキガミ 再臨

イキガミ 再臨

全世界待望の大ヒット作、ついに新章開始。この国には、国家繁栄維持法という名の法律がある。そこでは、多くの人間を生かし、国を繁栄させるため、選ばれた若者をあの世へ逝かす紙・“逝紙(※ルビ「イキガミ」)”が配られている―― 届けられた死亡予告証。残された時間わずか1日。前代未聞の“生きるドラマ”が、再び始まる…!!
イキガミ

イキガミ

国民に生命の価値を再認識させることを目的として制定された法律「国家繁栄維持法」。この法律の名のもと、1000人に1人の確率で国民に注入される特殊カプセルは、対象者が18~24歳の期間に破裂し、その者の命を奪う。そして、そんな「死」の24時間前に対象者のもとへと届く死亡予告証こそが、通称“逝き紙(イキガミ)”と呼ばれる一枚のカードである。武蔵川区の“イキガミ”配達員・藤本賢吾が、今回届ける対象者は…!?
デモクラティア

デモクラティア

大学院でプログラムの研究をする主人公・前沢は、工学部でヒューマノイドの研究をする井熊と出会い、お互いの研究内容を生かして画期的なヒューマノイドを開発する。人間そっくりに作られたそのヒューマノイド“ヒトガタ”は、インターネットを通じて無作為に選ばれたメンバーの「ネット世論」を反映して行動する機能を持っていた。“集合知”の力で常に適切な判断を下し続ける“それ”は、神にも等しい知性を持った人間の理想形になるはずだったが……ネット世論の暴走と、それを止めようとする主人公の奮闘を描くサスペンス。顔なき大衆の民意が偽りの躰に宿る時―――――誰も見たことのない人間ドラマが始まる!!
キョウイチ

キョウイチ

【キョウイチ】▼CHAPTER.1/再生▼CHAPTER.2/絆(きずな)▼CHAPTER.3/逆転▼LOOP.1/トラウマ▼LOOP.2/増殖▼LOOP.3/逆襲▼ENDLESS LOOP/終宴 【リミット】▼前編▼後編●あらすじ/息子の中学受験失敗がきっかけで家庭内に溝ができてしまい、息子とメールでしか会話しなくなってしまったプログラマー・増田。ある日、同僚3人と飲み歩いていた彼は、路地裏で若者による暴行現場に遭遇する。止めに入った同僚に若者が噛みついてきたため、彼らは逆に若者へ制裁を加えるが、増田が蹴り飛ばしたはずみで男の首の骨が折れてしまい…? (【キョウイチ】CHAPTER.1)●本巻の特徴/死んだはずの男が襲い来る…! 1999年、2000年に「ビッグコミックスペリオール」誌上で発表された表題作『キョウイチ』と、大傑作『イキガミ』の原点になった2004年の「ヤングサンデー」掲載作『リミット』を収録。
東野圭吾ミステリー「ウインクで乾杯」

東野圭吾ミステリー「ウインクで乾杯」

東野圭吾の傑作長編ミステリーをコミック化!パーティ・コンパニオンの小田香子の同僚・牧村絵里が、仕事先のホテルの客室で毒入りビールを飲んで死んでいた…。現場は完全なる密室であったため、警察は自殺だと判断する。しかし、絵里の親友であった由加利は、自殺のはずがないと考え、香子と力を合わせて真相に迫ろうとするが…。
東野圭吾ミステリー「白銀ジャック」

東野圭吾ミステリー「白銀ジャック」

ベストセラー作家の大ヒット作をコミック化!シーズンが始まったばかりのスキー場に届いた脅迫状。警察に通報できない状況の中、犯人の仕掛けるトリッキーな身代金奪取に、翻弄させられるスキー場のスタッフたち。表沙汰になることを恐れ、穏便に身代金を渡して事態を収拾しようとする経営陣。一方、ゲレンデパトロール隊の中には、制止を聞かず犯人の手がかりを得ようと行動をおこす者も…。度重なる不可解な脅迫状の謎を解く鍵は、一年前に血に染まった禁じられたゲレンデか…!?命を賭けた犯人とのレースが今始まる!
疾風ロンド

疾風ロンド

強力な違法生物兵器が研究所から盗まれた。犯人は、それを雪山に埋め、埋めた場所を知りたければ三億円を支払え、と脅迫してきた……が、その犯人がまさかの交通事故死。埋められた生物兵器は、雪が解け、気温が上がると容器が壊れ、拡散する仕掛け。埋められた場所には、発信器がついたテディベアが目印として木につけられている。犯人が残したデジカメに入っている写真や、発信器に近づくと反応する受信機をたよりに、研究員・栗林は生物兵器を回収するため日本最大級のスキー場へと向かう…。次から次へと襲うトラブル! ラストまで予測不能のストーリー! 笑いあり涙ありの超娯楽作!