あらすじ

戦乱の世、山深い奥地に人を殺すことを商売とする人々が住む「蓮華の里」といわれる村があった。ある年、この村を支配する槐家に双子が生まれたが代々その秘術は一子相伝、ゆえにその父は弟・後馗の抹殺を決める。だが、後馗の才を高く買う源徳は西国へ連れ逃げた。源徳は後馗をタツマと名付け、易筋行という武術を教えるが、その途中に槐の刺客に殺されてしまう。
ARHAN-アラハン- 1巻

戦乱の世、山深い奥地に人を殺すことを商売とする人々が住む「蓮華の里」といわれる村があった。ある年、この村を支配する槐家に双子が生まれたが代々その秘術は一子相伝、ゆえにその父は弟・後馗の抹殺を決める。だが、後馗の才を高く買う源徳は西国へ連れ逃げた。源徳は後馗をタツマと名付け、易筋行という武術を教えるが、その途中に槐の刺客に殺されてしまう。

ARHAN-アラハン- 2巻

未完成の易筋行を修得するため七つ寺をめぐる旅に出たタツマ。二の寺・火宝寺において和尚・覚安に、無垢な心で強くなりたいと思うことが必要だと忠告される。火宝寺での修行が終盤をむかえた頃、仕込み鎌の使い手・猫目と闘う。猫目は槐の不比等が率いる野盗の一人だった。

ARHAN-アラハン- 3巻

槐の奥義を知る心の一法の使い手・不比等を倒したタツマは、槐を滅ぼすため「蓮華の里」へ向う。だが、そこには槐が火輪の陣を張り巡らしており、兄・前馗に辿り着くためには、これを一人で破らなくてはならない。タツマの易筋行の集大成と言うべき闘いがいよいよはじまる!