七色いんこは芝居の代役ばかりを務める役者だが、そのすばらしい演技に、観衆も熱狂した。しかしその正体は、千里万里子刑事が逮捕しようとしている怪盗だった!!「ハムレット」を始め、演劇の名作を題材にした連作・第一弾。
七色いんこは芝居の代役ばかりを務める役者だが、そのすばらしい演技に、観衆も熱狂した。しかしその正体は、千里万里子刑事が逮捕しようとしている怪盗だった!!「ハムレット」を始め、演劇の名作を題材にした連作・第一弾。
世界中から、とあるお宝を目指して全ドロボウが押し寄せる「ドロボウの都」、いまその街に王ドロボウが現れる! 果たしてそのお宝の正体は?>北の港に出没する幽霊船に隠された、お宝度10000%の秘密とは…>全てが秒刻みで管理されている「時間都市」に潜入した王ドロボウ。その前に町の支配者マスター・ギアと九尾の狐シェリーの最凶コンビが立ちふさがる!
美術館に盗みの予告が!名画「ローマの女」が狙われた!犬鳴署の刑事、内海俊夫らが厳重に警備したが、鮮やかな手口で盗まれてしまう。盗んだのは、レオタード姿で美術品をねらう華麗なる泥棒「キャッツ・アイ」だった…。キャッツ・アイは、長女の泪(るい)、次女の瞳(ひとみ)、末っ子の愛(あい)の美人三姉妹。そして瞳の恋人の内海俊夫は、キャッツ・アイ逮捕を生きがいにするが、瞳たちがキャッツ・アイであることを知らない。三姉妹が営む喫茶店「キャッツ・アイ」で警備情報を漏らしてしまい、いつもキャッツ・アイに出し抜かれる俊夫。恋人でありライバルでもある瞳と俊夫は、なかなかお互いの距離を縮められない…。1983年から放映されたTVアニメも大人気だったコミックスの、カラーページ再現版!!今夜、あなたのハートをいただきにあがります!
鉱石城市ツァリーヌにあるという、星とも交信できる巨大電話「へびつかい座ホットライン」。幼きジンとキールが狙いをつけたのはこのお宝だった!謎の郵便配達ポスティーノの助けを借りて、お宝目指して、街を縦横無尽に駆け巡る!!>町全体が「神躯」と呼ばれる生命体となった「神脳都市ラスティネイル」。潜入したジンを排除すべく、凶悪な番犬役「スピリトゥアーリ」が立ちふさがる!
【桂正和の描くコミカルでエッチな大怪盗!!】グレイシティに住むコモリアイミは、超シャイな17歳。そんなアイミが魔法のアイシャドウで、女怪盗「シャドウレディ」に大変身。今日もお供のデモ太と夜の街を駆け回る!! そんなある日、アイミは本田ブライトに一目ぼれするが、彼はシャドウレディを追う警察官で…!? 小悪魔系変身ヒロインストーリー、第1巻!
カンフーの達人・東風、超能力少女・甘子、天才発明家少年・珍平の三人を率いる謎のリーダー・抜作!彼らこそ、ちまたを騒がす怪盗とんちんかんのメンバーであった!一味を追う毒鬼警部&天地巡査の包囲網もなんのその!?【同時収録】連載あとがきマンガ
最近の「アクタージュ」や「累」「マチネとソワレ」のような役者(舞台・演劇)系マンガのブームを鑑みて改めて評価されるべき作品。 よくブラックジャックと比較している人がいた気がするのだけど、チャンピオンでの連載枠としてブラックジャックの次がこの「七色いんこ」だったらしい。 人情物語は手塚治虫ならではなので当然のようにあるのだけど、役者としての顔と裏側で見せる怪盗七色いんこはとても魅力的なキャラで、人としての弱さというか深い情が見え隠れする。 ヒロインの背景も面白く、登場人物たちも今読んでも適当なようでしっかり作られていくので読んでいて思い入れが出来てくる。これらの伏線がグチャグチャ絡んでいくのに最後にギューッと回収していくところは一つの劇を見終えたような気持ちになれただろう。 最終話はほんとに評価が高いのだけど、当然そこまでの流れがあってこそなので最後だけ読んだりしないで順を追って全部読んで欲しい。