あらすじ手塚良庵は、江戸の種痘所設立に向け、努力している父・良仙を手伝うため、適塾を去り江戸へ戻る。病気の将軍・家定に拝謁したいというハリスの申し出に、幕府は混乱するが、良庵は謁見を無事終わらせる案を思いつく!!
作者である手塚治虫の幕末の頃の祖先をモデルにしたお話です。幕末と言う時代を駆け抜けていった若者たちの物語で、時代に振り回されながら懸命に生きていく姿が描かれています。主人公は必ずしもヒーロー的な大活躍をする訳では無いのですが、その分、実在の人物としてリアルに感じる事が出来る作品です。歴史的事実と組み合わせるとより楽しめます。