あらすじハーフの高校生・里香は、夏休みに両親のいるアメリカへ帰省した際、父親が母を殺した現場を目撃してしまう。そのショックから記憶喪失になったまま横浜に戻って来ていたが、万が一里香の記憶が戻ると財界の大物である父親は身の破滅を招く。そこで非情な父親は里香を暗殺するため、暗殺団を日本へと派遣。里香を守る指令を受けた飛浪は、里香に付き合い鎌倉へやって来たが、暗殺団たちは里香を寺の鐘楼の事故に見せかけて殺そうと画策していた!
望月三起也先生と言えばワイルドに銃をぶっ放し悪党を爽快にブチのめす「ワイルド7」のイメージが強い。 こちらはワイルド7完結後の作品で、主人公含む主要キャラ達がもっと身近な存在。 (ワイルド7は極悪人が主役なので) 相変わらず銃器の描写も素晴らしいし、学生である主人公が織り成すストーリーはまさに活劇。ワイルド7でも外せなかった名脇役達(副主人公と言っていい)の存在感も変わらず素晴らしい。今作でもそれぞれいいキャラしてるし、もっと一人一人にフォーカスした、寄った話もある。良い。 設定も凝ってるので結構考察も捗るのではないかと思う。なんでスパイなのに鈴つけてんの?とかね