あらすじ

「命、かけるか?」―――子どものころ、無邪気に交わし合ったセリフに、僕は、わたしは、どんなふうに答えただろうかとふいに思い出して、胸が痛むことってあるだろうか。「人生を有意義にする、ナニカが欲しい」。25歳、フリーター、不眠症のオレがブルーにこんがらがって、それでも前に進みたい、ヒーロー戦隊(!?)×青春狂騒曲!
ザ・アスリーターズ 1巻
「命、かけるか?」―――子どものころ、無邪気に交わし合ったセリフに、僕は、わたしは、どんなふうに答えただろうかとふいに思い出して、胸が痛むことってあるだろうか。「人生を有意義にする、ナニカが欲しい」。25歳、フリーター、不眠症のオレがブルーにこんがらがって、それでも前に進みたい、ヒーロー戦隊(!?)×青春狂騒曲!
ザ・アスリーターズ 2巻
「好きになるって、ツラい」―――オレの名前は周防 佑。オモテの顔は、25歳、フリーター、そして、不眠症。しかし、ウラの顔は、“タイダ”と呼ばれる怪人と戦うヒーロー戦隊、ザ・アスリーターズの“バスケレッド”。加入して一か月……他のメンバーのキャラもだんだんと見えてきたけど、その中でとりわけわからないのが、何かとさめてる“テニスピンク”こと、飯田垂穂。彼女が“ヒーロー”になった理由って、いったい……? “フツー”のわたしたちが、一歩踏み出すための、ヒーロー×セイシュン群像劇!
ザ・アスリーターズ 3巻
「私は、君に託したい」―――人のやる気を奪うナゾの生命体“タイダ”と戦う、協調性ゼロのヒーロー戦隊、ザ・アスリーターズ。最初にして最大のピンチを辛くも切り抜け、勝利を手にした5人が向かった先は……、なんと居酒屋!? 美酒に酔う「打ち上げ」のさなか、指揮官の藤枝から、“バスケレッド”に託される、あるものとは……? そして現れる、ナゾの美少年と、新たなる敵の影………。戦隊のネクスト・フェイズに向かう、“成長”の第3巻!!
ザ・アスリーターズ 4巻
「あきらめたように笑うな──」 ──人のやる気を奪うナゾの生命体“タイダ”と日夜戦う、新米ヒーロー戦隊、ザ・アスリーターズ。ヒーローを信じる子どもの前で逃げずに戦い勝利したことで、“バスケレッド”こと周防佑は、初めて感じる誇りと手ごたえを噛みしめた。そんな矢先、正体不明のタイダに銃弾を撃ち込まれた佑は、意識を失ってしまう……。戦隊が迎える危機的状況。そして帰ってくる、あの“背中”……!! それぞれが直面し、克服すべき“壁”が露わになる、“苦難”の第4巻!!
ザ・アスリーターズ 5巻
「オレは、なかったことにしねえ」ナゾの生命体“タイダ”と戦う、ザ・アスリーターズの周防佑は、やる気を奪い続けるタイダを背中に撃ち込まれ、バスケレッドに変身できなくなってしまう。チームも惨敗を喫し、窮地に立たされたメンバーたちだったが、それぞれに悩みながらようやく自らの壁を越える糸口をつかんだ。新メンバーの本格加入。明かされる、戦隊の成り立ちと因縁。そして迎える、タイダたちとの再戦――。新米ヒーローたちがもがいて辿り着く、青春の、ある境地。それでも前に進みたい人たちに、届け。届け。届け。
籠の中の龍

籠の中の龍

人の良き友として共存するドラゴン。しかし一方で飼育放棄され、処分されてしまうドラゴンも…。 そんなドラゴンを救うトレーナーの“ノラ”の元にやってきたのは、人に危害を加えてしまったドラゴン“ラングレー”とクラスメイトに暴力を振るってしまった少年“アレックス”だった。
coyote

coyote

足踏みの毎日を変えるのは、私たち自身。何があっても―大事なことは、自分で決める。月刊「ヒーローズ」第一回新人大賞を受賞した、期待の俊英、初の単行本化。“外の世界”を夢見る娼婦・アリシア。彼女は、客としてやってきた殺し屋・エドに、ある“秘密”を握られてしまう(表題作『coyote』)死んだ父は、偉大なるヒーローだった。その呪縛に捕われ続ける兄と、ひきこもりの弟。崩壊寸前の家族。そして“何者でもない”あたしは―…。(『≠kids』)この街のどこかで、居場所を求めて生きる人々を描く、四作を収録した著者初の短編集。生きることに手を抜けない人たちが、ここにいる。
死にたがりの尺度

死にたがりの尺度

「どうも、死神です。あなた今、死にたいと思ってるでしょう?」友達同士、楽しく仲良く。ちょっとした行き違いが命取りの、緊張感あふれる、楽しい(?)学校生活の中で、ある日、『地雷』を踏んだフツーの女子高生・尾本サワ。トモダチという名の「同調圧力」とやせがまんの「ぼっち」生活に疲れたサワの前に現れたのは………、え……っと、『自称』死神!? 僕やあの子も悩んでる、トモダチの「あっち側」。死にたい女子高生、放課後の「デス」パレート。