あらすじ神と生贄の関係でありながら夫婦となったセカイとユウキだが、二人の初々しく何気ない日々に、ユウキの妹ハルコ(超絶ブラコン)が乱入して大騒ぎ。さらにはユウキのクラスメイト、クルミも加わって舞台は学園生活へ。読書・酒・葉巻だけが生きがいだったセカイの世界は、たちまち鮮やかに彩られていく。
恐ろしく強気かつ能天気なタイトルに似合わぬ「THEセカイ系」。一風変わった雰囲気をもった作品ですが、漫画を担当しているのが原作イラストレーターの方なので"世界"の再現度は折り紙付きではないでしょうか。(「ラブコメ」って「セカイ系」の一側面でもあると思うので、ある意味内容と合ったタイトルではありますね) コミックス1巻まで読んでも序盤も序盤、導入部ですしあまり内容については言及できませんが、作画担当の肋兵器先生に関して、個人的に2011年の魔法少女まどか☆マギカの頃から注目していて、Pixivのイラストや公式アンソロジーでひと際尊くて印象的でした。この「もんラブ」が氏にとって"代表作"なのは間違いなさそうですが"出世作"となるか、期待は大きいです。