あらすじ全国屈指の激戦区・西東京予選に挑む「死神」箕輪辰乃。準決勝で彼女の前に立ちふさがったのは前年度準優勝者「剣帝」松浦小笹!達人級の勝負に勝ちきった辰乃はいよいよ公式戦無敗、「氷の女王」内藤夜露に挑む!激戦のさなか、辰乃はなんのために戦うのかそして、勝利の先に何を見るのか――その答えを手にする!!★単行本カバー下画像収録★
架空の女子格闘スポーツ界で、門外不出=唯一無二の技術を受け継いだ少年が、美少女格闘家の専属整体師に…ってここまでだと完全にハーレムでお色気不可避な設定にも見えますが、案外ちゃんと格闘技(総合)してます。オールラウンダー廻のような細かい技術の解説とかはないものの、漫画的な迫力、派手な打撃に意外性のある技の掛け合いは見ごたえがあります。故障のせいで3発までしか打撃が打てない「縛り」がほどよく緊張感ですね。 スカッとできるスポ根 + 付加価値としての萌え これが親しみやすくていいです。この主従が逆転しちゃうと雰囲気ガラっと変わって一気にハードル上がっちゃうんですよね。あくまで格闘マンガでありつつ、その体裁を壊さない程度にちょいちょいサービスしてくれてます。