あらすじ安政二年、伊武谷万二郎は、江戸を襲った大地震で、民衆を安全な場所へ誘導するという手柄を立てる。一方、手塚良仙は、奥医師達の激しい妨害の中、娘婿の大槻俊斎らと共に、種痘所の江戸設立に向け、頑張っていた!!
作者である手塚治虫の幕末の頃の祖先をモデルにしたお話です。幕末と言う時代を駆け抜けていった若者たちの物語で、時代に振り回されながら懸命に生きていく姿が描かれています。主人公は必ずしもヒーロー的な大活躍をする訳では無いのですが、その分、実在の人物としてリアルに感じる事が出来る作品です。歴史的事実と組み合わせるとより楽しめます。