あらすじ未完成の易筋行を修得するため七つ寺をめぐる旅に出たタツマ。二の寺・火宝寺において和尚・覚安に、無垢な心で強くなりたいと思うことが必要だと忠告される。火宝寺での修行が終盤をむかえた頃、仕込み鎌の使い手・猫目と闘う。猫目は槐の不比等が率いる野盗の一人だった。